はてなばばあ

気まぐれに自分メモ的に書いてます。

PARIS 5日目(その1)

2012年01月31日 | 旅行
5日目(その1)
大変便利な一日乗車券「モビリス」これさえあれば市バス、地下鉄乗り放題。強い味方なので毎日購入。
美術館のミュージアムパスも大変便利で強い味方だった。このパスは、美術館だけじゃなくて教会やベルサイユ宮殿なんかも入れちゃうのだが、この日は朝から「サント・シャペル」というパリ最古のステンドグラスがある教会へ。入り口のセキュリティーチェックのところで日本の高校生の修学旅行団体に混ざってしまった。まあ、にぎやかでうるさいのなんのって。引率の先生もご苦労様だわ。さすがに教会の中では自粛してくれたけどね。高校でパリに来れるなんて幸せ者たちよ!スリにはあわなかっただろうか?後ろポケットに財布を入れてた男子よ。

学生諸君もおとなしくなった様に、以前パリに初めて来たときも感じたのだが、教会に入るとクリスチャンでもないのに妙に落ち着くのはなんでだろう?ここの教会のステンドグラスは古いだけあって落ち着いたアンティークな風合い。特に2階の部屋は素晴らしくて「宝箱をちりばめた様な」という表現がピッタリの美しいステンドグラスにうっとり。

 

教会を出た後は、セーヌ川を渡りサンジェルマン・デ・プレ地区をぶらぶら散歩。まず文房具屋でボールペンや色鉛筆など細々としたグッズを購入。文房具好きにはたまらない。本屋では日本のコミックを見つけて興奮。メジャーなモノばかりじゃなくて、マイナーな作品や新しい作品なんかも揃ってた。古本でアレコレ購入。MANGAでフランス語を勉強するのも悪くないじゃん!?その後、ガイドブックに載っていたフィギュアの店「Pixi&Cie」に行きテンションは最高潮に。星の王子様やババール、バーバパパなどのグッズは安いものしか買えなかったけどフィギュアの展示コーナーでは小さな人や家が可愛すぎる!楽しすぎる!!!



買い込んだ荷物を一旦アパートに置きに戻り、「マミー・ガトー」という日本人がオーナーだという店で早めのランチ。と、思っていたら、あれよあれよという間に満席になってフランス人のマダムと相席になった。そのマダムが「焼き菓子が美味しいのよ!」って薦めてくれたけどお腹いっぱいで食べきれず残念!キッチンでは日本語が飛び交ってたが、メニューもオーダーもフランス語。とても感じの良い明るい店でランチも安くて美味しかった。キッシュ、サラダ、ジュース、最後にエスプレッソ付けて二人で30ユーロ。お客さんは常連さんばかりで大人気の店だった。



お腹も満たされたので、市バスに乗ってモンパルナスの「郵便博物館」へ。小規模な郵便と通信についてのマニアック系博物館だったがもちろん説明は読めず。売店で相棒氏が郵便配達用レプリカ?BAGを購入してたが、日本に帰ってから改めてみるとヒモが短い!街で使うには格好悪いので別の用途を考えなくちゃ。
(つづく)



PARIS.4日目(その2)

2012年01月29日 | 旅行
4日目(その2)

歩き疲れたので、とりあえず近くのMETRO「リヨン」駅に向かう。この駅は、ちょっと治安が悪いとガイドブックに書いてあったので少し緊張したが、ポリスが3人ホームにいたし、電車にも警備?乗り込んでた。うーん???ま、何事も無く「オテル・ド・ヴィル」駅で降り、B.H.Vという東急ハンズみたいなデパート(東急ハンズが真似したのかも)に買い物に行く。

