はてなばばあ

気まぐれに自分メモ的に書いてます。

読書月間!

2013年06月20日 | 本、映画
入院中、暇を持て余しているだろうと本をたくさん貸してもらった。
それぞれの人が、チョイスしてくれた色々な本を片っ端から読みまくったので、ちょっと記録残しておこうと思う。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」村上春樹
「レキシントンの幽霊」村上春樹
「おしかくさま」谷川直子
「ペコロスの母に会いに行く」岡野雄一
「天国の真実」スザン・ワード
「引き寄せの法則」マイケル・J・ロオジエ
「くじけないで」柴田トヨ
「神のこどもたちはみな踊る」村上春樹
「サバの夏が来た」大島弓子
「自虐の詩」業田良家
「はれた日は学校をやすんで」西原理恵子
「ちくろ幼稚園」西原理恵子
「かくかくしかじか」東村アキコ

漫画だと思って油断してたら泣いた本とか、普段あまりスピ的な考え方って好きじゃないのに、妙に素直に読めたり、物語に没頭してみたり、楽しく充実した1週間でした。

だからか?
今朝は変な夢を見た。
汲み取り式のトイレで片方の靴を落としちゃった。あれまあ、どうしましょ?と、ぼんやりしていたら何故かスリッパを履いてる。しかも片方ずつ違うスリッパ。どこかの小学校の校庭の隅で小学生たちが放課後なのか?遊んでいる。それを見ながら「このまま家に帰るしかないなあ・・・」と砂地をスリッパで歩いていた。

イベント感想あれこれ(またまた長文です)

2013年06月19日 | 仕事のはなし
なんだか随分昔に感じるんだけど・・・アートイベントに参加してきました。

年に一回だっけ?テレビ局主催の鹿児島ではメジャーなイベントで、実際行ったことなかったんですが(今までは店やってたので土日に出かけるなんてムリ)駅ビル前の広場を中心にファッションビルの中のあちこちに展示したりパフォーマンスしたりする一日限りのお祭り的なイベントです。

ちょろっと行ってみようか?でもって、どうせ行くなら出店しちゃえ!と、軽いノリで参加。毎回出店してる知り合いが、売上的にも集客的にも全国他のイベントに比べて相当いいよ!って自慢してたし。売上かなり期待してました。捕らぬタヌキの皮算用ってヤツです。はい。

そうと決まれば、とりあえず普段の土産品じゃなくて全部新作で行こうじゃないか!んでもって、お客さんの反応を観察しよう。と、意気込んで相棒氏と二人それぞれ自由にせっせと好きなモノを作りまくって展示台や什器など車に満載して海を渡り本土に乗りこみました。

しかーし!屋外メイン会場での展示の予定が、雨天予報のため屋根のない場所を割り当てられた数組の出店者のみ地下通路へ移動を余儀なくされてしまったのです。まあ、考えようによっちゃ灰も降らないし、日も当たらないし風も吹かないから作品は傷まないよね?って、前日の搬入までは、のんきに構えておったわけです。

で、で、で、イベント当日!
あちゃー???なんじゃこれ???薄暗い地下の通路で人通りも少ない。もちろん通る人はホントの通行人。イベント?なにそれ?・・・・周りの出店者さんたちも心なしか苦笑い。
(ウチのブースはこの手前なので写ってないです)

常連の人気作家さんのブースのみ探し当てたファンのお客さんがワサワサといるぐらいで、初参加組など他は似たりよったりな感じ?島の知り合いが遊びにきてくれたのですが、「探したよ~どこか全然分からんかった~」「メイン会場や中のパフォーマンスとか、めっちゃ人も多くて盛り上がってたよ~」って。あれまあ。

午後からは開き直って交替でちょこちょこ見にいきました。
前もって調べてて絶対見に行くべ。と思っていた作家さんのとこにも行けて作品みれたし、人見知りのこの自分が作家さんに話しかけてみたり満足です。
若い子たちの描いてる絵とかモノとかも色々見れたし。ふむふむ、なるほどねえ。今はこういうのが人気なんだ。へぇ~。ふぇ~。ふぉ~。

