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中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

太倉 沙溪古鎮

2017-10-19 00:04:56 | <江蘇省>観光

沙溪古鎮は1300年以上の歴史を持つ江南の水郷です。

太倉は昆山の北の(長江に近い)方にあります。

 

 

上海や蘇州のどちらからも直線距離で50kmぐらいの場所です。

古鎮には明代や清代の建物や橋が残っています。

 

 

上海や蘇州から行くには長距離バスで太倉汽車客運駅まで行き、

公共バスに乗り換えるのが一般的かと思います。

公共バスの204路、205路、401路で沙溪汽車(沙溪車)バス停下車です。

気合で地下鉄と公共バスを乗り継いで行くことも可能ではありますが。。 

 

 

古鎮に入るのは有料だと聞いていたのですが無料開放されていました。

チケット売り場は残っていますが誰もいません。

 

 

沙溪古鎮の特徴、見所は、”一河二街三橋一島”だそうです。

利済橋、庵橋、義興橋や、橄欖島や水路に架かる古い橋がいくつかあります。

 

 

通りから延びる細い路地の先にある橋。

昔は村の出入り口だったのでしょうか。

 

 

観光地らしく、通りの両側には土産物や食事の店、

写真屋さんなどが並んでいます。

 

 

自分の家を有料で見学させる商売がありました。

このパターンは初めて見ました。

値段は1元。ちょっとしたお小遣い稼ぎのようです。

 

 

白雲中路を挟んで西側と東側に古い町並みと通りがあるのですが、

ちょっと雰囲気が違います。

 

 

元々は西側が住宅地、東側が商店街だったのかなぁ

などと勝手に想像。。

 

 

観光地化されて、古そうに見える新しい建物も混在しているし、

本当のことは全く分かりません。

まぁ、何となくそう感じたというだけです。

 

 

西側では子供が水路で水遊びしていました。

昔は水も綺麗だったのでしょうが、よくまぁこんな汚いところで。。

 

 

休日でも観光客はそう多くないです。

人の少ない山塘街のような雰囲気と言った感じでしょうか。

 

 

ただし、交通の便が悪いので車で来る人が多いのと、

駐車場が小さくて車を止める場所が少ないので、

車で行くとちょっと離れた場所に路駐することになるかもしれません。

(路駐といっても監視員がいて有料の場所は問題ないです)

 

周荘や同里などとは比べ物にならないぐらいの小さな古鎮ですが、

人混みの中に出かけたくないとか、ゆっくり散策したいとか思うなら

ちょっと出かけてみてもいい場所かもしれません。

蘇州から太倉まで長距離バスの所要時間は1時間ほどです。

 

 

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無錫 影都(WUXI STUDIOS)

2017-09-07 00:09:07 | <江蘇省>観光

影都は、無錫国家数字電影産業園の中、

無錫の地下鉄1号線 長広渓駅近くにある

映画やドラマ制作のテーマパークです。

 

 

どちらが正式な名称か分かりませんが、

華莱塢影都とも呼ばれているようです。

華莱塢を訳すと。。ハリウッド(Huallywood)です。

 

 

とりあえず先に言ってしまうと、

まぁ、今はまだ行かなくてもいいんじゃないの。

という印象です。たぶんまだ造っている途中みたいです。

今のところハリウッドではないです。。

 

 

アトラクションやイベントは毎日やっているわけではないし、

時間帯も決まっているようなので、

出かけるなら、事前によく調べてから行ったほうがよいでしょう。

ウォータースクリーンに投影する5Dだかの映画も見られるのですが、

土曜日19時半の1回だけしか上映していません。

 

 

民国街は、中華民国時代の街並みを再現したセットです。

いかにも映画のセットっぽく、張りぼて感も味わえます。

 

 

中国の有名な美しい女優さん、範氷氷主演のドラマ、

武媚娘伝奇で使われた撮影セットが民国街にあります。

 

 

中に入って見学することができます。

おっ、ずごいと思ったのはここぐらいでした。

 

 

小さな駅と蒸気機関車もあります。

「上海駅」って書いてありました。

駅の横に休憩スペースと喫煙コーナーがあります。

 

 

明星館の前には大きなチャップリンが。

中に入るのは別料金で、3D映像などが見られるそうです。

残念ながら上映時間と合わなかったので入ってません。

 

