[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
(2022年12月30日[金])
[※230213: タイトルの「信千代」を「信千世」に修正しました。コラム【狙撃兵】中はそのままとしています。]
すっげぇなぁ、山口4区。呆れたねぇ~。国会が終わったかと思ったら、総務政務官を漸く〝馘首〟されたが、本来ならば議員辞職でしょうにね。この半年ほど、一体何を成し遂げたのか。福島みずほさんらとの参院予算委員会 (221202) での酷い質疑しか記憶にないのだが?
地元のアベ様事務所が閉鎖だそうだが、いいのかね。数多のアベ様案件が放置されたままなのだが…。最後あたりの案件としての統一協会票の差配問題や、また、統一協会の名称変更問題などはどう決着をつけるつもりなのかね、ヅボヅボ党やその下駄の雪党は?
『●安倍昭恵氏に羞恥心があれば補欠選に立候補しないし、羞恥心あれば
山口4区の自公支持者の皆さんも安倍昭恵氏には投票しないでしょ?』
「お得意の閣議決定で「私人」認定された安倍昭恵氏が《経営していた
東京・内神田の居酒屋「UZU」》についての記事。ところで、
詐欺師《48HD…淡路社長は安倍首相の地元・下関市で昭恵氏が経営
する複合型ゲストハウス「uzuhouse」(ウズハウス)》…の方は、
どうなっているんでしょう? 《この「ウズハウス」に、淡路社長が
出資していたことまで判明している》。淡路明人元会長の48HD
(48(よつば)ホールディングス)。」
『●お維系の杉田水脈議員を、櫻井よしこ氏の助言を基に引き抜いたのは
アベ様であり、なんとキシダメ首相は総務政務官に指名してしまったょ…』
毎日新聞の記事【安倍氏後継に杉田水脈氏? 昭恵さんの擁立断念 衆院補選の人選難航】(https://mainichi.jp/articles/20221213/k00/00m/010/329000c)によると、《安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区(下関市、長門市)の補欠選挙で、安倍氏の後継候補選びが難航をきわめている。これまでに安倍氏の妻昭恵さんや実弟の長男、現職参院議員らの名前が挙がったが、いずれもまとまらなかった。県連内では、窮余の一策として、お騒がせの「あの人を擁立する奇策まで浮上している》、《江島潔参院議員や前田晋太郎・下関市長らの名前が挙がるが決め手に欠け、一時は昭恵さんを擁立する案もあった。だが、昭恵さんの説得は不調に終わった模様だ。下関と長門にある安倍氏の事務所は11月、22年12月末で事務所を閉鎖すると発表した》、《そこで取り沙汰されるのが、安倍氏に近かった杉田水脈(みお)総務政務官(55)=衆院比例中国ブロック=の擁立だ》。
しかし、酷い面子ばかりの名が挙がっています。
『●《ジャパンライフ…最後の荒稼ぎをやろうとしたときに手を貸したのが、
この総理の招待状》…これも忘れてはいけない数多のアベ様案件の一つ』
すっげぇなぁ、山口2区、4区。
日刊ゲンダイのコラム【ラサール石井 東憤西笑/「後継は息子に」なんてお殿様みたいな発言…もう議員の世襲はやめにしませんか?】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/315943)によると、《まだ3年も任期があるのになぜ今表明するのか。山口4区では亡くなった安倍晋三氏の補選が来年4月にあり、信夫氏の長男の信千世氏の擁立の動きがある。2区である信夫氏はその動きをストップさせ自分の後継にする路線を固めるべく、このタイミングで発表したのではないかと言われている。なにやら話は鎌倉幕府の後継者争いを描いた「鎌倉殿の13人」のような様相だが、そもそも政治家という職業は世襲するのが当たり前と考えるのもおかしいし、それをそのままの表現で伝えるメディアもおかしい》。
『●《保守の安倍が反日カルトとつながった》? 《保守ではなく、反日の
エセ保守…支持してきたのは新自由主義勢力と政商とカルトの複合体》』
《晋三氏の父方の系譜をたどった『安倍三代』の著者でジャーナリストの
青木理さんとともに、「三代目世襲政治家・安倍晋三」の実像に迫った》
『●息吐く様にウソをつくアベ様は如何に〝誕生〟したのか? そして、
数多のアベ様案件の〝トドメ〟が統一協会とのズブズブ壺壺ヅボヅボ』
「安倍三代」。
同コラム【ラサール石井 東憤西笑/「後継は息子に」なんてお殿様みたいな発言…もう議員の世襲はやめにしませんか?】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/315943)によると、《信介、信和、信夫、そして信千世と続く、まるで日本史で暗記する将軍の家系図のようなつながり。これは日本の家長制度の象徴であり、世襲議員がなくならない理由でもある。こんな中で育てば「後継は息子に」なんてお殿様みたいな発言もするだろう。さらに、不勉強ながら知らなかったのだが、安倍晋三氏の祖父安倍寛氏は、戦前から非戦・平和主義を貫き、東条英機氏らの軍閥主義を鋭く批判、大政党の金権腐敗を糾弾し清廉潔白な人格者として知られ、地元では「今松陰」と呼ばれていた政治家だったことがわかった。とすれば、その孫たちが今や敵基地攻撃能力だ防衛費倍増だと謳っているのは誠に皮肉な話だ》。
すっげぇなぁ、山口2区、4区…その実情は?
長周新聞の【コラム 狙撃兵/追い込まれてんじゃないの?】(https://www.chosyu-journal.jp/column/25288)によると、《岸信介から数えると世襲4代目へのバトンタッチということで、このご時世になんと厚かましいといおうか、いったいいつまで国会議員ポストを特定の一族で私物化するつもりなのだろうか…という思いしかない。選挙区が「地元」といっても、岸信夫もその子息である信千世も東京生まれの東京育ちで、山口県なり2区は故郷といえるほどの生活実態などなにもない。もともとこの地をルーツにした世襲政治家一族が握って離さない選挙区というだけなのである。地元の人々にとっては、「信千代? 誰だよそれ」が一般的であり、見たことも話したこともない若造にほかならないが、このまますんなりと30そこらの4代目を担いで岸家の命脈を継承するというのだろうか。同じ山口県民として、選挙区は違えど2区の人たちの心境やいかばかりかと慮る》。
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【https://www.chosyu-journal.jp/column/25288】
追い込まれてんじゃないの?
コラム 狙撃兵 2022年12月16日
防衛大臣当時から病を患って車いす生活を余儀なくされていた岸信夫がこのほど政界引退を表明し、「わたしも60を過ぎたので、次の世代を考えなければいけない」「このあたりで息子に譲りたい」として、後継に長男の信千代を指名した。岸信介から数えると世襲4代目へのバトンタッチということで、このご時世になんと厚かましいといおうか、いったいいつまで国会議員ポストを特定の一族で私物化するつもりなのだろうか…という思いしかない。選挙区が「地元」といっても、岸信夫もその子息である信千代も東京生まれの東京育ちで、山口県なり2区は故郷といえるほどの生活実態などなにもない。もともとこの地をルーツにした世襲政治家一族が握って離さない選挙区というだけなのである。地元の人々にとっては、「信千代? 誰だよそれ」が一般的であり、見たことも話したこともない若造にほかならないが、このまますんなりと30そこらの4代目を担いで岸家の命脈を継承するというのだろうか。同じ山口県民として、選挙区は違えど2区の人たちの心境やいかばかりかと慮る。
岸信夫が地盤にしてきた衆院山口2区といえば、古くは中選挙区時代に岸信介、佐藤栄作が兄弟で競って選挙区内に派閥を築いた地域として知られる。年配の保守層のなかでは佐藤派と岸派は明確に分かれていたし、同じ自民党といえど自派閥のプライドみたいなものを持っていた人も少なくなかった。県西部の下関における安倍vs林ではないが、県東部でくり広げられていた岸vs佐藤にもどこか似たようなところがあった。そういう意味では血のつながった兄弟・一族といえど、選挙区では同じ政党でありながら火花を散らしていた時代もあったのだ。
その後、岸信介の後継としては吹田愰(元自治大臣、西村康稔の義父)がボスとして君臨し、これが90年代の政界再編を通じて自民党県連のなかでは浮き上がる一方で、小選挙区になった2区では佐藤栄作の子息である佐藤信二が地盤を継いだ。ところが、2000年代に東海村臨界事故によって原子力政策が行き詰まったさい、巻き返しで通産大臣経験者として得点稼ぎに走ったのか、「上関原発計画は私しか推進できない!」と選挙区内でも有権者から反発の強かった原発計画推進を叫んで落選するという番狂わせが起こった。民主党から対抗馬として出ていた平岡秀夫に議席を奪われ、鉄壁と思われていた「岸・佐藤の地盤」は落城。山口2区はしばらく民主党の国会議員を輩出していた。選挙区内には上関原発計画を抱え、さらに岩国市では極東最大の米軍基地の拡張問題、厚木基地からの艦載機移転問題などを抱え、強権的にこれらの国策を進める自民党への反発が平岡を押し上げていた。それは2区の有権者の意地にも見えるものだった。
自民党としては選挙区奪還に何度挑んでも跳ね返されていたが、米軍再編問題を含めた民主党政権の大裏切りによって今度は平岡及び民主党が有権者から見離され、あろうことか当て馬として擁立され、落選するはずだった福田(当時岩国市議、吹田愰の元秘書)が国会議員に当選したものだから、1期でこれを引っ込めて(代わりに岩国市長のポストを与えられた)本家・岸信夫のデビューとなって今日に至る。こうした過程には中央政界で権力を欲しいままにしていた実兄の安倍晋三や吹田愰の豪腕や影響力が及んだことは想像に難くないが、2区で途切れたかに見えた岸家のお家存続が叶ったのは、いわば民主党自爆のおかげでもあり、もとを正せば佐藤信二自爆のおかげであり、世襲政治家同士の地盤争奪において、佐藤家を押しのけての選挙区奪還でもあった。そして、佐藤信二の娘婿もまた、バーターなのかちゃっかりと自民党山口県連所属の参議院議員として比例でポストをもらい、血はつながらずとも准世襲議員として政界にイスを得ているのが実態なのである。
「息子に譲りたい」――。選挙区で実力を持った地方議員等々を差し置いて、一族による露骨な選挙区私物化と30そこらのお兄ちゃんの緊急登板であるが、果たして父及びゴッドマザーの願い通りになるかどうか――。2000年代に自民党山口県連にとって鬼門だった2区において、「ええ加減にせいよ!」の有権者の世論に火が付いた時には、いかに候補者が岸・佐藤の末裔であろうと叩き落とされるというのは実証されており、すべては有力な受け皿となり得る対抗馬が出てくるか否かがカギとなる。その後、自爆の民主党にたいそう幻滅した有権者は少なくなく、非自民を標榜する野党も含めて「ええ加減にせいよ…」という思いがくすぶり続けているものの、既存の選挙構図を乗り越えてバチバチの選挙になった場合、お祭りになりかねない選挙区でもあるように思う。何も知らない外野席から一概に「世襲を輩出するバカな選挙区の有権者」と括ることなかれ。その地に暮らしながら、分厚い保守政治、自民党支配のもとで米軍基地や原発計画に抗い、時として為政者を震え上がらせてきた暗闘の歴史もあるのだ。
岸信夫といえば、壺に選挙で支援を受けていたことでもわかるように、選挙地盤における存在感といってもかつて岸派vs佐藤派が火花を散らしていた時代に比べればスッカラカンで、それは地元の秘書の体制を見ても歴然としている。猫の手でも借りたいくらいなのだろう。岸家としては安倍晋三逝去によって山口4区を失い、いよいよ最後の牙城が先祖返りとなる山口2区で、なおかつ30そこらのお兄ちゃんに命運を委ねるという。それ自体、傍から見ていて結構苦し紛れの光景に見えて仕方ないものがある。昭和の妖怪の末裔は追い込まれてんじゃねぇか! と――。
吉田充春
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
(2022年11月28日[月])
《ジャパンライフ…最後の荒稼ぎをやろうとしたときに手を貸したのが、この総理の招待状》…これも忘れてはいけない数多のアベ様案件の一つ。
日刊ゲンダイのコラム【適菜収「それでもバカとは戦え」/死人に口なしでは許されない 「安倍晋三とジャパンライフ」のずぶずぶの関係】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/314995)/《統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の広告塔だった安倍晋三という男は、悪徳マルチ商法「ジャパンライフ」の広告塔でもあった。健康グッズなどの預託商法を展開し、顧客からおよそ1億6000万円をだまし取った罪に問われたジャパンライフ元会長の山口隆祥に対し、東京高裁は1審と同じく懲役8年の判決を言い渡した(11月18日)》。
『●アベ様とジャパンライフ山口隆祥氏は《1984年に、
当時外相だった父・晋太郎氏…を通じて、接点を持った可能性》』
《統一教会の広告塔》であったことが広く可視化され、万人の知る所となった。いま、アベ様亡き後、《死人に口なしでは許されない》し、ずぶずぶ壺壺ヅボヅボな関係だけでなく、地方も含め、「政」がいかに歪められてきたかを明らかにしなければならない。
数多のアベ様案件の一つ、(これまた、父・晋太郎氏譲りか?)《「安倍晋三とジャパンライフ」のずぶずぶの関係》も《死人に口なしでは許されない》。詐欺師《48HD…淡路社長は安倍首相の地元・下関市で昭恵氏が経営する複合型ゲストハウス「uzuhouse」(ウズハウス)》…の48HD (48(よつば)ホールディングス) のアベ様案件も同様だ。
『●東京電力核発電人災下の福島でも荒稼ぎしたゲス・ヒトデナシな
詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達』
『●アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界において
功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!』
『●ジャパンライフへの《あからさまな調査潰し》《政治圧力で
立入検査》潰し…《政治家案件》と認識した上での判断!?』
『●《名簿の保存期間は「一年未満」だというが、その根拠を
問われると、十月末に改定された規則だという。はあ?》』
『●アベ様に自覚無し…《ジャパンライフ…最後の荒稼ぎをやろう
としたときに手を貸したのが、この総理の招待状》』
『●アベ様とジャパンライフ山口隆祥氏は《1984年に、当時
外相だった父・晋太郎氏…を通じて、接点を持った可能性》』
『●アベ様やウルトラ差別主義者らは政治資金パーティーによる
《荒稼ぎ》…一方、《やはりなかった「前夜祭」の記述》』
『●《桜を見る会は、事実上の有権者買収》…公職選挙法・
政治資金規正法・財政法を無視して国会議員で居続けるデタラメ』
『●斎藤貴男さん【ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…
腐った構造】《腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ…》』
『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏
といった安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》』
『●「桜を見る会」税金接待というアベ様模倣犯・世耕弘成経産相
…関西電力〝濁流〟問題でも《関電受注企業から献金》』
『●《官邸の番犬》黒川弘務氏を《論功行賞として検察トップに据える》
のみならず、カジノ汚職捜査を止めるという目的があった』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《48HDについても、安倍首相・昭恵氏をはじめとした政界官界人脈との
関係への忖度が…被害を拡大》…財務省北海道財務局も調査せず』
『●《安倍首相がマルチ商法「48HD」広告塔の新証拠、セミナーの
スクリーンに安倍首相との写真》(「しんぶん赤旗 日曜版」)』