ここは大工道具から台所用品、おもちゃ、文房具などなんでも売っていて見やすく買いやすい。友人の出産祝いにウサギのぬいぐるみとか、ウチの猫のお世話してくれてる友人に猫のぬいぐるみなど数点購入。こっちのぬいぐるみって、赤ちゃん用なのに紫色だったり大人なおしゃれな色づかい。大人でも欲しくなる。ちょうどクリスマスシーズンだったのでラッピングのサービスもあったのでお願いした。が!ここの担当者の若い男女、愛想はいいけど、やたら時間がかかって出来も悪い。包装紙を切ったところがガタガタで、信じられないくらいに下手!フランス人って不器用なのか?でもまあ、これも旅の思い出だね。と、笑いながら階を下りビルから出ようとしたら・・・
セキュリティーゲートで「ビーーー!!!」え?私?何?何?おろおろしていると、どでかい黒人ガードマンが「ちょっとまて。袋の中を見せろ(多分)」という。袋の中には、さっき買ったラッピングしてもらった包みが数個。ガードマンもさすがにラッピングまでしてあって盗んだものとは思えないわけで、申し訳なさそうに「開けても良いか?」と聞く。どうせへたくそラッピングだったし、快く「ウィ」と答える。案の定、防犯タグの外し忘れだったわけだが、無実を証明するためにレシートまで提示。どんな買い物もレシートは捨ててはいけませんね。教訓です。帰り際にガードマンも謝ってくれてドアを開けて見送ってくれたけどね。焦りました。まったくもう。

そんなこともあったけど、まだアパートに戻るには時間が早かったので、近くのポンピドゥーセンターに再び行き、企画展のムンク展とYAYOI KUSAMA展を観た。草間展は、若い頃のビデオとか写真とか日本では観たことないような過激なシーンとかも展示してあったり、昔の作品もたくさんあって改めてすごいと思った。説明書がフランス語だから読めなかったのが残念。



その後、最上階のムンク展に行く途中、エスカレーターを上りきったところで夕日がパリの街に沈むところが見えたのはラッキーだった。雨上がりの夕焼けだ。



そして、雨上がりの夜空(くどい?)には、満月に近い丸い月が出てきて、ああ、日本でも同じ月が見えるんだよね?と、なんだか感動してみたり。



朝から晩まで歩き回り、くたびれ果ててアパートに戻った後は、洗濯して、冷蔵庫の残り物を食べて、泥のように眠りました。


PARIS.4日目(その1)

2012年01月29日 | 旅行
4日目(その1)

ようやく雨が上がり朝日がまぶしい!誰もが名前を知っている超有名な「ルーブル美術館」へ開館時間にあわせて市バスで向かう。



日曜無料DAYの次の日だったからか?朝早いからか?意外と空いている!館内はめちゃくちゃ広いので日本語パンフレットをもらい、自分の位置を確認しながら回ることに。まず最初の人だかり発見!サモトラケのニケが、ででーん!と迎えてくれた。



そして、いるわ。いるわ。観光客がいっぱい!韓国、中国、日本人の割合が半分以上を占めている。中でも日本人がダントツ!ツアー客、修学旅行、個人旅行。主要な作品の前には、どこも人だかりができてて、ある意味わかりやすい。有名どころナンバーワンのモナリザは、本物は色がやわらかくて深くて実に美しかった。
 

ミロのヴィーナスも、ああ、大理石でできている!あたりまえなんだけど質感がいいのよ。質感が。石膏じゃないんだ。本物なんだ。と、完全なおのぼりさん状態。



有名な作品が、行けども行けども出てくる。とにかくバカでかかったりする油絵も天井が高いからゆったり展示されているし、規模が半端じゃないわけで。ああ、こういう文化に子供の頃から接している人たちは、大人になってもコンサートに行ったり絵を鑑賞したりできるのか?文化を楽しむ幅が違いすぎる!悔しいような、羨ましいような・・・



クラクラしながら館内を歩き回る。彫刻の量もすごいのなんのって!全部観るなんて絶対無理!
主要な作品のゾーン以外は、人も少なくなってきてエジプトの彫刻や先日行った「ケ・ブランリー美術館」にあったようなプリミティブな彫刻ゾーンなんて、ほぼ貸し切り状態。小物、模様、形に釘付け!現代でも通用しそうな陶器の柄だったり形だったり。ああ、ネタの宝庫だ!いつか、また、ゆっくり来られるチャンスがあったら来たいと思う。



そうそう、フレスコ画のところでは鳥肌がたった。学生時代に授業で一枚だけ描いたことがあるけれど、本物を観たのは初めて。いったい何時間歩いただろうか?お腹も空いてきたので館内のカフェでサンドイッチとコーヒーを飲む。二人で20.4ユーロだった。割高だが仕方ない。



