はてなばばあ

気まぐれに自分メモ的に書いてます。

チェコ旅行記(プラハ市内の美術館などについて)

2012年08月31日 | 旅行
ところで、チェコの美術館は、いったいどんな感じなんだろうか?
と、数カ所行ってみた。

「ヴェレトゥルジュニー宮殿」という名前の国立美術館の一部門。



ここでは、ミュシャ(ムハ)の企画展を観る。ミュシャというと、一般的に知られているキレイなアールデコ調の絵しか思い浮かばなかったのだが、ここにあったのは、3mくらいの大きな油絵ばかり。中には3Dみたいな絵もあったし、影絵みたいなのもあった。色彩が淡いけど深くて美しかった。が、1枚描くのにどれほどの時間がかかったのだろうか?と気が遠くなりそうだった。

そして常設展示は、ピカソ、ゴッホ、ルソーなどの有名どころの絵画からチェコの近代美術まで幅広く展示してあった。ちなみに有名どころの絵画の展示方法なんかは非常にザックリした感じで、え?こんなんでいいのか?市民展みたいだけど?ってな感じ。
近代美術コーナーは、チェコ語読めないけど多分チェコ出身の作家の作品が中心なんだろうけど、怪しい変な犬のオブジェが印象的だった。母犬の乳をすう子犬の顔がオッサン顔だった。

とにかく建物自体がバカでかいので、5階まで階段を上りながら部屋をグルグル回りながらの鑑賞は時間もかかり軟弱な自分は最後はヨロヨロになりました。

「国立技術博物館」







ここは、巨大な建物の中に実物のクラッシックカー、蒸気機関車、航空機、自転車、バイクなどが所狭しと展示してある。写真を撮りたい人は、入場料とは別に100コルナ支払って写真許可シールを服に貼って撮らなくてはならない。我々は相棒氏のみカメラ撮影楽しみました。よく見てると家族連れのお父さん、カップルの彼氏が喜々として撮影に勤しんでいました。国が違えどオトコは好きやねえ・・・確かにクラッシックな乗り物はカッコ良かったけどね。

「ムハ美術館」
ここは、街中にあって日本人観光ツアーのルートにも入ってるみたいで日本人にたくさん会いました。展示自体は、入場料のわりにしょぼくてガッカリ。

プラハ城の黄金小道の先にある「おもちゃ博物館」







アンティークドール、初期のバービー人形、駅、汽車の模型、兵隊のフィギュアなどから日本のこけしまで幅広く展示してあった。確かに面白いんだけど、実はトイレを借りるつもりで入ったのにトイレが無くて気もそぞろで退散。ここだけじゃなくて、プラハ城周辺はトイレ事情が悪かったです。公衆トイレはすべてチップ制なんだけど、結構並んでるのに悠々とウン○をする中国人にキレる若い女の子。めっちゃ臭くて。そしてチップ払ったからまた後でくるけどいいか?と交渉してた。多分。かなり笑えた。

と、脱線したけど、トイレネタのついでにプラハ市内が見渡せるという「テレビ塔」にも行ってみたんだけど、ここが残念なことに改築中だった。





そして、またしてもトイレがなかった・・・・最寄りの地下鉄の駅で済ませればよかったんだけど。まさかねえ。そしてホントはあるはずのレストランも工事中。展望デッキはコンクリートむき出しどころか、ところどころ崩れていたり、はがれていたり、電気コードや空調のパイプなんかも切れっぱなしでむき出し。窓ガラスも汚れていて、驚いたことに手で押したら窓が少し開いた!ひえーっ!怖い!それでも高い入場料を払ったんで記念撮影でもしなくては!と、がんばる観光客数名に混じって記念撮影。



そういえば、テレビ塔の回りは公園になっていて犬の社交場でした。飼い主たちと飼い犬たちがのんびり遊んでいた。1人、モヒカン頭の怖そうなオニイサンが怖そうな犬を連れてたのには少しびびったけど。もちろん皆さん放し飼いですから、しつけされてるんでしょうねえ?日本では考えられない。



(つづく)

チェコ旅行記(チェスキー2日目)

2012年08月25日 | 旅行
2日目の朝、宿の近くを軽く散歩をして時間をつぶし、遅めの朝食。
バイキング方式の朝食は、パン、果物、卵、ハム、ヨーグルト、トマトジュース、コーヒーでお腹いっぱいに。パンの種類も豊富でジャムも自家製で美味しかった。