『●ジャパンライフ元会長が詐欺容疑で逮捕…一体何年放置? そして、
大惨事アベ様政権は「桜を見る会」の中止を表明して疑惑・腐臭に蓋』
『●安倍昭恵氏に羞恥心があれば補欠選に立候補しないし、羞恥心あれば
山口4区の自公支持者の皆さんも安倍昭恵氏には投票しないでしょ?』
「お得意の閣議決定で「私人」認定された安倍昭恵氏が《経営していた
東京・内神田の居酒屋「UZU」》についての記事。ところで、
詐欺師《48HD…淡路社長は安倍首相の地元・下関市で昭恵氏が経営
する複合型ゲストハウス「uzuhouse」(ウズハウス)》…の方は、
どうなっているんでしょう? 《この「ウズハウス」に、淡路社長が
出資していたことまで判明している》。淡路明人元会長の48HD
(48(よつば)ホールディングス)。」
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/314995】
適菜収 作家
近著に「ニッポンを蝕む全体主義」「日本人は豚になる」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書45冊以上。「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。本紙連載が書籍化「それでもバカとは戦え」好評発売中
適菜収「それでもバカとは戦え」
死人に口なしでは許されない 「安倍晋三とジャパンライフ」のずぶずぶの関係
公開日:2022/11/26 06:00 更新日:2022/11/26 06:00
(ジャパンライフの広告塔になっていた(C)日刊ゲンダイ)
統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の広告塔だった安倍晋三という男は、悪徳マルチ商法「ジャパンライフ」の広告塔でもあった。健康グッズなどの預託商法を展開し、顧客からおよそ1億6000万円をだまし取った罪に問われたジャパンライフ元会長の山口隆祥に対し、東京高裁は1審と同じく懲役8年の判決を言い渡した(11月18日)。
同社は2014年以降、消費者庁から相次いで行政指導や行政処分を受け17年にマルチ商法の認定を受けている。
この山口と深い関係にあったのが安倍だ。安倍主催の「桜を見る会」には山口に招待状が送られていた。ジャパンライフは「安倍晋三内閣総理大臣から山口会長に『桜を見る会』のご招待状が届きました」と招待状や安倍の写真をチラシにして勧誘に利用していた。
詐欺被害者の多くは高齢者である。東京地裁の浅香竜太裁判長は、ジャパンライフが老後の生活への不安を巧みにつく営業活動を繰り返し、顧客と契約を結んでいたと指摘。その上で、消費者庁から巨額の負債隠蔽などを顧客に通知するよう求められたのに耳を傾けず、返金を求める顧客には撤回を求めるよう社員に指示していたと認定した。
野党の「総理主催『桜を見る会』追及本部」には、安倍の招待状を見て、ジャパンライフを信用してしまったという話が多く寄せられている。
ジャパンライフの問題は過去に何度も指摘されてきた。にもかかわらず、安倍はずぶずぶの関係を築いてきたのである。
山口が「桜を見る会」に招待されたのは総理推薦枠の「60」番である。安倍家と山口の関係も今に始まった話ではない。安倍晋太郎は1984年のニューヨークへの外遊の際、山口を同行させたことを国会で認めている。この訪問団の名簿には外相秘書官として晋三の名前も記載されていた。
「桜を見る会」は各界で功績を上げた人や著名人を招待するものだが、山口の他にも統一教会関係者や反社会的勢力のメンバー、半グレ組織のトップらに招待状が送られていた。安倍は一貫して嘘、デマを垂れ流して責任逃れに終始。安倍は「桜を見る会」の前夜祭に関するだけでも2019年11月~2020年3月の間に118回も嘘をついている(衆院調査局調べ)。
死人に口なしでは許されない。第三者機関が入って一連の安倍事件の全容を解明すべきだ。
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]
(2022年02月06日[日])
日刊ゲンダイの記事【疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300628)。
《■ジャパンライフ元会長に実刑、参院広島買収事件で「起訴相当」… 28日は、マルチ商法で詐欺罪に問われたジャパンライフの元会長、山口隆祥被告に懲役8年の実刑判決。山口被告は当時の安倍首相が主催した「桜を見る会」に招待されたことを宣伝材料に使い、荒稼ぎしていた。事件の被害者は7000人、被害総額2000億円に上る。くしくも同日、東京第6検察審査会は2019年の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、河井夫妻側から現金を受け取りながら不起訴となった地元県議ら100人のうち35人を「起訴相当」とする議決を公表。》
『●《「その後、体調は」と問われた安倍前首相は、こう答えているのだ。
「新しい薬が効いている。もう大丈夫だ。」》(リテラ)…仮病?』
「御病気で首相辞任されたアベ様、御快癒、おめでとうございます。
では、数々のアベ様案件の真相究明と責任をお願いします。
《その体調を本人が「もう大丈夫」と言い張るのであれば、
しっかりとこれまでの疑惑にケリをつけていただこうではないか。
とりわけ、「首相枠」で「桜を見る会」に招待されていた
ジャパンライフの元会長・山口隆祥容疑者がついに逮捕されたが、
安倍首相が「桜を見る会」に招待したことが「最後の荒稼ぎ」
に利用され、被害を拡大させた事実は非常に重い》。《体調が
「もう大丈夫」となったいま、「説明責任」という政治家に
課せられた使命を果たしていただかなくてはならないだろう》」
『●《広島県府中町議が、昨年5月に克行容疑者に白封筒に入った現金
30万円を渡された際、克行容疑者から「安倍さんから」と言われた》』
「アベ様マネー1.5億円の原資は? 税金でしょ? アベ様のポケット
マネーな訳がない。《安倍マネー》の原資は、まさか、税金?
#素淮会方式? 官房機密費? 河井夫妻の捜査が進めば、その辺も
掘り繰り返されるのかな? しかも、そもそもアベ様の《私怨》を晴らす
ために選挙を私物化…《刺客を放った》トホホなニッポンのリーダー。
さらに問題なのは《1・5億円の一部が還流!?》 それを自公に
《還流》してやしないでしょうね?」
数多のアベ様案件。一つとして責任取らずなアベ様。投獄されるべき身であり、国会議員で居ること自体が不思議だし、「桜を見る会」前夜祭の明細書と領収書をさっさと出してくれよ。
詐欺の片棒を担いだかと思えば、広島の河井夫妻事件では、アベ様の《私怨》を晴らすために選挙を私物化…《刺客を放った》トホホなニッポンのリーダー。
一方、それを追求する姿が失われたように見える立憲民主党、その野党共闘は迷走を続けている。マスコミや連合、お維がその主因とはいえ、立憲は「テイクテイクテイク…」に逆戻りのようだ。他の野党をバカにし、立憲自身は弱党化の泥沼へ…。
週刊朝日のコラム【室井佑月「苦情じゃなく陳情」】(https://dot.asahi.com/wa/2022020200016.html)によると、《「夏の参院選比例投票先…」…。だってさ。野党連合、立憲+共産+社民+れいわの支持率を足してみたけど、自民党どころか維新にも勝てないやんけ。これってなにがまずかったんだろうか。コロナ禍で生活格差は広がっている。新聞を読めば、毎日のように貧困者についての話題が書かれている。野党はもっとはっきりと、「弱っている人、困っている人に寄り添う」と打ち出すべきなんじゃないか。それができてたらこんな数字になるわけがない。…野党側は、なぜ困っている人、弱っている人を救いたいとダイレクトに打ち出さないのだろう。それは今、最も困っている女性が真っ先に救われることになるだろうに。どうしてそれじゃダメなのか。》
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/維新と正々堂々と立ち向かう覚悟見えない立憲民主党】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202202020000063.html)によると、《最大の目的は自らの当選と、比例票の上積みだがそんなにうまくいくのだろうか。夏の参院選のころには立憲には勢いが戻っているのだろうか。…何より自民と立憲が応援しても今の大阪で維新には勝てない。また田中の市会議員辞職に伴う補選には維新の候補しか出馬せず、維新は労せず市会議員の議席も増やした。 ★結局、維新と正面からぶつからず、対決を避けながらしのごうとする立憲らしい態度に問題があるのではないか。正々堂々と立ち向かう覚悟がない限り、今の維新に勝つすべはない》。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300628】
疑惑まみれの安倍政権「負の遺産」に断罪続々…当の本人は反省の色ナシ!
公開日:2022/01/29 14:30 更新日:2022/01/29 14:30
(「アベ印」をカネ集めに利用(C)日刊ゲンダイ)
「官邸の守護神」と呼ばれた黒川弘務・元東京高検検事長の失脚が影響しているのか。安倍政権時代の「負の遺産」が続々と断罪され始めた。
■ジャパンライフ元会長に実刑、参院広島買収事件で「起訴相当」…
28日は、マルチ商法で詐欺罪に問われたジャパンライフの元会長、山口隆祥被告に懲役8年の実刑判決。山口被告は当時の安倍首相が主催した「桜を見る会」に招待されたことを宣伝材料に使い、荒稼ぎしていた。事件の被害者は7000人、被害総額2000億円に上る。
くしくも同日、東京第6検察審査会は2019年の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、河井夫妻側から現金を受け取りながら不起訴となった地元県議ら100人のうち35人を「起訴相当」とする議決を公表。カネを配った河井克行元法相は実刑で服役中、妻の案里氏は執行猶予中の身だが、20日に自殺未遂を起こして救急搬送されたと報じられたばかりだ。
また、25日にはジャーナリストの伊藤詩織さんが元TBS記者の山口敬之氏から性暴力を受けたとして損害賠償を求めた裁判で、1審に続いて2審の東京高裁も「同意なく行為に及んだ」と認め、山口氏に約332万円の支払いを命じた。こうなると、逮捕状の執行が取り消されたことの是非も焦点になってくるのではないか。山口氏は安倍元首相に極めて近いことで知られた。
■当の安倍元首相は相変わらずキングメーカー気取り
次々と“アベ友”案件が炸裂するなか、当の安倍元首相は相変わらずキングメーカー気取りで岸田政権にケチをつけている。ユネスコの世界文化遺産に韓国が難色を示す「佐渡島の金山」の推薦を見送る方針について、安倍元首相や取り巻きが「弱腰外交」と批判。高市政調会長が予算委員会で今年の推薦を迫り、安倍元首相もフェイスブックで「冷静な判断が求められる」「(韓国側に)歴史戦を挑まれている以上、避けることはできない」とプレッシャーをかけていた。
再検討を迫られた岸田首相は一転、23年の登録を目指して佐渡金山を推薦すると28日、表明した。
「疑惑にまみれた元首相の脅しに屈するなんて情けない。統計不正もしかり、“アベノ遺産”の悪事がボロボロと暴かれていますが、安倍氏はまったく反省の色が見えず、むしろ疑惑を押し潰すために影響力を誇示しようとしている。しかし、政権を放り投げた人間が現政権に圧力をかけて自分の思い通りにさせることは害悪でしかありません。こんな人物をのさばらせている自民党もどうかしている。多くの国民は呆れているはずです」(政治評論家・本澤二郎氏)
安倍元首相にこそ、「冷静な判断」が求められる。
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[※ 青木理さん「刑事責任と政治責任」 #秘書が勝手にやるわけないやん ↑(サンデーモーニング 2020年12月6日)]
(2021年10月10日[日])
光頭半兵衛云々@hage3826さんのつぶやきの画像から文字起こし(https://twitter.com/hage3826/status/1442259051945938945)。東京新聞の【本音のコラム「安倍前首相の暗い影」前川喜平】。
《この人にそういう羞恥心はない。…山口4区の有権者に聞きたい。「投票用紙にまた安倍晋三と書くのですか」と。》(前川喜平さん)
『●《この人にそういう羞恥心はない。…山口4区の有権者に聞きたい。
「投票用紙にまた安倍晋三と書くのですか」と。》(前川喜平さん)』
『●醜悪…《安倍晋三や…麻生太郎が偉そうに派閥の領袖として力を
行使し、それに対して首相になりたい…や…が上目遣いでご機嫌を…》』
『●(狙撃兵)《安倍8年、菅1年の私物化にケジメがなく国民を置き去り
にした聞く耳のない自民党政治のイメージを払拭》できてますかね?』
これはすごいニュースなのでは? 財務相をはじめ、誰一人責任をとらない異常な組織。そして、2017年2月17日にタンカをきった当時の行政府の長もダンマリ…。
東京新聞の記事【森友改ざん、認定理由不開示は「違法」 赤木俊夫さんの公務災害報告書】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/132292)によると、《公務災害認定報告書に関し、赤木さんの業務内容などを不開示とした人事院の決定を、総務省情報公開・個人情報保護審査会が違法として取り消すべきだと人事院に答申していたことが21日、分かった。16日付。妻雅子さん(50)側の代理人が明らかにした》。
こんなことが許されていいのか! ―――――《官邸の忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》中村格氏が警察庁長官に…。前川喜平さん《中村の警察庁長官就任は、安倍・菅政権の腐敗を象徴する人事だ》。金子勝さん《権力に近ければ、罪を犯しても逮捕されない…公安警察・検察が安倍政権を支配していることに事の本質がある》。青木理さんは《…本来は一定の距離を保つべき政権と警察・検察が近づき過ぎるのは非常に危うい。民主主義国家として極めて不健全な状態と言わざるを得ません》。
『●アベ様が《新政権も警察権力も私物化する暗黒時代が始まる》、《官邸の
忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》が…』
『●山添拓議員の《送検》、八代英輝弁護士の《野党共闘に対する意図的な
攻撃》とそれに群がるお維議員たち、中村格氏の警察庁長官へ昇格…』
『●「そんなバイアスがかかった話じゃない」…《バイアス》? 《山口
敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》警察庁長官に言われてもねぇ?』
アベ様の《「首相枠」で「桜を見る会」に招待されていたジャパンライフの元会長・山口隆祥容疑者がついに逮捕されたが、安倍首相が「桜を見る会」に招待したことが「最後の荒稼ぎ」》。
『●《「その後、体調は」と問われた安倍前首相は、こう答えているのだ。
「新しい薬が効いている。もう大丈夫だ。」》(リテラ)…仮病?』
「御病気で首相辞任されたアベ様、御快癒、おめでとうございます。
では、数々のアベ様案件の真相究明と責任をお願いします。
《その体調を本人が「もう大丈夫」と言い張るのであれば、
しっかりとこれまでの疑惑にケリをつけていただこうではないか。
とりわけ、「首相枠」で「桜を見る会」に招待されていた
ジャパンライフの元会長・山口隆祥容疑者がついに逮捕されたが、
安倍首相が「桜を見る会」に招待したことが「最後の荒稼ぎ」
に利用され、被害を拡大させた事実は非常に重い》。《体調が
「もう大丈夫」となったいま、「説明責任」という政治家に
課せられた使命を果たしていただかなくてはならないだろう》」
そして、アベ様の《私怨》を晴らすために選挙を私物化…《刺客を放った》トホホなニッポンのリーダー。
『●《広島県府中町議が、昨年5月に克行容疑者に白封筒に入った現金
30万円を渡された際、克行容疑者から「安倍さんから」と言われた》』
「アベ様マネー1.5億円の原資は? 税金でしょ? アベ様のポケット
マネーな訳がない。《安倍マネー》の原資は、まさか、税金?