お腹も満たされて、元気になったので美術館を出てMETROで「サンポール」まで行くが、目当てのアンティークショップやカフェなど休業ばかり。街なみの雰囲気も静かでいい感じなんだけど休みじゃ仕方ない。気を取り直して、そこから歩いて1kmくらいのところにある「ヴィアデュック・デ・ザール」という50以上のジャンルの職人がアトリエを構えるギャラリー?店?があるらしいので歩いて行ってみると、陸橋の下に延々とアトリエがならんでいた。ガラス越しに陶器の絵付け作業など見ることができたが、気軽に入れる雰囲気でもない。他に歩いてる人も少なくて閑散としていた。
午後2時ぐらいだったかな?曇ってきて寒くなってきた。



(つづく)

PARIS.3日目(その2)

2012年01月19日 | 旅行
3日目(その2)

このパン屋、ベルギーパンのチェーン店で東京にも進出してきたらしい。納得の味なのだ。できたてほやほやのバゲットを少しかじり買ったイチゴタルトを食べて午後の予定を考える。



第一日曜日はパリの美術館のほとんどが無料開放なのでメジャーなところは激混みの予感大。しかし、少しマイナーなところだったらマシかもしれない。狙いを定めて「ケ・ブランリー美術館」へ行ってみることにする。
近くのバス停でバスを待つ。が、なかなか来ない。通りがかったタクシーの運ちゃんが何やらジェスチャーで言いながら通り過ぎていった。何だろう?と、バス停の表示をよく見たら土日運休とな!急遽メトロに乗ってRERに乗り換えて向かうことになるのだが、この乗り換えが結構大変。長い長い通路を歩きRERのホームにたどり着いた。するとRERのホームときたら昼間なのに(って地下だけど)薄暗い。汚い。落書きだらけで電車まで汚い。地元の人もなんとなく緊張気味にみえたのは気のせいだろうか?ガイドブックにも書いてあったが早朝、深夜は女性一人では利用しない方が身のためだと思った。

ようやく美術館に到着。うっ!長い列ができていた・・・ パスの威力も発揮できない。無料DAYは誰もが入場するために並ばねばならず、仕方なく傘をさしながら30分ほど並びました。館内に入ると、ここはヨーロッパ以外の美術品を集めた比較的新しい美術館でアジア、アフリカ、ペルーなどのプリミティブなお面や彫刻や陶器などが展示してある。照明を暗くしてスポットライトに照らし出されたそれらの作品たちは、かなりの量で見応えがあった。西洋美術との大きな違いは力強さか?念もこもってるような?すごい存在感だ。ユーモラスにみえるが、作った本人は大まじめに作ったんだろう置物とか、表情豊かな顔とか、「なんじゃこれ?」の連発。楽しすぎる!!!
  

客層は、ほとんどが西洋人でアジア系は見当たらなかった。それもそのはず?企画展の内容が「SAMOURAI」展!人数制限があって、その会場に入るにはさらに並ばねばならなかったのでパスしたが、ロビーに展示してあったオブジェ(侍が馬にまたがってる)を見た限りでは勘違いてんこ盛りのおかしなJAPANイメージ炸裂だったので話のネタに見てこればよかったかも?と後でちょっと後悔。また、ミュージアムショップでは勘違い写真集「JAPAN」とか、いろいろあって笑えた。なんでこうなるのぉ?と、思ったが、案外どの国のもそんな感じなのかもしれない。その国の人が見たら「変!」って思うんだろうか?結局、土産は何も買わず外に出た。SAMOURAIグッズ買ってもねえ・・・

外に出ると夕方5:00過ぎで、もう真っ暗。日が短いなあ。一日歩き回ってくたくたなので帰りはタクシーで帰ることにしたけどタクシー乗り場がわからない。どうしようか?と、ふと周りを見渡したら「うわっ!」エッフェル塔がライトに照らされて輝いている!!!綺麗だ~!!!よし、あの近くに行けばタクシーもつかまえられるだろう。と、疲れも忘れて歩き出す。近づくにつれて大きさがハンパじゃなくなってきた。すごい!でかい!かっこいい!!!朝から道に迷って歩き疲れて足がむちゃくちゃ痛くて
泣きそうだったけど、すべて帳消しです。すてきな日曜日になりました。



アパートに戻った後は昨日の残り物の総菜で夕食。そして洗濯、メールチェック。まるで日本の生活と変わらない気がするなあ。。。

PARIS.3日目(その1)

2012年01月17日 | 旅行
3日目(その!)

