はてなばばあ

気まぐれに自分メモ的に書いてます。

有田散歩

2017年04月06日 | 旅行
ようやく有田の良さをひとつひとつ見つけて楽しんでいます。いわば、恋愛する前に結婚したような?結婚してから恋をするみたいな?何も知らずに引っ越してきたので観るもの聞くもの新鮮です。

まだちょこっとしか知らないけれど、移住の先輩に散歩ガイドをしてもらいながら徐々に奥深さに魅了されております。多分ずっと住んでる人は当たり前のことも今の私には新鮮で楽しい。

島暮らしも良かったけど古い文化に触れる暮らしもなかなか良いものです。
ほどほどに町でほどほどに田舎、水が美味しいのは重要ポイントです。

鉄ちゃんには線路は外せません。


小高い山に囲まれた町


古い神社が多く狛犬も超ラブリー


海が恋しくなった時は、車で30分〜1時間走れば長崎や伊万里など海にも辿り着ける。



種子島にロケットを見に行ってきた(2016,12,9)

2016年12月24日 | 旅行
忘れないうちにメモっておこう。

12/9 昼のニュースで種子島のロケット打ち上げの準備映像を見た数時間後、種子島の友人からメールが入った。「来ないの〜????」

「行けたら行く!」とは言っていたものの、仕事や帰省準備や引っ越し準備でバタバタしていたので無理かなあ?と思っていたのだが、が、が、が、しかーし!このチャンスを逃したら今度いつ行けるだろうか?

私「今何時?」
相棒氏「14:00」
私「高速船の最終便に間に合う?」
相棒氏「え?」
私「急げ〜!!!!」

猫の留守番準備して、防寒服と財布とスマホ握ってダッシュで宮之浦港へ!!!!
車で走りながら種子島の友人に連絡して、速攻で友人たちへの土産物を買い込み15:40発種子島行きに飛び乗った。

地元友人たちは仕事や用事があるので、友人の車を借りて先にロケット見学展望台へ向かう。
打ち上げ予定時刻22:00過ぎなのに19:00には展望台は賑わっていた。露店も出ていて買い食いしながらお祭りムードを味わいつつ寒いので車の中で友人たちを待ってたが、時間も迫って来た頃に到着した友人たちは駐車場に入れず急遽別のポイントへ。一緒に見られず残念無念!

そうこうしていると、100、99、98、とカウントダウンのアナウンスが聞こえてきた。観客もスマホやデジカメなどを準備しはじめて、暗闇であちこち画面が光っている。

5、4、3・・・



どっひゃー!!!!!!!!!!!!



なんじゃこりゃー!!!!!!



どえりゃあ明るくて、昼間というよりこの世の終わりか!?っつーぐらいのまぶしさで目がつぶれそう!!!!
そしてゴオオオオという轟音?爆音が響いて光が空高く上がっていく。



ほんの数分なのにすごく長く感じるような?

見えなくなった頃、周りは拍手喝采!
いやあ、感動した。久しぶりに感動した。2回目だったけど今回は特に感動した。ああ、また来たいじゃないか!やみつきになりそうです。

終わった後、交通渋滞にはまりまくって合流するのに時間がかかっちゃって迷惑かけちゃったけど、車を貸してくれて、家に泊めてくれた友人に感謝感激でした。普通じゃレンタカーも宿も絶対ムリだからね。

次の日の朝一番の船で屋久島に戻りました。
打ち上げは、延期になったりするので前もって予定立てるの怖いですが、現地で見ることをおすすめします。
屋久島から見るのも綺麗だけど、その何倍も興奮します。感動します。ホントですから〜!!!!
写真はヘタクソで、肉眼でみた方が何十倍も綺麗に見えました。

離島暮らし

2016年05月06日 | 旅行
離島に住んでいると、必ずつきまとう問題がたくさんある。

まず、離島の宿命とでもいうべきか?宅急便料金の離島別途もしくは離島不可という問題。
通販する時に気をつけないと、どえらい料金を請求される。なので、できるだけ離島別途料金の発生しないクロネコヤマト様か郵便局のゆうパックを利用する。ヤフオクや通販サイトで指定された会社がこれ以外だと、「ちっ!」と、舌打ちして他を探すのはいうまでもない。
が、大物になると、これがまた微妙です。1万円以上の送料の場合、佐川急便で鹿児島営業所から直接運んだ方が得になる場合もあるのだ。