#素淮会方式? 官房機密費? 河井夫妻の捜査が進めば、その辺も
掘り繰り返されるのかな? しかも、そもそもアベ様の《私怨》を晴らす
ために選挙を私物化…《刺客を放った》トホホなニッポンのリーダー。
さらに問題なのは《1・5億円の一部が還流!?》 それを自公に
《還流》してやしないでしょうね?」
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【https://twitter.com/hage3826/status/1442259051945938945】
本音のコラム「安倍前首相の暗い影」前川喜平
2021.9.26
退陣後一年を経てなお安倍前首相の暗い影を感じる報道が続いている。森友学園問題で安倍昭恵氏らの名が記載された決裁文書を改竄させられ自殺した赤木俊夫さん。妻雅子さんが開示を求めた公務災害認定報告書のうち、赤木さんの業務内容などを人事院が不開示にしたのは違法だと、総務省の審査会が十六日に答申した。人事院はなぜ赤木さんの業務内容を隠そうとするのか?
二十二日に警察庁長官に就任した中村格氏は二〇一五年、安倍氏と親しい山口敬之氏に対する準強姦容疑での逮捕を中止させた。これについて会見で問われた中村氏は「法と証拠に基づき捜査を尽くした」と答えた。捜査を尽くすなら逮捕すべきだったのではないか?
またジャパンライフの山口隆祥元会長は同日の東京地裁の初公判で詐欺罪の基礎内容を認めた。彼は安倍首相からの「桜を見る会」への招待状で被害者を信用させていた。そこには60という首相推薦枠を示す番号があった。安倍氏は山口被告とどういう関係なのか?
さらに同日、柴山幹事長代理は二〇一九年参院選で買収を行った河井克行・案里夫妻からの報告を根拠に党本部が供与した一億五千万円が買収原資ではなかったと説明した。買収した本人の報告では根拠にならない。資金供与の最終責任者だった安倍氏はなぜ説明しないのか? (現代教育行政研究会代表)
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
アベ様のご快癒、とても目出度いことだ。ようやく開かれた臨時国会。アベ様には、国会にご出席いただき、数多のアベ様案件を解決して頂きましょう。#GoToJailキャンペーン再開です。
《病気の人を批判すべきでないという日本人の美学をくすぐり》…? 武田砂鉄さんの懸念した通り…《難病を患っていると聞けば、当然、快復に向かうことを祈る。それと、やってきたことを厳しく問うのは、当然両立する。近場から放たれる「病人なんだから」という、勝手に設けられた除外規定を素直に受け止め過ぎではないか》。
まぁ、でも、見事にご回復されたのですから、アベ様には〝お仕事〟を再開して頂きましょう。
『●さようならアベ総理、そして、こんにちはアベ様…数々のアベ様案件に
ついて真相を解明し、真の「責任」を果たしていただきましょう』
「さて、アベ様にとってはご病気ということで首相辞任を決断された
のでしょうから、御快癒をお祈りします。一方、(国会議員も辞めて頂く
ことも含めて)首相辞任で〝御終い〟という訳にはいきません。
さようならアベ様、そして、こんにちはアベ様…じっくりと数々の
アベ様案件の真相を解明し、アベ様には真の責任をとっていただき
ましょう。体調云々に関係なく、です。議員辞職だけではダメです。
とてもここには書ききれない全てのアベ様案件を、一つ一つ、もれなく
キレイさっぱりと片付けてください」
『●アベ様案件…(武田砂鉄さん)《近場から放たれる「病人なんだから」
という、勝手に設けられた除外規定を素直に受け止め過ぎでは》?』
《むしろ、国政における最終的な決定権は国民にあるとする
「国民主権」なのだから、代わりに政治を行なっている人・
行なってきた人の仕事は常に問われる必要がある。難病を患っている
と聞けば、当然、快復に向かうことを祈る。それと、やってきたことを
厳しく問うのは、当然両立する。近場から放たれる「病人なんだから」
という、勝手に設けられた除外規定を素直に受け止め過ぎではないか。》
『●《「その後、体調は」と問われた安倍前首相は、こう答えているのだ。
「新しい薬が効いている。もう大丈夫だ。」》(リテラ)…仮病?』
「御病気で首相辞任されたアベ様、御快癒、おめでとうございます。
では、数々のアベ様案件の真相究明と責任をお願いします。
《その体調を本人が「もう大丈夫」と言い張るのであれば、
しっかりとこれまでの疑惑にケリをつけていただこうではないか。
とりわけ、「首相枠」で「桜を見る会」に招待されていた
ジャパンライフの元会長・山口隆祥容疑者がついに逮捕されたが、
安倍首相が「桜を見る会」に招待したことが「最後の荒稼ぎ」
に利用され、被害を拡大させた事実は非常に重い》。《体調が
「もう大丈夫」となったいま、「説明責任」という政治家に
課せられた使命を果たしていただかなくてはならないだろう》」
アクセスジャーナルの山岡俊介さんの記事【体調万全!? でポスト菅の声もーー安倍前首相が山口に帰省、墓参りに】(https://access-journal.jp/54019)によると、《体調不良で政権を投げ出した安倍晋三前首相だが、妙に元気だ。辞任直後の9月28日に開かれた自分がかつて所属していた自民党最派閥・細田派の政治資金パーティーに出席。同派閥は有力な次期首相候補がいないなか元気な姿を見せたものだから、早くも同派閥会長復帰待望論が出ている。そうかと思えば、週末には控えていた大好きなゴルフを楽しんでいる。また、10月1日には成蹊大学時代に部活していた関係から就任していた「全日本アーチェリー連盟」会長に復帰。そして「日刊スポーツ」の単独インタビューーを受け、東京五輪種目でもあるアーチェリーへの愛について語っているほどの体調に何ら問題ない余裕ぶり…体調不良の辞任理由は、いったい何だったのか。そして、本日からは山口に帰省している。安倍氏は毎年、夏のお盆休みに帰省し墓参りするのが恒例だが、今年は新型コロナ禍のなか、国民に帰省自粛を呼びかけておいて自分だけ帰るわけにいかず延期していた》。
ようやく臨時国会が開かれ、衆院予算委員会が開かれた初日なのですから、数多のアベ様案件についての証人喚問でもやってほしかったな。
どこに《意欲》を燃やしているのやら。数多のアベ様案件の解決にこそ《意欲》を。
東京新聞の記事【改憲「今後も取り組む」 安倍前首相が山口で意欲】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/65866?rct=politics)によると、《安倍晋三前首相は2日、山口県庁を訪れ、出迎えた職員らに「憲法改正をはじめ、やり残した仕事もある。今後は一議員として残した課題に取り組みたい」とあいさつした。自身が進めた地方創生にも触れ「まだまだ道半ばだ」と強調。「山口県出身の国会議員として、地域の再生にも全力で取り組む」と語った。安倍氏は1日、9月の首相辞任後初めて地元の山口県に入り、2日は長門市役所も訪問した。3日まで県内で過ごす》。
『●無《責任政党》内人事、大惨事アベ様政権・「官邸官僚」人事…
見るに堪えないメンバーで数々の腐臭漂うアベ様案件に蓋をする気満々』
『●《安倍政権から菅政権まで一貫する偽装・隠蔽体質が浮き彫りに》…
決済印は「見て了承した」ことを意味しない――閣議決定しそうで怖い』
『●《半沢が箕部幹事長と対峙するシーンの長台詞は、まるで私利私欲に
まみれた今の自民党政権に対する怒りの言葉のようだった》…現実は?』
「日刊ゲンダイの記事【半沢直樹には快哉を叫び政権支持7割
ドラマと現実なぜ乖離】…。…【ワダアキ考
〜テレビの中のわだかまり〜 武田砂鉄/半沢直樹と日本社会】」
『●《「これは『半沢直樹』そのまんま」「リアル『半沢直樹』だ!」
「箕部幹事長はやっぱり二階だったのか」》…キングメーカー気取り』
「国民のために働」いてこなかった無《責任政党》の面々…政権交代をするしかない。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/予算委「言えないことある」2人が質問者?】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202011020000061.html)によると、《★今日2日から国会は予算委員会がスタートする。期間は短いものの、首相・菅義偉が就任してから最初の予算委員会での論戦になる。この内閣は「国民のために働く」内閣だからよもや答弁拒否や「言えないことがある」などと、国民のためにならないことはなかろうと思っていたが、既に行われた首相の所信表明や代表質問の答弁を聞いていると、先が思いやられる。しかも自民党内も同様の見方をしている節がある…★衆院予算委員会の自民党質問者は党政調会長・下村博文と元経産相・小渕優子という。首相にただすよりもこの2人に国民はただしたいことの方が多い。きちんと国民に説明すべきことがたくさんあるが、2人とも「言えないことがある」ようだ。質問者にこの2人を選んでいることに疑問を感じていないところに国民は「国民のために働く」と思えないのではないか。》
『●何度目かの「指摘は重く受け止めますが、
法的には問題がありません」ごっこ by 下村博文元文部科学相』
『●《安倍の出身派閥・清話会の指定席》な文科相の系譜の酷さ…
《受験利権のコントロールが目的だったのではないか》?』
《★だが文科相は第2次安倍内閣以降、下村博文、馳浩、松野博一、
林芳正、柴山昌彦、萩生田と林を除きすべて安倍の出身派閥・清話会の
指定席となっている。表向きは道徳教育の積極導入などだったが、
実態は受験利権のコントロールが目的だったのではないか
と疑われても仕方があるまい》
『●アベ様…「政敵をおとしいれるためには
暴力団関係者とも裏取引するという、ダーティな政治手法」』
「LITERA…の記事【小渕優子よりひどい!? 安倍首相が世襲した
パチンコ御殿と暴力団人脈】」
『●素晴らしき道徳観:ドリルだろうが、パンツ&ストーカー
だろうが、「言論弾圧」だろうが、何でも許す!?』
《ドリル優子事件 「無罪放免」のお墨付き与えた第三者委の詭弁
…(まるで「小渕弁護団」だったヤメ判&ヤメ検第三者委…)
こんなデタラメな調査結果に国民は納得するのか。小渕優子元経産相
…の政治団体をめぐる政治資金規正法違反事件で…、第三者委員会の
調査報告書が公表された。億単位のカネの流れを複数年にわたって
意図的に隠し、パソコンのハードディスクをドリルで破壊するという
前代未聞の「証拠隠滅」の疑惑が指摘された事件だ。当然、小渕氏も
アウトと思いきや、報告書は「無罪放免」にお墨付きを与えていた》
『●「菅官房長官と麻生財務相以外のほぼ全員を代える大幅改造」
って、ご冗談を…アベ様オトモダチの総退陣を』
「《菅官房長官と麻生財務相以外のほぼ全員を代える大幅改造》って、
ご冗談を! さらなるダークな冗談のような話…《甘利明、
下村博文、小渕優子の3人を再入閣させたい》そうです」
『●《「自分ごと」と捉える人はどれくらいいるだろうか。権力の横暴を
傍観し、いつか矛先が自分に向けられたときには手遅れかもしれない》』
《▼小渕優子元経産相の政治資金規正法違反疑惑、甘利明元
経済再生担当相の都市再生機構への口利き疑惑…。安倍政権下で
数々の疑惑がうやむやになった》
[※《自助》大好きオジサン・最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日)↑]
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/首相交代…遠大な演出に気づき始めた自民党】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202010010000087.html)。
リテラの記事【菅首相が総理番記者60人と朝食付きで「完全オフレコ懇談会」! 記者会見を制限しながら裏で懐柔、丸め込まれる大新聞とテレビ局】(https://lite-ra.com/2020/09/post-5657.html)。
《結局、病気の人を批判すべきでないという日本人の美学をくすぐり、野党再編のどさくさにまぎれて、事実上の「第5次安倍内閣」を、首相を菅義偉にすげ替えて発足させたということか。》
《安倍政権下でメディアに対する圧力と懐柔を繰り返してきた菅義偉首相が、さっそくマスコミを手懐けるべく動き出した。菅首相と総理番記者による「完全オフレコ朝食懇談会」を開催するというのだ。朝食懇談会とあるように、朝食付きだという。本サイトが得た情報によると、「オフ懇」は10月3日と10日の2回に分けておこなわれるといい、対象となるのは内閣記者会(官邸記者クラブ)に加盟する全国紙や在京キー局などの常勤幹事社19社の総理番記者。すでに官邸報道室から常勤幹事社に通達が出されているという》。
《病気の人を批判すべきでないという日本人の美学をくすぐり》ねぇ?
