おしゃべり花ガーデンと手作り三昧

カリフォルニアで、季節ごとのお花を育てながら、手作りも楽しんでいます。

岩湧山

2016年04月23日 | 旅行
日本での最後の二日間、中学、高校の頃の友人の家に泊めてもらいました。

ホテルが取れなかったからですが、本当の所は一人でホテルにいるのは寂しかったので、もし泊まる所がなかったら、娘のいる徳島に行こうかと思っていたほどでした。

事情を察した友人が「うちとこで泊ってくれませんか?」と丁寧で温かい言葉で招いてくれました。

急なことだったので、厚かましいとも思いましたが、とってもうれしくて、甘えさせていただくことにしました。

徳島に行ってしまったら、友人と会う事ができないので、それも寂しいと欲張りなことを考えていたので、両方を叶えてくれた友人に感謝です。


彼女の家は、お父さんが50年くらい前に建てられたもので、伝統的な様式も取り入れ、家族への配慮とこだわりが詰まっている落ち着いた住まいでした。

そして、お父さんの思いに答えるように彼女もいつもきれいに片付けて大切に住んで来られました。

ついこの間まで三世代の大家族だったから、それはそれは忙しい毎日だったと思いますが、玄関には花が飾られていて、今は静かに落ち着いた佇まいです。





突然にお邪魔をしたのに、ご主人さまも歓迎してくださり、話が弾み、夕食も朝食もゆっくり(たくさん)いただいてしまいました。

特に朝食は、何種類も用意してくれたので、私に気を使ってのことかと思っていたら、普段通りとの事、それにもびっくりでした。

食事ごとに、12品目の食材を食べるのを目安に食事の用意をしているとのこと、数年前にそのことを聞いていたのですが、今も続けていたなんて、またきちんとノートに付けているのにも感服。

特に手間のかかる野菜を何種類も用意している様子を見て「面倒くさくない?」と聞くと、「野菜好きやから」とのこと。

「野菜が好きでマメに掃除をする人」どうやって育てたらこんないい人に育つんだろうと(親目線になってしまったりもして)思ったほどです。



さて翌日、「岩湧山に登ってみよう」ということになり、出かけました。(一日中付き合ってくれました。)

これは、小学校の時に遠足で行った山です。

私が育ったあたりには、めぼしいものは山しかないので、岩湧山だけでなく、金剛山にも登らされて、通学だけでも十分歩いているのに、なんで登山なんかするの・・・と文句を言いながら、登って降りて、さらに通学路を帰って行ったのを覚えています。

いやだったことはよく覚えているのですが、どんな山だったのか、頂上からの景色はどうだったのか、全く覚えていません。

今回は、スニーカーを履いて来なかったこともあって、頂上まで登らないどころか、車で中腹まで行って、四季彩館までほんの少し歩いただけでしたが、息が切れました。

きれいに舗装されていたので、登山でもハイキングでもなかったけれど、緑の中を歩くのはみずみずしくて心休まる時間でした。

四季彩館は、休憩所のような所ですが、イベントも行われているそうです。

ステキなホームページがありました。


http://www.city.kawachinagano.lg.jp/shikisaikan/


近くには、キャンプエリアもあって、私の想像していた岩湧山とはかなり違っていました。

桜が見られたらと思って登りましたが、まだ寒かったので咲いておらず、館の人があのあたりに桜がいっぱい咲くと説明をしてくれました。

でも白い花がいっぱい咲いていたので、写真を撮ったのですが、名前を忘れてしまいました。

ご存知の方は、コメントをくださーい。






その後、満開になるときれいだという桜並木道も通ってくれたのだけど、そこもまだつぼみで今回桜はあきらめるかと思っていたら、偶然通りかかった道のそばの家に立派な桜が咲いておりました。





誰もいなかったので、失礼して近くで写真を撮らせていただきました。

青空だったらもっときれいに撮れたのですが、ちょっと残念。

でも桜に出会うことができたので、うれしい!


