桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

ハナシュクシャ(花縮砂)

2021年10月24日 20時43分47秒 | 

 昨日はいつもの年より一日早い二十四節気のうち霜降でした。我が地方では、実際の霜はまだ降りませんが、今朝はさすがに冷え込んで、今季最低の6・9度を記録しました。
 これまで気がつきませんでしたが、ハナシュクシャ(花縮砂)が散歩や毎日の日課である慶林寺参拝に向かう径にあります。
 三日前の二十二日、七輪ある蕾のうちの一輪だけ花が開いていたので気がつきました。そして昨日、下の画像のように五輪が開きましたが、今日は五輪ともすでにしぼんでいました。
 これまでたまたま花の咲く時期には通らなかったのか、ミョウガやショウガをバカでかくしたような茎と葉っぱだけが記憶に残っているだけで、花を咲かせるとは思いませんでした。



 手許にある花図鑑を開いてみると、なるほどショウガの仲間で、原産地はインドとマレー半島とあり、夕方になると花を開く、と解説されています。「縮砂」などという面妖な名前がつけられていることについては、花図鑑には記載がありません。
 いつごろからか、夕方になるとあまり外へ出ないようになっていたので、花に気づくことはなかったのか。ふむふむなるほど、と思いながらも、日中は閉じているとはいっても、この大きな花弁が消えてしまうことはないはず……不思議不思議と訝りながら、ひととき、かたわらに佇んでいました。

 


 初めて注目した花でしたが、気がついてみると、近辺には結構植えられていました。ただ、偶然かどうか、畑の境目、ということが多いのです。



 慶林寺のミカン(蜜柑)が色づいてきました。



 夏の間、私の目を楽しませてくれた慶林寺参道のボタンクサギ(牡丹臭木)ですが、ほとんどの株は花を終えていたのに……。



 一株だけ満開でした。

 


 夕方になっても空は快晴に近く、強い陽射しが溢れていました。富士川の対岸に映る自分の影を、戯れにカメラに収めました。



 私の許に贈られてきて、十二年目を迎えるツワブキ(石蕗)です。葉っぱに斑が入っているのといないのとの二種あって、これはないほう。去年までは蕾の茎はせいぜい二本か三本しか出なかったのに、何があったものか、今年は大豊作です。
 蕾はまだ無数残っていて、一体全体何輪咲くのか予測ができません。

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