武田砂鉄さんの懸念した通り…《難病を患っていると聞けば、当然、快復に向かうことを祈る。それと、やってきたことを厳しく問うのは、当然両立する。近場から放たれる「病人なんだから」という、勝手に設けられた除外規定を素直に受け止め過ぎではないか》。
『●アベ様案件…(武田砂鉄さん)《近場から放たれる「病人なんだから」
という、勝手に設けられた除外規定を素直に受け止め過ぎでは》?』
《むしろ、国政における最終的な決定権は国民にあるとする
「国民主権」なのだから、代わりに政治を行なっている人・
行なってきた人の仕事は常に問われる必要がある。難病を患っている
と聞けば、当然、快復に向かうことを祈る。それと、やってきたことを
厳しく問うのは、当然両立する。近場から放たれる「病人なんだから」
という、勝手に設けられた除外規定を素直に受け止め過ぎではないか。》
しかも、仮病が疑われることを報じもしないマスコミ各社…。
「新しい薬が効いている。もう大丈夫だ」そうのなので、数々のアベ様案件についてアベ様を追い回してでもインタビューして下さいよ、「記者」を名乗るのならば。国会では、当然、《元気な前首相を国会に呼んで話を聞く機会》を設けるでしょうから。
『●《「その後、体調は」と問われた安倍前首相は、こう答えているのだ。
「新しい薬が効いている。もう大丈夫だ。」》(リテラ)…仮病?』
「御病気で首相辞任されたアベ様、御快癒、おめでとうございます。
では、数々のアベ様案件の真相究明と責任をお願いします。
《その体調を本人が「もう大丈夫」と言い張るのであれば、
しっかりとこれまでの疑惑にケリをつけていただこうではないか。
とりわけ、「首相枠」で「桜を見る会」に招待されていた
ジャパンライフの元会長・山口隆祥容疑者がついに逮捕されたが、
安倍首相が「桜を見る会」に招待したことが「最後の荒稼ぎ」
に利用され、被害を拡大させた事実は非常に重い》。《体調が
「もう大丈夫」となったいま、「説明責任」という政治家に
課せられた使命を果たしていただかなくてはならないだろう》」
一方、大惨事アベ様政権のスガ様…「令和オジサン」か、「パンケーキオジサン」か何か知らないが、本質…陰険さ、陰湿さ、悪質さ、強権さを報じてほしいもの。アベ様の《メディアコントロール》を裏で支え、記者を威圧し、内閣記者会(官邸記者クラブ)を支配していたのはスガ様。
『●斎藤貴男さん《この国の社会と人心は、主に小泉純一郎政権と安倍政権
によって破滅…。菅氏も安倍路線の継承を誇らしげにうたっている》』
《なにしろ統計は偽造、公文書は捏造、会議の議事録は取らないのが
常態化された国である。世論調査の主体としての全国紙や通信社、
放送局が同じ穴の狢でないほうが不自然ではないのか。菅氏を
「パンケーキおじさん」と呼んでヨイショに徹するワイドショーに
至っては、もはや万死に値する。
はてさて、しかし、これでは蒙昧の主が国民ならぬマスコミで
あっても、どこまでも絶望的な状況に変わりはない。ジャーナリズムの
世界に飛び込んで40年近くになる私だが己の住んでいる世界が
つくづく不気味でならなくなってきた》
《ばら撒》かれた“エサ”に飛びつく情けなさ。「完全オフレコ朝食懇談会」…ノコノコ出掛ける《内閣記者会(官邸記者クラブ)に加盟する全国紙や在京キー局などの常勤幹事社19社の総理番記者》もオマヌケだね。会社命令か何か知らないが、「記者」を名乗らないでほしいもの。《国民には情報を一切知らせず「一緒に仲良く朝食を食べるだけ」》の朝食会で喰らう毒饅頭は、さぞや旨いのでしょう。
出席のスガ様広報員の皆様の名簿もオフレコ、非公開? 朝日新聞や東京新聞、京都新聞などの「記者」は出席しなかったようだ。
スガ様の「完全オフレコ朝食懇談会」にノコノコ出掛ける暇があるのなら、《すべての取材者》による「オープンな首相記者会見を求め」たらどうか? オフ懇が90分×2回ならば、90分以上、質問が尽きるまで、そして、更問いも当然でしょう。
『●『記者会見ゲリラ戦記』読了』
「畠山理仁著。…《ようやくその第一歩、扉がわずかに開いた。
記者クラブとフリー記者が対峙するなどナンセンス、なぜなら
「本来、報道に携わる者が対峙すべきは権力者だからだ」。
…記者会見のオープン化がなされた時、ようやく権力と報道の
本当の戦いが始まる。…記者会見が真剣勝負の場になれば、
政治家も記者も技量が磨かれる。ファインプレーも出るだろう。
さあ、一刻も早く試合を始めよう。開かれた日本の民主主義のために》
『●新聞労連・南彰中央執行委員長による声明【オープンな
首相記者会見を求める】…「質問をする機会はすべての取材者に…」』
《…新聞労連は2010年3月に「記者会見の全面開放宣言」を
出している。そのなかで示した「質問をする機会はすべての取材者に
与えられるべきだ」との原則に基づく記者会見を開き、説明責任を
果たすことを求める…」。…国民・市民の疑問への十分な説明を
尽くすと共に、今回の事態を契機に、首相に対する日常的な質問機会を
復活するよう求める。2019年12月2日 日本新聞労働組合連合
(新聞労連)中央執行委員長 南彰》
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202010010000087.html】
コラム
政界地獄耳
2020年10月1日8時10分
首相交代…遠大な演出に気づき始めた自民党
★前首相・安倍晋三の体調が悪いと側近たちが言い出してから辞任、総裁選、菅政権発足と目まぐるしく政治の歯車が動いたが、一国の首相の体調不安説を流す側近たちとは一体どんな存在なのだろうか。「休ませろ」を連呼する彼らは、今となってはだれに訴えていたのだろうか。
★そんな疑問が湧くのは、安倍が辞意表明会見では「予断は許さない」とし「病気と治療を抱え、体力が万全でないという苦痛のなか、大切な政治判断を誤ること、結果を出せないことがあってはならない」「国民の皆様の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった」と、病気治療の長期化を示唆していたからだ。ところが、先月末には「だいぶ薬が効いてまいりまして、健康回復をしつつありますので、しっかりと菅政権を支えながら、日本のために頑張っていきたい」と笑顔であいさつするまでになった。結局、病気の人を批判すべきでないという日本人の美学をくすぐり、野党再編のどさくさにまぎれて、事実上の「第5次安倍内閣」を、首相を菅義偉にすげ替えて発足させたということか。
★米メディア「デーリービースト」は、辞任直後から「安倍首相と親しかった自民党議員らが続々と逮捕されている」とした上で、「河井夫妻の選挙違反で安倍首相にも捜査が及ぶ可能性があるとして、訴追の可能性を逃れるため辞任を選択した可能性がある」と指摘。自民党内では、本気で安倍の病状を憂慮していた多くの議員たちも、やっと遠大な演出だったことに気づき始めたのではないか。菅は党内で「カネも使わず政策立案の努力もせずに最初に首相になった男」と言われ始めており、安倍政権の検証が始まることで、元気な前首相を国会に呼んで話を聞く機会を野党はつくろうとするだろう。その時の自民党内の心情は複雑だろう。(K)※敬称略
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【https://lite-ra.com/2020/09/post-5657.html】
菅首相が総理番記者60人と朝食付きで「完全オフレコ懇談会」! 記者会見を制限しながら裏で懐柔、丸め込まれる大新聞とテレビ局
2020.09.30 09:42
(首相官邸HPより)
安倍政権下でメディアに対する圧力と懐柔を繰り返してきた菅義偉首相が、さっそくマスコミを手懐けるべく動き出した。菅首相と総理番記者による「完全オフレコ朝食懇談会」を開催するというのだ。朝食懇談会とあるように、朝食付きだという。
本サイトが得た情報によると、「オフ懇」は10月3日と10日の2回に分けておこなわれるといい、対象となるのは内閣記者会(官邸記者クラブ)に加盟する全国紙や在京キー局などの常勤幹事社19社の総理番記者。すでに官邸報道室から常勤幹事社に通達が出されているという。
「うちにも通達は来ています。常勤幹事社の総理番だけでも60人くらいになるので、それで2回に分けてやることになったみたいですよ」(全国紙政治部記者)
言っておくが、官邸報道室は今年の4月以降、新型コロナの感染拡大を盾にして官房長官会見に出席できる記者の数を「1社1人」に制限し、イベントの人数制限を緩和した一方でこの記者会見の人数制限をいまだに継続させている。これは総理会見も同様で、9月16日におこなわれた菅首相の就任会見も「1社1人」に制限されていた。
にもかかわらず、「完全オフレコ」が大前提となっている懇談会では人数制限もせず、わざわざ2回も開くとは……。本来、国民が視聴できる会見こそ制限なくおこなわれるべきなのにそれをせず、逆に官邸記者クラブの常勤幹事社以外クローズドの記者との懇談は制限をかけないとは、滅茶苦茶ではないか。
首相が大出血サービスで、大手メディア限定で2回も懇談会の場をわざわざ設ける──。これが露骨な“メディア懐柔”であることは疑いようもないだろう。
菅首相といえば、柿崎明二・共同通信社前論説副委員長を首相補佐官に起用することが発表されたばかりだが、安倍政権に批判的なコメントをしていた政治記者と裏で繋がり側近に引き立てるという、そのメディア支配の狡猾さを見せつけたばかり。そして、さっそく「オフ懇」の開催で“エサ”をばら撒き、記者を飼いならして黙らせようというのである。
■内閣記者会は記者会見の制限に抗議をして、「オフ懇」をボイコットすべきだ!