次に交通手段の問題。
これも避けては通れない宿命です。フェリーで海を渡る方法は、確かに安いが時間がかかるうえに本土の飛行機など乗り継ぐ為には前後一泊ずつ鹿児島市内で泊まらねばならない。しかも海が荒れればすぐに欠航する。欠航が続くと物資が届かず島のスーパーは空っぽになるし、荷物も出せないし来ない。

人間だけなら比較的波に強い高速船という方法もあるが、料金がバカ高い。片道8800円。用事が鹿児島市内で済むなら良いが、その先の移動の為に鹿児島空港へ行く場合はバス代が1250円だから合計すると、全くもって不便で割高。

では、飛行機が一番良いか?といえば、これも一長一短で。片道1万円前後。
天候に全く問題がない時はすごく便利で楽チンなのだが、屋久島みたいな雨の多い所ではこれが一種の賭けみたいな?そうです。視界不良により上空まで来た飛行機が結構な確率で引き返すことがあるわけですわ。はい。

そして、まさに今日も飛行機が朝から欠航しまして。ワタクシ急遽高速船に乗り換えて海を渡ってきたという状況でございます。

おかげで安く買っておいた乗継便はキャンセル。新たに便を正規料金で予約して、おまけに時間がたっぷりありまして、暇つぶしております。

参ったなあ。昨日の時点で天気が悪そうだから出てこれば良かったかも。もしくは、朝一の高速船で出れば良かったです。ちょっと油断してました。ああああああ!!!!!!!

そんなわけで、今日からしばらく研修旅行ひとり旅です。いってきま~す。

ニキ、村上隆、観てきた。

2015年12月19日 | 旅行
帰省しているついで?に、東京へ行ってきた。

まずは、国立新美術館「ニキ・ド・サンファル展」で久しぶりにニキの作品たちに再会。
初期の作品は苦しいけど、後半のナナたちは、張り子みたいなゴテゴテ感がいい。大きさがいい。自由さがいい。作品作りに男女の差はないと思いたいのだが、女性を意識させられる作家。

さ、次に行きましょう。

次は気になっていたミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションで銅版画を鑑賞。道具や版の展示もあって、実際の匂いはないけどインクの匂いをかいだような気分になる。やっぱエッチングの線が好きなんだなあ。と、改めて自覚する。

そこから歩いて少し行ったところのギャラリーで名古屋出身のイラストレーター丹下京子さんと小田祐二さんの2人展を観る。
名古屋時代の個展に伺ったことがあるのと、友人の友人ということもあって少し面識があるぐらいだけど印象に残っていた人なので観たかった。とにかく絵が上手い。絵のバランス感覚がすごくあって、さすがだなあ。と感心させられた。でもって、生い立ちから現在に至る足跡みたいなことを書かれた文章が、これまた上手くて感動した。同世代の人が頑張ってる姿は刺激的だった。

その後は、浅草のとあるギャラリーカフェで猫とまったりしながら休憩。

そして日が暮れ始めた頃、最後に森美術館で村上隆の「五百羅漢図展」を観る。
どんな作品なんだろう?と興味津々で観にいった。好き嫌いは別として、スゲ〜のよ。コレ。デカイのなんのって。そりゃあ人件費も材料費も制作日数もかかりますわ。莫大なお金をかけて命がけで作っているということが伝わってきた。人にどう言われようとやり遂げることが凄いわけですわ。実物観ることって大切だなあ。と改めて思った。自分の目で見たことだけが信じられるんだわさ。私はね。





この日は、頭の中ぐちゃぐちゃの大興奮の一日でした。
この後静岡に行って、もっともっと興奮することになるんですが・・・・(つづく)

久しぶりに霧島に行ってきた

2013年07月15日 | 旅行
鹿児島県の山奥に「霧島アートの森」という美術館がある。
ここは、屋外常設作品が森の中にゆったりと展示してあり、気候の良い時は芝生で弁当を食べたり、昼寝したり、ピクニック気分を楽しめる素敵な美術館である。











