日本と同様に蘇州、上海も暑い日が続いています。
涼を求めて、お茶の産地として有名な浙江省の安吉にある、
浙北大渓谷へ行ってみました。
蘇州から約200km、上海から約250km、
どちらも車で3時間半から4時間ぐらいの距離です。
渓谷や滝の散策とゴムボートでの川下りが観光の目玉です。
今回、初めて団体バスツアーを利用してみました。
蘇州出発で、料金は175元。
バス代、浙北大渓谷の入園料、川下りの費用が含まれます。
もちろん参加者は中国人しかいません。
ほぼ予定通りの時刻に浙北大渓谷へ到着。
日帰りなのでゆっくり食事をするような時間はありません。
ガイドさんからの指示で、途中休憩のサービスエリアで食料を調達しました。
到着するまでは太陽も出て良い天気でしたが、
渓谷に入ってすぐに猛烈な雷雨が。。
最初は浙北大渓谷のガイドが同行していましたが、
凄い雨で、みんなちりちりばらばら。
ツアー参加者のほとんどが早々にリタイヤする中、
せっかく来たんだし、どうせ川下りでずぶ濡れになるので、
滝ぐらいは見ておこうと。。
どれだけの雨量だったか分かりやすい写真が撮れました。
雨の降り始めの一銭瀑がこちら。
雨が降った後の一銭瀑。
水量が全く違って別の滝のようです。
とりあえず黄浦江源第一瀑という滝まで行って戻ってきました。
帰りは川を渡る飛び石も冠水して危険な状態に。
保安員も出てきて警戒に当たってます。
写真を撮ることもままなりません。
油断するとスマホが水没状態になってしまいます。
ようやく雨が上がって写真を撮ってもピンボケ。
もともと清流だったのかもしれませんが濁流になってます。
ずぶ濡れになってバスへ戻り、そのまま川下りへ。
川下りゴール地点までバスで移動し、チケット、ヘルメット、救命胴衣を持って、
マイクロバスに乗り換えてスタート地点へ移動します。
写真だとのんびりした川下りに見えますが、
完全に水没すると思っていいです。
スマホを持って乗りたいなら完全防水対策が必要です。
せめて渓谷観光の時には晴れで、川下りの時に雨だったらよかったのに
完全に逆になってしまいました。
川下りは童心に帰った気分になります。
みんな、誰彼お構いなく水のかけあって遊んでいます。
下る途中に数か所、それなりの落差のある堰堤があるので
絶対にずぶ濡れになります。雨合羽も売っていますが買っても無駄です。
ロッカーや無料のシャワーも設置されていますし、
遊びに行くときは、必ず着替えを持って行って下さい。