朝食に満足した後、チェックアウトして荷物をバスの出発時間まで預かってもらい、昨日さんざん歩き回った街中へ。とりあえす天気もいいので街中を見下ろせる塔へ登る。









小さな街なので、ああ、あそこ昨日歩いたところだ。とか、すぐにわかる。不思議な感じだけど、遠いところに来たのに田舎なので妙に落ち着く。夢にみたヨーロッパの新緑の季節なんだけど、いつも緑に囲まれて生活してるので違和感がないというか?なんというか、変な感じなのだ。木の種類は違うんだけど、緑が多い場所っていうのはオーラみたいな空気が同じなんだな。うまくいえないんだけど。

その後は、エゴンシーレ美術館へ。でも名ばかりの美術館でシーレの原画はほとんど無くて、複製の写真ばっかり。しかもピントがぼけてる!それとか本人の写真とかでゴマカシてた。イケメンだから許すけどwww

ちょうどやってた企画展は、アニメのPat&Matの作者の原画展だった。原画もいいけどテレビの前のソファーに座ってアニメを1本観る。このソファーが古いんだけど、座り心地が良くてねえ。体が沈む沈む。半分寝てたかも・・・

美術館を出た後は、プラハ行きのバスの時間までランチを食べたり買い物したり。
買い物は、木工の店では、作家モノのヘンテコなペイントのからくりオモチャの中から1個選ぶ。他にも作家モノを扱ってる店で陶器の器を1個選ぶ。やっぱり作家モノは面白い。きっと観光地だから値段も高いのかもしれないけど、作家モノは出会いですから。





ほくほくと買い物を済ませて宿で荷物を引き取り帰りのバスに乗り込む。
記憶が無いほど熟睡してプラハに着いたのが18時くらい。「ただいま~」みたいな気分で最初の宿に戻りましたとさ。

以上、チェスキー旅行編でした。

ところで、チェスキーでは、やたら自転車族が多かったのが気になった。泊まった宿にも自転車チームの若者が泊まっていたし、街中で見かけた団体さんは中年以降のチームで大きな車に自転車を詰め込んで移動していた。サイクリングスーツにヘルメット装着はあたりまえ。かなり本格的な格好でおばちゃんもおっちゃんも楽しんでました。
聞くと、どうやらチェコは自転車が盛んな国らしい。プラハ市内の人たちも週末には郊外に車で自転車を運んでサイクリングを楽しむらしい。なるほどね。

チェコ旅日記(チェスキー・クルムロフ 1日目)長文です

2012年08月16日 | 旅行
プラハを朝出発して、チェスキー・クルムロフに昼過ぎに到着。天気は晴天!しかも暑い!前日までヒートテック着てたのに、半袖でもいいくらいの暑さ。川では上半身裸の若者達がボート遊びをしている。陽差しも強い。





ガイドブックによると、チェスキー・クルムロフ城には自由に出入りできず、ガイドをつけなくてはならないらしい。じゃあ、とりあえずガイドの予約をしようか?と、街の中心部のインフォメーションに行ってみる。

が、行ってみるとガイド?え?どれ?英語?チェコ語?はあ?
窓口の横にいろんなツアーの料金と内容が書いてある表が貼ってあるのだが、ハッキリ言ってわからない。聞きたくても英語もさほど通じない。(って、自分達がわからないだけなんだけど)悩んだ末、開始時間が一番早くて英語ガイドのコースを選んでみた。1人250コルナ(日本円で約1250円)なので、確かガイドブックに書いてあった料金と同じくらいだから大丈夫でしょう!?

で、開始時間まで2時間くらいあったので、適当に街をぶらぶらして時間をつぶす。













なかなか雰囲気いいし、可愛い雑貨屋がたくさんあるぞ。ふむふむ。と、めぼしい店をチェックするが、あまりの暑さに日陰に座って水飲んだりアイス食べたりして時間を潰しながら人間観察を楽しむ。なるほどね。日本人観光客の団体さんもココはお決まりのコースらしく、何グループも広場を横切って行く。もちろん、世界各国からの団体客も多くて、広場は集合場所だったりして賑わっている。そして、みんなすごく楽しそうでのんびりしている。街全体がテーマパークのような観光地で治安も悪くないし。



そうこうしていると、ガイドの開始時間になったのでインフォメーションの近くの指定されたあたりに行ってみた。でも、誰もいない。っていうか、ここらへんって?どこ?近くに団体は2、3グループいるけど、どうみてもツアーのグループっぽい。

どうしようか?と、不安に思いつつ、チケットを見えるように手に持ってアピールしてみた。・・・・すると1人のキレイなオネーサンが近寄ってきた。そうでした、この人がガイドさんで、客は我々だけ。えええ?英語だし、団体にくっついて回ればいいや的に軽く考えていたけど、マンツーマンでしゃべってくるではないか!

