桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

朝露

2011年10月11日 22時24分26秒 | のんびり散策

 朝露の降りる季節になりました。



 散策のとき、二日に一回ぐらいの割合で通る羽中橋の欄干です。下を流れるのは富士川。

 羽中橋を渡って、川の右岸を上流に向かって歩く。逆のこともありますが、私のいつもの散策コースです。




 羽中橋から歩いて十分ちょっと。一棟のアパートがあり、そこの一室に棲む老嬢が多数の猫を飼っています。

 今日は生まれて一か月ほどの仔猫三匹のうちの二匹-三毛と茶虎-が外に出ていました。三匹の成猫に取り囲まれていますが、この中に母猫はいません。

 どこかに行ってしまったり、死んでしまったりする猫がいれば、新たな生を受ける猫もおり、いま、老嬢の家で暮らしているのは十一匹、だそうです。



 母猫はこの猫です。
 ワルそうな目つきをしていますが、ミーといって、以前は飼われていたのに、家出をしてしまったそうなのです。ワルそうな目つきになったのは、世間の荒波をくぐっているからかもしれません。

 家出といっても、遠くに去ってしまうことはなく、家出後も付近に出没。老嬢が餌を与えれば食べて、食べ終わるとどこかに姿を隠す。
 子どもを産んでからは再び老嬢の家に寄宿しています。父猫は不明。



 私に限らず、誰とでも仲良しになるマユ(♂)です。
 左だけに眉があるように見えるのでつけられた名です。



 マユが完璧な猫背を見せてくれています。
 体操の採点でいうと、文句のつけようがないフィニッシュなので10・0。人によっては、尻尾を前脚のほうに丸めていたら、なおよかった、とも。



 人なつっこい猫で、初めて会ったときから私の足許に寄ってきて、さかんにマーキングをしていました。十一匹もいる猫の中で、私を認めると「ニャー」と鳴きながら小走りに走ってきてくれるのも、このマユだけです。
 私が車止めに腰を下ろすと、尻尾をピンと立てて、私の靴やスラックスの裾にマーキングしながら私の周囲を一周します。ときには二周三周することもありますが、廻り終わると、近くで箱坐りをします。
 不思議なのは、坐る場所は必ず私とは背中合わせで、真後ろであるということです。



 画像の真ん中-顔を半分だけ覗かせている黒白の猫殿がいます。うさ伎(うさぎ)に似ていますが、うさ伎ではありません。この家の持ち主の苗字から一字をとって、樽吉と名づけました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2011年十月の薬師詣で・... | トップ | コスモス(秋桜)を見に行く »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

のんびり散策」カテゴリの最新記事