おしゃべり花ガーデンと手作り三昧

カリフォルニアで、季節ごとのお花を育てながら、手作りも楽しんでいます。

俳句 ギャグ

2020年06月28日 | 俳句
かねてより一週間に一度のプレバトを楽しみに観ているわたしです。夏井いつき先生の本を買い少しずつ勉強もしています。「俳句の集まりに参加したいなあ」と思ったけど、わたしが住むシリコンバレーには俳句の集まりがありません。ですので未だに一プレバトファンのままです。
そして自宅待機期間中Youtubeをよく観るようになりました。 それで夏井先生と家藤正人さんの俳句紹介チャンネルにヒットしました。俳句初歩の説明や初心者の質問に答えてくださる願ってもないチャンネルでした。
まだ4-5回しか観ていませんが、この間観たトピックスがギャ句゛という耳慣れない言葉でした。字はこうです。


夏井先生のチャンネルにリンクしまーす。観てください。ギャ句゛の回です。

https://www.youtube.com/watch?v=plRU81BIjEs


これは、有名な俳句をもじって川柳のようなものを作るというような説明でした。
俳句を作ることと関係がないような気がするのですが、意外と語彙が増えるので俳句作りに役立つのだそうです。
一つやってみます。



暫くは四十雀来てなつかしき    種田山頭火

しばらくは五十肩来ていたいたし    おしゃべり花


山あれば山を観る    種田山頭火

メール来ればメールを見る    おしゃべり花
  

越えてゆく山また山は冬の山    種田山頭火

肥えてゆく腹また尻は妻の体    おしゃべり花



こんな感じでしょうか?
なんだか失礼なことをしている気がしましたが、大丈夫でしょうか。

 


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松山の句碑巡り 2

2019年10月16日 | 俳句
松山の句碑めぐりは、ルートマップがあれば助かったなあと思いながら、気温30℃の中歩きました。

松山城に心惹かれたり、美術館にも寄りたかったのですが、とにかく歩くことにしました。






記念館の前に正岡子規と夏目漱石の俳句が並んでありました。
仲良しだったんですね。漱石に俳句を勧めたのは子規だったそうです。

子規はもうすでに病床だったのでしょうか。鏡越しに外の風景を見て詠んだのかと思うと悲しい。





牛を引いて坂を上っていく様子が見えてきます。文字も子規の筆跡のようです。




これは短歌ですね。
病の子規が、癒されるという伊予の湯に鷺のように飛んででも行きたいという気持ちが溢れています。




子規以外の俳句もありました。これもステキ。
日の光が冬の寒さの中にあっても柔らかく包み込んでくれるようです。




のびしの「し」がグーンと伸びているのがアーティスティックです。この筍元気がいいなと作者は思ったのでしょうか。




高浜年尾は、高浜虚子の息子で、子規が命名したそうです。
虚子の故郷を訪れた時の句でしょうか。「月もよし」という言葉の「も」から父への尊敬や愛情が感じられます。






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句碑めぐり 1 松山にて

2019年10月13日 | 俳句
しまなみ海道を通って愛媛県に渡り、松山で句碑巡りをしました。

松山駅は、小さいけれど整えられていて、駅の前には路面電車(ぼっちゃん列車)が走っていました。
10分おきに来るのでなかなか便利。観光客だけではなく地元の人が日常的に利用されていました。


まず松山駅前にあった句碑です。
雄大な気持ちにさせてくれる一句です。松山の入り口にふさわしいと思いました。




駅前にもう一つありました。
新居浜に作者がはじめて訪れた時の愛媛の印象を詠んだ句だそうです。
(勉強不足なので少し調べました。)
説明を受けたからですが、なるほどカボチャの花からその土地のおおらかさを表現するなんて、圧倒されました。
見慣れたカボチャの花の向こうに愛媛の風景が広がるようです。