今日も朝から雨が降っている。相棒氏はアパートのベランダで雨に濡れながら悠々とタバコタイム。私は、時差ぼけで熟睡できず目覚めが悪い。

日曜日なので朝から蚤の市に行く予定だったが雨なのでゆっくりと出発。一日乗車券を買い、まずはメトロで「vanves」へ。駅を降りたらすぐにわかると思い込んでいたが、あれ?どっち?看板は?ないのね?うーん。。。相棒氏「え?調べてないの?」私「だって駅の近くって書いてあったからさ~」しかし適当に歩いて行くが何も見えない。しかたないので犬の散歩中のマダムに勇気を出して聞いてみた。蚤の市ってフランス語でなんていうのかわからんかったが、なんとなく伝わった。そしたら逆方向だった。「メルシーマダム!」1kmぐらい遠回りしてたどり着いたら、ほんとに駅の近くだった(涙)

さて、蚤の市ですが雨でもやってました。ずらりとテント広げて店が並んでます。すごい量。おもしろ半分に冷やかしながら見て歩いたが、これといって欲しいものはなかった。ほんとにガラクタなのにめっちゃ高いんだもん!最近では日本人のバイヤーや観光客が値切りもしないでガンガン買っていくから値段も上がってるらしい。

 

買うものがないとテンションも下がり気味で、しかも朝寝ぼけてて何故か薄着で来てしまった私は冷えて寒くなってきた。が、時差ぼけ知らずの相棒氏は妙に元気で所かまわずタバコをぷかぷか。(パリは、受動喫煙の街で老若男女が歩きタバコを平気でふかす)煙い!臭い!疲れた!だんだん腹が立ってくる!日曜なのでマルシェもやってって、オリーブやパン、果物、野菜、魚、肉、雑貨屋が並んでいる。確かに見てると面白いんだけど・・・寒いのだ。臭いのだ。だんだん不機嫌になる。いかんと思いつつ無口気味。ようやくメトロで「モンパルナス」に移動。

「寒いし、疲れたし、ちょっと休もうよ。」と、近くにあったビストロに入る。ああ暖かい。少し早いが食事をしようと英語のメニューをもらう。サーモンのグリル、ゆでたジャガイモ、大量のインゲン豆、オレンジジュースのセットと食後にエスプレッソ二人で47ユーロ。大満足。陽気な英語を話すスタッフのおっちゃんが印象的な店だった。

 

食後、「マルシェ・ドゥ・ラ・クレアシオン」というアーティスト系の蚤の市をのぞいてみるが、あれ?なんだ?趣味の人たち?絵、陶芸、手芸など・・・小規模だったし、そそられず早々と退散。

すると、相棒氏が「せっかくここまで来たのだからブランク-シのお墓に行きたい」と提案。お腹がふくれて満足したので快く賛成。ちょっと興味あったしね。・・・でも!案の定相棒氏も下調べなんてしてないのだ。この広い墓地の中で一体どうやって探すんだ?すると墓の地図みたいな看板に有名人の場所が書いてあった。やれやれ。さっそく探すが、なかなか見つからない。



そもそもパリの墓って、日本みたいに画一的なものばかりじゃなくて、アールデコ調やらコテコテのデザインの墓など個性豊かで面白いんだが、ひときわ目立つ墓を発見!ミラーのタイルを貼付けたキラキラ光るオブジェの墓!サインがnikiって書いてある!おお!すてき!感激して手をあわす私でありましたとさ。後日、それがニキ本人の墓ではなく友人の墓だったと知るのだが。。。

 

相棒氏もちゃっかりブランクーシ本人の墓とブランクーシがつくった「接吻」のオブジェの墓をカメラに収め大満足。しかし寒さもピークに達してきたので一旦アパートに戻ることに。メトロで移動して最寄りの駅で下車。・・・が、また!道を間違えてすごい遠回り!一体、朝からどれだけ歩いたんだろう?