が!ひとつ残念なことに、気軽に行けない超不便な場所にあって、公共交通機関を使って行くには不便すぎるのだ。一応最寄り駅からバスが平日1日2本、土日は4本出ているのだが、遠方からだとそれを使って往復できない。なんとか行きにバスを利用できても帰りはタクシーを呼ぶしか帰れない距離で、車で片道20分くらいかかる。せめて企画展をしている間だけでも帰りの夕方発のバスを出していただきたいものだ。と、つい愚痴りたくなります。

今回は「マインドフルネス!」精神科医の高橋氏によるコレクション展に行ってきた。
ちょうど初日のオープニングイベントをしていて、若い作家さんたちによるトークもあり、現在進行形の現代アートを実感することができて楽しかった。しっかりした意見を堂々と話す若い作家さんを見て、きちんと自分の言葉で伝えることも大事なんだと勉強になりました。

コレクションする人がいて、作品が残って、作家も育っていく仕組みにもなっているんですね?昔のパトロンみたいな?そもそも作りたい衝動にかられて作家は作るんだと思うけど、それで生活が成り立つような人は一握りなわけで、色々と困難な事情を抱えてみんな頑張っているんだろうなあ。

最後に今回の展示の中で、「やっぱ違うなあ!」と、感じたのは会田誠、舟越桂、アラーキー、奈良美智、村上隆、草間彌生などベテラン群の方々。昔と今の環境や状況は大きく変わったけれど、ずっとやり続けてきたひとたちの昔の作品や今の作品。

自分も与えられた時代と環境を受け入れて、今の時間を有効に使いたいものです。
以上、自分メモでした。

(おまけ)

タヌキがいる!と思ったら、


ここに住みついている?野良猫だった。


霧島のホテルのさびれたゲームコーナーで貸し切りでパチンコをする人



揃わない!


2013.3 誕生月の鉄道旅

2013年03月20日 | 旅行
まず、鹿児島でクロマニヨンズのLIVEに行く。
昔からずっと変わらずシンプルなROCKを貫いているヒロト&マーシー。悪く言えば、どの曲も似たりよったりで新曲が出ても新鮮さはないのだけど、そこが彼らの音楽らしくて大好き。そして何よりヒロトの声が好き。優しいんだよね。すごくあったかい。LIVE中にフッと自分の立ち位置みたいなものに気が付いて、やっぱり自分らしくあるべきだ!と思ったり。らしくない事はやめようとか。好きなもんは好きだと叫びたくなって涙が出そうになった。

そして次の日は、JR九州のバースデー月乗り放題チケットを使って、博多で両親と合流して三人でハウステンボスへ一泊。今まで気にはなっていたけど初めて行ってみたら結構楽しくて。オトンの目が不自由なことと、足腰が弱いこともあり、無理はできないながらも観覧車に命がけ(笑)で乗ったり、オトンを前の座席に乗せて二人乗りの電動アシスト付三輪車に乗ったりして移動。また、オカンと夜のイルミネーションを楽しんだり、買い物を楽しんだりして大満足!









そうそう、中に文房具専門店があって、店員さんが珍しいものを次々説明して見せてくれるのです。それがオカンと自分に大受け!面白い!興奮してアレもコレも欲しくなっちゃいました。文具屋さんオススメです!



あ、ONE PIECEファンとして外せないサニー号にも1人で乗ってきました。はずかしげもなく写真も自分撮り。ただね、アジア系観光客が多くてね、なかなか撮影の場所を譲ってもらえなくてね、ま、いいんだけど。万国共通みんな楽しんでました。







2日目の午後からは電車を乗り継ぎ門司港へ。もちろん昼弁当は各自好きなドリンク持ち込みで宴会気分。門司港では老夫婦がやってる古い民宿に泊まりゆっくりと夜を過ごす。薄っぺらい服しか持っていなくて寒かったです。

次の日は、両親は名古屋へ、自分は南へ南下の鉄道旅。
どうせなら!と、全部グリーン車で優雅に移動。(バースデーチケットは六回までグリーン車に乗れるのです)













途中熊本からSL人吉号にも乗って1人でテンションUP!!!!







