桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

初雪

2009年02月27日 23時01分24秒 | 風物詩

 雪です。
 明後日から三月だというのに、初雪です。出勤時は霙でしたが、十時ごろから雪に変わりました。
 千葉県北西部では、雪が降るのは去年二月九日以来です。雪国の人はウンザリでしょうが、あまり雪を見ない者には、雪は心を躍らせるものがあります。
 しかし、せっかくの雪も昼過ぎには雨に変わってしまいました。もちろん積雪はありません。
 雨に変わった瞬間、鬱陶しい気分になります。先週の土日と二日つづけて好天だったツケを払うみたいに、月曜日から五日の間、太陽の光がないのですから……。
 鬱状態も快方には向かいません。

 中国には「蜀犬、日に吠ゆ」という諺があります。

 蜀というのは三国志で有名な蜀のことで、現在の四川省あたりです。いつも雲が垂れ込めていて、陽光の乏しい土地です。
 ここで生まれ育った犬は、太陽が出るのを滅多に見たことがないので、太陽が出ると愕いて吠えるという意味。すなわち世間知らずのことです。
 太陽に向かって吠えたところで意味がないし、敵うわけもないのですから、蟷螂の斧という意も含まれているのかもしれません。
 しかし、これだけ雨や曇天の日がつづくと、蜀犬……だけではなく、蜀人も出てくるかもしれません。

「こざと公園」ではダイサギ、コサギそれぞれ二羽が羽を休めていました。寒いから動きたくないのか、首をすくめたままじっとしていました。
 どこからやってくるのかわかりませんが、何もしないのなら、こんな寒い日にわざわざくることもなかろうに、と思いましたが……。
 おぢさんも貴重な昼休みの時間を割いて、わざわざ寒い中を出かけて行って、カメラに収め、早々に会社に戻りました。

 今日の松戸は最高気温3・6度(松戸には気象庁の観測所がないので、我孫子の記録です)で、今冬最低でした。


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