goo blog サービス終了のお知らせ 

会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

村上の鮭

2007-11-26 18:51:56 | 地域情報

11月26日(月)  

 昨日と今日の二日間は寒さも和らぎ、冬を迎える準備が順調に捗った。

 

越後村上の鮭物語

 

 村上の鮭料理の歴史は古く、平安時代には租税として京の都に納められていた。
食文化として花開いたのは江戸時代中期。
 

 村上では 米の穫れない年ほど鮭がたくさん帰って来て何度も人々は助けられた。
 鮭こそが魚であり、他の魚は雑魚扱い。
鮭のことを親しみを込めて「イヨボヤ」と呼ぶ。これは最高の位を持つ魚に付けた敬称である。

 この大切な鮭を一部たりとも無駄にしないために、頭や尾はもちろん内臓や中骨、エラにいたるまで美味しく戴く工夫を各家庭でした。
 それで村上には百種類もの鮭料理がある。

 料亭「勝浦家」では、その中の何品かを女将の説明を聞きながら食べた。
続きは次回に掲載。

 

 鮭の増殖 世界初 「種川の制」=

 

 元文元年(1736年)鮭遡上激減。その危機を救ったのが村上藩士 青砥 武平次(あおと ぶへいじ)考案の「種川の制」

 これは三面川で鮭の産卵に適した場所の上流を密柵で塞ぎ、親鮭の安全な産卵と稚魚の成長を促したもので、鮭の回帰性を利用した世界初の増殖システムである