いつか、また、ゆっくり鉄道旅をしたいと思いましたとさ。おしまい。

息抜きを兼ねて・・・

2012年10月25日 | 旅行
1泊2日で、ちょろっと出かけてきました。

今回は、ゆっくり出発。
昼過ぎに着いて、まず仕事の仕入れを済ませて市内在住友人と待ち合わせてランチ。
市内に住んでると美味しい店情報がさすがですね。安くて美味しかった海鮮丼ランチ700円。

その後、つい、つい古着の革ジャンを衝動買い。去年から地道に探していたシンプルなデザインの物を見つけてしまった。しかもジャストサイズ!値段も手頃。参ったなあ。ま、上着持ってきてないしね。おまけにフランスの古着だっていうからさ。でも買って正解。夜は冷えたわ。早速着ましたもん。

夜はスペイン料理の居酒屋でパエリアなど。世界各国のビールが揃っていたのでチェコビールを発見!え?このビールって・・・チェコで一番高かったメーカーのビールではあるけれど200円弱だったぞ。それが日本では850円だと?ま、いっか。美味かったし。この店自体、リーズナブルで雰囲気も良くて満足。ふたり二次会はタリーズでケーキセットでおしゃべり。最終バスで帰る友人を見送りホテルに戻る。

ホテルは、ホテルパックというホテル付きフリーツアーで選んだ実質1000円のホテル。何度も使ってるけど今回は禁煙部屋なのにタバコ臭がしたのでちょっとイラッ。元々は喫煙部屋だったのだろうか?空調からの臭いか?次はやめようかな。
それにしても、なかなかホテル選びは難しいですね。市内のホテルは、かれこれ20軒以上は泊まってるけど値段と立地とレベルのバランスが微妙ですわ。ケチるのも問題なんだけど、日帰りできる用事なのに泊まる言い訳ができない料金は、もったいない気がするんですわ。貧乏性ですから。

そして次の朝、今回の目的の歯科へ。先月のマウスピースの効果をみてもらう。で、おもむろに手を口に突っ込まれてガクガクと医者に整体のような?顎の調整をしてもらう。すると、すごい!随分楽になったではないか!顎が鳴る音も若干小さくなり、痛みも減った。この調子でマウスピースを使いながら様子をみましょう。ってことになりました。ひとつ問題解決です。

歯科が終わった後は、気になっていた郊外のギャラリーに初めて行ってきた。ふむ。なるほど。こういうところだったのか。ちょうど展示していた版画家の作品が良かったので、無理して行ったけど良かった。版画はやっぱり好きだな。

しかし、このギャラリーは不便な場所なのがネックやね。バスで市街地から片道30分以上かかる。帰りのバスまで15分しか時間が無かったので、ホントにサラッと見ただけです。ギャラリーのオーナーに話しかけられたけど「あ、あ、あの・・・すみません、時間がなくて帰ります!」と、記帳もせずに帰ってきてしまった。

市街地に戻った後は、急いでデパ地下惣菜を買い込み、午後1:20発の船に乗り込み、夕方自宅に戻りました。実質24時間の滞在だったけど充実した2日間だった。

原点にもどって仕事関連の本を数冊購入。
来年、店を一旦閉めたら少しゆっくりと面白いコトやってみようと思う。

あ、来年一旦店閉めます。
色々と思うことあって一度リセットしようかと。
生活苦にならない程度に卸売は引き続き継続しながら。

新たに計画も練りつつ、進化していきたいと思っております。

チェコ旅行記(木工研修その2)ラスト長文です。

2012年09月20日 | 旅行
チェコ最後の日、チェコ国内の個人の木工房などの見学ツアーに行きました。(宿のオーナーの車で通訳の娘さんを伴って)あらかじめ見学させてもらえる工房を探してもらったのですが、プラハ市内はすべて断られて(まあ、そんなもんだろうねえ)引き受けてくれた貴重な工房へ。プラハから1時間弱くらいの郊外にある工房。





一応、購入することを前提にした見学だったので、とりあえず何か買わなくちゃいけなかったんで、まずは、案内された倉庫で作品を物色。





「おお!いいじゃないか!しかも直売値段で安いじゃん!」
「買います!買います!これと、これと、これと・・・・」
バイヤーモード全開ですが、よく考えるとモノがいくら安くても交通費や送料とか通訳ガイド代とか計算したら赤字です。今回は自分たちの研修だからいいけどバイヤーさんは大変な職業だと思いました。売れるかは博打だし。

