はてなばばあ

気まぐれに自分メモ的に書いてます。

レンタル記録(3月~5月)

2011年05月24日 | 本、映画
(DVDのレンタル記録)

それでも恋するバルセロナ
恋の門
ソルト
ディア・ドクター
第9地区
ジブリCINEMAライブラリーベルヴィル・ランデブー
いけちゃんとぼく
オフサイド・ガールズ
悪人
告白
トイレット
THIS IS ENGLAND
オール・アバウト・マイ・マザー

(映画館で観たもの)
ハーブ&ドロシー
ヤコブへの手紙


「ハーブ&ドロシー」は、一見ほのぼのとしてるんだけど、欲しいモノにどん欲なオタクのじいちゃんとばあちゃんが実に可愛くて愛らしくて。アーティストもつい気を許しちゃうんだろうなあ。最後にMacを買うシーンも良かった。NYって今まであんまり惹かれなかったんだけど、コレ観てから考え方が変わった。ちょっと行ってみたい気がしてきた。前衛芸術って今でもいうのかな?こういうのって、わけがわからんけど単純に面白い。で、そういうのをいっぱい観てみたい。って思っちゃった。自分の学生時代は、1985年入学でそういうのがまだまだ旬な時代だったから特に懐かしい感じがする。若すぎてホントの良さなんて理解できてなかったのが残念だったな。と、今は思う。良さっていうか、時代背景や歴史なんかも紐解かないとわかんないわけで。ひとつひとつの作品というより時代の流れというか。話は戻り、個人の趣味ってのは自由なわけで、このじーちゃんとばーちゃんは好きなモノを集めたかったんだよね。自由に。たくましく。コレがフィギュアだったかもしれないし、骨董品だったかもしれないんだけど、楽しいじゃん。こういう人生も。という映画だった。

「ヤコブへの手紙」は、登場人物が約3人。お金かけてない映画。涙だーだー流しました。最後は哀しいけど気持ち良かったです。

邦画の中では、「告白」「悪人」「ディア・ドクター」良かった。間違いなしです。

「いけちゃんとぼく」は、いじめのシーンで石投げたり棒で殴ったりするのが痛かった。石はダメだよ。死んじゃうよ。わかっててやってるんだけど、やっぱ嫌だな。いじめのシーンは。この映画自体は、ぼくがいじめを克服していく話なんで、それはいいんだけど。
「告白」もいじめのシーンがでてきたけど、学校生活って大変だなあ。と思った。子供って大変。要領よくできる子はいいんだけど。もし今の時代に自分が子供だったらやばいですね。完璧に登校拒否してるかも。なじめない確率高いです。いろいろと考えさせられてしまいました。たかが映画されど映画。大人も勉強しなくちゃ。

今回、1年ぶりに映画館で観てきましたが、やっぱりいいですね。
ただひとつ難点がありましたが。

空席がたくさんあったので、両隣空いてる席を選んで座ったのに開演間際に隣に人が来てしまったのです。それだけならいいのですが、なんと!その人ってば速攻で居眠り始めたんです。いびきつきで!おいおい。シリアスな映画なのに!なんてこったい!気が散るので席を移動したかったけど、隣の隣には人がいたので、それも変に思われそうで・・・・

こういう時って、どうしたらいいんでしょうかねえ?グッと我慢の時間を過ごしておりましたが、しばらくして、どうも目が覚めたようでした。これで一安心。と、思いきや!この人鼻の通りがお悪いようで、鼻息が!うるさああああああああい!

お願いです。鼻の調子のお悪い時は、隣に人がいない席にお座り下さい。
そんなわけで、自宅で観るのとは、ひと味もふた味も違いました。

それでもまたいつか観に出かけたいと思いましたとさ。

美術館レポ(自分の覚え書き)

2011年05月12日 | 旅行
先月、ちょうど狙ったかのように陶芸関係の展示会イベントの時期が重なっていたので行ってきた。
まずは、三重県四日市市「パラミタミュージアム」にて「ルーシー・リー展」へ

