老犬が旅立ちました。
ちょうど9日前の午後11時頃、眠りながら静かに息をひきとりました。(16才と推定3ヶ月)
いつもネットで色々な方が書かれたブログを参考にさせてもらって老犬介護を乗り越えてきました。アイデアやヒントを頂いたことも数知れず。最期の時も何度も何度もネットで調べました。この状態はどうなんだろう?とか。。。自分の心の整理もようやくついたところなので、記録に残しておこうと思います。いつか、どこかで誰かのお役にたてれば幸いです。
以下、老犬の最期の記録です。
中型犬16kg、雑種、元々後ろ脚が悪かったので最期の1年は排泄も不自由でオムツをずっとしていました。食べても食べても体重が落ちていき、亡くなる半年前には9kgに。
今年に入り、相当弱ってはいたのですが食欲旺盛だったので生きる力はまだまだ残っているものと楽観していた矢先、亡くなる8日前から急にご飯を残しだし徐々に自力で立ち上がれなくなりました。それでも排泄したくなると立ち上がりたくてバタバタ手足を動かし苦しそうに鳴いて訴えるので、できるだけ外に抱えて連れ出してましたが、寝たきりになり、それすらもできなくなってしまう。
犬の寝場所も、立ち上がれなくなってからは徘徊やぶつかる恐れが無くなったので、囲いを外して目の行き届く場所に寝かして、鳴くたびに声をかけて撫でたりしていた。しかし、床ずれが痛かったのかもしれないと、後で気が付いて後悔しました。下敷きになってた足が鬱血してました。こんなにすぐに床ずれができるとは知らなくて。人間の介護はもちろん、寝たきり犬の介護はすごく大変ですね。今取り組んでいる方のご苦労を思わずにはいられません。
そして、3日前には、ほとんど何も食べなくなり、さすがに自分達も覚悟しました。
いつ、何か変化がおきるかわからないので、できるだけ側についててやりたくて、目の行き届くところで仕事したり、暇つぶしにジャム作ったり、パウンドケーキを焼いたりしてました。ふやかしたパウンドケーキを1切れ、2切れ、と、食べてくれたのが救いです。体は受け付けないけど腹は減っていたみたいで、がっついてました。
でも、それもついには口に含んだまま飲み込めなくなって、水も全く飲まなくなった2日前の朝、泥のようなウン○を出した。明らかにいつもと何か違う。体の中のモノを出し切ったのかもと、ほんとに最後の覚悟をしたのです。
・・・が、そこからが大変でした。不安なのか?数分おきにひっきりなしに鳴くようになった。もちろん夜中もです。最後の最後に人間もノイローゼになりそうでイライラするのをおさえられなくて、めちゃくちゃしんどかった。段々鳴く声も枯れていくのですが・・・
そして、亡くなる数時間前、肛門を刺激してやったら最後のウン○を排泄した。今度は泥状のモノ以外に少し原型をとどめたものが少しあった。最後に食べたパウンドケーキだったかもしれない。その後は、ウソみたいに静かになって寝息をたてて眠りだした。ああ、もしかしたらウン○したくてずっと鳴いていたのかもしれない。ごめんよ。気が付かなくて。
それからは、落ち着いて寝てくれたので、息してるか?腹は動いてるか?を確認しながら自分も仮眠をとっていた。が、ついにその時はやってきて、相棒氏が呼ぶので見に行くと一瞬口が動いたように見えたのだが、そのまま動くことはありませんでした。もしかしたら相棒氏が気が付いた時にすでに息をひきとっていた後だったかもしれないけれど、静かに寝ながら旅立っていったと思います。
私たちは、人間ができてないので、いい加減な飼い主で十分な介護をしてやれなかったかもしれません。元々野良犬だったこともあって、悲しいくらいに他人にはほとんど心を許さず、それでも心の広い友人たちから可愛がられ、愛されて、飼い主にとっては良いパートナーでした。まだまだ時折ぐっとくることもあるし、毎晩、静か過ぎるゆとりのある生活に慣れず、習慣で夜中に起きて確認してしまったりもするけれど、長い間ありがとう!そしてよく頑張った!天国で待ってておくれ。いつか会おうね。
拾った時、推定3ヶ月頃?
よく一緒に旅をした。
何をされても文句を言わず・・・現場監督!
大自然の中での散歩は楽しかったね。
バイバイ!