(つづく)


PARIS.2日目(その2)

2012年01月15日 | 旅行
二日目(その2)

噴水の横を通り抜け、何度もグーグルで確認した(笑)ポンピドゥーセンターの建物が見えてきた。
おお!本物だ!建物の中に入ると、ロビーにはネオンがピカピカしてて映画館やカフェなどもある。まず、あのチューブのエスカレーターを一番上まで上ることにした。エスカレーターの内部は、未来空間みたくドクッドクッと心臓音が鳴り響いている。踊り場に着くとプラスチック製のコンドーム形のオブジェがびっしり。意外とキレイ。





最上階まで行くと、また人が並んでる!しかし、ここは企画展(ムンク展)に並ぶ列だった。じゃあ、今日はいいや。常設展だけ観に行こう。と、Uターンして下る。しかし常設展だけでもすごい量だった。しかも広い!歩いても歩いても先がある!現代美術なので単純に面白い。楽しい。本でみたことのあるデザインの物の実物とか。ピカソやジャコメッティの作品にまざって、やたら目についた彫刻家の作品が面白い。フランス人作家だった。こういう出会いがあるから楽しいのだ!



それにしてもポンピドゥーの中は、おしゃれな人が多かった!同じ人間とは思えない体系のお姉さんカッコいいおばさまなど、作品を撮るフリをして撮りたかった!?

常設展を観た後は、一度外に出て別館にあるブランクーシのアトリエに行く。相棒氏の好きな彫刻家だが、日本ではなかなか作品を観るチャンスがなかったので相棒氏は大喜び!もちろん私も普通に好きだから楽しい!
作品はもちろんだが、アトリエっていうのが良いのだ。生前パリに寄贈することを約束していたアトリエは忠実に再現してあるのだろうか?自然光の入る明るい室内。白い部屋。石、木工、金属、本でしか見たことのなかった作品が目の前にごろごろ。おまけに手道具や作りかけの作品なども所狭しと置いてある。何故かギターやゴルフクラブ、カメラもある。楽しすぎる!二人してガラス越しにへばりついて写真を撮りまくった。



充分満足した後、もう一度本館に戻りミュージアムショップに行くと、すごい!美術書関係の本がぎっしり!友人に頼まれていた「スケッチトラベル」も発見。もちろんブランクーシ関係の本やDVDなども発見。また季節柄カレンダーが豊富でクレー、ミロ、ニキなど数種類購入。テンションあがりまくり!暖房も効きすぎて暑い!クラクラしながら外に出た。

その後は、裏道を少し歩いて陶芸、絵などを夫婦で製作しているアトリエ兼ショップへ行く。
(ざっくりいえばウチと同じスタイル)ふむふむ。なるほど。確かにおしゃれでかわいい。店の作りもいい。看板犬のpompomちゃんも可愛い。お土産にちょこちょこと購入したら、すごく上質な紙でラッピングしてくれた。こういう店は勉強になります。



そして、あたりも暗くなってきたので、少しあたりをぶらついて近くの駅からメトロに乗り込む。メトロは夕方のラッシュ時で二人組の少女スリが狙って来た。ふふん。なめんなよ。もちろん未遂。

アパートに荷物を置いて、スーパーに買い出しに行く。アパートの決まりでシャワー、洗濯を9時までに済ませなくてはならないので、夕食はその後で買ってきたキッシュをチン。結構おいしかった。おなかぺこぺこだったしね。

ようやく2日目終了。。。おやすみなさい。。。



PARIS.2日目(その1)

2012年01月14日 | 旅行
二日目(その1)

ボンジュール♪さて、今日はどこへ行こうか?
朝9:30にアパートを出発、小雨降る中てくてく歩いて「オルセー美術館」へ向かう。15分ほどして到着するが・・・・チケット売り場に向かう入り口がすごい列!!!でも!私たちにはミュージアムパス(出入り自由のパス券)があるので別の専用入り口からスルッと入場。購入しておいて大正解!ああ、良かった。寒い外で並ばずにすんだ。



荷物チェック(どこの美術館でもセキュリティーチェックがあった)を済ませて美術館に入ると、昔の駅舎を移築しただけあって広い!自然光が磨りガラス越しに天井からも壁面からも入り、とても明るい。建物全体が美術品だ。1848年から1914年までの近代美術品2万点収蔵とだけあってすごい量!あっちを向いてもこっちを向いても有名な作品ばかり!ゴッホ、ルノアール、セザンヌなど教科書や図録でおなじみの作品が、色、艶、筆跡、全く別物じゃん!って、あたりまえなんだけど実物のなんていうか、柔らかさとかがリアルに感じられる。ああ、本物だ!と、感動。しかし、あまりの作品量にビビってなぜか先を急ぐ私たち。急ぎすぎてマネの「笛を吹く少年」とか観てない。あれ?

