桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

夏はきぬ

2021年05月18日 22時22分27秒 | 風物詩

 四日前の十五日からあまり陽射しがありません。おまけに昨日今日とまるで嵐のような風が吹きます。去年と較べると、5キロも軽くなった私の身体は、強い風にもてあそばれてどこかへ飛んで行きそうです。
 週末まではずっと雨模様。梅雨入り宣言こそ出されていませんが、まるで梅雨です。

 今日十八日は観音菩薩の縁日なので、観音さまをお祀りしている東漸寺と慶林寺をハシゴです。

 

 東漸寺観音堂(上)と慶林寺の観音像。


 

 慶林寺では梅の実が大きくなってきました。



 散歩道ではところどころで白いアジサイ(紫陽花)が咲き始めたのを目にします。慶林寺ではカシワバアジサイが咲き始めました。

 

 参道ではハナモモ(花桃)の実も。



 七年ぶりに梅酒をつくろうかという気になりましたが、例年だとそろそろ青梅が出る無人の野菜直売所にはまだその兆しがありません。

 

 ウツギ(空木)の花を見ました。もう少し季節が過ぎると、クサギ(臭木)が咲き始める斜面に一本だけ幹がありました。

♪卯の花の、匂う垣根に
時鳥、早も来鳴きて
忍音もらす、夏は来ぬ

♪さみだれの、そそぐ山田に
早乙女が、裳裾ぬらして
玉苗植うる、夏は来ぬ

♪橘の、薫るのきばの
窓近く、蛍飛びかい
おこたり諌むる、夏は来ぬ

♪楝ちる、川べの宿の
門遠く、水鶏声して
夕月すずしき、夏は来ぬ

五月やみ、蛍飛びかい
水鶏鳴き、卯の花咲きて
早苗植えわたす、夏は来ぬ

 歌詞が五番まであったとは知りませんでした。



 ナツグミ(夏茱萸)の実も色づき始めていました。

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