 

 

太空科技体験館には、小さな子供向けの乗り物、遊具などがあります。

館内の空調はいまいちで蒸し暑いです。

 

 

 

中に入れる宇宙ロケットやヘリが置いてあったり、

ゲームなどが楽しめるようになってます。

それぞれ別料金になっているので、お子さんを連れて行ったら

数百元ぐらいはすぐに飛んでいきそうです。

 

 

食事などは併設されているショッピングモール、華莱塢電影時尚街でできます。

でも、常時営業している店は少ないです。

PAPA JOHNS PIZZAは通しで営業してました。

 

 

休閑カードが使えるのは、華莱塢影都と太空科技体験館です。

カードないと、華莱塢影都の入園料と5D映画が110元で、

太空科技体験館の入園料は忘れましたが(50元ぐらい?)、

明星館と各種アトラクションも別料金です。

若干高めの入園料を払ってまで行く価値があるかどうかは人それぞれ。

でも小さなお子さんと一緒なら楽しいかも。

私的には、休閑カードを持ってるなら行くけど、なかったら行かない。。

 

 

無錫影都の前を通る蠡湖大道(luo hu da dao)は、

現在、高架道路と地下鉄の工事でぐちゃぐちゃです。

車で行く場合、蠡湖大道が工事で通行できない箇所もあるので、

土地勘、方向感覚がないと迷う可能性大です。

ナビがあっても工事中通行止めの場合、ひたすら通れない道に行け!

と言われ続けるだけで案内は全く役に立たないので。。

 

 

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宜興 鍾乳洞めぐり 霊谷洞

2017-08-10 00:08:10 | <江蘇省>観光

霊谷洞は、張公洞から車で10分ほどの場所にあります。

張公洞と同じ201路のバスが使えます。霊谷洞で下車です。

 

 

唐代の詩人、陸亀蒙が発見したと言われています。

入場料は65元、休閑カードがあれば無料です。

 

 

なんと言っても一番のお気に入りは、

洞窟に入ってすぐにもうめっちゃ涼しい!!

 

 

洞内は適度な照明があり、足元も割と平らで歩きやすいです。

 

 

洞窟の全長は1200mです。

こちらも賑やかな3原色の照明でお出迎え。

 

 

行ったのが平日の夕方、閉園時間に近かったので、

人も少なくゆっくり楽しめました。

 

 

見所には標識があって分かりやすいし、

見学順路の矢印も出ているので迷子になる心配もありません。

 

 

溶けだした石灰が滝のように見える太白現瀑や、

 

 

地下水の中を歩く飛水橋など。

見所もいっぱいです。

 

 

張公洞では見かけなかったコウモリも飛んでます。

(さすがに撮るのはちょっと無理です)

 

 

霊谷洞は張公洞とは違って星の付いていない観光地ですが、

鍾乳洞だけ見るなら断然こちらがお薦めです。

 

 

洞窟出口にある休憩所は、外なのに凄く涼して心地良いです。

洞内から出る冷たい風が天然のクーラーになっています。

 

 

スターバックスの看板を掲げた休憩施設もありましたが、

平日だったせいか営業していませんでした。これ本物??

 

 

宜興には他にも有名な鍾乳洞の善巻洞や、竹林の竹海などがあります。

また、紫砂陶器と呼ばれる茶器の有名な産地でもあります。

蘇州からはちょっと行き難い場所なのですが、

涼しい季節に竹海には行ってみたいと思っています。

 

 

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宜興 鍾乳洞めぐり 張公洞

2017-08-03 00:08:03 | <江蘇省>観光

先週は気温が40度越えの日もあった蘇州。。

でも、じっと引きこもってばかりも何なので、

ちょっと涼しい観光地をいくつかご紹介します。

 

 

天然で涼しい場所と言えば洞窟。

でも、太湖西山の林屋洞は何度も行ってるし、

別の場所を探してみると宜興市(yi xing)に鍾乳洞が多くありそう。。

しかも休閑カードが使える場所もある。

という訳で、体感温度45度越えの中、出かけてみました。

 

 

まずは、宜興市湖父鎮の張公洞へ。

漢代に張道陵が、唐代には張果老がここで修行したことから、張公洞と呼ばれています。

張公洞風景区の入場料は70元で、

地下河探検や川下りをセットにすると160元です(だと思います)。

休閑カードはがあれば、70元の入場料が無料になります。

 