ちょこっとしか見てないけど概要がようやくわかりました。なーんだ!マーケットっていっても展示系なんだね。派手なのが人気なのね。んでもって、ウチみたいなゴチャゴチャした雑貨屋ってのは、このイベントでは場違い?もっとわかりやすく品目しぼって少しだけオシャレに展示しないとダメね。


そんな状況でしたが、通りすがりの数少ないお客さまの中で、我々の作品を見て異常に(笑)興奮してくれた人が数人いたことが救いでした。「何ココ?ワタシ今日はじめてカワイイ!って言ったわ。」とか。「きゃー!選べない~!」とか。「面白すぎる~!」とか。


ヘロヘロ~って描いたこのBAGを買って、早速肩にかけながら帰っていったり。。。


そして、あの!ノリで中古のガチャポンを購入して、ついつい作ってしまったラジオ体操くん達を喜んでくれるお客さんがいた~!!!!何度もやってくれた~!(あ、ほんの数人ですけど。)
相棒氏の冷ややかな視線を感じながら1ヶ月。ようやく報われた気がします。


もちろん、ほとんどの作品が大量に売れ残って帰ってきましたけど。



でも全く問題なしです。夏期限定で店をちょこっとオープンすればいいだけですから。多分・・・

ひとつ残念だったのは、やっぱり多くの人の反応を知りたかったので、この場所に来るお客さんの数が少なかったのが残念でしたねえ。売れる売れないはどうでもいいのだけどメイン会場でやりたかったなあ。

でもね、でもね、そんなことより!この日に知り合った作家さんから刺激受けて、ワクワクする情報もアレやコレや得たことが何よりの収穫です!少しずつオープン思考に自分も変わっていけたらいいなと思ってます。

近い将来、遠い将来、何か変化していきそうな予感大です!
最後に搬入、搬出、色々お手伝いしてくれたmちゃんありがとう!





イベント終了・・・その後(長文です)

2013年06月17日 | つぶやき・・・
イベントは、とうの昔に終わってます。
え?どうだったかって?
それは、次回にとっておくことにします。

え?え?え?

いやあ、5月末頃から徐々に胃がもたれるような、なんとなく右下腹に嫌な痛みがあるような、自分でも嫌な予感はあったんです。でもイベント控えてたし、痛み止め飲むほどの痛みじゃないし、緊急度は低いと考えて、とりあえずイベントに行ったんです。で、終わった次の日勇気を出して市内の総合病院に検査にいってみた。

び、び、ビンゴ~!!!大当たり!虫垂炎でした~
しかし血液検査、レントゲンでは異常がなく、超音波で腫れてるのが分かったのと触診で痛がるあたりで確定診断が出ただけなので、そこの病院の消化器内科医が外科医と相談した結果、緊急度は低いと思うので、さほど痛みがないならば抗生物質の薬を飲んで様子をみましょう。と、いうことになりました。

まあ、なんていうか、病名が分かりホッとしたような、不安になったような、複雑な心境で島に帰ってきました。しかし、「急に痛くなったら即救急車を呼んでください。」と、言われていたので、そんな恐ろしい状態で過ごすのはいやだし、まして医療体制の整っていない島での手術は絶対イヤじゃ!周りの人たちも口を揃えて「ここで手術しないほうが・・・」と全員が言う。

が、数日後に相棒氏が義父の一周忌で3,4日間名古屋に帰省することになっていたので、相棒氏が戻り次第交替で名古屋に帰って手術をしようと速効で飛行機を予約して抗生物質が効くのを待つことにした。

イベント疲れも取れぬまま、なかなか痛みがスッキリとれず、土産屋の納品も相棒氏に頼んで自分はゆっくり自宅で過ごしておりました。

ちょうど相棒氏が名古屋へ帰る前日のことです。夕方頃から徐々に腹が嫌な感じになってくるわけです。
マジやばい感じ?このまま一人でここに残ってる時、もしかしてホントに救急車呼ぶことになる?えー?そう考えるとだんだん不安が不安を呼び、精神的にもヨロヨロしてきた。じゃあ、どうする?