親が亡くなると、日本に帰っても帰って来た気がしません。

そんなことを実感した今回の旅でしたが、友人の温かい計らいで、故郷の懐かしい場所を巡ることができて、特別な思い出を持って戻って来ることができました。

感謝です。
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堺の鯉のぼり

2016年04月19日 | 旅行
3月の終わり頃に堺市駅のそばのホテルに泊まりました。

駅からホテルに行く川沿いにたくさんの鯉のぼりがたなびいておりました。









いつかニュースで観たような気もしましたが、まだ3月なのにおかしいなあと思いつつ歩いていたら、鯉のぼりはほんの少しではなく、かなりたくさん(ネットでは230と説明があり)飾られていました。

偶然だったので、貴重な光景に遭遇した気がして、うれしくなりました。

時期的に桜を見ることができなくて残念に思っていたのですが、満開の桜並の感動がありました。


そして駅には、堺らしくオランダ人の絵が飾られていました。






以前通勤していた堺に、今回は観光客として訪れていることが奇妙でしたが、ホテルに泊まって電車に乗ると、観光客気分になるもんです。

ただ千利休の家がすぐそばにあったのに、行けなかったのは残念。

次回は近場も観光してみようと思います。



そんな思いでいたら、最後の日に友人が岩湧山に連れて行ってくれました。

そのお話は次回。
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好古園

2016年04月16日 | 旅行
姫路城の隣にあるお庭です。

すばらしかったのですが、解説ができません。

写真もどこをどう撮ってよいのかわからなくて、うまく撮れなかった気がします。

お庭の素晴らしさがうまく伝わるとよいのですが。。。






























よく手入れされていました。

これで桜が咲いていたら更に素晴らしい風景だったでしょう。
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姫路城

2016年04月08日 | 旅行
姫路の駅を降りたら、真正面に見えました、姫路城



出たって感じです。

姫路の人は、仕事帰りに電車を降りたら毎日見ているんですね。いいなあ。

城に向かって歩きはじめました。近くに見えたお城ですが、結構遠かったです。

そしてその道筋には、いくつかのブロンズ像が置かれていました。
















さあ、ついに姫路城の門をくぐりました。

朝8時45分、まだ人が少ないだろうと思っていたら、なんと入城券売り場の手前に長蛇の列ができていました。

外国人観光客の団体がすでに到着していたんです。

ほんとは、ちょっと入り口辺りを見てホテルに戻るつもりでいたのですが、これは戻っている場合ではないと思い並びました。

入城してからも人の群れと共に登って行きましたから、静けさや荘厳さを感じることはできませんでしたが、あちこちにある細工や太い柱、窓からの景色はなかなか良いものでした。

また窓からの景色は、遠くの町の建物は様変わりしていますが、城内(お庭など)はあまり変わっていなかったでしょうから、花の咲く風景などは同じように見ていたのではないでしょうか。

天守閣まで登り、ルートに従って降りて、お城から出ました。

その後、横にある女中部屋も見学しました。

なんと廊下が300メートルもありました。

楽しそうとはしゃいでいる子供もいましたが、何しろ女中部屋ですから、端っこの部屋の人は仕事に遅れまいとどれだけ走ったかと思うと、大変だったことでしょう。


もう一つ、「お菊の井戸」というのがありました。

あの播州皿屋敷という有名なお話のお菊の幽霊が出たというのが、姫路城だったんですね。

一枚、二枚・・・・と皿を数えていたのでしょうか。



別の所にしゃちほこが展示してありました。

時代と共にしゃちほこの形も変わっていったのですね。











こんなモダンなしゃちほこが屋根に付いているとは思えなかったのですが、確かに使われていました。

これは昭和のしゃちほこのように見えましたが、修復されたのは最近なので、平成のしゃちほこですよね。






クリスチャンである黒田官兵衛が治めていたこともあって、瓦に十字架の印のものが一枚だけあると聞いたので探しました。

結構わかりにくいところにありましたが、見つかりました。





細かいことまでいろいろ説明をしましたが、ここからはお城の写真です。

ひたすらお城ばかりを載せさせていただきます。






桜が咲き始めていました。




















城の隣には、好古園というステキなお庭がありましたが、それはまた次回。

お疲れさまでした。




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倉敷

2016年04月08日 | 旅行
徳島から香川経由で、瀬戸大橋を渡り、倉敷に向かいました。





瀬戸内海の島々を見ながら橋を渡り、






倉敷に到着。

駅前には、童話に出て来るような時計台がありました。

初めての人の為に説明があってよかった。









泊まったホテルは、ドーミング倉敷。(残念ながら写真を撮り忘れました。)