 

宜興市は蘇州から太湖を挟んだ西側にあります。

直線距離だと70kmほどなのですが、

太湖があるので無錫を経由してぐるっと回るため、

距離は約120km、車で2時間ほどかかります。 

 

 

今回は自分で運転して行ったので、実際には利用していませんが、

蘇州から公共交通を使う場合は長距離バスを利用するのが便利です。

宜興までは片道50元ぐらい、

宜興汽車客運駅から201路のバスを使って、張公洞下車で行けると思います。

無錫駅から直通バスも出ているようです。

 

 

暑さを忘れるために来たので、

地理や歴史、文化はさておき、とにかく洞窟へ。。

 

 

巨大な穴の洞窟で、中には海王厅などの大広間があります。

大きな石柱や奇岩を見ることができます。

 

 

 

広間の周りに小さな穴があって、こちらに入り込むと、

吐く息が白くなるぐらい一気に温度が下がります。

もう外には出たくなくなります。

 

 

ただし、小さな穴の方は、天井が低くて照明も暗く、

足元も滑りやすいのでちょっと注意が必要です。

 

 

赤、緑、青の3原色を使った派手な照明が、

いかにも中国らしい。。

 

 

山の下から中腹まで大きな穴が開いてます。

上から見ると地の底まで穴が続いている感じがします。

 

 

 

洞窟を出て山頂に行くと道教のお寺があります。

山の上まで登ると結局汗だくになってしまう。。

 

 

 

洞窟の天井が高いのと、上に抜けているせいもあるのか、

洞内の大部分が全然涼しくないので、避暑としてはいまいち感があります。

でも、今回は時間の都合で行きませんでしたが、

地下河探検や川下り(別料金)もあるので、

こちらはもっと涼を得ることができるかもしれません。

 

次は霊谷洞です。 

 

 

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江蘇省 興化市の菜の花畑

2017-03-30 00:06:00 | <江蘇省>観光

興化市の千垛(qian duo) 風景区は、菜の花畑で有名な観光地です。

見ごろは蘇州より遅く、3月末から4月末頃です。

 

 

蘇州や上海からは、ちょっと遠くて行き難い場所ですが、

見渡す限り広がった菜の花畑は一見の価値ありです。

 

 

蘇州から車で約230km、3~4時間ぐらいです。

鉄道だと高鉄と動車を使って、南京乗り換えで泰州まで乗車時間が4時間、

千垛風景区へは、泰州駅から車を使ってさらに1時間ほどかかります。

乗り換え時間も含めると長距離バスで泰州まで行く方が速そうです。

 

 

私が行った時(先週)はまだ花が咲いていないものもあって、

少しタイミングが早かったです。

 

 

蘇州から200kmほど北にあるので、少し気温も低いのでしょうか。

それでも、辺り一面菜の花の香りに包まれてます。

 

 

各地から観光バスがやって来て、

田舎の何もない村がこの時期だけは大賑わいです。

 

 

清明節の連休ぐらいが一番の見ごろじゃないかと思います。

きっと人だらけでしょうけど。。

 

 

入園料は100元。小舟の乗船代も含まれます。

乗船時間は10分ほどです。

別料金で船の貸切もできるみたいです。

 

 

明るく元気な農家のおばちゃんがアルバイトで漕ぎ手をしてます。

おそらく短期バイトなのですごい下手です。。

蘇州近郊の水郷も同様におばちゃんが漕ぎ手ですが、

年中漕いでるので、こちらはとても上手です。

 

 

園内には数か所展望台があります。

菜の花畑は上から見るのが一番。

パラモーター(モーターパラグライダー)で空から眺めることもできます。

 

 

展望台近辺はどうしても人が集中しますが、

園内は広いので人ごみを避けて花を楽しむこともできると思います。

 

 

ただし、ここは本当にすごい田舎です。

園内のトイレも外観こそ綺麗ですが、溝が切ってあるだけの垂れ流しタイプです。

タクシーを見かけた記憶もありません。

公共バスはマイクロバスでした、おそらく手を挙げると止まってくれるやつでしょう。

車がなければ、個人で行くよりもツアーを利用した方が無難かもしれません。

 

 

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