実家のある愛知県犬山市は、日本最古の犬山城が残されており、その城下町界隈で桜の時期に犬山祭というお祭りが開催される。13の集落に保管されている木製の山車に子供たち含めて数人乗って、太鼓、笛を演奏しながら、それを大勢の男たちが人力でかついで犬山城の麓の神社を目指すのだ。
古い木製の車輪がギシギシと回りながら狭い路地を進む様は何度見ても格好いい。角を曲がるときには山車が大きく傾き、大勢のかけ声とともに観衆のどよめきがおこる。倒すのは集落の恥なんだそうだが、倒したことがあるのだろうか?そうして城の麓に13台の大きな山車が勢揃いして、順番に神社に奉納の舞をする。(すべての山車に各種からくり人形がセットしてあり披露する)
それが終わると一旦集落に戻っていき、夜に備えて準備が始まる。空が暗くなり始める頃、提灯に灯をともした山車が再び神社に集結してクライマックス。
下世話な話だが、この古い伝統を守ってきた地元の人たちは、労力とともに出資金など大変なご苦労があるらしい。ちなみに我が実家は、昭和にできた住宅地で全く関係がない。父親は、写真が趣味だったので、毎年カメラを担いで祭りの日は、朝から晩まで撮りまくっていたらしいが、母親は人混み大嫌い、祭り大嫌いなクールな人なので、ほとんど見たことがなかったらしい。
自分は、子供の頃友達と出店目当てに出掛けたりした記憶があるが、家族揃って行った記憶はあるような?ないような?そんなウチの家族も、だんだん歳をとり、いつまで犬山に住んでいるか?いつまで生きられるか?わからなくなてきた今、せっかくご縁があって犬山市に住んでいた記念に一度ちゃんと観てみたい。と、今年は思いきって観に行ってきました。人混みをかきわけ、歩いて、歩いて。骨董市や各地の物産展なども同時開催していたので、買い物も楽しんだりもして。
ああ、我がふるさと。いいところだった。
古い木製の車輪がギシギシと回りながら狭い路地を進む様は何度見ても格好いい。角を曲がるときには山車が大きく傾き、大勢のかけ声とともに観衆のどよめきがおこる。倒すのは集落の恥なんだそうだが、倒したことがあるのだろうか?そうして城の麓に13台の大きな山車が勢揃いして、順番に神社に奉納の舞をする。(すべての山車に各種からくり人形がセットしてあり披露する)
それが終わると一旦集落に戻っていき、夜に備えて準備が始まる。空が暗くなり始める頃、提灯に灯をともした山車が再び神社に集結してクライマックス。
下世話な話だが、この古い伝統を守ってきた地元の人たちは、労力とともに出資金など大変なご苦労があるらしい。ちなみに我が実家は、昭和にできた住宅地で全く関係がない。父親は、写真が趣味だったので、毎年カメラを担いで祭りの日は、朝から晩まで撮りまくっていたらしいが、母親は人混み大嫌い、祭り大嫌いなクールな人なので、ほとんど見たことがなかったらしい。
自分は、子供の頃友達と出店目当てに出掛けたりした記憶があるが、家族揃って行った記憶はあるような?ないような?そんなウチの家族も、だんだん歳をとり、いつまで犬山に住んでいるか?いつまで生きられるか?わからなくなてきた今、せっかくご縁があって犬山市に住んでいた記念に一度ちゃんと観てみたい。と、今年は思いきって観に行ってきました。人混みをかきわけ、歩いて、歩いて。骨董市や各地の物産展なども同時開催していたので、買い物も楽しんだりもして。
ああ、我がふるさと。いいところだった。