場所は、倉敷美観地区のすぐそばで、部屋からも古い町並みが一望できました。

とっても対応が良く、部屋も清潔に整えられていました。

何より良かったのは、夜中いつでもはいれる源泉かけ流しの温泉。

お風呂に二回も入ってしまいました。



さあ倉敷の古い街並みを散策です。

美術館にも行かないとね。

中心になっている通りは、お堀のまわりに並ぶ家々です。

ほとんどお土産屋さんと工芸品店でしたが、遠目には江戸時代の街並みのようです。

名物のきびだんごはもちろんのこと染物、革製品、そして備前焼のステキな器もあり、お店の中が美術館のようでした。






お堀の中で注目を浴びていたのは、これ。





これでもう少し桜が咲いていたら最高だったのですが、残念。





そして、その街並みの中に大塚美術館はありました。

中の撮影はできなかったので、外観だけです。








一つ裏の通りに入るとこんな感じの街並みです。




どの家も今も住んでいる人がいます。

もし自分の家がこの中にあったらと考えてみましたが、毎日大勢の観光客が自分の家を眺めながら賑々しく通り過ぎていくかと思うと、住みにくいかもしれないですねえ。


この通りにおいしい会席料理のお店を見つけました。

私たちが食べた会席膳がこれ。




おいしかったですよ。

最後は、アイビースクエア

こちらは、ホテルの入り口です。

隣にレストランがありましたが、お休みでした。

工房があり、倉敷絹商品やガラス工芸品などの売店もありました。






庭の小さな池に亀が甲羅干しをしていました。




全部は回り切れなかったけど、倉敷を満喫しました。

次は、いよいよ姫路城です。







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徳島に行ってきました。

2016年04月02日 | 旅行
徳島へは、大阪から高速バスで2時間半の道のりです。

高速バスは、シートの位置が高くて、リクライニングもでき、旅行気分を満喫できます。

到着した徳島駅は観光客が多いのでしょうか、駅のバス乗り場の半分以上は高速バスです。

岡山、大阪、京都、名古屋、そして東京行きもありました。


高速バスの写真を撮り忘れました。

地元のちょっとかわいいバスを見かけましたので、載せます。







徳島駅前の通り(讃岐街道)は、道幅が広くてゆったりした感じです。

阿波踊りの最終日には、この大通りを踊り手が道いっぱいに並んで踊りつつ進んで行くそうです。

一度見てみたい気もしますが、沿道の桟敷のお値段がとても高いとの情報もあり、簡単には見れそうにありません。

その大通りを少し歩くと新町橋があります。

写真は、川沿いの通りです。

花がいっぱい咲いていたので、川を眺めつつ日向ぼっこしたい気分になりました。






徳島市は、まわりを川で囲まれているそうで、新町橋のそばに船着き場があり、徳島クルーズができるとのことでした。

乗船料は、300円 保険代だけだそうです。

乗ってみたいなあと思いつつ通り過ぎる船を見ていたら、そのスピードの速いこと、風を切って波しぶきを上げて爽快に過ぎて行きました。

3月でまだ肌寒かったので、クルーズは次回にしまーす。



さて、徳島の名物は、阿波踊りだけではありません。

人形浄瑠璃も有名なんですよ。

徳島駅から15分ほどで阿波十郎兵衛屋敷に行くことができます。









資料館を見た後、人形浄瑠璃の歴史などの説明を受けて、一幕演じてくれました。











有名な演目で、離れ離れになった母を探しに来た娘との再会シーンです。

今も農村舞台で上映されているそうです。




そしてさらに、徳島には温泉もあります。

今回行ったのは、「あらたえの湯」

源泉かけ流し、宿泊施設はありませんが、お風呂だけでなく、岩盤浴とロウリュサービスも受けて来ました。









あつーい熱風を浴びて、岩盤でねそべって、いろんなお風呂に入って、満喫してきました。



そうそう、徳島で流行っているキャラクターがあるそうです。

それがこの「ししゃもねこ」だそうです。







この後、電車で30分、鴨島に向かいましたが、鴨島駅で心温まる光景に出会いました。

駅のベンチに手作り座布団が敷いてありました。






前回はなかったので、冬の間だけのようです。

どなたかが寄付したのでしょうか。

心まであったまりますねえ。


徳島のお話でした。






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