いかにも菅首相らしいメディア懐柔には反吐が出るが、問題は、こうした場に嬉々として出席する記者、記者を送り出す社の姿勢だ。
「オフ懇」に対しては、“オフレコとはいえ記者が総理に直接話を聞ける貴重な場のひとつ”などと肯定する意見もあるが、それは記者がオフレコという約束を破って国民に情報を公開する勇気があればの話だ。
しかも、「オフ懇」の実態は“直接話を聞ける貴重な場”にさえなっていない。実際、昨年12月27日におこなわれた安倍首相と総理番の「オフ懇」では、長谷川栄一首相補佐官が最初に「くれぐれも取材しないでください」と述べたことから「桜を見る会」やIR汚職問題についても記者から質問は出ず、挙げ句、毎年恒例になっているという安倍首相や菅官房長官との2ショット撮影会にまで記者が嬉々として参加していたというからだ(日刊ゲンダイ2019年12月28日付)。ちなみに、この「オフ懇」を蹴ったのは、毎日と東京新聞だけだった。
肝心の「取材」を封じ込められる時点で、たんなる馴れ合いの場でしかないうえ、今回は官邸報道室から「完全オフレコ」という厳しい条件がつけられているという。ようするに、国民には情報を一切知らせず「一緒に仲良く朝食を食べるだけ」という話なのだ。
繰り返すが、公の場である総理会見や官房長官会見では人数制限をかけられている状態にある。内閣記者会はそれに異議申し立てをおこない、「オフ懇」出席をボイコットすべきなのは言うまでもない。
実際、菅首相から“天敵”扱いされてきた東京新聞の望月衣塑子記者も、今回の「オフ懇」開催についてツイートし、〈ぶら下がりなどオモテ取材には応じないが、ウラではマスコミ懐柔を図る官邸。さて、どの社が参加するのか。注目だ〉と言及しているのだが、当然の指摘だろう。
■朝日新聞も菅首相歓迎、『報ステ』『news23』は菅のブレーンを無批判インタビュー
しかし、どうやら大手メディアの政治部には、「オフ懇」参加に対する反発や抵抗感といった空気はほとんど流れていないようだ。
「読売や産経、日テレ、フジといった特定のメディアを優遇して情報を流してきた安倍首相と違って、菅首相は広くアメをばらまいている。大手マスコミの政治部には菅歓迎ムード一色。安倍政権とは敵対していた朝日の政治部までが『菅さんは話が通じる人』『やっとまともな首相になった』などと、歓迎ムードに包まれている。朝日の政治部幹部にはもともと菅首相と同じ新自由主義者も多いし、論調は安倍政権のときから一気に変わるはず」(政治評論家)
そうした菅首相への“歓迎ムード”“忖度”ぶりは、報道から見て取れる。現に、テレビのニュースやワイドショーでは、河野太郎・行革担当相がぶち上げた「ハンコ廃止」などを大きく取り上げる一方、昨年亡くなった中曽根康弘・元首相の“2度目の葬儀”費用を約1億円も公費負担するという閣議決定や、自民党の杉田水脈・衆院議員の「女性はいくらでもウソをつけますから」という暴言問題はほとんど取り上げられず取り上げても小さな扱いで片付けられている。そして、『報道ステーション』(テレビ朝日)や『news23』(TBS)といった番組でさえ、竹中平蔵氏やデービッド・アトキンソン氏といった菅首相と会食を繰り返してきた“菅首相の新自由主義ブレーン”を出演させ、無批判に主張を垂れ流させている始末だ。
この調子だと、国民が蔑ろにされたままの会見人数制限問題などないことのように、内閣記者会常勤幹事社の大手マスコミは「オフ懇」にもいそいそと参加するのだろう。しかし、その行為は国民の「知る権利」を踏みにじる背信行為だと強く言っておきたい。
(編集部)
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[※《自助》大好きオジサン・元最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278353)↑]
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/「桜を見る会」幕引き図る菅の宿命】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202009240000195.html)。
東京新聞の【社説 ジャパンライフ 長年の放置こそ問題だ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/57392?rct=editorial)。
日刊ゲンダイの記事【ジャパンライフ詐欺は安倍‐菅案件 行政大甘対応の根源】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/279064)。
《「桜を見る会」をやらないのだから、検証もやらないという理屈を言い出した。だが同社の広告塔に名を連ねているのは、脇の甘い新聞各社の幹部連中や、前首相・安倍晋三や加藤ら多岐にわたる自民党幹部たちばかりで、知らなかったですまされる話ではない。多くの被害者に信用を与えた舞台となったことに手を付けられないのは、関与が疑われるからではないか》。
《磁気商品の預託商法を展開していたジャパンライフが摘発された。問題は数十年前から指摘されて被害は拡大し続けた。なぜ放置されたのか。政官界との関係も含め、全容解明を図る必要がある。…逮捕された元会長の山口隆祥容疑者がジャパンライフを設立したのは一九七五年。設立直後からマルチ商法を疑われた。山口容疑者自身も同年別会社のマルチ商法問題で国会に参考人招致された。この間、ジャパンライフは国会議員への献金を繰り返し、警察庁元幹部を雇い入れたり内閣府元幹部らに顧問料を支払っていた。こうした政官への工作ともいえる行為が摘発の遅れに影響を与えたのなら厳しく批判せざるを得ない。ジャパンライフをめぐっては安倍政権が二〇一五年、「桜を見る会」に山口容疑者を招待していたことも問題視されている》。
《問題を同社や元会長の責任だけに矮小化してはいけない。事件の本質はなぜ、老舗悪徳業者が長年、野放しにされてきたのかだ。消費者庁の甘すぎる対応には、菅首相の影がチラつく》。
ジャパンライフや48HDも含めてデタラメの宝庫…「桜を見る会」問題の幕引きなどさせる訳にはいかない。《「桜を見る会」をやらないのだから、検証もやらないという理屈》は通じない。いずれのアベ様案件も、《幕引きへまっしぐら》は許されない。《前政権の森羅万象に関わった官房長官だからこそ、すべての経緯を知っているはず》のスガ様にはその責任がある。《「ジャパンライフ事件は、行政の不作為によって被害が拡大しました。内閣府の外局である消費者庁の対応を歪められる政治力を持っていたのは、安倍首相と菅官房長官(当時)をおいて他にいません。…」 被害者7000人、被害総額は2000億円に上るジャパンライフ事件。菅首相の責任は重大だ》。
《問題は数十年前から指摘されて被害は拡大し続けた。なぜ放置されたのか》? また、最も許せないことは、《福島県での相談が最も多かった》…福島を食い物にするゲス・ヒトデナシぶり、それに手を貸したアベ様ら。
《内閣府の外局である消費者庁の対応を歪められる政治力を持っていたのは、安倍首相と菅官房長官(当時)をおいて他にいません》。48HDでも《2017年5月に予定されていた消費者庁の立入検査が見送りに》なっています。被害を拡大。
西日本新聞の記事【桜を見る会 なぜ「再調査」を拒むのか】(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/647737/)によると、《巨額詐欺事件となる預託商法を繰り広げていた渦中の人物がなぜ、首相主催の公式行事「桜を見る会」に招かれたのか。政府は徹底的に再調査すべきだ。菅義偉首相は「桜を見る会」の予算を来年度は要求しない意向を示しているが、それで済まされる問題ではない。…見逃せないのは、山口容疑者が2015年に当時の安倍晋三首相が主催した「桜を見る会」に招待されていたことだ。この問題は国会でも取り上げられ、安倍前首相は山口容疑者との関係について「一対一で会ったことはなく、個人的な関係は一切ない」などと否定していた。招待状を区分する番号から首相推薦枠だったのではないか、との疑惑も浮上した。当時の官房長官だった菅首相は「招待者やその推薦元は個人に関する情報で、招待されたかどうかも含めて回答を差し控えている」と繰り返してきた。しかし、ジャパンライフは首相からの招待状を勧誘セミナーの宣伝に使っていた。今回の逮捕容疑は「桜を見る会」に山口容疑者が招待された後の17年のものだ。「招待状のおかげでたくさん契約が取れた」と証言する同社の元店長もいる。大勢の被害者がいる詐欺事件として捜査当局が動きだした以上、「個人情報」を理由に説明を拒む姿勢は通用しないのではないか。にもかかわらず、加藤勝信官房長官は「名簿が保存されていない。個々の招待者について改めて調べても確たることは申し上げられない」と再調査はしない考えを表明した。政権にとり不都合なことは蒸し返さない。そんな宣言にも聞こえる》。
『●東京電力核発電人災下の福島でも荒稼ぎしたゲス・ヒトデナシな
詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達』
『●アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界において
功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!』
『●ジャパンライフへの《あからさまな調査潰し》《政治圧力で
立入検査》潰し…《政治家案件》と認識した上での判断!?』
『●《名簿の保存期間は「一年未満」だというが、その根拠を
問われると、十月末に改定された規則だという。はあ?》』
『●アベ様に自覚無し…《ジャパンライフ…最後の荒稼ぎをやろう
としたときに手を貸したのが、この総理の招待状》』
『●アベ様とジャパンライフ山口隆祥氏は《1984年に、当時
外相だった父・晋太郎氏…を通じて、接点を持った可能性》』
『●アベ様やウルトラ差別主義者らは政治資金パーティーによる
《荒稼ぎ》…一方、《やはりなかった「前夜祭」の記述》』
『●《桜を見る会は、事実上の有権者買収》…公職選挙法・
政治資金規正法・財政法を無視して国会議員で居続けるデタラメ』
『●斎藤貴男さん【ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…
腐った構造】《腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ…》』
『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏
といった安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》』
『●「桜を見る会」税金接待というアベ様模倣犯・世耕弘成経産相
…関西電力〝濁流〟問題でも《関電受注企業から献金》』
『●《官邸の番犬》黒川弘務氏を《論功行賞として検察トップに据える》
のみならず、カジノ汚職捜査を止めるという目的があった』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《48HDについても、安倍首相・昭恵氏をはじめとした政界官界人脈との
関係への忖度が…被害を拡大》…財務省北海道財務局も調査せず』
「《この48HDについても、安倍首相・昭恵氏をはじめとした政界官界人脈
との関係への忖度が、行政処分を遅らせ、被害を拡大させたのではないか
とも疑われている。今回浮上した、北海道財務局と金融庁の刑事告発
スルーの背景にも、同様の構図はないのか》? 《北海道財務局と
金融庁》までも《刑事告発スルー》だってさ、一体どうなっているのか
ニッポンは。」
『●《安倍首相がマルチ商法「48HD」広告塔の新証拠、セミナーの
スクリーンに安倍首相との写真》(「しんぶん赤旗 日曜版」)』
『●ジャパンライフ元会長が詐欺容疑で逮捕…一体何年放置? そして、
大惨事アベ様政権は「桜を見る会」の中止を表明して疑惑・腐臭に蓋』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202009240000195.html】
コラム
政界地獄耳
2020年9月24日10時16分
「桜を見る会」幕引き図る菅の宿命
★7年半余りにわたった安倍政権の負の遺産や政権の検証は、首相が菅義偉でも、前政調会長・岸田文雄や元幹事長・石破茂でも国民や野党から問われたことだ。ことに安倍政治の継承を売り物にし、多くの閣僚を留任、または横滑りさせ、安倍内閣の再入閣者もいるとなれば、政権とともに長く官房長官を務めた菅にその部分を問うことは自然なことだ。安倍政権の後を担う政権はその処理がついて回る。それは宿命というべきだ。
★総裁選討論会で外交手腕が未知数と疑問を突きつけられた菅は、日米首脳の電話協議の大半に同席したことを挙げ「事前に相談を受け、国として判断することには全て関わっている」と色をなして反論した。逆に、限界が伝わったが前政権の森羅万象に関わった官房長官だからこそ、すべての経緯を知っているはず。外交だけ関与したわけではなかろう。そのほかにも、首相が「桜を見る会」の中止を宣言した翌日にジャパンライフ関係者が14人逮捕されるなど、負の遺産処理も進む。