ちょうど9日前の午後11時頃、眠りながら静かに息をひきとりました。(16才と推定3ヶ月)
いつもネットで色々な方が書かれたブログを参考にさせてもらって老犬介護を乗り越えてきました。アイデアやヒントを頂いたことも数知れず。最期の時も何度も何度もネットで調べました。この状態はどうなんだろう?とか。。。自分の心の整理もようやくついたところなので、記録に残しておこうと思います。いつか、どこかで誰かのお役にたてれば幸いです。
以下、老犬の最期の記録です。
中型犬16kg、雑種、元々後ろ脚が悪かったので最期の1年は排泄も不自由でオムツをずっとしていました。食べても食べても体重が落ちていき、亡くなる半年前には9kgに。
今年に入り、相当弱ってはいたのですが食欲旺盛だったので生きる力はまだまだ残っているものと楽観していた矢先、亡くなる8日前から急にご飯を残しだし徐々に自力で立ち上がれなくなりました。それでも排泄したくなると立ち上がりたくてバタバタ手足を動かし苦しそうに鳴いて訴えるので、できるだけ外に抱えて連れ出してましたが、寝たきりになり、それすらもできなくなってしまう。
犬の寝場所も、立ち上がれなくなってからは徘徊やぶつかる恐れが無くなったので、囲いを外して目の行き届く場所に寝かして、鳴くたびに声をかけて撫でたりしていた。しかし、床ずれが痛かったのかもしれないと、後で気が付いて後悔しました。下敷きになってた足が鬱血してました。こんなにすぐに床ずれができるとは知らなくて。人間の介護はもちろん、寝たきり犬の介護はすごく大変ですね。今取り組んでいる方のご苦労を思わずにはいられません。
そして、3日前には、ほとんど何も食べなくなり、さすがに自分達も覚悟しました。
いつ、何か変化がおきるかわからないので、できるだけ側についててやりたくて、目の行き届くところで仕事したり、暇つぶしにジャム作ったり、パウンドケーキを焼いたりしてました。ふやかしたパウンドケーキを1切れ、2切れ、と、食べてくれたのが救いです。体は受け付けないけど腹は減っていたみたいで、がっついてました。
でも、それもついには口に含んだまま飲み込めなくなって、水も全く飲まなくなった2日前の朝、泥のようなウン○を出した。明らかにいつもと何か違う。体の中のモノを出し切ったのかもと、ほんとに最後の覚悟をしたのです。
・・・が、そこからが大変でした。不安なのか?数分おきにひっきりなしに鳴くようになった。もちろん夜中もです。最後の最後に人間もノイローゼになりそうでイライラするのをおさえられなくて、めちゃくちゃしんどかった。段々鳴く声も枯れていくのですが・・・
そして、亡くなる数時間前、肛門を刺激してやったら最後のウン○を排泄した。今度は泥状のモノ以外に少し原型をとどめたものが少しあった。最後に食べたパウンドケーキだったかもしれない。その後は、ウソみたいに静かになって寝息をたてて眠りだした。ああ、もしかしたらウン○したくてずっと鳴いていたのかもしれない。ごめんよ。気が付かなくて。
それからは、落ち着いて寝てくれたので、息してるか?腹は動いてるか?を確認しながら自分も仮眠をとっていた。が、ついにその時はやってきて、相棒氏が呼ぶので見に行くと一瞬口が動いたように見えたのだが、そのまま動くことはありませんでした。もしかしたら相棒氏が気が付いた時にすでに息をひきとっていた後だったかもしれないけれど、静かに寝ながら旅立っていったと思います。
私たちは、人間ができてないので、いい加減な飼い主で十分な介護をしてやれなかったかもしれません。元々野良犬だったこともあって、悲しいくらいに他人にはほとんど心を許さず、それでも心の広い友人たちから可愛がられ、愛されて、飼い主にとっては良いパートナーでした。まだまだ時折ぐっとくることもあるし、毎晩、静か過ぎるゆとりのある生活に慣れず、習慣で夜中に起きて確認してしまったりもするけれど、長い間ありがとう!そしてよく頑張った!天国で待ってておくれ。いつか会おうね。
拾った時、推定3ヶ月頃?
よく一緒に旅をした。
何をされても文句を言わず・・・現場監督!
大自然の中での散歩は楽しかったね。
バイバイ!