「ワンコの世話を友人に頼んで、明日の朝一便の船で鹿児島に渡って入院する!」と、自分。

「じゃあ、オレも鹿児島まで一緒に行くわ。で、名古屋行きはそこで考える。」と、相棒氏。

そう決まったら、急いで友人にワンコの世話を頼み、入院支度を始める。
ん?アレ~?やっぱり、さっきより少しずつ痛くなってきてる感じ。ここ数日ネットでガンガン調べて知識だけは詰め込んだので、これがいわゆる爆発破裂するまでのカウントダウンってやつじゃないだろうか?と、ますます不安がつのってくるじゃないか。

「やっぱ、島の病院でとりあえず点滴してもらう!で、その後で鹿児島に行く」と、相棒氏に頼んで車をぶっ飛ばしてもらう。いつぞやの、あの恐怖の大腸出血事件に比べればマシだと相棒氏になぐさめられ?病院へと急ぐ。

病院に着いたのが19時過ぎ。一応24時間体制の病院なので夜間勤務医がいる。待合椅子に座り、看護師に症状を説明。奥で当直医と看護師が相談しているが、手術をやりたくなさそうな雰囲気が伝わってくる。で、ほったらかされること1時間、不信感バリバリになった頃、検査技師が来て検査ができる体制が整い医師が初めて問診に来た。「もし緊急の場合、ここで手術することになったら了承してくれますか?」と聞かれて、「ワタシのお腹の中は元々腸管など癒着がひどくて、手術難しいと思うんです」と、しぶっていると「実はですね・・・今日だけ外科専門医師が島に来てるので、その先生を呼ぶことができるんですが。その先生はボクの大学の教授で任せられる人なんですけど(後で聞くと、普段盲腸ぐらいでは執刀しないらしい)」

なぬ?それを早く言ってちょうだいな。
こうなったら腹をくくって手術うけます。はい。今夜。ここで。

その後、CTやレントゲンや血液検査が進み、ベットで点滴いれてると、私服の少々酒臭い爺さんがのぞきにきた。誰?

・・・・この人がその外科医でした。手術台では「少し酒くさいですが、自分は外科医なので日頃から深酒しませんから大丈夫です」と、言い訳をしてくれるので「すいません、お食事は終わられたんですか?」と、こちらも気をつかう。おまけに手術室ではビートルズが流れていて、まさに「HELP!」笑っちゃうよね。あはは。

リラックスした手術スタートで半身麻酔の注射を腰に。もちろん痛いですよ。
だんだん脚の感覚がマヒしていき、ようやくメスが入る。

見えませんが、感覚はわかります。声も聞こえます。途中で痛いと言ったら局部麻酔追加2本。
患部は麻酔が効いてるが胃がひっぱられてるような感じでめちゃくちゃ胃が痛い。「あと少しですよ」の声だけを頼りに麻酔注射から合計1時間弱くらいでしょうか?無事手術終了。
とにかく緊急事態は免れたわけです。

もちろんそのまま入院。ひとまず相棒氏自宅へ戻る。
次の日、経過は順調なので飛行機取り直さなくちゃだけど、帰りのチケットあるし名古屋に行ってきて。と、頼むが頑として「もう行く気なくなった。行かん」と相棒氏。

結局、相棒氏の格安飛行機チケットはムダに。
ワタスの飛行機予約はJALマイルで予約していたので、キャンセルせず延期にして保留。
ま、そんなことはどうでもいいんだけど。

結局、抜糸まで入院して先日無事退院しました。
そりゃあ、少しは痛いけど経過は順調です。ただ、体力が落ちたので少し動いては休み、ゆっくり回復を待っております。相棒氏に、「お願いだから回復するまで大人しくしてくれ!」とまで言われて・・・す、すまん。

まったくもって、人生一寸先は闇ですわ。

回復したら体力つけよう。食事に気をくばろう。相棒氏にも優しくなろう。
と、今は思ってます。

最後に、色々ご心配おかけした方々、お見舞いにきてくださったり、メッセージくれたり、ホントにありがとうございました!

ワタシは実に幸せ者でごぜーやす。
いつか、どこかで恩返しをさせていただく覚悟でごぜーやす。
そん時はいつでもパシリに呼んでくださいな!

それと、食事の最中に呼び出して執刀してくださった先生、その後親切に丁寧に診察してくださった病院の方々、ありがとうございました。なんだかんだいっても今回も助けて頂きました。

以上、盲腸騒動事件記でした。

(写真は病室から見た虹です)