★ジャパンライフの問題について、官房長官・加藤勝信は17日、自らも関与が取りざたされることもあってか「特定の個人の参加の有無について名簿が保存されていないこと、招待者、推薦元については個人情報であることから、回答を控えている。毎年多数の招待者がおり、名簿も保存されていない。個々の招待者について改めて調べても、確たることは申し上げることができない」と発言。幕引きへまっしぐらだ。
★また、「桜を見る会」をやらないのだから、検証もやらないという理屈を言い出した。だが同社の広告塔に名を連ねているのは、脇の甘い新聞各社の幹部連中や、前首相・安倍晋三や加藤ら多岐にわたる自民党幹部たちばかりで、知らなかったですまされる話ではない。多くの被害者に信用を与えた舞台となったことに手を付けられないのは、関与が疑われるからではないか。国会での幕引きは簡単ではなく、官房長官の口先説明で終わるはずがない。(K)※敬称略
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/57392?rct=editorial】
社説
ジャパンライフ 長年の放置こそ問題だ
2020年9月24日 06時32分
磁気商品の預託商法を展開していたジャパンライフが摘発された。問題は数十年前から指摘されて被害は拡大し続けた。なぜ放置されたのか。政官界との関係も含め、全容解明を図る必要がある。
ジャパンライフは磁気ネックレスなどの購入を勧誘し、それを貸し出すことで配当が得られる「レンタルオーナー制度」を展開していた。実際に商品は会社内にほぼ存在せず、配当は新たな契約料を回していたとみられている。
捜査当局は、ジャパンライフが延べ一万人以上から約二千百億円を違法に集めていたとみる。被害の七割以上は七十歳以上の高齢層に集中しており、老後のための生活資金を多くの人々が失った。
この事件の最大の特徴は問題が明るみに出た後も消費者を守るべき行政が長年、本格的な摘発をせず被害拡大を放置していた点だ。
逮捕された元会長の山口隆祥容疑者がジャパンライフを設立したのは一九七五年。設立直後からマルチ商法を疑われた。山口容疑者自身も同年別会社のマルチ商法問題で国会に参考人招致された。
この間、ジャパンライフは国会議員への献金を繰り返し、警察庁元幹部を雇い入れたり内閣府元幹部らに顧問料を支払っていた。こうした政官への工作ともいえる行為が摘発の遅れに影響を与えたのなら厳しく批判せざるを得ない。
ジャパンライフをめぐっては安倍政権が二〇一五年、「桜を見る会」に山口容疑者を招待していたことも問題視されている。
菅義偉首相は官房長官当時、「招待者や推薦元は個人情報で回答を差し控えている」「名簿が保存されておらず個別参加の有無を確認できる状況にない」と述べた。加藤勝信現官房長官も同様の発言をしている。
しかし、ジャパンライフは会の招待状をチラシに印刷して事業に活用していた。加藤官房長官自身も宣伝資料に「加藤大臣と会食した」などと書かれた経緯がある。
利用されたとしても関わりは否定できない。名簿を廃棄したのなら関係者に聴取するなどして招待の過程を徹底的に調べるべきではないか。このままでは問題にフタをして幕引きを図ったと指弾されても反論できないだろう。
マルチ商法の被害は後を絶たない。今後の被害防止のためにも、事件の背景にある政治や行政との関係を隅々まで調査した上で、預託商法の全面禁止を早急に実現するよう強く求めたい。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/279064】
ジャパンライフ詐欺は安倍‐菅案件 行政大甘対応の根源
2020/09/24 15:00
(政治に守られてやりたい放題
(警視庁に連行される山口隆祥容疑者)/(C)日刊ゲンダイ)
ジャパンライフの巨額詐欺事件。18日に元会長の山口隆祥容疑者らが逮捕されてから連日、その悪徳ぶりが報じられている。だが、問題を同社や元会長の責任だけに矮小化してはいけない。事件の本質はなぜ、老舗悪徳業者が長年、野放しにされてきたのかだ。消費者庁の甘すぎる対応には、菅首相の影がチラつく。
◇ ◇ ◇
■遅すぎる債務超過の判明
ジャパンライフは2017年12月に経営破綻したが、その7年前の2010年から債務超過だったと報じられている。はるか昔から、顧客に配当する資金力はなかったのだ。ところが、消費者庁がジャパンライフの債務超過を指摘するのは、破綻1カ月前の17年11月だった。もっと早く明らかにできなかったのか。消費者庁に聞いた。
「お気持ちはわかります。ただ、債務超過ではないかという推測はいくらでもできるのですが、言い逃れができないように証拠を固め、裏付けを取る必要があります。経営破綻の7年前から債務超過だったとの報道は承知していますが、それは当局の捜査によって、証拠が見つかったのでしょう。消費者庁としてはこれまでに4回の行政処分を行い、17年11月に債務超過を暴露した。ベストの対応をしたと考えています」(取引対策課)
■行政を歪め粉飾を黙認させた
この自信マンマンの答えには、企業決算に詳しい立正大客員教授(税法)の浦野広明氏が首をかしげる。
「帳簿上、資産が負債を上回るように粉飾されていても、預金など資産を調べれば債務超過はすぐにわかります。ましてや、山口元会長は40年前からのマルチ商法の有名人。いわくつきの悪徳企業の粉飾を疑うことはできたはず。消費者庁が破綻1カ月前まで、巨額の債務超過を見抜けなかったというのはあり得ない。やるべきことをしなかった不作為と言えます」
ジャパンライフへの消費者庁の対応は不可解だ。昨年11月の国会で、共産党の大門実紀史参院議員が内部文書を暴いた。
消費者庁は13年からジャパンライフの悪質性を把握し、14年5月には「立ち入り検査」の方針を固めていた。ところが、同年7月の人事異動で山田正人取引対策課長に交代した途端、立ち入り検査は中止になる。同月31日の会議で山田課長は「立ち入り検査を行うほどの違法事実はない。召喚(呼び出し注意)でいい」と発言したという。なお、山田課長が09年に経産省大臣官房総務課に在籍していた時の上司は、安倍前首相の片腕だった前首相秘書官の今井尚哉内閣官房参与だ。
■招待状を最大限利用
さらに、その会議では「要回収」の内部文書も配られ、<本件の特異性><政務三役へ上げる必要がある><政治的背景による余波を懸念>との記述があったという。
立ち入り検査を免れたジャパンライフは息を吹き返す。翌15年2月、安倍前首相主催の「桜を見る会」の招待状が送られると、招待状を目いっぱい信用創出に利用し、最後の荒稼ぎ。招待状の送付以降、被害は拡大した。結局、初めての消費者庁の行政処分は16年12月。後の祭りである。
「ジャパンライフ事件は、行政の不作為によって被害が拡大しました。内閣府の外局である消費者庁の対応を歪められる政治力を持っていたのは、安倍首相と菅官房長官(当時)をおいて他にいません。野党は事件の当事者として菅首相を追及すべきです」(浦野広明氏)
被害者7000人、被害総額は2000億円に上るジャパンライフ事件。菅首相の責任は重大だ。
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
リテラの記事【安倍前首相はやはり仮病だった! 読売のインタビューでケロッと「もう大丈夫」、辞任表明前に天丼、サーロインを完食の証言も】(https://lite-ra.com/2020/09/post-5645.html)。
《病気を理由に辞意を表明したことで内閣支持率を「爆上げ」させて去っていったばかりの安倍晋三・前首相だが、突然の辞意表明会見から1カ月も経たず、信じられないようなことを言い出した。読売新聞20日付朝刊に掲載されたインタビューで「その後、体調は」と問われた安倍前首相は、こう答えているのだ。「新しい薬が効いている。もう大丈夫だ。」 安倍首相が辞意表明をおこなったのは、先月の8月28日。そして、このインタビューがおこなわれたのは、まだ首相在任中だった9月15日のこと。つまり、首相を辞める前から、その体調は「もう大丈夫」な状態にまで回復した、と言うのである》。
御病気で首相辞任されたアベ様、御快癒、おめでとうございます。では、数々のアベ様案件の真相究明と責任をお願いします。《その体調を本人が「もう大丈夫」と言い張るのであれば、しっかりとこれまでの疑惑にケリをつけていただこうではないか。とりわけ、「首相枠」で「桜を見る会」に招待されていたジャパンライフの元会長・山口隆祥容疑者がついに逮捕されたが、安倍首相が「桜を見る会」に招待したことが「最後の荒稼ぎ」に利用され、被害を拡大させた事実は非常に重い》。《体調が「もう大丈夫」となったいま、「説明責任」という政治家に課せられた使命を果たしていただかなくてはならないだろう》。
以前も引用した、アクセスジャーナルの山岡俊介さんの記事【安倍首相、辞任の真相ーー河井夫婦1・5億円一部還流疑惑に新展開】…《ところが本紙の元には、こんな情報が入って来た。「当初、官邸側は慶応大学病院に診断書を出してもらい、それを公表するつもりだった。記者会見に医者同席の案もあった。ところが、大学病院側は拒否。なぜなら、潰瘍性大腸炎は再発しておらず、ストレスから来る一時的な症状悪化に過ぎないから。いくら何でも“虚偽診断”はできないと。そして、実は慶応大学首脳は、“病気を政治に利用した”ということで内心はカンカンだというのです」》。これは、やはり正しかったのでしょうかね?
金子勝さん《何より問題なのは、菅がやってきたことを検証せず、ヨイショ報道を流すメディアのあり方》にも重大な問題があります。斎藤貴男さん《菅氏を「パンケーキおじさん」と呼んでヨイショに徹するワイドショーに至っては、もはや万死に値する。…蒙昧の主が国民ならぬマスコミ…》。
鈴木耕さんの、マガジン9のコラム【言葉の海へ 第135回:「首相単独インタビュー」の思い出(鈴木耕)】(https://maga9.jp/200923-5/)によると、《安倍晋三氏が首相を辞めた。菅義偉氏が新首相になった。だからといって、なにかが変わる気配はまったくない。いやむしろ、もっと気持ちの悪い世の中が来そうな気がする。菅首相の会見を見ていてそう思う。安倍氏は、ほんとうに記者会見を嫌った。その代わり、単独インタビューを好んだ。それも、自分に都合のいいメディアばかりを選び、好き勝手なことをしゃべった。そりゃ気持ちはいいよね。相手はおべんちゃら記者、相槌ばかりで批判のヒの字もない。少しでも批判をするようなところは徹底的に嫌い、インタビューなんかには応じない。マスメディアも舐められたもんだ。安倍氏だけではなく、菅義偉新首相もその類らしい。しかし安倍首相以前は、こんな「ゴマスリ会見」や「よいしょインタビュー」ばかりではなかったのだ》。《ぼくはむろん、記者クラブ制度を是認するつもりはない。だが、かつて彼らが持っていた力と気概はいったいどこへ消えたのか? かつて佐藤栄作首相の退陣会見の際、「新聞は嫌いだ、出ていけ」と口走った佐藤に対し、「おお、それじゃ出ていこうじゃないか」とゾロゾロと新聞記者たちが引き揚げ、広い会見場で仕方なくTVカメラに向かって目を剥いた佐藤のうら淋しい表情を、ぼくは今も忘れない。あの一斉に退場していった新聞記者たちの気概。それに比して、彼らの後輩どものだらしなさ……。安倍首相が、記者クラブの意向などまるで無視して、好き勝手に自分をよいしょしてくれるメディアとだけ付き合うようになったのは、いったいいつからだろう? 記者クラブはなぜ唯々諾々と、そんな安倍首相官邸の勝手放題に屈服してしまったのだろう? 記者クラブ制度という既得権を手放したくないばかりに、官邸の言いなりになってしまうのであれば、「記者クラブ」「記者会」などないほうがよっぽどましである》。
『●【金子勝の「天下の逆襲」/野党は「消費減税で戦う」ではなく
ニューディール議論を】…最悪な税制なんかを導入したが故に…』
『●さようならアベ総理、そして、こんにちはアベ様…数々のアベ様案件
について真相を解明し、真の「責任」を果たしていただきましょう』
「2020年8月28日(金)午後、漸くこの日を迎えました。
アベ様が首相辞任を表明しました」
『●斎藤貴男さん【二極化・格差社会の真相】《法令を順守しなければ
ならないのは、誰よりも貴君ら自身、警察権力なのだと自覚したまえ》』
『●前川喜平さん《数々の政策の失敗…行政の私物化について、納得できる
説明をし、ちゃんと謝罪し、その責任をとってから、辞めてほしい》』
『●《官邸職員による“腕つかみ質問阻止”》事件…南彰さん《ついに
質問妨害が、実力行使に発展…安倍晋三首相の記者会見での出来事だ》』
『●浜矩子さん《日本をこの狂った道から正しい道に戻さなくては
ならない。安倍政権はそれほど激しい歪みを日本経済に遺したのです》』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
『●アベ様広報紙・産経《むしろ記者たちの質問する権利を奪おうとする、
目を疑うような記事が出た》…《メディアコントロール》の成果』
『●折角の《安倍のいない世界》が達成目前だというのにトンデモない
最後っ屁…《大切な政治判断を誤る、結果を出せない》アベ様ときたら』
『●《権力をほしいままにし、国家を私物化してきた安倍首相も官邸を
出てしまえば“ただの人”…司直の手に落ちることになるのか》?』
《「密室談合」による菅官房長官の次期総理就任を許していいのか!
