1本のわらしべ

骨肉腫と闘う子供とその家族とともに

久々の「かん吉」登場

2021-11-26 10:39:05 | Weblog

あなたが名付けた「かん吉」うちに来て18年になるのかな。

まだまだ長生きしそうです。

 

3年くらい前、餌を食べなくなりました。

原因は嘴が伸びすぎたこと。獣医さんに連れて行くと頭や手足を引っ込めて石のように固まる。

「こういう臆病な子は、麻酔をかけて嘴を切るのですが危険なので、うちでは引き受けられません。」と言われた。

犬猫以外の動物を診てくれる先生を探して遥々やってきたのに..。

仕方ないので母さんは「自分で切ろう」とヤスリを買ってきた。

家にいれば安心して首を引っ込めないんだけど、さすがに体を持ち上げられると驚いて首を引っ込める。

しばらくその状態のまま待っていると、恐る恐る「もういいかい?」と頭を出してくる。

そこを素早く捕まえて、ヤスリで嘴をゴシゴシやる。いくらこすっても切れている手ごたえがない。

あきらめてかん吉を解放。「やっぱり素人では無理なのか?」

気を取り直してもう一度チャレンジ!

「切れた」

あれから三年経って嘴は伸びてきて、またヤスリのお世話にならないとダメみたい。

断嘴のために、かん吉には持ち上げて頭スリスリに慣れてもらっています。

前よりはスムーズにいくと思う。

 

明日は2年ぶりの小浜島。

あなたを思いながら3日間を過ごします。