あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

西多摩の医療は・・・・

2009-11-12 20:54:52 | Weblog
福生病院組合議会。。
一般質問を通じて、「西多摩の医療は大丈夫??」と
不安に、そして、医師不足の現状、疲弊を
痛切に感じてしまいました。

まず、新型インフルエンザは5歳から14歳を中心とする
若年層に患者が集中しています。全体の69%を占めているのです。
肺炎を併発した場合、人口呼吸器が必要となるのですが
なるのですが、福生病院には「小児用のものはなく、他病院を
紹介するしかない」
これには「え??」です。

慢性疾患がなくても「幼いということだけで、慢性疾患を持っている
ことと同じ」と指摘する医療関係者の意見もあるのですが
(幸いなことに)福生病院では入院に至る小児患者はいない。と。
それはともかく病院としての事業継続計画も今後、策定予定は
ない、というし「危機管理」は大丈夫なのか??と
不安に思います。

それより、もっとわたしがショックだったのは
8月31日から運用開始となっている
「東京ル-ル」が西多摩医療圏では「実施されていない」
また「今後も7院の足並みがそろってから・・」です!!
東京ルールは①患者の迅速な受け入れ
②トリアージの実施③都民の理解と参画という
救急医療体制の強化のための「ルール」なのですが、
それが実施されていない!!!

・・・西多摩は東京ではないのか??

母体救急搬送以来を受ける「総合周産期母子医療センター」も
西多摩地域にはなく、杏林病院に頼るしかないのです。
麻酔科、脳外科が唯一、西多摩医療圏でそろっている
福生病院が小児科、産婦人科と連携をとれば
「周産期連携病院」として名乗りを上げることは
可能ではないか、と質問したのですが、

「医師が足りない!!小児科、産婦人科、目いっぱいなんです!」という
現場の先生の「声」を聞いてしまうと
「では、何人、確保すれば可能なんですか??」としか
聴けませんでした。

最低5人。「確保の見通しは??」
「難しいです。お知り合い、御親戚、ご友人で
医師の方がいらしたら、ぜひとも、福生病院にきて
いただきたい・・」

本当に医師の皆さんは必死で頑張っていらっしゃる。

なのに・・・・

経営改善について、問うと
「平成25年までには黒字」
「不良債務が発生しませんから(大丈夫)」
的な答弁が。。。

公立病院の場合、建設費や医療機器投入の初期投資の返済は
組織市町が負担しているので、経営に対する危機感が
どうも薄い・・・としか思えません。

とにかくも、福生病院が地域住民から信頼され、
愛される病院になることを望む私です。

何としても「病院としてのブランド名」を
上げて、患者を呼び込む病院に
なってほしい!!

蛇足ですが、すべての議事がおわり、
「他に何かありますか?」と議長。
「議長・・・」と手を挙げました。

実はご近所の方や、市民の方で福生病院の外来に
行かれた方から
「トイレに鏡がないのはなぜ?」と
聞かれていたのです。
私自身も当日、トイレに入り、女子トイレに
限っては「本当にない!」

内覧会のときには「これから付くのかな?」と
思っていたのですが。

「実はトイレに鏡がないのですが、必要では
ないでしょうか?是非、つけていただきたい」と
要望させていただきました。
男性トイレにもないようで、みなさん「ああ。。。!」と。

おそらく(管理者は「補正を組まなくちゃ(苦笑)」なさっていましたが)
鏡がトイレに設置される、と思います。
やはり・・・・病院とはいえ、
(病院だからこそ?)鏡は必要ですよね・・