『位牌を頼む』

何が悲しくて自分の誕生日に母の位牌を・・・ですが
これも親孝行と思って＆兄に会いに行って来ました

お誕生日にあたってメールを戴きましてありがとうございます
そんな訳で（位牌購入）ちょいと忙しく返事をしていません
済みませんです

兄とお昼を一緒に食べようと思い柏高島屋でお弁当を購入
浅草松屋に入ってるお店では食べ飽きてる？味が解ってるので
普段食べないお店・・・探して中華弁当と日本橋たいめいけんの
オムライスを購入

で・・・日暮里乗り換えで気付いた・・・日暮里エキナカもあったんだ
一週間違いの兄と自分の分として日暮里エキナカでケーキを購入

１１時半頃着いてお昼を一緒に食べ、お寺さんに位牌の確認をして
１３時、上野駅前の翠雲堂～とことこ・・・入り難いお店なのでパス

仏壇通りと呼ばれてますが、お店が多いのは上野寄りより田原町寄り
看板が見えると近くにより位牌を見て、呼び込まれると入り・・・

最初に声を掛けてくださった一心堂さんのおじいさん（失礼！）
このおじいさんが、後に社長さんと判明（笑）驚きました！

持って行った父の位牌を手に取り見てくださり
これは、何々、どこどこの、どう言った・・・色々説明してくださり
剥き出しで持って行った父の位牌を薄紙で丁寧にくるんでくださり
他も見て回って来てください・・・と

そこから、そこで得たにわか知識を頼りに
「これと同じ物を（父と置いてきた祖母祖父も同じ物なので３位牌が同じ）
探してる・・・云々」同じ物は無理と解る
年代が違う、仕入先が違う、位牌にも流行？時代時代により違う
同じでなくて良い、目上の人？位の上の人？より大きいのはダメ
安いもの、高いものの違いや、位牌の持ち方お手入れ方法・・・
３時間で、１５件くらいかな？回って教えて頂きました

結局、最初にお声を掛けてくださった一心堂さんにお願いすることにして
戻ると・・・さっきの方ね、それはそれは丁寧な接客で・・・
古くから居る丁稚さん⇒番頭さん、なのかしら・・・でしたが
用があって戻って、接客中だったので別の方にお聞きすると
その方もちゃんと「あ、先ほどお位牌をお求め下さった・・・」
続けて「社長はあちらなので・・・」えーーー社長！！！ビックリ！
お店の方も慣れっこなのか、笑って「はい！うちの社長ですよ！」って

わたし、三女って客寄せパンダで（笑）ここでも威力を発揮・・・
と言うか、お彼岸近くなのでお客様が多くって（特にここは多かった）
母が導いてくれたんだ、店員さんにも「お身体お大事にしてくださいね」
お見送りしてくださいました

そりゃ、向こうは商売、こっちは客、そう言っちゃそれまでで
それを超えた良い買い物が出来た、納得いく買い物が出来ました
今は位牌に詳しいですよ！

母がいつの日か亡くなることは解ってても
心の準備もこう言った仏具のことも何も思い付かなかった
兄と二人手作り葬儀、法要、心は誰よりもこもっています
母も喜んでくれるでしょう
合掌

メッセージ

しつこいって言われ続け早53年(笑)

口を開くと
何で死んじゃったのかなぁ
死なないでも良かったのになぁ
これから楽になるのになぁ
しつこいくらい頭の中をグルグル

ブログにもしつこいくらい書いて申し訳なく思っていますが

何を言いたいのかと言うと
親、母親や父親、生きている時は
いて当たり前、親孝行してる人も沢山いるけど
死んで初めて、本当の本当に
親って有り難いな偉大な存在なんだな
親も子供がいて良かったなって
親子の絆の深さをしみじみ感じています

既に親御さんが亡くなってる方は
亡き親御さんを偲び元気に生きることが供養

親御さんがご健在な方は
お父さんお母さんを大切に大切に
あれだけ悔いのないようにしてきたわたしですが
悔やまれることばかり
子供は親を大切に
でも親は子供になんて何もしてもらわなくても良い
そう思っていると思います
わたしの母だって、きっとわたしの悔いを聞いても
そんなこと良いんだよって言うと思います

親は子供に何かをしてむらおうなんて思っていない

わたしが三姉妹に何かをしてもらいたいとは思わないように

わたしの母でいてくれてありがとう

『５３歳』(^^ゞ

母が３０歳の時の子なので母享年８３歳
わたしは今日で５３歳になります

この後３０年生きるって…考えただけで気が遠くなるほど長い
平凡な、普通の生き方の女性でも８３年は長い・・・
母はその何倍も生きてた、苦労した、働いた、生き生きしてた
そう思います

わたしの５３歳、兄＝一週間違いの１７日で５８歳
二人の誕生日を見ることなく亡くなりました

大嫌いで、死ねば良いと思ったことも過去にはあって
子供が（長女）生まれるまでは話すことも少なかった母
病気で死んじゃうんだろうな、って思ってたけど
こんなに悲しいのは何故だろう
やはり肉親の死は辛い
今まで事件事故のニュースで（一般人、芸能人）母親の死を
報じてたものを見ていても・・・ふーん、くらいだったのが
さぞやお辛い、辛いのに気丈に振舞ってたんだ、って
ようやく解りました

掛ける言葉も無いですよ
慰めの言葉も無い
悔やまれることばかりです

居ないんだな・・・もう居ないんだ

寂しい誕生日だけど明るく過ごします