しかし、このオネーサン「英語?ほとんどわかりません。よろしく。」って挨拶したにも関わらず、ちゃんと仕事してくれるのだ。チェスキーの歴史から・・・王族の誰と誰が結婚して・・・とか、街の歴史、建物の特徴についてもゴシック調とルネッサンス調の違いとか、わからないなりにも言ってる内容を想像しつつ返事をしないといけない。

















すごく丁寧にゆっくりと、わからない単語は違う言い回しで説明してくれる。なので、こちらも真剣に英語脳になって聞いてみる。わかったような?わからないような?でも、エゴンシーレが好きだと言うと、シーレの絵の写生場所を教えてくれたり、地元の若者のアート作品を熱心に案内してくれた。でもね、なんか途中からおかしいな?と、気が付きはじめたんですわ。なかなか城に行かないのね?ということに。

・・・そうなんです。このガイドコースは、街の散策ガイドだったのです!
ええええ?マジっすか?城は?入れない?

でもいいんです。知らなかったら、ささっと通り過ぎてしまう街のあちこちのポイントを一つ一つ説明してもらって(写真を撮るまで次に進まないので写真を撮らなくてはならなかったが)ゆっくり街を散策できたのだから。借り手のつかない幽霊ハウスの話とか。と、自分達をなぐさめる。

そして、ガイドの最終地点が城の入り口。
さよ~なら~楽しかったです。ありがとう。



この時、すでに夕方17:25くらい。あーあ、城の内部見学は、明日また来なくちゃダメなのか?と、ダメもとで城のチケット売り場の人に聞いてみる。すると最終の17:30のツアーがまだ予約できるというではないか!買います!買います!と、さっきのガイド料と同じ料金の1人250コルナを支払ってチケットを入手。「どこに行けばいいですか?」と、英語で聞くと、「そこを出たら左に行くとドアがあるから。」と、多分言われた。

しかしですね~、入り口わかりません。時間がないので急いで探すもドアなんてない!事務所や土産屋のドアはあるけど、城の入り口がわからない!焦って走り回るがわからない。チケット買っちゃったのにぃ!そのへんの観光客に聞いてもその人達は内部に入らない人たちなので、わからなかった。(多分ほとんどの団体ツアーは内部見学まではしないのかもしれない)土産屋の人に聞いてみると、「あそこに行きなさい」って。おかしいな?さっき通ったけど入り口なんてなかったんだけど・・・とりあえず言われたところに戻ってみる。

すると・・・人が並んでるじゃん!さっきまで誰もいなかったところにワラワラと人が15人くらい集まってきて並ばされてる。で、よく見ると、さっきまで鍵がかかっていたはずのドアが開いたではないか!

実は、この城の内部見学のガイドツアーは、内部に見学者を入れる時だけドアを開けるのだった。しかもそのドアには何も書いてないのだ。しかも石の壁にカモフラージュされてるようなドアだから、まさかココが入り口とは思えなかった。わかるわけないじゃん!ぶーぶー!と、文句をたれつつ、汗ダラダラで列の一番後ろにくっついて入れてもらった。

城の内部には、小部屋が何個もあり、その部屋ごとのドアも厳重に鍵がかかっていて、入るときに開け、次に進むと入ってきたドアは鍵がかけられていく。すごい厳重だった。

で、その内部についてですが、撮影禁止なので自分は撮らなかったけど、居合わせた他国の人たちは、数人隠れてバシャバシャ撮っていた。怒られても知らんぷり。呆れました。モラルはないのか?

