はてなばばあ

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トウゲイカ?

2010年02月05日 | 仕事のはなし
自分は、木工雑貨を作って暮らしているわけですが、観光シーズン中は、ありがたいことにお土産品の製作にヒーヒー追われています。

しかし、シーズンオフになればお客さまは激減するので比較的自由な時間がとれます。本当は、シーズンに向けて在庫をたんまり作っておけば、シーズン中に少し楽になるのだとは思うのですが、こればっかりは性格上難しいです。それよりも、せっかく自由にできる時間がとれるので、工房内の整頓や材料整理、庭木の手入れ、自宅の手入れ、など普段できないことを一気にやっておきたいのと、新たな新作を考える時間をたっぷりとりたい!と、思うわけで、ここ数ヶ月は、アレやコレや頭の中が忙しく働いております。

しかも今年は、ちょっと木工から離れて陶芸にうつつをぬかしております。
陶芸との出会いは意外と古くて、20年前に実家の近くの市民講座で週1回ペースで1年くらい習いました。その後は、瀬戸のとある陶房に、毎週金曜夜に近所問わず、あちこちから若者(当時は自分も若かった)たちが集まって酒飲んだり、食べたり、粘土こねたり、数年おじゃましていろいろ作らせてもらった。本職の方も多くて、本職の作家さんが作った素焼きの器に絵付けをさせてもらってグループ展で発表なんてこともさせてもらいました。で、こちらに移り住んでからは、趣味で焼き物をされていた方にも少しお世話になりました。

しかし、自分の中では陶芸は、趣味の範囲で終わっており、どこかの誰かが「絵描きが陶芸やり始めたらおしまいだ。」なんて言葉を鵜呑みにして、踏み入れてはいけない分野だと思い込んでいた。(果たして自分が絵描きなのかは?だが)もちろん、今まで自分がやってきた内容は、土を準備してもらって焼きもお任せ。自分はただ作るだけ。絵を描くだけだった。それがどうしても後ろめたくて、数年前ついに自分で土を購入して野焼きを始めたのだ。もちろん趣味の範囲なので暇な時期に少ししかできなかった。

しかし、しかし、ついに今年は1月すべて陶芸一色に過ごしてしまったのだ。自分自身での確認のために。果たして今更?一から始める価値があるのか?と。

結論、やっぱり好きだ。性に合うようだ。
木工は、引き算の作業だが、陶芸は、足し算の作業。
今更ですが、初歩からですが、挑戦します。
行けるとこまでやってみようと決心。
勿論、普段の木工仕事は続けますけど比重を少しずつ変えていこうと思います。

さーて、吉とでるか?凶とでるか?ふっふっふ

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