ドイツのオモチャと比較するものでもないけれど、チェコのオモチャは素朴。デザインも少しやぼったい。ここにあったのは、この工房のおじちゃんのデザインなんだろうけど、プラハ市内の木工土産店などで見たオモチャ類と似たようなデザインだった。どうなってるんだろう?そのへんの事情はわからない。

買った後は、お約束の工房内を見せてもらう。





バイトが1人いるだけの個人工房。まるでウチのような規模だった。だからか?日本を離れて10日くらいなのに、すごく懐かしくなって早く戻って仕事がしたくなった。国は違うし、人種も違うけど、やってる仕事は似たような仕事。作業工程も想像できる。違うのは使ってる木の匂いぐらいなものだった。仕事の手を止めさせてすみません。そしてありがとう。
ホントは面倒だと思っていただろうけど、通訳の娘さんが若くてカワイイから場が和んでラッキーだった。彼女、チェコ育ちなだけあって、ぺらぺーらなチェコ語で感動しました。おかげで助かりました。

途中で昼食を・・・












次に向かった先は、車で2時間くらい走ったところにある大きな工場へ。
チェコの超有名なアニメのキャラクターのクルテクグッズなどを作る工場です。ここでは見学するシステムがあり、この日も地元の子どもたちが見学したり体験工作したりしていた。







元々国営の工場だったので、とにかく工場自体がでかくて広い。設備も整っている。見学は写真が撮れないので必死にメモりながら回った。ここでも通訳がいてくれて本当に良かった。多少間違ってるかもしれないけど、走り書きをメモっておきます。





(以下、メモ)
まず、材料について
貨物で木を運んでくる。80%の含水量を1から2年かけて20%におとす。
その後、工場内の乾燥室に運び、芯を抜いて板状などに木取りをして人工的に7%まで乾かす。(65℃に暖めて菌を殺すらしく、これには資格がいるそうな)3日から5週間かかる。その後、2日おいてから常温にもどす。ここまでが材料の準備段階。

製造工程は、流れ作業でそれぞれの担当者が黙々と仕事をこなしていた。
また、ほとんどの作業がオートメーション化されていて設備がとにかくすごい。0.6mmの丸い玉を7時間で6万5千個作れる機械とかたくさんあった。作ってるモノは、小さな雑貨なのに自動車の工場みたい。各フロアに別れていて、大まかな作業は男性の仕事で、ドリルで穴を開けたりペイントしたり組み立てる作業は女性が多かった。

塗料はもちろん体に害のない塗料を使用している。色をつける道具が町内会のガラガラくじみたいなカタチですごく気になった。どうなってるんだろう?そしてオーブンで乾かすんだそうな。はあ・・・規模がデカイこと!
最後の顔とかの細かい絵付けは、根気のある女性が延々と手で描いていた。てっきりハンコとか印刷だと思っていただけにビックリ仰天です!

給料自体、多分安いと思われますけど、工場で働く人数も多かった。もちろんクルテクグッズは大人買いしてきました。だって工場の見学コースの最後に「クルテクの生まれるところ」なんて文字を見つけちゃったもんですから!!!

随分時間をかけて見学させてもらったけど、「宿に戻るにはまだ少し時間があるよ。」と、言ってくれたので近くのガラスビーズ工場にも寄ってもらった。営業時間は終わっていたけど特別に店に入れてもらい仕事に使うガラスビーズをごちゃごちゃと仕入れさせてもらった。アナログな量り方で種類別に全部計算してくれるのだが細かい作業を黙々としてくれたおばちゃんに感謝。おばちゃんはチェコ語でワタスは日本語で何故か会話が通じた不思議。

そして、おばちゃんが計算するのにめちゃくちゃ時間がかかっちゃったので内心恐縮していたんだけど、趣味でビーズアクセを作ってる娘さんのテンションもかなり上がった様子でホッとしました。親子でわいわい楽しそうにB級品の一杯つまった箱をガチャガチャと宝探しをしていた。「お父さん、なんでこんなの選ぶのぉ?」「えー?だってさー」「やっぱりコレがいいよね~」とか、とにかく仲良し親子で楽しそう。



もちろん、ワタスも参戦しましたよ。相棒氏までも。
すっごく楽しい一日だったです。ありがとう!

