おしゃべり花ガーデンと手作り三昧

カリフォルニアで、季節ごとのお花を育てながら、手作りも楽しんでいます。

10月 秋の花

2019年10月27日 | おしゃべり花ガーデン
10月も終わりに近づいたのに、昨日は90℉(33℃くらい)、今日は89℉です。変な気候ですね。

そんな暑さの中でも夏中咲いて、今も咲いているのがバーベナです。花色もいろいろあって楽しめました。一番元気がいいのは濃いピンクです。黄色も爽やかできれいです。





もう一つ、暑さに強い花がガーベラです。春からずっと咲いている気がします。
弱そうに見えて意外と強く、一日日当たりでも元気です。でも水をいっぱいやらないと咲きません。





秋風が吹いてくると咲き始めるのが、シュウメイギクです。
秋らしい楚々とした白い花は家の中に飾っても嬉しい花です。




秋と言えばコスモス。今年は育ったのは三本ほどでしたが、それぞれにたくさん花を咲かせてくれました。






バラ
も少し咲きました。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松山の句碑巡り 2

2019年10月16日 | 俳句
松山の句碑めぐりは、ルートマップがあれば助かったなあと思いながら、気温30℃の中歩きました。

松山城に心惹かれたり、美術館にも寄りたかったのですが、とにかく歩くことにしました。






記念館の前に正岡子規と夏目漱石の俳句が並んでありました。
仲良しだったんですね。漱石に俳句を勧めたのは子規だったそうです。

子規はもうすでに病床だったのでしょうか。鏡越しに外の風景を見て詠んだのかと思うと悲しい。





牛を引いて坂を上っていく様子が見えてきます。文字も子規の筆跡のようです。




これは短歌ですね。
病の子規が、癒されるという伊予の湯に鷺のように飛んででも行きたいという気持ちが溢れています。




子規以外の俳句もありました。これもステキ。
日の光が冬の寒さの中にあっても柔らかく包み込んでくれるようです。




のびしの「し」がグーンと伸びているのがアーティスティックです。この筍元気がいいなと作者は思ったのでしょうか。




高浜年尾は、高浜虚子の息子で、子規が命名したそうです。
虚子の故郷を訪れた時の句でしょうか。「月もよし」という言葉の「も」から父への尊敬や愛情が感じられます。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

句碑めぐり 1 松山にて

2019年10月13日 | 俳句
しまなみ海道を通って愛媛県に渡り、松山で句碑巡りをしました。

松山駅は、小さいけれど整えられていて、駅の前には路面電車(ぼっちゃん列車)が走っていました。
10分おきに来るのでなかなか便利。観光客だけではなく地元の人が日常的に利用されていました。


まず松山駅前にあった句碑です。
雄大な気持ちにさせてくれる一句です。松山の入り口にふさわしいと思いました。




駅前にもう一つありました。
新居浜に作者がはじめて訪れた時の愛媛の印象を詠んだ句だそうです。
(勉強不足なので少し調べました。)
説明を受けたからですが、なるほどカボチャの花からその土地のおおらかさを表現するなんて、圧倒されました。
見慣れたカボチャの花の向こうに愛媛の風景が広がるようです。






少し電車で走ると公園があり、松山城が見えます。「坂の上の雲」の秋山兄弟に思いを馳せながら歩き始めました。


次は、明治天皇の天皇制が世世限りなく続くようにとの思いの句だそうです。
わたしには難しかったのでコメントはなしです。





あともう少しあるので、次回の記事にします。
全部で575もあるそうなのですが、暑かったせいもあってそれほど歩けませんでした。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長崎のアジサイ物語

2019年10月08日 | 旅行
長崎にはアジサイにまつわる話があります。

話は、とっても長いのでかいつまんでお話をすると、ドイツ人医師シーボルトが長崎に来てお滝さんという女性に一目ぼれをして結婚をします。
二人の間にイネという女の子が生まれますが、間もなく国外追放を命ぜられ、シーボルトは日本を離れます。
その後もお滝さんの事を思い続けたシーボルトは、日本の文化や植物を調べて書物にし紹介しています。その中に薄いブルーのアジサイがありました。それを「オタクサ」と呼びました。「お滝さんの花」という意味だそうです。
二人の愛の物語に共感して、今も長崎の人は、アジサイを「オタクサ」と呼んでいるそうです。

私が泊まったホテルのロビーにアジサイのステンドグラスがありました。



きれいですねえ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長崎の教会

2019年10月06日 | 旅行
長崎で見たかったのが古い教会です。

まず浦上天主堂

坂道の上にあったので、上手に写真が撮れませんでした。大きい~



この教会は残念ながら世界遺産ではありません。 1959年(昭和34年)再建されたものだからです。
最初の浦上天主堂が建設されたのは、1914年(大正3年)ですが、ご存じのとおり原爆投下によって外壁の一部を残して破壊されました。
その後、建てられたのが今日に残る比較的新しい会堂です。 