GoTo、沖縄いじめ、公文書改ざん、メディア圧力の最大の戦犯
…まさに、菅官房長官が陰に陽に繰り広げてきたメディア工作により
忖度が広がり、スキャンダルや疑惑が持ち上がっても批判的な報道が
徹底してなされず、安倍政権は約8年もの長期政権となったわけだが、
当然、菅官房長官が次期総理となれば、メディア圧力はさらに激しさを
増し、安倍政権以上に批判が封じ込められることは必至だ》
『●《「安倍総裁をしっかりと継承する」「安倍政権が進めてきた改革の
歩みをけっして止めるわけにはなりません」》…より陰湿・悪質・強権①』
『●《「安倍総裁をしっかりと継承する」「安倍政権が進めてきた改革の
歩みをけっして止めるわけにはなりません」》…より陰湿・悪質・強権②』
『●《悪夢…民主党》総裁選では「全国で遊説することなく、国民に広く
考えを示さず、政策論争を深めなかった」と当て擦っておきながら…』
『●アベ様案件…(武田砂鉄さん)《近場から放たれる「病人なんだから」
という、勝手に設けられた除外規定を素直に受け止め過ぎでは》?』
『●縁故主義の塊のようなアベ様と昭恵夫人…《「モリ・カケ・サクラ」
…いずれも「身内」の優遇で、国政の私物化が疑われた案件だ》』
『●「教育再生」という名の教育破壊…《二つの流れには共通する
底流があるように思う。要は「安上がり」なのではないか。》』
『●アベ様は《人事局により「縦割りを払拭」と語ったが、目立ったのは
「功」よりも「罪」の側面だった》…《人事掌握、忖度広がる》』
『●《派閥の談合が露骨で、仲間内で甘い汁を吸うアベ政治…何より問題
なのは、菅がやってきたことを検証せず、ヨイショ報道を流すメディア》』
『●《出来ないことを出来ると言い、やれると言ったことをやらなかったのが
安倍―菅という最悪のタッグ…安倍と周辺一味による暗黒の時代…》』
『●斎藤貴男さん《この国の社会と人心は、主に小泉純一郎政権と安倍政権に
よって破滅…。菅氏も安倍路線の継承を誇らしげにうたっている》』
『●《自助》大好きオジサン・元最低の官房長官と学商は〝ベーシック
インカム7万円〟を「トリクルダウン」だとでも思っているのでは?』
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【https://lite-ra.com/2020/09/post-5645.html】
安倍前首相はやはり仮病だった! 読売のインタビューでケロッと「もう大丈夫」、辞任表明前に天丼、サーロインを完食の証言も
2020.09.23 12:57
(自民党HPより)
病気を理由に辞意を表明したことで内閣支持率を「爆上げ」させて去っていったばかりの安倍晋三・前首相だが、突然の辞意表明会見から1カ月も経たず、信じられないようなことを言い出した。
読売新聞20日付朝刊に掲載されたインタビューで「その後、体調は」と問われた安倍前首相は、こう答えているのだ。
「新しい薬が効いている。もう大丈夫だ。」
安倍首相が辞意表明をおこなったのは、先月の8月28日。そして、このインタビューがおこなわれたのは、まだ首相在任中だった9月15日のこと。つまり、首相を辞める前から、その体調は「もう大丈夫」な状態にまで回復した、と言うのである。
しかも、「このタイミングで退陣した経緯は」と訊かれると、安倍前首相は平然とその理由をこのように述べているのである。
「13年前の(第1次安倍内閣での)退陣のようなことになってはいけないとの強い思いがあった。前回は内閣改造を行い、臨時国会を召集した後に辞任し、国民に迷惑をかけた。
今回は体調が悪化しつつも、まだ体力がある中で、政治空白を生まないように交代することを考えた。秋は人事(内閣改造、自民党役員)や国会の季節だ。その前で辞任が可能な時期がいつか考えると、8月の終わりしかない。あえてこういう判断をした。」
おいおい。辞意表明会見では「(いま受けている投薬治療は)予断は許さない」とし、自ら辞める理由として挙げたのは「病気と治療を抱え、体力が万全でないという苦痛のなか、大切な政治判断を誤ること、結果を出せないことがあってはならない」「国民の皆様の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった」ということだったではないか。
にもかかわらず、首相を辞める前には体調は「もう大丈夫」と断言できるまで回復し、辞任を決めた理由から「病気」であることはすっかり消えてしまったのだ。
ようするに、安倍首相自身が新型コロナの感染拡大を「国難」と呼んでいた、まさにその最中に「病気」を理由に政権を放り出しておきながら、その「病気」は1カ月も経たないうちに平気になるようなものだった、ということだ。だいたい、「政治空白を生まないように」って、首相在任中も野党から憲法に基づいた臨時国会の召集要求がおこなわれていながらそれを拒否し、コロナ禍にあって政治空白をつくっていた張本人は安倍前首相だ。1カ月も経たず「もう大丈夫」になるのならば、治療を受けながら今後の様子を見たり代理を立てることで、臨時国会召集や内閣改造をおこない、政権を維持することは十分可能だったのだ。なのに、安倍前首相はそれをせず、舌の根も乾かぬうちに「もう大丈夫」と言い出す──。
■安倍前首相と会食した関係者が「締めに天丼」「サシの入ったサーロイン完食」と証言
本サイトでは、安倍首相が慶應義塾大学病院を受診した時点から「コロナの失政を追及され責任をとらされることから逃げ出すために“体調悪化で辞任”と必死に布石を打っている」「辞任してもそれは体調問題ではなく2度目の政権放り出しにすぎない」と指摘してきた。本人がいまやケロッとしていることからも、この見方は正しかったということだろう。そう、安倍首相はやはり「仮病」だったのである。
実際、「仮病」を指摘しているのは本サイトだけではない。本サイトでは、安倍首相が辞意表明をおこなった際にも、持病の潰瘍性大腸炎再発の兆候があることが判明し悪化していったという6〜7月の首相動静をもとに、その期間に安倍首相がステーキだのフランス料理だのといった会食三昧を繰り広げていたことを指摘、「病気の人をそんなに貶めたいか」と攻撃を受けてきたが、安倍政権や安倍官邸の取材をつづけてきたノンフィクション作家の森功氏も〈会見で具合が悪くなったと言っている割に、頻繁に会食を重ねている〉と疑問視(「週刊ポスト」10月2日号/小学館)で疑問視。実際に安倍首相と会食をおこなった人物に取材し、その声をこう紹介している。
「普段どおりというか、食欲はかなりあったよ。料理がひと通り出てきたあと、総理がシメに注文したのが天丼。そんなに大きなどんぶりではないけど、残さずペロリと平らげていたものね」
「総理はステーキが好きなんだね。前の週に銀座の『かわむら』を予約していたけど、キャンセルして食べ損ねたそうなんだよ。で、次の週、メインディッシュのステーキはどうされますか、と聞かれると、頼んだのがあっさりしたヒレではなくて、サシの入ったサーロイン。ふつうに150グラムを完食していた」
締めに天丼、サシの入ったサーロインを完食……。その上、9月11日におこなわれた公邸での会食をともにしたスピーチライターの谷口智彦内閣官房参与は、朝日新聞の取材に対し、安倍首相が〈コース料理を完食し、ワインも口にしていた〉ことまで明かしていた。森氏は〈むろん調子のいいときも悪いときもあるだろう。半面、普通に会食できるなら、職務は続けられるのではないか〉とした上で、〈国の首脳が職務を投げ出さざるを得ない重病が、なぜこうも簡単にマスコミに漏れてきたのか。それ自体、異常というほかない〉とまとめているが、安倍首相の言動を見れば、これはごくごく当たり前の指摘だ。
だが、そうした当然の指摘をマスコミがおこなわず、政権を途中で投げ出すという無責任さをまったく批判しなかったことによって内閣支持率は爆上がり、計算通り後継に選んだ菅義偉氏への禅譲を順調に果たしたことから、すっかり安倍前首相は「病気」設定を切り替えて「もう大丈夫」モードに入ったのだ。
■森喜朗は「東京五輪で安倍さんにポジション」「一緒に並んで世界のお客様を迎えたい」
現に、本日朝刊に掲載された読売新聞のインタビューでは、「今後の政治活動は」と問われた安倍前首相が、こう答えている。
「基本的には球拾いをしていく。首相から求められれば、(外交特使など)様々なお手伝いもしたい。」
そもそも、あれだけ息巻いていた北朝鮮問題では何の進展もなく、対ロシアではむしろマイナスにしか進められなかったというのに「外交特使もしたい」とアピールすること自体、辟易とさせられるが、自分の体調を「予断は許さない」と国民に説明していたのに、もはやその影はなし。しかも、読売新聞の政治部長である村尾新一氏は〈安倍氏も難病を抱えるが、新薬が効いて体調は回復に向かっているようだ。氏の「勇猛心」は健在とみた〉と、政権を投げ出したことなどなかったかのように太鼓判を押す始末なのだ。
いや、呆れるのはこれだけではない。17日には東京五輪組織委員会の森喜朗会長が、組織委顧問会議の最高顧問・議長のポストが安倍前首相から菅首相に引き継がれること受けて、こう発言したのだ。
「安倍さんにはポジションを差し上げなければ。本人の意向もあるだろうが、めでたく開会式ができれば、一緒に並んで世界のお客様を迎えたい」
「体調が万全でない」と言って首相を辞めたばかりの人物に「ゆっくり静養してほしい」と言うでもなく、むしろ「ポジションを差し上げなければ」「一緒に並んで世界のお客様を迎えたい」という声が出てくる──。つまり、「安倍復活」は既定路線で、このまま東京五輪開催をゴリ押し、来年には何事もなかったかのように「東京五輪開催の立役者」として世界の表舞台にも堂々立とうというのである。これほど国民をバカにした話があるだろうか。
繰り返すが、安倍前首相はこの「国難」の最中に国民に対する責務も果たさず投げ出したのだ。なのに、そのコロナ対応や黒川検事長定年延長問題、森友公文書改ざん再調査問題、「桜を見る会」などでさんざん批判を浴び、地に落ちていた支持率は「病気」ひとつで逆転し、いまだに責任追及がおこなわれるべき問題が山積した状態にあるというのに、それを「継承」すると打ち出した菅新首相は高い支持率を記録している。つまり、「病気」という錦の御旗によって「安倍政治」は完全に息を吹き返したが、もはやその「病気」は「仮病」だったことは明々白々となった。だが、そのことをマスコミが指摘・批判しないことをいいことに、「安倍復活」に向けて着々と動き出しはじめたのだ。
■安倍前首相本人が「もう大丈夫」と言い張るなら、ジャパンライフ問題で説明を
しかし、その体調を本人が「もう大丈夫」と言い張るのであれば、しっかりとこれまでの疑惑にケリをつけていただこうではないか。とりわけ、「首相枠」で「桜を見る会」に招待されていたジャパンライフの元会長・山口隆祥容疑者がついに逮捕されたが、安倍首相が「桜を見る会」に招待したことが「最後の荒稼ぎ」に利用され、被害を拡大させた事実は非常に重い。さらに、消費者庁が「本件の特異性」「政治的背景による余波懸念」という理由で立入検査を見送っていた件についても、いまこそ徹底した追及が必要だ。
安倍前首相は昨22日付の読売新聞インタビューにおいて、「私の答弁は、反論すべきところは強く反論・反撃するスタイルだった。そのほうが国民に政治への関心をもってもらえるし、より本質的な議論となる」「時に大人げないと言われたが、侃々諤々の議論をしながら、政策を戦わせることが政治家に課せられた使命ではないか」などと国会での“逆ギレ答弁”を正当化しているが、体調が「もう大丈夫」となったいま、「説明責任」という政治家に課せられた使命を果たしていただかなくてはならないだろう。
(編集部)
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[※《自助》大好きオジサン・最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日)↑]
リテラの記事【ジャパンライフ山口会長逮捕で改めて注目される安倍前首相、加藤官房長官との癒着 焦点は消費者庁の立入検査中止だ】(https://lite-ra.com/2020/09/post-5641.html)。
日刊ゲンダイのコラム【ここがおかしい 小林節が斬る!/菅首相が表明した「桜を見る会」中止は悪事の自認に等しい】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278946)
《発足したばかりの菅政権を揺さぶる事件が弾けた。本日、「ジャパンライフ」山口隆祥元会長はじめ同社元幹部ら計14人が詐欺容疑で警視庁など6都県警の合同捜査本部に逮捕されたのだ。周知のようにジャパンライフをめぐっては、マルチ商法が問題になった後の2015年4月、山口会長が「桜を見る会」に招待されたことが問題になっていた》。
《菅首相は、当時、安倍内閣の官房長官として、「桜を見る会」の私物化を知る立場にあった。それは、公選法違反の買収、刑法違反の背任、横領、財政法違反の予算の目的外使用であるからこそ、その証拠である記録は表に出せるものではないのであろう》。
『報道特集』(2020年9月19日)の金平茂紀さん「ジャパンライフのオーナー商法の元会長が詐欺容疑で逮捕されました。「桜を見る会」への招待状が宣伝に使われていました。加藤官房長官は資料が保存されていないとして、再調査しない意向を記者会見で述べました。やはり何も変わっていないんだと実感します。菅内閣…」。
詐欺の片棒担ぎ。その《隠蔽》も《継承》するつもりらしい。
『●東京電力核発電人災下の福島でも荒稼ぎしたゲス・ヒトデナシな
詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達』
『●アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界において
功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!』
『●ジャパンライフへの《あからさまな調査潰し》《政治圧力で
立入検査》潰し…《政治家案件》と認識した上での判断!?』
『●《名簿の保存期間は「一年未満」だというが、その根拠を
問われると、十月末に改定された規則だという。はあ?》』
『●アベ様に自覚無し…《ジャパンライフ…最後の荒稼ぎをやろう
としたときに手を貸したのが、この総理の招待状》』
『●アベ様とジャパンライフ山口隆祥氏は《1984年に、当時
外相だった父・晋太郎氏…を通じて、接点を持った可能性》』
『●アベ様やウルトラ差別主義者らは政治資金パーティーによる
《荒稼ぎ》…一方、《やはりなかった「前夜祭」の記述》』
『●《桜を見る会は、事実上の有権者買収》…公職選挙法・
政治資金規正法・財政法を無視して国会議員で居続けるデタラメ』
『●斎藤貴男さん【ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…
腐った構造】《腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ…》』
『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏
といった安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》』
『●「桜を見る会」税金接待というアベ様模倣犯・世耕弘成経産相
…関西電力〝濁流〟問題でも《関電受注企業から献金》』
『●《官邸の番犬》黒川弘務氏を《論功行賞として検察トップに据える》
のみならず、カジノ汚職捜査を止めるという目的があった』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《48HDについても、安倍首相・昭恵氏をはじめとした政界官界人脈との
関係への忖度が…被害を拡大》…財務省北海道財務局も調査せず』
「《この48HDについても、安倍首相・昭恵氏をはじめとした政界官界人脈
との関係への忖度が、行政処分を遅らせ、被害を拡大させたのではないか
とも疑われている。今回浮上した、北海道財務局と金融庁の刑事告発
スルーの背景にも、同様の構図はないのか》? 《北海道財務局と
金融庁》までも《刑事告発スルー》だってさ、一体どうなっているのか
ニッポンは。」
『●《安倍首相がマルチ商法「48HD」広告塔の新証拠、セミナーの
スクリーンに安倍首相との写真》(「しんぶん赤旗 日曜版」)』
リテラの記事のタイトルに《焦点は消費者庁の立入検査中止だ》とあるが、淡路明人元会長の48HD(48(よつば)ホールディングス)でも《2017年5月に予定されていた消費者庁の立入検査が見送りに》なっている。
元・最低の官房長官の大惨事アベ様内閣では、「桜を見る会」の問題点の解明と責任の所在、罰の明確化をする気は全くなく、その中止を表明。《中止は悪事の自認に等しい》!!
