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会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

秋晴

2019-10-28 18:51:03 | 草花と花木
2019年10月28日(日)晴 18.7℃~7.1℃
「ススキのある風景」

 10月も数日でおわる。雨が多く全国的にに日照時間が少ない。今日は久しぶりに青空の秋晴れ。
 秋の風物詩の一つであるススキ。シュッと伸びた若い穂のみずみずさもさることながら、老齢のこうべいを垂れた枯れススキもなかなか趣がある。
「夕日を浴びて銀色に輝くさまは、幽玄の世界へいざなう案内人のようだ」という詩人もいる。我が家の駐車場の更地にススキが生えているが詩人のような気持にはなれずいつも草刈り鎌で刈り取っていた。

 ススキは日当たりのよいところであれば場所を選ばず群生する。しかし、ススキが似合うのは、やはり草原だろう。
 地下では大きな株同士がつながって根をはり、保水力と地盤を支えている。たおやかな地上の姿とは対照的に、頑丈さを思わせる光景だ。
 銀色に光る穂の部分は芒(のぎ)と呼ばれる。よく見かけるススキの穂は長さ十五センチぐらいだが、もっと長いものもある。シマススキは、葉に白くシンプルな縞班(しまはん)があるのが特徴で背も高く穂も大きい。また虎班の葉を持つタカノハススキの穂も大きい。
 ススキのある風景を求めて出かける時期はもう過ぎてしまったかな? 明日はまた雨が降ると天気予報。お出かけはなし。