おしゃべり花ガーデンと手作り三昧

カリフォルニアで、季節ごとのお花を育てながら、手作りも楽しんでいます。

9月の名言

2021年09月06日 | 
9月に入りました。暑さはまだ残っていますが、秋の気配を感じます。
春の花の種まきをしたい所ですが、もう少し涼しくならないと始められません。秋はガーデニングが忙しい季節です。

以前に載せたかもしれませんが、コロナ禍の影響で変わったことがいくつかあります。

営業時間が短くなりました。よく調べて出かけないと無駄足になってしまうことがあります。
うちの近くの郵便局は、11時から6時まで開いています。以前は10時から夜8時まで開いていたので、日が暮れてからでもまだ間に合い助かりましたが、今はそういう訳にはいきません。

銀行も4時には閉まります。以前は6時まで開いていたので、ちょっと不便になりました。

営業時間が短くなっただけでなく、日曜日閉まっている店もあります。

それで思い出しました。わたしがアメリカに来た頃は、日曜日に閉まっている店がたくさんありました。
日曜日は、クリスチャンにとってのお休みなので、クリスチャンの多いアメリカでは店も閉まっていたのですね。それがいつ頃からか開くようになり、営業時間も長くなり、モールは夜9時まで開いています。

ちょっと異常でした。コロナ禍で営業時間が短くなったことを通して見なおされていくといいと思います。


さて、おそくなりましたが、今月の名言です。
9月はヘレン・ケラーの名言です。有名な人なのでみなさんご存じと思いますが、サリバン先生のことは意外と知られていないのではないでしょうか?
ヘレン・ケラーの生涯を描いた戯曲は、日本では「奇跡の人」と訳されています。でも原題は「The Miracle Worker」で、サリバン先生のことを指しています。
サリバン先生についてですが、子供の頃病気で視力を失いました。14歳になってから手術を受け見えるようになりましたが、ヘレン・ケラーに出会う前は、鬱病のため長く入院をしており、誰とも話さず何も食べないでいる彼女に、その病院の看護婦はキリスト教の教えを話したそうです。それがきっかけとなり徐々に回復していったそうです。
ヘレン・ケラーに献身的に寄り添うことができたのは、サリバン先生自身の辛い経験があったからかもしれません。
ヘレン・ケラーは良い先生に出会いました。そして良き道に導かれて、マイナスをプラスに変えていきました。
見ることも聞く事もできないのに、教育者となり、また福祉活動をし、本を書かれたとは驚きです。

自分の足りなさに目を留める人は多いですが、与えられている恵みに気づき喜ぶことができた彼女の生き方は素晴らしいですね。





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2 コメント

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奇跡の人は沢山おられますね! (ふらフラガール)
2021-09-10 17:47:07
コロナ禍で、随分と色んなことが変わりましたね~。ホント、不便になったことも沢山あります。こんなに、皆が、大なり小なり、しんどい思いをしているのだから、皆の考えも変わらざる得ませんよね。ホント、コロナ禍の中、「転んでも、ただでは起きない」精神で、より良いものを得て行きたいものです。と言って、私のような年金生活者の場合、若い現役世代の人たちに比べ、かなり、気楽な部分が多く、切実に苦しんでいる人たちの気持ちは計り知れません。せめてもの、今、自分に出来ること、または、反対に行動すべきでないことなどを、きちんと判断していきたいものだと思います。
早いもので、もう、コスモスの咲く季節が近づいてきたのですねえ💛絵を観ながら、コスモスって、好き勝手に咲いているようで、全体的にはバランスがとれているんだなあと感じ入りました。家庭も、皆、自分の思うがままに生きられて、それでいて、皆が居心地が良いというのが理想ですねえ~。イヤ~、なかなか、難しいなあ…。
ヘレン・ケラーの戯曲は、サリバン先生のことを指しているとは初めて知りました。なるほど、サリバン先生あってのヘレン・ケラーだったのですね。素晴らしい師に巡り会えることの幸せを感じます。また、少女の頃のサリバン先生を勇気づけた看護婦さんも素晴らしく、出会いから起こる奇跡を感じます。
「自分の障害を神に感謝しています」という言葉。並の人間では、なかなか言えない言葉です。ヘレン・ケラーは、まさしく、奇跡を起こした人と思いますが、奇跡と言う言葉だけを聞くと、降って沸いたようなラッキーな出来事とついつい思いがちです。が、ヘレン・ケラーの言葉を知るうちに、何だか、障害自体を奇跡なことと言っているように思えてなりません。「奇跡の人」と言われるまでに、どれだけ、周りの人たちのサポートを得ながら、ひたむきで前向きな努力があったのだろうと感無量になりました。
障害と言えば、私自身、高齢化と共に、老眼や耳が遠くなるなど、身体のアチコチに障害が生じてきました。これらに感謝するのは、ちょっと難しいですが、今まで、よく頑張ってくれたね、ありがとう。これからも、何卒よろしくねという気持ちが沸いてきました。大事にします💛おしゃべり花さんもね!
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Re:奇跡の人は沢山おられますね! (ふらフラガール様) (おしゃべり花)
2021-09-21 10:03:37
大変失礼を致しました。ふらフラガールさんの丁寧なコメントを見落としておりました。遅ればせながらコメント返しをさせていただきます。
コスモスの花の絵をほめてくださりありがとうございます。コスモスは好きな花なので、毎年種を蒔いていたのですが、今年は植えるのを断念しました。いつもなら今頃庭で揺れているはずのコスモスがないのは寂しい限りです。
ヘレン・ケラーの名言の中の「自分を見いだし・・・」という言葉に心捕らえられました。自分がこの世に生まれて来たことの意味、価値、使命などを考えたことがあるでしょうか。そしてその答えを得て、使命を全うした人はどれくらいいるでしょう。障害があるが故にそのことを早くから考え、価値を見い出せたからこそ、障害に感謝するとの言葉が出たのではないでしょうか。全てが揃い不自由ない人は意外と考えないで日々が過ぎて行くのかもしれません。それでも誰もが迎える老化という障害は遅かれ早かれ訪れ、自分の生きる意味について考える時となるのではないでしょうか。その時に、もう自分は必要のない人間かしら?、生きている価値がないかもと思わないでいられたらいいなあと思います。
お互いに年を取りましたね。わたしは、忘れっぽくなってまわりに迷惑をかけていますが、これに懲りずに「忘れてるよ~」と教えてくださいね。これからもよろしくお願いします。
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