しかし、まあ、何て言うか、こういっちゃなんですが、この城はいわゆる田舎の城でした。装飾や部屋の作りが質素というか、そんなにお金のかかっていない城です。他のヨーロッパの豪華絢爛すぎる庶民から血税を搾取して作った城とは違います。舞踏会用の部屋に描かれた絵なんて、レプリカみたいな?ちょっと笑っちゃうような?失礼を承知で言いますが、ヘタっぴな絵でした。うーん・・・それはそれで面白かったけど。

でも、入場料は貴重な財源でもあるので、撮影禁止にして、ちまたに写真が出回らないようにして入場しないと内部が観られない仕組みにしているのかもしれません。ガイドさんは英語だったけど、他の客からつっこまれてタジタジしてました。何が問題で、何にみんなが笑っていたのか?は、我々の英語力ではわかりませんでしたけどね。

でも、無事、城の内部にも入ることができて大満足。そして、半日歩き回って足は棒のようになりました。城の内部は階段だらけだし、街の端から端まで、とにかく歩きましたから。



その夜は、適当に入ったレストランにて生ビールとオニオンスープ、サラダ、チキンソテーを食べて、食事代は2人で525コルナ(日本円2700円くらい)。ビールはメチャうま!





大満足の一日でした。

(つづく)


チェコ旅行記(チェスキー・クルムロフへ)移動、宿について

2012年08月09日 | 旅行
一度は行ってみたい街のひとつだった「チェスキー・クルムロフ」
プラハから高速バスの直行便で3時間ぐらい。日帰りできない距離でもないけど、ゆっくりしたいので1泊することに。

高速バスは何社かあるのだが、かかる時間はあまり変わらないし、値段もさほど変わらない。
が!しかーし!バスの快適さが、月とすっぽん(古っ!)なのだ。どう違うかというと、車内にトイレがあるか?とか。3時間ガマンしなくてはならないのは、お腹の弱い私には精神的に無理。そして座席のクッション性も重要ポイント。チェコの道路事情はあまり良くなくて、高速道路でも平気で穴があいてたりする。もちろん運転も荒いし飛ばす。なので、できればシートが良い方がいい。・・・となると、当然一番人気のバス会社を選ぶ。しかし予約しないと乗れないことが多いらしく、前もって日本を出る直前に予約購入しておいた。



乗ってみると、このバス素晴らしすぎる!コーヒーも出てくる。バスガイド(私服なんだけど、ラフなスウェットとジーンズが可愛い!)の女の子が、ちゃんと希望の飲み物を聞いてくれて自動エスプレッソマシーンで出してくれた。狭い車内での仕事にも慣れたもんで、独自の4つ穴のあいたトレーにコップを差し込み配ってまわる。帰りのバスガイドさんは、要領がいいのか?その4つ穴のトレーに無理矢理6個乗せていた。そりゃそうだ。少しでも回数が減ったほうが楽だもんね。プラスチックの柔らかいコップなので、ぐにゃって凹まして間に挟んでました。ヘッドホンも貸してもらえて音楽や映画が見れるけどチェコ語だから断った。

座席も革張りのリクライニングシートで、wifiも使えて居心地抜群!パンフレットを見たら、プラハを基点にパリ、ドイツ、スペイン、イタリアなどの国にも運行していた。で、もちろん値段がびっくりするくらい格安!たしか、パリまで日本円で数千円だったような記憶が。

あ、ちなみにプラハからチェスキーまで片道15.10ユーロだったので日本円で約1600円。トイレのないぼろいバス(路線バス)でも料金はさほど変わらない。予約にあぶれたら当然ぼろいバスに乗ることになるのだが、座席が満席の場合は立って乗るそうだ。ひえーっ!しかも、聞いた話だと、途中でバスが止まって運転手が降りちゃうことがよくあって、その場合運転手が自分の買い物してたとか、ガソリン買ってたとか、日本では考えられないようなのんきな感じです。でも一応長距離バスっす。

そんな感じで異国の移動は面白いです。電車も乗ってみたかったけど、バスより料金が高くて時間がかかるので今回はやめました。レンタカーも考えたけど高くつくので却下。

泊まった宿は、街の中心部から歩いて10分くらいのところのペンションで朝食付きwifiフリーで2人で59ユーロ。英語も通じて、まあまあのレベルだったと思う。
屋根裏部屋だったので階段がしんどかったけど、お城のライトアップも見られて景色は最高。ホテル内のインテリアもレトロで雰囲気が良い。階段においてある陶器の頭のオブジェは変でしたけど。朝食も美味しかった。

宿の窓から・・・


階段のオブジェ


ちなみに、行きのバスの乗客は、何故かほとんどが中国か韓国人でした。バスを待ってる間、観察してると日本人との違いが面白かったです。妙にペアルックが多かったり(上から下まで全部)、やたら写真を撮ったり(これは日本人の自分も一緒だけど枚数が違うのだ)しかも、モデルのようなポーズをとって撮るんです。それも何枚も何枚も撮るんですわ。びっくりです。韓国からプラハには直行便が飛んでるらしいから新婚さんが多かったのかなあ?