最初の会堂完成の翌年に15人の潜伏キリシタンが会堂を訪ねて、世界宗教史における奇跡「信徒発見」が起こりました。禁止令から約250年あまり後のことです。(資料より)



わたしが行った時は、信徒さんのお葬式が行われていました。観光名所としてではなく、今も教会として機能してたくさんの信徒さんによって守られているのだと感じました。

少しだけ中を見せてもらったのですが、ステンドグラスからの光がきれいでした。

中の様子は、お届けできませんが、正面玄関の脇にこんな像がありました。




因みに原爆投下以前の教会堂はこちら。



さらに豪華ですね。東洋一だったそうです。



もう一つは、ご存じ大浦天主堂です。



1845年から着工、20年の歳月を費やし1865年にできあがりました。
天主堂内部は本格的なリブ・ヴォールト天井で、わが国最初期の洋風建築として、1933年に国宝に指定、戦後1953年に再指定されました。フューレ神父とプティジャン神父が設計をし、日本人大工によって建設されました。
日本に現存するキリスト教建築物としては最古のもので、正式名は日本二十六聖殉教者天主堂。その名のとおり日本二十六聖人に捧げられた教会堂で、殉教地である長崎市西坂に向けて建てられています。
1953年(昭和28年)国宝に指定された。2018年(平成30年)にユネスコの世界遺産(文化遺産)登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する文化財の1つになりました。(資料より)



日本二十六聖人記念館



小さい子が三人います。



豊臣秀吉がバテレン追放令を出し、長崎と浦上を没収します。宣教師は追放され、教会は破壊されていきました。1596年には京都で捕らえられた宣教師や日本人信徒26人が長崎まで送られ、西坂の丘で十字架にかけられるという事件が起こりました。

この26人の中にはルドビコ茨木というまだ12歳の少年がいました。処刑を前にした幼い彼を助けようと思った役人が「ここで信仰を捨てなさい。命は助けるから。」と説得します。しかしルドビコ茨木は信仰を捨てると天国に行けなくなるとこれを拒みます。それどころか「わたしの十字架はどれ?」と小さな自分の背丈にあわせて用意されていた十字架のもとに走り寄り、「パライソ(天国)、イエス、マリア」といって喜びを表現したと伝えられています。彼らは四千人あまりの群衆が見守る中、両脇を槍で刺し突かれて殉教しました。(資料より)

これらのことは、歴史の教科書で習いました。でもその後どうなったかは習いませんでした。実は、この処刑の後、キリシタンが増えたそうです。それでキリシタンへの迫害がさらに強くなり、加えてたくさんの寺院が建てられたそうです。


以前は、遠い昔の無関係な話でしたが、今は親しみを持って聞ける信仰の話です。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

正解は、長崎です。

2019年10月01日 | 旅行
もうみなさんご存じだと思いますが、長崎の名所の一つに眼鏡橋があります。
おしゃれな橋ですね。歴史を感じるし、異国情緒も感じます。 




後ろのビルが現代的で、ちょっと・・・と思ったので、背景を江戸時代風にしてみました。昔はこんな風景だったのではないでしょうか。




それからここでもう一つ見ておきたいものがあります。それがハート形の石垣の石です。
ネットで見かけたハート型の石が、こんなところにあって驚きました。




それから、長崎のおいしいものも紹介しまーす。これは最後にしようかなあと思っていたのですが、
待てません。

まず、皿うどんです。 実はわたし皿うどんがだーい好き。(ちゃんぽんじゃなくてごめんね)

この思いはずっと仕舞っていたのですが、数年前に同じ思いの人に出会いました。以来時々どちらからともなく「ランチ行く?」と暗黙の了解でリンガーハットに出かけるようになりました。カリフォルニアにリンガーハットが来てくれてほんとにうれしい。海外でも長崎が味わえます。

なんと今回長崎に行く前にも、リンガーハットに行ってきました。なんでえ? ほんとになんででしょう。

そしてこれが本場の長崎皿うどんです。

お味はやはりおいしかった。ちょっと量は少な目。これはきっとカリフォルニアのリンガーハットが多めなのでしょう。
店員さんが「お好みで酢をかけてお召し上がりください。」と言ったので、初めてお酢をかけていただきました。それがなんととってもおいしくて感激!皿うどん愛がさらに深まりました。
ぜひみなさんもお酢をかけて食べてみてください。




もう一品はトルコライスです。 これは初めて食べるものですが、チャーハンとスパゲティの取り合わせは、どこか親近感があります。うどんといなり寿司とか・・・炭水化物と炭水化物の取り合わせがここにもありました。

お味は、想像通りおいしかったです。




そして最後に、長崎のお菓子、よりより

見た目はなかなかおいしそうですが、食べてみると、超硬いので、お土産であげるなら若い人にあげた方がいいです。




長崎のお話、次回も続きます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする