桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

2017年紫陽花日記

2017年06月07日 21時55分58秒 | 

 昨日の朝、チノパンツを履こうとして脚を充分に上げられず、爪先が引っかかってオットット……ということならときおりあるのですが、昨朝は初めてそのまま前につんのめって、でんぐり返しをするみたいに倒れてしまいました。
 もう少し若ければ、倒れるのは倒れるとしても、とっさにパンツから両手を放し、手を突こうとしたはずですが、いまの私の両腕は頭と同じように頑固になっていて、放そうとしないのです。

 朝、起きようとしたとき、腰にちょっとした痛みがあったので、畳んだ寝具を押入れに入れず、そのままにしておいたのが幸運でした。もんどり打って頭から倒れたのに、布団があったおかげで、打ち傷も、ひねったところもなかったのです。

 冷や汗をかいて立ち上がったあと、さほど広い部屋ではないけれど、部屋の真ん中で履こうとするからいけない。倒れそうになっても、柱とか壁とか、手を突くものがないのだから……と反省。

 しかし、腰に痛みがあったのは一種の災難であるけれども、そのおかげで布団が出しっ放し、さらにそのおかげで転んでも怪我はなし。
 ということは、すなわち薬師如来のご加護也。
 というわけで、薬師如来がご本尊の慶林寺にお参りに行きました。



 ま、そんなことがなくても、慶林寺には毎日参拝に行くのですが、いつもは友人知人の健康を祈るだけで、私自身に関する願い事をすることはありません。
 この日はいつもどおりのお祈りお願いに併せて、怪我をせずに済んだことへのお礼をしたあと、数日前から花を開き始めている参道の紫陽花(アジサイ)をカメラに収めました。
 紫陽花は数株あるだけですが、オタフクアジサイという珍しい種があるので、毎年注目して見ているのです。
 オタフクアジサイとは、江戸時代につくられた萼紫陽花の一種で、花がおたふく豆に似ているところから名づけられたそうですが、正式な名はウズアジサイというのだそうです。その名のとおり、花が渦を巻いているように見えます。



 参道奥で少しだけ咲き始めたオタフク。
 かたわらに「おたふく」と書かれた札があったはずですが、抜かれてしまったのか、見当たりません。



 うっすらピンク色に染まっています。



 同じ株ですが、こちらはまだ固い。



 参道入口にあるオタフクアジサイ。



 こちらは青紫、赤紫と色に変化があります。



 同じく参道入口にありますが、まったくの別種。



 これも別種。

 シャッターを切りながら、午後には前ヶ崎(流山市)のあじさい通りを訪ねてみようかと思いました。

 そして、午後……といっても、夕方です。




 富士川を渡ると(川が市境になっていて、松戸市から流山市になります)、青々とした田んぼです。



 栗林は花盛り。



 水木(ミズキ)はきれいな緑色の実をつけています。



 寶蔵院には六日ぶりに参拝しました。
 境内に私の友がいるのですが、ずっと会っていません。この日もいないようなので、諦めて帰ろうとしたら、どこかで「ニャ~」というか細い鳴き声がし、バサバサと下草をかき分ける音がしたかと思うと、姿を見せたのはママでした。

 姿を見るのは五月三日以来、約一か月ぶりです。それなのに、私のことをちゃんと憶えていてくれて、ニャーニャーと鳴きながら、トコトコと走ってきました。



 私の足許までくると、チノパンツの裾に身体をこすりつけて、二周三周しながらマーキングします。そのあと、伸びをして、ゆっくりとひっくり返り、右、左、と身体の向きを変えて、お腹を見せてくれました。



 相変わらず寝っ転がったまま、左前足の肉球を舐めたりして、すっかりリラックスしています。

 この日は寶蔵院に寄り道をしましたが、まっすぐきたら十一~二分で、このあじさい通りに着きます。

 全体的にまだ咲き始めです。

 このあと、何回くることができるかわかりませんが、憶えられる限り同じ株の写真を撮って行こうと思います。

 六年前も「紫陽花日記」と題してブログにしましたが、とりとめないものに終わってしまいました。
 今年は定点観測のようにして、今回撮影した株を、次回も、その次も、というように撮って行くと、花の色が濃くなった、新しい花が咲いた……というように楽しめるのでは、と考えたのです。

 しかし、そんな命題をこしらえてしまうと、次回以降がやたらむずかしくなり、オラ、やっぱりやめた……てなことにもなりかねませんが、初回はあまり束縛されず、ただ記憶に留めやすそうなポイントを選んで、カメラのシャッターを切って行くことにします。
 


 ここなら目印になる立て札があるので、次回の撮影でも同じアングルを。ズレても数センチで済むかもしれません。



 アナベル。これはこれからもっともっと大輪の花を咲かせるはずです。



 カシワバアジサイは我が庵近くでもたくさん見ることができます。

 
 

 我が庵周辺では赤、青など彩りの華やかな紫陽花が咲いているのに、ここは白い色が中心です。



 あじさい通りが終わると、私がキウイ坂と名づけている上り坂があります。途中にキウイの畑があるからです。小さな実を結び始めています。

 明日は薬師如来の縁日。薬師詣でに出かけなければなりませんが、どうも雨のようです。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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紫陽花 (あみママ)
2017-07-01 05:26:50
あじさいの写真きれいですね。・・・の前にお怪我がなくて
良かったですね。あみママも去年、見事に滑りまして膝に
青あざを作りました。涙が出た~。
紫陽花って色々な色と大小の花があって私も好きな花の1つです。前に紫陽花の花の色は植えた土によって変わると聞いたことがあったのですが、本当なのかなぁ~
更新、楽しみにしています。
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あみママ様 (桔梗おぢ)
2017-07-01 06:32:48
ものぐさが幸いしました。
ブログの更新のほうは昨日もそろそろ……と思いながら、散歩をしていたのですが、明日、明日、と思いつつ、いつの間にか七月になって、紫陽花の季節も終わりが近くなってきました。
紫陽花の花の色と土の関係……どうなんでしょうね。
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