そしてバスに乗り込んだら、どの人たちも一斉にスマホを取り出して一心不乱に何やらやってました。ずっとです。すごい異様な感じがしたけど、日本の都会も一緒ですよね?変な感じ。

そういえば、旅先でiPadを持ち歩く人も多かったですね~
デカイのに写真までそれで撮ったりしてました。





(つづく)

チェコ旅行メモ(宿、交通事情について)

2012年08月01日 | 旅行
今頃?って感じですが、チェコ旅行メモを再開します。
記憶が定かでなくなってきたので、日にち別ではなくて項目別で。

(宿、交通事情について)
今回の宿は、主にプラハ郊外の住宅地にある宿を連泊で利用したので、プラハ中心部に出掛けるには、毎回バスやトラム(路面電車)などに乗って行かねばならなかった。滞在の快適さを想像しての選択ではあったのだが場所的に少々不便だったことは否めない。地図上では停留所から10分くらいでも、それが急な坂道だと軟弱な自分には正直きつかった。重い買い物をして帰った日にゃあ手がちぎれんばかりの痛さで。。。普段歩き慣れてない体力不足を呪いましたわ。

そうはいっても、郊外の住宅地なので実に静かで鳥のさえずりも聞こえて、宿までの道は雑草も伸び放題で思わずこっちの生活とリンクするような錯覚に。





また、この時期は日が長く、朝5時前から夜10時過ぎまで明るいので不思議な感じ。普段朝寝坊の自分が毎日早起き。夜も明るいからなんだか落ち着かない。どこでもいつでも眠れる相棒氏が恨めしい。

交通手段のバスやトラムや地下鉄の移動は、慣れれば乗り換えのコツが掴めてくるので問題はない。乗ってしまえば、降りる駅や停留所を注意深く見ていればいい。だんだんチェコ語も聞き取れるようになる。





また、前回のパリと違って地元の人たちは、のんきに車内で携帯のゲームしたりメールしたり話したりしていた。多分さほど治安は悪くないんだろう。油断したらスリにも会うのだろうけど、ひったくりみたいな犯罪は少ないのかもしれない。毎日チェコ人の観察していると、チェコ人は相当おしゃべり好きらしく、すごくしゃべる。長電話も好きでずーっとしゃべりながら乗車していた。服装は、中年以降の人たちは実にラフで気取ってなくて田舎者の自分は好感がもてる。要するに安物っぽい服や靴やカバンってこと。若者は、ちょっと流行を意識しておしゃれしてるんだろうけど素朴な感じ。日本の田舎都市みたいな感じかな?そういや、半ケツの子が多かったなあ。相当見えてますけどいいんですね?ムチムチしてる子も細いモデルみたいな子も露出度は高かったな。まだ肌寒かったんだけど冬が終わって開放感があるのかな?日本人とは寒さの感覚が違うのか?

それから、バスなどに犬(普通のペット)も一緒に乗れるそうで、イヌ用の乗車券があるらしい。どでかいシェパードが2匹乗ってきたときにはびびったけど。犬を飼う人も多くてあちこちで散歩していた。聞くところによると普通1日3回くらい行くという。暇なのか?

犬にも驚いたが、人々のマナーの良さにも感心する。ヨーロッパはどこの国もお年寄りに席を譲るのもスマートだし、ぶつかったらちゃんと謝る。日本に帰ってきて一番がっかりするのは、そういうところ。無言で人を押し分けるところとか、見知らぬ他人に冷たいところ。挨拶したって減るもんじゃないのに店に入る時に挨拶しない。スーパーなどの店員の接客態度は、日本みたいに必要以上に愛想はないのにプライベートでは愛想が良いって不思議ですね。逆に日本はお客様は神様です精神がいけないのかも。何でもしてもらうことに慣れてしまっている。

と、話がずれてしまったが、自分が旅行する時の楽しみのひとつは、人の観察です。実に面白い。生活の違いも。そういや、ヨーロッパはどうして照明が暗いのか?今回謎が解けました。目の色が青い(薄い)からでした。黒い目と違ってまぶしいんだそうです。ああ、納得。

(つづく)