久しぶりだね、あかね。
もう書くことが尽きてしまって、それが悲しくて、このページも開くことが少なくなったわ。
今日は、人の縁(えにし)について思ったことを書くね。
母さんが膝の骨折で入院した病院は家の真ん前にある。
足場から落ちて、自力で行った開業医で、「ここの先生は膝手術の名医だから」と紹介してもらったんだけど、
「患者が多すぎて骨折の患者は受け入れていない。靭帯の手術だけ受け入れている。」と言われ更生病院という市では一番大きい病院に回された。
そこで細かい検査を受けて手術日まで決まったのに、最後のCT画像で靭帯の損傷が見つかった。
「うちでは、手術できない」と言われ、元の病院へ移ることになった。
手術が詰まっていて3週間リハビリをしながら手術を待った。その3週間待ったことで、靭帯の損傷が治っていた。自然治癒?
あとで先生から聞いたんだけど、膝の高原骨折と靭帯の同時手術は、先生もやったことが無くて未知の世界だったんだって。
開いてみたら靭帯の損傷が治っていてホッとしたらしいよ。(^^:)
先生は、どんなに忙しくても必ず様子を診に来てくれた。
1年後、膝に入れたボルトを抜く手術をして治療終了。
最近、健康診断でひっかかった高脂血症の治療で開業医にかかっていたんだけど、甲状腺機能低下症を指摘され、
「大きな病院で診てもらってください。」とこの病院に紹介された。
外科と内科は診察室が向き合っていて、整形外科の診察室を通り過ぎる。
「先生の名前がないっ!」
先生は先月、開業されていた。甲状腺の異常が見つかっていなければ、先生の開業を知ることもなかった。
なんてことはないんだけど、こういう偶然って、なんかうれしいよね。