日曜美術館で初めて知ったイギリス在住だった陶芸家ルーシー・リー
もうすでにお亡くなりになってますが、かなりのお歳まで現役で活躍された女性陶芸家で日本でもファンは多いらしい。今では影響を受けた作家も多いんじゃないかな?当時としては画期的だったカタチと色は、今みても新鮮で美しい。計算された美。素焼きをしないでいきなり本焼きをしていたというのには、びっくりした。そして、銅版画を彷彿とさせるような線描は、針をつかっていたらしいが、すごく美しい!なので、作品自体もとても良かったのだが、上映されていたビデオで、本人が実際にロクロを回す様子や笑ってる様子などが映っていて、それがとてもチャーミングで魅力的だった。晩年の撮影だから、すっかりおばーちゃんなんだけど、すごくカワイイのだ!日本のいわゆる陶芸家とは全然違う雰囲気。工房の様子も何もかも。後で本を読んで知ったことだが、まあいろいろ気むずかしい面もあったみたいだが、美人だしモテただろうなあ。容姿が良いってのも才能のひとつだよな。って正直な感想。

で、その展示を見終わった後、そこの美術館の常設展示コーナーにフラッと入ってしまった。
すると、そこには何とも異様な?何とも奇妙な?いや、言葉で表現するには言い難い圧倒的な存在感を放っている焼き物がびっしり並んでいたのだ。
それは池田満寿夫の般若心経シリーズの作品群だった。

あ!これ!日曜美術館で見たことある!これだったのか!
・・・・うーん・・・・

圧倒的な存在感。粘土をぐにゃっとさせただけのようなカタチ。重量感。般若心経の文字を刻印した作品や仏像が埋まってる塊。陶芸家じゃないからね。彼は。素材として選んだのが粘土だったんだよね。でも、ちゃんと完成してる。そんな作品だった。

その帰り道、ルーシーの作品の感想が吹っ飛んでしまい、頭の中は満寿夫で埋め尽くされてしまった。

そして、その数日後、静岡市美術館「ハンス・コパー展」に行ってきた。

ハンス・コパーは、亡命者としてイギリスに渡りルーシーのところで陶芸を学んだ人である。のちにコラボして発表した作品とかもあるが、それもいいけど、彼独自の世界を作り上げた後期の作品がとても好きだ。もちろん陶芸の技術的なことは自分は全然わからないのだが、彼の作品は、すべて実用的に作られていたというが、地肌、カタチ、陶芸の枠を超えた彫刻を思わせる美しさ、存在感に満ちあふれていた。

ブランクーシやジャコメッティが好きだったように、陶芸という素材で何か自分の表現したいことを追求していた人なんだと思った。
わけもなく涙があふれるようなそんな作品だった。

偶然なのか?必然なのか?年に数回しか都会に出る機会のない自分が体感してこれたチャンスに感謝。

今の自分にできることは、観ること、聞くこと、読むこと。
そして徐々に何かを作っていきたい。挑戦は、はじまったばかり。
手段としての陶芸、木工、素材は何でもいいのだけれど。

ああ、やりたいことがたっくさんある!
まだまだくたばるわけにはいかないのだ

怒濤のGW

2011年05月05日 | 仕事のはなし
あっ
・・・と、いう間に1週間が過ぎてしまいました。 今年は、初日からすごいことになってました!例年だったら、後半3日から5日が勝負なんだけど。

そして、不思議なことに誰も来ない時間もあるのに、車が1台停まると後は怒濤のように停まりだし、駐車場は満車状態に
つめれば6台くらいはイケルんだけど、だいたい4、5台で満車。知り合いは、気をつかって裏に停めてくれたりコンテナ横を通り抜けしてくれたりしてくれるんだけど限界はある。

そしたら、駐車場に入れなくなったお客さんが、向かいの畑に車を停めようとして侵入してしまい、ぬかるみにはまり畑に落ちて動けなくなってしまったらしい。 たまたま居合わせた知り合いが手伝ってくれたからよかったけど、レンタカーもドロドロ。キズがつかなくて良かった。苦い想い出になったことでしょう。カップルさんだったけど、男の株下がったかもね・・・・いやいや、ウチの駐車場が狭いのが悪いって?そんなあ。勘弁してくださいよ。普段はほとんど車停まらないんだから

支援グッズも作るヒマがなくて、結局SALE品の1500円に値下げしたTシャツを寄付用にした。ここ数年、Tシャツはそんなにヒット商品にはならず、ボチボチ売ってますが、以前作りすぎて在庫をかかえすぎているものなど、一度スッキリしたいと思っているのでちょうどいい。

そして、来月中には、新作Tシャツを作るつもりなんだけど、時間が足りなーーーい!粘土いじりも全然できなーーーーい!本も読めなーーーーい!

今年を甘くみていたら、どえらいことになってしまった。
そうそう、内職隊さんから届いたチビくらげは、即完売しました。デカい方は、土産物屋に持って行きます。
今日の定休日は、これから地道に在庫作り。しばし休みはお預けです。とほほほほ