そして夜遅く宿に戻り、眠い目をこすりつつ荷物をパッキングして次の朝早くチェコを後にしました。ちなみに荷物はすごい量でしたが、何せビジネスクラスですから楽勝でした。重さも問題なし。預け荷物は3つ。手荷物も沢山。とりあえず日本までは送料タダで帰ってきました。



国内線の乗り継ぎは追加料金がメチャクチャ高いので関空からは宅配便で送りましたけどね。

以上、長々とチェコ旅行記でした。
ルフトハンザ万歳!また乗ります!
このご恩は忘れません。
ありがとうございました。

チェコ旅行記(木工研修その1)

2012年09月20日 | 旅行
え?まだ続いてたって?

最後に今回のメインイベント木工研修の巻です。
チェコから国境を越えてドイツの村「ザイフェン」に行ってみることにした。下の地図Aのところ。公共の交通機関を利用すると非常に不便な場所なので、最初はレンタカーで行こうと考えていたのだが、結局、交渉して宿のオーナーの車で連れて行ってもらうことにした。(片道2時間くらいだったかな?ナビを頼りに道なき道を行く感じ)



ここは、森に囲まれた小さな村で、主にクリスマスオーナメントなどの可愛らしい木工雑貨を作る工房や店が集まっている観光村みたいなところ。クリスマスシーズンは、とても賑わうらしい。またこの近辺は、スキーリゾート地としても人が集まってくるらしくペンションもたくさんある素敵なところ。







行ったのが日曜日だったので、工房はどこもお休みで見学はできなかったが、木工おもちゃ博物館、野外博物館、売店は見ることができた。それにしても、見れば見るほどドイツの職人は仕事が細かく丁寧。完成度が高い。色も美しい。博物館では時間を忘れて見入ってしまった。同じようなモノを作りたいとは思わないけれど、とても参考になった。









博物館の中の「木工ろくろ実演」の部屋にて


また、知り合いが研修生を受け入れる工房に短期研修に行ったことがある。と聞いていたので、その工房に行ってみた。工房は休みだったが店にいた女の人が彼を覚えていて、なんだか嬉しかった。いい青年だからきっとドイツ人にも好かれていたことでしょう。
いいなあ。こんな環境に1ヶ月くらい住みたいわ~と、思わずにはいられません。

最後に、「買い物もしなくては!」と、店をみてまわる。それぞれの店ごとに特徴があって、自分の好みの作家さんを見つけるのは楽しい。いつもお世話になってるご近所のパン屋さんにどうしてもパン職人の人形が買いたくて衝動買い。それと、自分用に少年の人形を2体。小さいトナカイは、研修受け入れ工房の作品。



この人形は、相棒氏の作る彫り物人形と同じくらいのサイズだが量産できるタイプ。パーツごとに製作して組み立てて作ってある。色がいいし、作りが丁寧。いい買い物ができて大満足!

あっという間のザイフェン日帰りだったけど、無理してでも行って良かったと思う。そして、いつかまたゆっくりドイツも回ってみたいと思った。ドイツは歳とっても楽しめそうだ。

(ちょっとメモ)
チェコから国境を越えてドイツに入ると、いきなり道路がキレイになり、家々もキレイになる。逆にドイツから国境を越えてチェコに戻ると・・・・そのへんの事情は物価や貧富の差や諸々なんだと思う。国境の村というのは、昔はお互いに仲が悪かったり、また風俗的仕事をする人が集まる場所でもあったという。物価が安いのでチェコ側に流れるのでしょうか?最近は、ドイツからバカンスにチェコ側へ来てスキーをしたりするそうだ。確かに物価が全然違う。ザイフェンからの帰り道、チェコのレストランに入ったら安かった。安いけど美味しくてボリューム満点だった。田舎のぼろっちいレストランだったけど生ビールも美味かった。あ、ひとりだけ飲みました。すみません。運転手をしてくれた宿のオーナーがいなかったらメニューが全くわからなかったですね。それと、オーナーからチェコ事情とかのお話がたくさん聞けて楽しかったし勉強になりました。


