アッくんの長岡京新聞社

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宇津久志1号墳のローマガラス

2012年06月26日 | □ 長岡京市ゆかりの歴史(イチョウくん)
平成24年6月26日(火)


「アッくんさん アッくんさん こちらは現地リポーターのイチョウです。
 私は今 宇津久志1号墳があった辺りに来ています。

 宇津久志と書いて『うつくし』と読みます。
 今は建物が建って 1号墳がどこにあったのか
 よくわかりませんが・・・

 20年ほど前に埋蔵文化財調査をおこなった際
 ガラス製管玉やガラス製小玉などが出土したそうです。

 この宇津久志1号墳から出土したガラス玉が
 京都新聞の1面に取り上げられたように

 ローマガラスであったことが判ったそうです。

 ガラス玉は直径5ミリ
 ガラスを2層に重ねたもので
 重層ガラスと呼ぶそうです。

 丁寧に調べたところ

 ガラスの間に金箔が挟んであったようで

 それは古代ローマ特有の技術だそうです。
 ほかにも証拠が発見され・・・

 日本で出土した重層ガラス玉が
 ローマガラスと確認されたのは国内初だそうです。

 ローマガラスは1~4世紀の帝政ローマ時代に領土内で作られたガラス製品で
 長岡京時代ができるより300年も前に
 ヨーロッパから長岡京市まで ガラス玉がやってきた・・・

 いったいどうやって?

 長岡京時代の300年ほど前と言えば 恵解山古墳ができたころ?

 え?
 ・・・たのしみは続きそうです

 以上 宇津久志1号墳から
 イチョウくんのリポートでした!」

パチン!(電源OFF)
「へぇーガラス玉は誰が長岡京市まで運んだンだろうね
「シルクロード?海?」
「しかし キラキラしてるンだろうなあ~ガラス玉
 『うつくし』(≒美しい)って言うくらいだから
「・・・



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