少し電車で走ると公園があり、松山城が見えます。「坂の上の雲」の秋山兄弟に思いを馳せながら歩き始めました。


次は、明治天皇の天皇制が世世限りなく続くようにとの思いの句だそうです。
わたしには難しかったのでコメントはなしです。





あともう少しあるので、次回の記事にします。
全部で575もあるそうなのですが、暑かったせいもあってそれほど歩けませんでした。



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夏のメッセージ

2018年06月05日 | 俳句
急に夏のような暑さになり、庭のバラが焦げてしまいました。

コンピュータクラスでは、暑中見舞いカードを作成。

これはクラスの練習課題ではありませんが、こんなイメージも暑中見舞いにいいかもしれません。





このデザインは、グラスの形に青空を切り取りました。

夏空の爽快感をひんやりしたグラスに入れられたら、そして一気に飲んでみたい。

絵にも言葉にも思いを込めて大切な人に届ける、そんな気持ちをグラフィックデザインでも実現できます。

俳句のできばえはどうでしょう。

手直しをしてください。
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シンビジュームで一句

2018年02月13日 | 俳句

あんまりきれいに咲いていたので一句詠んでみました。



ハチ鳥の 羽音近づく 冬日和 満開のラン 愛でなつかしむ


この花を見ると、母との会話を思い出します。

もう何年も前の1月、実家のひんやりとした玄関に咲くシンビジュームがスポットライトが当あっているかと思うほど明るく華やかでした。

母は「もらったけどうまく育てられるかなあ・・・」と困り顔。

寒さが厳しい土地なので、どんな植物でも育つというものではありませんでした。

ですから、この花がかわいそうに思えたのでしょう。

それ以外にも、母はたくさんの制限の中で頑張って生きていたことを思い出します。

それに引き換え、ここは暖かくぬけるような青空が毎日見られる素晴らしい場所です。

しかし、わたしも又別の制限の中で生きています。

大変なこともありますが、今わたしの目の前には、暖かい日差しを浴びて、伸び伸び咲いているシンビジュームがあります。

不自由があったとしても、今ここにある恵みには何一つ不足がありません。


わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。 
コリント人への手紙第二12:9
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シンビジューム 二つ目

2018年01月28日 | 俳句


母の思い出のシンビジュームが咲き始めました。

尊敬する姉妹が引っ越して行かれる日が間もなくです。

いろいろ話したかった、教えてもらいたかったという思いが湧きます。

そばにおられる時はそれほど求めなかったのに。。。

永遠の別れではないので又話すことができますが、人との関わりを大切にしていなかった自分に気づかされます。

引っ越し準備に忙しいと思いましたが、俳句を見ていただきました。

わたしの一句です。
いざ咲かん 旅立つ朝や シンビジューム

Yさんの添削
いざ咲かん が少しきつい感じがします。


お手本の一句

満開の 旅立つ朝や シンビジューム

俳句は苦手とおっしゃいますが、やっぱり素晴らしいです。

新しい地で良き短歌の友に出会えることをお祈りしています。




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シンビジューム

2018年01月14日 | 俳句
つぼみが膨らんできた所で雨と曇り空が続いたので、開花遅れました。

昨日、一つ目の花がやっと咲きました。




どう撮るか ひなたぼっこの シンビジューム


Yさんに見ていただきました。

「うまいです。優しさが出て、春の気分もよく出ています。」ということでした。

今回はお直しなしです。やったー!

感じたことをそのまま文字にすることが少しわかってきた気がします。

これから暖かくなったらいろいろな花が咲くので、その前に基礎を作っておきたいです。


さて、昨日庭に来た小鳥です。



ちょっと黄色い模様があってきれい。

自分ちの庭にこんなかわいい鳥が来ていたことを知りませんでした。

名前を一生懸命調べましたが、これだ!というものが見つかりません。似たもので、Yellow-rumped Warblerがいますが、合っているでしょうか? 

野鳥の本をいただきましたので調べましたが、うーん同じ色の鳥はいません。個性もありますもんね。これも勉強しないといけません。



さて明日は、マーティン・ルーサー・キングJR の日で祭日です。

でも息子を血液検査に連れて行く日、ラボが開いているか心配です。
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俳句に挑戦

2018年01月09日 | 俳句
菜の花を見て俳句を詠んでみました。



夜雨明け 霜キラキラと 菜花の子


歌人のYさんが添削をしてくださいました。

雨と霜の天体のことが2つもはいっているので、ごたごたして集中力が欠けると思います。

1句のなかにたくさん詰め込まないことです。

菜花ではなくて「花菜(はなな)」です。花芽とゆう言葉があります。



Yさんが詠んでくださった句です。

雨上がりさらに黄色の菜花かな

めずらしく霜の朝なりカルフォルニア


目の覚めるようなあざやかさです。映像を切り取るとはこういうことかと思わされました。

ありがとうございます。



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