 

オルセーを出た後は、セーヌ川を歩いて渡り近くのバス停へ。橋の上で観光客の男性が署名詐欺にひっかかっていた。日本人じゃなかったけど。
そして今回初めてのバスに乗車してみたら、車内に注意書きを発見!各国語で書かれていたが、どうやらパリでは携帯がスリに狙われるらしい。転売するんだろう。その後注意してみていたらパリの人たちはイヤホンで会話していた。電車の中でもバスの中でも歩いているときも。携帯自体は鞄の中にしまっていた。

さて、バスに乗ったはいいけど次に停まるバス停のアナウンスがないので電光掲示板を注意して見ていなくてはならない。前もって調べてはいたけれどつい間違えて目的地の手前のバス停で降りてしまった。だいたいの方向はわかるけれど、ちょっと迷子。ちょうど昼だし目についたイートインのカフェで昼ごはんを食べる。サンドイッチ、サラダ、カプチーノ(二人で16ユーロ)



地図で確認して、いよいよ次の目的地「ポンピドゥーセンター」(現代美術館)へ向かう。今回の一番の目的地といってもいいだろう。特に相棒氏は。

てくてく歩き、路地を曲がると、むむ?ここは!「ニキ・ド・サンファルとティンゲリーの噴水だ!」
来たかったんだよね~見たかったんだよね~(私)わーい!わーい!と、傘をさしながら写真を撮りまくる。が、雨だし、寒いし、他に誰も見てない。近くのオープンカフェにも誰も座ってない。

テインゲリーの歯車がキーコキーコと寂しく鳴り響いて冷たい水しぶきが雨に混じって飛んでました。




つづく・・・

2011.12 PARIS旅日記(1日目)

2012年01月09日 | 旅行
1日目

羽田を日本時間深夜1:30に出発。
約12時間後の早朝6:55、シャルル・ド・ゴール空港に到着。
空港で休憩してからタクシーでパリ市内へ向かう。



が、のんきに休憩なんかしていたからタクシーは大渋滞にひっかかってしまう。片言の英語で運転手に聞くと「いつものことさ♪」と言ってたくせに、あまりに動かないのでだんだんイライラしてくる。1時間もかけて高速を抜けて市内に入ると、抜け道なのか?よくわからんが、狭い道をクネクネとクラクション鳴らしながらぶっ飛ばすこと30分!おかげで私は車酔いしながらアパートメントに到着。9:30ぐらいだったかな?



今回はホテルに泊まらず短期アパートメントを借りることにしたのだ。
アパートの管理会社の人(日本人)から注意事項などを聞いて鍵をもらう。

まず荷物をほどき、これから1週間暮らすことになるアパート内をチェック。
暖房は、エアコンが無いので心配して湯たんぽまで持参したが、オイルヒーターが結構暖かいので滞在中必要なかった。
部屋も二人で使うには充分の広さで持参したPCも無事ネットにつながった。台所には調理器具、食器、すべてそろっており不自由はなさそう。洗濯機も一応使える(脱水機能がいまいちだった)

バスタブが無いのが残念だったが、シャワーのお湯も割とたっぷり出るタイプだった。(途中で水にならずに使えた)
トイレの便座は冷たいのはイヤなので持参した便座カバーをセット。(日本のシャワートイレや暖かい便座は素晴らしいのだ!)

一通り確認した後、長旅の疲れから一気に眠気に襲われる。
当初の予定では、初日に一つくらい美術館に行こうと思っていたけど断念。
なので、「今日は近所を散歩するだけでいいや。」と、ぶらり散歩に出かけることにした。



しかし、ぶらりと散歩のはずが・・・あれ?ここはどこ?私は誰?早速迷子。迷子のくせにカフェで軽く昼食をとる。
二人とも地図も持たず出て来てしまったのだ。ちょっとのつもりが、かなり遠回りしてアパート付近に戻って来た。

戻った後は、近くの教会で奇跡のメダルを購入し、



老舗デパート「ボン・マルシェ」の食品館にて食材を色々購入する。(めっちゃ楽しい!)
夕食は、買った総菜を電子レンジでチンしてワインとグレープジュースで乾杯!



その後、メールチェックを済ませたら二人とも激沈。
長い長い一日が終わりました。