チェコ旅行記(プラハ市内の観光、買い物編)

2012年09月05日 | 旅行
(観光編)

前回、プラハ市内には、数年前2月にツアーで訪れたのだが、その時は半日さらっとプラハ城からカレル橋、旧市街へ徒歩で移動。午後は文房具店や郵便局、画材屋、プラモデル屋などを駆け足でまわっただけだったので、消化不良みたいな感じで終わった。

なので、今回はゆっくりとプラハ城周辺を観て廻りたいと思い、朝早く出掛けた。6月は気候もちょうど良く、観光客が世界中から訪れるらしい。チケット売り場に行ってびっくり!すでにすごい人の列!観光地じゃ~!メインの大聖堂へは時間制の人数制限があり2時間待ち。入場チケットは、旧王宮や黄金小道などセットで購入することもできるので、他を観ながら時間をつぶせばいかと思い購入。



黄金小道は、土産物屋通りになっているのだが、以前来た時の店はほとんど無くなっていた。初めて来た時の感動も二回目は感じなくて、ああ、こんなところだった。そうだった。と、確認する感じ。



それにしても寒い2月の静かな雰囲気と比べて人の多いこと!満員電車並です!すぐに疲れてカフェで休憩。するとカフェも混んでて、若いオニーサンが1人で切り盛りしてて、すごく待たされました。時間をつぶしたかっただけなので全然オッケーだったんだけど、オニーサン、会計の時まけてくれた。いい人だ。

時間になったので、大聖堂に戻って入場。



すると、入り口にミュシャのステンドグラスがありました。いいです。これはとても良かった。ステンドグラスってどうしてこんなに美しいのだろう?いつ見ても感動します。でも、このミュシャのステンドグラス、入場料払わなくても見られる場所にあったのだ。なんだよ!その先はチケットを見せて入るゾーンだったんだけど、人が多すぎて前に進めないし、よく見えない。なんか人の後について回っただけで終わったような感じでした。ちょっとがっかり。

その後は、カレル橋に行ってみた。
ここも2月とは全然違って人も多いし出店も多かった。路上演奏の人たちは、同じ人たちなんだろうね?動画で写真を撮りたくてチップを帽子に入れたら、にっこり微笑んでくれた。もちろんカメラ目線で。こういうのは実に楽しいもんですね~





(買い物編)

買い物は、お土産用というよりウチの店でも売れるかな~?と、いう感じの細かいモノをアレコレ購入してきた。売れ残っても全部自分の好みなので全然構わないのだ。

巨大蚤の市、「コルベノヴァ・フリーマーケット」へ行ってみた。
郊外のただっぴろい空き地で土日開催されるところで、素人から業者まで、とにかく沢山の店が並ぶ。とりあえず一般人の出している家庭の不要品みたいなものが面白いんじゃないか?と、それらしきところを回ってみる。最初の店では、いわれるままの値段で買ってしまった。でも次々進むうちに要領がわかってきたので多少の値段交渉をしてみたり。英語も通じないから日本語で。コレ何ですか?なんとかなるもんだねえ。ホントかよ?

金属製の食器とか時計の文字盤とか染色用のローラーとか。Tシャツにローラーで模様をつけたら面白いかな?とか思いつつ、ガラクタの買い物を楽しんだ。で、気が付くと手が真っ黒に。靴も土ぼこりで真っ白に。服もホコリっぽくなりました。



プラハ市内では、以前行った文房具屋さんで再び興奮。やっぱり文房具って楽しい。ノートや鉛筆、クリップ、ハサミなど購入。



他には、アーティスト雑貨屋で陶器のグッズを少々購入。ここは日本語で案内が書かれていたので観光コースに入っているのかな?品揃えはよかったです。

それと、古本屋、アンティークショップをまわる。
蚤の市より値段は高いけど、キレイにしてある。ブルーオニオンの食器とか小さなグラスとかアクセサリーを中心にアレコレ購入。



毎日、宿へ戻る坂道では、荷物を抱えてへたばってました。
それも今では楽しい思い出です。