はてなばばあ

気まぐれに自分メモ的に書いてます。

老犬介護は続く・・・

2014年08月07日 | イヌ、ネコのはなし
日々試行錯誤で老犬介護を続けている。

夜鳴きに悩まされていて痴呆が始まったと思っていたけど、どうやら違うようだ。今、平均1日4回便を出すのだが、それがうまく排泄できずにいる。したいけど出ない。そうかと思えば下痢っぽい便が出ちゃう。人間もツライですが犬もツライ。基本外飼いだったので大も小も外でしたくて鳴くわけだ。または、出ちゃってオムツが気持ち悪くて鳴いて人間を呼ぶ。

出ない時は何度も何度も外に連れ出し(爪がはがれて血が出るので靴下はかせて、後ろ脚補助具を装着するのが結構大変!)マッサージして後ろ脚を支えて踏ん張るが出ない時は出ない。諦めて居場所に戻りオムツをつけてホッとした時に座り込んだ途端に出ることもある。はたまた寝ながら出てることにも気が付かなくて大人しくしている時もある。要するに日々体調も変わるので人間側としても予測がつかず振り回されてしまう。





ペティオ (Petio) 老犬介護用 歩行補助ハーネス 後足用 2L (中型犬)


いつから介護生活がハードになったのだろうかと思いだしてみたら、去年の暮れあたりから係留ロープが後ろ脚にからまって繋げなくなった頃から徐々に漏らすようになり、段差が上れなくなって居場所を段差のない作業小屋へ移動した。その後、爪がはがれて足が腫れて痛みが酷くなり食欲も無くなり自力で立ち上がれなくなった時もあった。いよいよ寝たきりか?と、思ったが、薬の力を借り、マッサージやドッグフードを替えたりしながら様子をみていたら、あれ?あれ?最近は自力で少し歩けるじゃないかい?後ろ足をウサギみたいにピョンピョンさせながらも歩く。すぐに疲れて座り込むけど満足そうだ。





暑い時は自分でずるずると冷たい床に這いだして寝てるし、ねえ?君、足が悪いけど内臓的にはまだまだ元気そうではないかい?食欲も戻ったし。先のことはわからんけど、できるとこまで付き合いますよ。



それにしても、犬も猫も捨てる人がいるからいけないんだよね。コイツもそうだったし。
ココでは、みかん園の猿よけの番犬に飼う人がいて去勢避妊しないから増えていくことも多い。そして捨てる。成犬でも捨てることもある。何匹もそういうコたちを見てきた。命をなんだと思ってるんだ!

だからさあ、せめて新しく犬や猫を飼いたいと思う人がいるのなら、処分されそうなコたちを引き取ってやって欲しいんだよなあ。お金でブランド犬を買うんじゃなくてさ。生き物もブランドなのか?おいおい!まあ、売ってるからいけないんだけど。もちろん、買っても誠実に飼ってる飼い主さんも大勢いるから一概には言えないんだけど。他にも言いたいことは山ほどあるんだけど、またいつか。

まずは、自分のできる範囲のことをします。
調子がいい日は、おむつ交換の時まで寝てくれる。そうすると人間は仕事もできて家事もスムーズにできる。それだけで幸せ。
人間にとっても犬や猫にとっても幸せな生活がおくれる世の中になりますように・・・