おしゃべり花ガーデンと手作り三昧

カリフォルニアで、季節ごとのお花を育てながら、手作りも楽しんでいます。

レンテンローズ

2023年01月16日 | おしゃべり花ガーデン
いやいや、今年の雨は良く降ります。12月はじめからずーっと降り続いています。
雨の少ない地域なので「恵みの雨だねえ」と皆喜んでいたのですが、近ごろでは、あまりの雨と風で、街路樹が倒れたり枝が折れたりして道をふさいでいたり、停電、床下浸水など、被害が出ています。
サンノゼの街の中心には、ガダルーペリバーという川が流れています。それほど大きな川ではなく、いつもは水が底に少しあるくらいで、流れがある風でもありません。そしてその川より少し高い所に遊歩道が作ってあり、散歩をする人やサイクリングする人が利用しています。

先日その川の近くを通りかかったら、濁流が勢いよく流れており、遊歩道も水没していました。
もう少し雨が続いたら、橋の上まで水が来るのではないかと恐怖を感じました。
近隣の人たちは、きっと心配をされていることでしょう。

またコロナ禍になってから増え始めたホームレスの人たちが川べりにテントを張って住みついていますから、この雨の中どうしているのでしょう。
うちのあたりは、地下街もなく地下鉄もないので、雨がしのげる場所はありませんから。

わたしもガーデニングができなくて困っています。小さな悩みですが、秋に植えた野沢菜は、雨があがる度に収穫して食べていましたが、しばらく見に行かなかったら、カタツムリに食べられて葉がボロボロになっていました。

シクラメンは、あまり雨に当てると良くないようなので、雨の合間に軒下にお引っ越しをさせることにしました。
一鉢一鉢風が吹いても倒れないようにして、全部移動させたら15鉢もありました。
ほとんどが小さい苗ですが、この一鉢は大きくて元気に咲いています。





冬に咲く花は少ないですが、シクラメンやシンビジューム以外に、クリスマスローズがあります。冬に咲く花が欲しくて何度か買ったのですが、夏に枯らしてしまいました。
それでも懲りずに又二年前に買いました。
ところがこれは、レンテンローズ(Lenten rose)で、クリスマスローズではありません。
学名:ヘレボラス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)

何が違うのか調べたら、両方ともキンポウゲ科クリスマスローズ属なのだそうです。
咲く時期が、クリスマスローズは、12月頃で、レンテンローズは2-3月頃だそうです。
うちのレンテンローズは、1月の今咲き始めましたが、どちらなんでしょう。何ともややこしい。
早咲きのレンテンローズなのかもしれません。
それに、レンテンローズの特徴である背が高くなるところも合っています。緑がかった花もヘレボラス・オリエンタリスの特徴だそうです。












こちらもレンテンローズですが
Hellebore Ice N'Roses 'Picotee’という名前です。
昨年末に蕾がふくらみ、先週開花しました。赤い縁取りがかわいらしい。
雨の合間に写真を撮りました。もう少し晴れてほしかったなあ。













コメント (2)
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心配していたことが起こった!

2023年01月09日 | 日記
元旦は、快晴でしたが、その後は、ストームが来て強風と大雨の日が続いています。

こういう時は、出かけないで、自宅退避に限ります。
部屋を暖かくして、テレビを観ていると、”バン”とガラスに何かがぶつかる音がしました。これは強風の為ではなく、リビングの上方のはめ込み窓に鳥がぶつかる音です。「ああ、又だ…」特に冬から春にかけて太陽の位置の加減か、その窓に空がきれいに写って、まるで広い世界があるように見えるようです。それで小鳥たちが窓に飛び込んで来るようになりました。でもはめ込み窓なので、ガラスに当たって落ちるばかりです。地面に落ちてもまた飛び去っていく鳥もいますが、死んでいるものもいます。かわいそうなので、何とかならないかと思い、若い頃に、軒下にいろいろぶら下げてみたりしましたが、軒下まで梯子で上っていくのも怖くて、今も完璧に防ぐことができないでいます。
「何とか考えなきゃなあ・・・」老いた頭を鞭打って、わたしにできそうな対策を考えないといけません。

うちは玄関を入ると吹き抜けで天井が高く広い空間になっています。「この空間に鳥が入って来たりしたら、外に出すのが大変だろうなあ」と思ったことがありました。というのも、夫がビジネスをしていた時に、オフィスの中に鳥が二度ほど入って来てなかなか出て行ってくれなくて困ったことがあったからです。
もうこの家に、三十数年住んでいますが、幸いそういうことはなく取り越し苦労に終わっています。

ところが昨日のこと、水槽の掃除の為にしばらく玄関を開けたままにしていました。そして掃除が終わって家の中に入ってみたら、なんと小鳥が家の中にいるではありませんか。じっと動かないけど確かにいます。「こりゃ大変!」





「つぶらな瞳・・・かわいい」なんて言っている場合ではありません。




案の定、吹き抜けの空間をパタパタと飛んで、別の所に止まって休憩。下から見上げるわたしを真ん丸な目で見ています。
「どうしようか・・・」としばらくお互いに見つめ合っていましたが、その内に二階に飛んで行ってしまいました。
うちは、どの部屋もドアを閉めていないので、さてどの部屋に入ったかしらと一つ一つ確認。部屋は三つしかないのでそれほど時間はかかりませんが、結局お風呂場で見つけました。見つけたはいいけど、「さあどうしよう」まずは近くの窓を開けて「こちらが出口で~す!」と誘導したけど、お風呂場が気にいったのか、一向に出て行く気配がありません。「それではしばらくそっとしておくので、お好きな時に出て行ってね」と一階で用事をし、だいぶたってから見に行ってみると、小鳥はさっきと同じ所でじっとしていました。これはもう今夜は泊まる気なのでしょうか。それはそれで困ります。家族がお風呂に入りますから。 

そこへ夫が熊手(サラエ)を持って来て「これで抑えて捕まえたらええ」と言うのです。それでは鳥がケガをしてしまうかもしれません。早く何とかしないと、夫が熊手で叩いてしまいそうです。

虫取り網などないか探したけれどそれもなく、思案の末、麦わら帽子とボール紙で捕まえることにしました。
お風呂場に行ってみると、高い所ではなくて洗面台の上にいたので、サッと帽子を被せてボール紙で出口をふさいで連れて出ました。玄関の外で帽子を取って解放すると、あっと言う間に飛んで行きました。

今年の初ハプニング、取り越し苦労が現実になりました。それでも事故もなく一件落着、やれやれです。

こんな時、みなさんだったらどうしますか?

コメント (2)
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賀正

2023年01月02日 | おしゃべり花ガーデン
明けましておめでとうございます。

昨日まで降り続いていた雨がやみ、少しずつ開花していたシンビジュームが、朝日の中で瑞々しく輝いています。
一月一日にふさわしい美しさです。














今年も庭の花を載せていきたいと思っています。今年もよろしくお願いします。
コメント (4)
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