しばらく更新が遅れました。
7月末に、母が亡くなったとの知らせを受けて、日本に帰っていました。
突然に前触れもなく愛する母は逝ってしまいました。
8月に笑顔で再会するはずの母がもういない! 信じられない・・・。そんなことばかりが頭に浮かんで動転していました。
とにかく母に会わなければと思い航空券を最速で取りました。
弟も、わたしが葬儀に間に合うように取り計らってくれたので、母に会うことができました。
82歳でした。
十分生きたと言う人もあると思いますが、いつも制限の中にあって、自分の好きなことを存分にできなかった母でしたから、父亡き後は全ての時間を思いのままに使って、したいことをしてほしいと願っていました。
ところが、自由な時間を得て1年足らずで召されたのですから、頑張って来た母へのご褒美はなかったのか、幸せだったのだろうかと思いめぐらしながら、もう少し話がしたいとの思いがつのりました。
それでも、入院することもなく、花の手入れをした後仮眠を取る為にベッドに横になり、そのまま召されたようでしたので、母の願う通りの旅立ち方でした。
旧約聖書 伝道者の書3:1には、
「天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。」
これが、主の時であった、最善の時であったと受け入れたく思います。
また母は一人暮らしでしたから、今後家は無人になります。
大切に育てていた花たちは、少しずつ枯れていくでしょう。
悲しみが増すばかりですが、いつまでも同じ姿で残っているものは何もないことも覚えていなければなりません。
母の為に、花の写真を撮り、ブログを書いて、スカイプの時間を見計らっていたと思っていた私ですが、いつまでも母に甘えていたことにも気づかされました。
これからは、いつも笑顔で迎えてくれた母のように、わたしも惜しみない笑顔でお迎えし愛することができる者でありたいと思います。
感謝して。