《さらに被害を増大させた一因…ジャパンライフと安倍首相の側近政治家との関係》。
沖縄タイムスの【社説[ジャパンライフ事件]「桜」は終わっていない】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/634800)によると、《磁気商品の預託商法で多額の資金を集め、2017年破綻した「ジャパンライフ」元会長の山口隆祥容疑者ら14人が詐欺容疑で逮捕された。債務超過の実態を隠し顧客から金をだまし取った疑いだ…ただ、ジャパンライフの場合「政官界との関わり」を積極的に求め、利用したことに特異性がある。同社は05~17年度まで、内閣府や消費者庁の元幹部らを顧問に迎え多額の顧問料を払っていた。15年には、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の招待状をチラシに印刷し、勧誘セミナーで使用した》。
琉球新報の【<社説>菅政権と「負の遺産」 疑惑の解明から逃げるな】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1194630.html)によると、《そもそも桜を見る会は第2次安倍政権以降に参加者が急増し、安倍氏の地元後援会員が多数招かれていた「私物化」が問題となった。安倍氏側が前日夕食会で支援者に飲食代を提供したとの疑惑なども解明されていない。菅首相は就任後、桜を見る会の中止を表明した。だが疑惑に蓋(ふた)をすることはできない。安倍政権の官房長官として、この問題の対応に当たった自身の責任も問われる。桜を見る会だけではない。公文書が改ざんされた森友学園問題や、安倍氏の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設問題。政治の私物化や官僚の忖度(そんたく)、ずさんな公文書管理などが問われた前政権下での多くの問題に菅首相は正面から向き合うべきだ。首相は縦割り行政打破や規制改革、デジタル化推進などに新たに取り組む姿勢を打ち出したが、国民は「負の遺産」も忘れてはいない。疑惑をきちんと解明して行政に公正と透明性を取り戻し、傷ついた法の支配や民主主義を立て直していくことが急務である》。
アクセスジャーナルの山岡俊介さんの記事【ジャパンライフ元会長逮捕――なぜ、この時期か? 深い政官との癒着】(https://access-journal.jp/53308)によると、《だが、ジャパンライフと政官とのつきあいはそんなものではない。近年だと、今回の菅内閣で官房長官に就いた加藤勝信代議士が厚労相時代に山口被告と会食したり、政調会長に就いた下村博文元文科相が政治献金を受けているが、過去を遡れば福田赳夫、中曽根康弘、小渕恵三、森喜朗の歴代首相も献金を受け、さらには消費者庁、通産省、警察との癒着もあった。だからこそ、こんな悪徳商法が長年営業出来たわけで、なぜ、その点を大手マスコミは報じないのか? 本紙では、過去の記事で、このジャパンライフと政官癒着について3回に渡り報じている》。
別件ですが、ついでに。
これも、山岡俊介さんの記事さんの記事【<記事紹介>「安倍夫妻『疑惑のレガシー』アッキーが広告塔に…投資トラブル60億円」(AERAdot.9月16日)】(https://access-journal.jp/53323)。《安倍晋三首相(当時)の妻・昭恵夫人も広告塔になっていた、セレブ志向中高年女性会員の交流の場とされる「Hana倶楽部」のこと。彼女が首相夫人という立場をよく考えず、軽々しく行動したことから、結果的にしろ広告塔役になり被害を拡大した事例は、秋元司衆議院議員の証人買収で逮捕された淡路明人被告の仮想通貨「クローバーコイン」など他にも数々あるが、本紙がこの記事で注目するのは、「詐欺と疑われかねないカネ集めを警察に摘発されないようにするために、ポリスマガジンの販売などの権利を買い取ろうとした」との警視庁OBの見方も紹介されていたからだ。同記事によれば、現在も出ている『ポリスマガジン』という警察専門雑誌(…)に、「Hana倶楽部」関係の化粧品や宝石、イベントや会員募集の案内などの広告が出て、こんなところに広告を出せるのは警察の信用もあったのことと、安倍首相が表紙に登場する同紙も利用されただけでなく、「Hana倶楽部」のスポンサーが同誌を買収しようとした動きもあったという。同記事には出ていないが、実はこの雑誌、かつては安倍首相が心酔していた“教祖”が経営していたこともあり、こうなるとこの60億円ともいわれる被害が出ている「Hana倶楽部」の詐欺疑惑、安倍首相夫婦共々の案件で(しかもこの“教祖”とのつきあいは、父・安倍晋太郎元外相に始まる)、また忖度して今後、本当に事件化されないのではないかとも思ってしまう》。
『●【金子勝の「天下の逆襲」/野党は「消費減税で戦う」ではなく
ニューディール議論を】…最悪な税制なんかを導入したが故に…』
『●さようならアベ総理、そして、こんにちはアベ様…数々のアベ様案件
について真相を解明し、真の「責任」を果たしていただきましょう』
「2020年8月28日(金)午後、漸くこの日を迎えました。
アベ様が首相辞任を表明しました」
『●無《責任政党》内人事、大惨事アベ様政権・「官邸官僚」人事…
見るに堪えないメンバーで数々の腐臭漂うアベ様案件に蓋をする気満々』
『●違憲な壊憲、縁故主義・政権の私物化までも《継承》…《主権者である
国民の一人一人が幸せを追求できる政治を実現》する気も無し』
『●沖縄イジメも《継承》… 大惨事アベ様《政権も沖縄の民意を無視する
体制…それどころか、「アメとムチ」の政策が一層多用される懸念》』
『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくに
とっては「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)』
『●《支配欲の亡者ばかり…。今はため込むしかないらしい屈辱を、
いずれ真の自由を獲得するための原動力に転化して、爆発させたい》』
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【https://lite-ra.com/2020/09/post-5641.html】
ジャパンライフ山口会長逮捕で改めて注目される安倍前首相、加藤官房長官との癒着 焦点は消費者庁の立入検査中止だ
2020.09.18 11:50
(「桜を見る会」(2016年)首相官邸HPより)
発足したばかりの菅政権を揺さぶる事件が弾けた。本日、「ジャパンライフ」山口隆祥元会長はじめ同社元幹部ら計14人が詐欺容疑で警視庁など6都県警の合同捜査本部に逮捕されたのだ。
周知のようにジャパンライフをめぐっては、マルチ商法が問題になった後の2015年4月、山口会長が「桜を見る会」に招待されたことが問題になっていた。そのときの招待状や安倍首相の写真が勧誘に使われていたことも明らかになっている。しかもその招待状のナンバーが60番台だったことから「総理枠」であることも確実視されてる。また、菅政権で官房長官に就任した加藤勝信氏は、ジャパンライフの内部向けの宣伝チラシに登場。広告塔となっていたことも判明している。
しかし、菅政権はこうした疑惑から徹底して逃げまくるつもりらしい。当の加藤官房長官はきょうの会見で「桜を見る会」再調査の可能性を聞かれ、「名簿も保存されていないので、個々の招待者を今から改めて調べても確たることは申し上げることはできない」などと返答。自身が同社の宣伝に登場したことについても「私の事務所から厳重な抗議をしている」と述べ、無関係であることを強調した。実際はジャパンライフが業務停止処分を受けたあとの2017年1月には山口会長と会食していたのだが……。
だが、いくらごまかそうとしても、ジャパンライフをめぐっては、政界の関与を物語る疑惑が山ほどある。
そもそも、安倍前首相については、父親の安倍晋太郎の代から関係がある。また、注目すべきは、消費者庁のジャパンライフへの立入り検査が中止になった経緯だ。2013〜2014年にかけて、消費者庁はジャパンライフの商法の悪質性を問題視して、本格調査を検討していた。ところが、2014年7月に方針転換し、立ち入り検査を中止してしまったのだ。
本サイトは2019年11月、この消費者庁の立ち入り検査が取りやめになった際の政治圧力を物語る消費者庁の内部文書の存在について記事している。また、中止を指示した消費者庁の担当課長と安倍政権とのつながりについても指摘している。
警察は当初、8月中にも逮捕する予定だったのを安倍政権に配慮して時期をずらしたともいわれており、捜査が政界にまで及ぶかは不透明だが、それでも情報が漏れてくる可能性はおおいにあるだろう。
問題はメディアは菅政権の圧力に屈することなく、この疑惑を追及できるか、だ。チェックのためにも、疑惑の全貌をまとめた本サイトの記事を再録するので、ぜひ読んでもらいたい。
(編集部)
■加藤浩次はジャパンライフ山口会長の「桜を見る会」招待を擁護
悪徳マルチ商法のジャパンライフ会長が「桜を見る会」に「総理枠」で招待されていた問題で、爆弾級の事実が明らかになった。「桜を見る会」招待の約半年前、消費者庁が政治圧力で立入検査などを取りやめていたというのだ。しかも、消費者庁には、そのことを裏付ける森友学園問題のときとそっくりな文面の内部文書が存在していた。
まず、簡単にジャパンライフと「桜を見る会」の問題点をおさらいしよう。本サイトではたびたび言及してきたが、ジャパンライフは磁気ネックレスの預託商法などを展開、悪徳マルチ商法として社会問題になってきた会社であり、1985年には国会で「ジャパンライフ問題」として集中審議がおこなわれたことまである。そして、2014年9月には消費者庁から文書で行政指導を受けていた。
にもかかわらず、このジャパンライフの創業者で当時会長である山口隆祥氏が、2015年4月の「桜を見る会」に招待される。そして、ジャパンライフはこの招待状と安倍首相の顔写真を宣伝チラシに載せ、〈安倍晋三内閣総理大臣から山口会長に「桜を見る会」のご招待状が届きました〉と大々的にアピール。ジャパンライフはセミナーでこのチラシをスライドに大写しにし、勧誘に使っていたという。
ジャパンライフの被害者の多くは高齢者であり、安倍首相と山口会長の関係を証明するこの招待状の存在はジャパンライフに対する信頼材料になった。実際、定期預金などを解約して家族とともに約2100万円を投じた60代女性は、「すごい政治家と付き合っているんだなと、誰も疑わなかった。まんまと口車に乗せられた」と証言している(朝日新聞デジタル28日付)。
しかもここにきて、この宣伝チラシに掲載されている山口会長の招待状に記された「60」という番号が、「総理・昭恵枠」であることを示す招待区分の数字ではないかということが内閣府作成の2015年の仕様書から発覚。つまり、安倍首相あるいは昭恵氏が山口会長を招待していたとみられているのだ。
悪徳マルチ商法の会長を、安倍首相あるいは昭恵氏が直接招待していた──。これは非常に大きな問題だが、しかし、昨晩放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)では、金曜コメンテーターの野村修也弁護士が「『桜を見る会』に呼ばれたときは2015年の春で、まだ行政処分を受けていなかったんですね」「消費者問題における行政指導というのは、かなり多くの会社に対して頻繁におこなわれてます」「招待を総理枠でおこなったとした場合のその責任について、あの時点でどういう対応をとるべきだったのか」などと発言。本サイトでも既報で紹介したように28日放送の『スッキリ』(日本テレビ)でも、司会の加藤浩次が「4年前にそういう人を入れていたということもアウトなのか、4年前は普通にマルチの商売をしている会長が来たということで、結果そういうことになったという考え方をするのか」などとコメントしていた。
ようするに、「桜を見る会」に招待した時点では行政指導がおこなわれていたにすぎず、「普通にマルチの商売をしている会長」を呼んだだけで、それを問題にするのはどうなのか。そう主張したいらしい。
だが、昨日29日におこなわれた参院・地方創生及び消費者問題に関する特別委員会で、こうした安倍首相擁護の詐術を完全にくつがえす事実が指摘された。いや、そればかりか、逆に安倍政権がジャパンライフの被害を拡大させていたことを裏付ける決定的証拠が明らかになった。
■検査取りやめを「本件の特異性」「政治的背景」と説明する消費者庁の内部文書
この事実を明らかにしたのは、共産党の大門実紀史議員。ジャパンライフの被害が国民生活センターなどに届きはじめたのは、「桜を見る会」招待の2年近く前、2013年からだが、大門議員によると、消費者庁はこの当時から悪質性を把握し、「本格調査」を検討していたという。
2013年10月、消費者庁の取引対策課担当職員から山下隆也・取引対策課長(当時)に予備調査報告書が出されているのだが、そこには、被害が甚大になる可能性があり、本調査に移行すべきだという提案が記載されているのだ。
しかも、2014年5月になると、ジャパンライフの経営が悪化したことなどから、山下取引対策課長は“いま見逃すと大変なことになる、つまり被害者にお金を返せなくなる”として、同課の法令班に対して、被害が広がらないよう立入検査をやるべきだと姿勢を示していたという。
だが、消費者庁のこうした検査への積極姿勢は2014年7月に一転する。7月4日の人事異動で山下氏が経産省鉄鋼課長となり、経産省大臣官房付だった山田正人氏が取引対策課長になったのだが、そのとたんに立入検査の方針をとりやめてしまったのだ。
大門議員によると、消費者庁の担当会議で配られた7月31日の「処理方針の確認文書」には、「消費者庁の杉田弁護士」(おそらく弁護士資格をもつ、取引対策課課長補佐だった杉田育子氏のことだと思われる)が立入検査をすべきだと主張したのに対して、山田取引対策課長が“立入検査をおこなうほどの違法事実はない。召喚(呼び出して注意)でいい”と発言したというような、あからさまな調査潰しを物語る記述があるという。
経営が悪化し、このままではさらに被害を生んでしまう可能性が高いことを把握していたのに、なぜ、新任の山田課長はジャパンライフへの立入検査を見送ったのか──。しかも、重要なのはここからだ。
大門議員は7月31日の会議で配られたという「要回収」とされた「もうひとつの文書」に言及したのだが、この文書では、ジャパンライフに立入検査はしなくていいということと同時に、こういった文言まで書かれていたことを指摘した。
「本件の特異性」「政治的背景による余波を懸念する」「この問題は政務三役へ上げる必要がある」
ここで誰もが、あの文言を思い出したことだろう。そう。森友学園に絡む決裁文書に書かれていた「本件の特殊性」という文言だ。改ざんによって消されたこの文言が、政治家の関与、いや首相夫人である昭恵氏の関与を示す文言であることは論を俟たないが、これとジャパンライフの問題の構図はまったく一緒だったのだ。
本サイトでは以前から指摘してきたように、ジャパンライフは安倍政権の政治家たちに食い込んでいた。実際、2014年12月には当時の文科相である下村博文にジャパンライフから10万円の政治献金がなされており、さらに、大門議員が入手したジャパンライフの「お中元発送先リスト」には安倍首相や麻生太郎財務相、菅義偉官房長官らの名前が記載されていたという。
つまり、「本件の特異性」「政治的背景による余波懸念」という文言からも明白なように、被害拡大の懸念がありながら消費者庁がジャパンライフへの立入検査を見送ったのは、ジャパンライフが“政治家案件”であると認識した上での判断だったのである。
こうしたことにより、ジャパンライフへの立入検査はなされず、2014年9月と10月におこなわれたのは文書による行政指導にとどまったのだ。
■ジャパンライフ立入検査を潰した課長は経産省出身で今井首相秘書官の部下だった時期も
しかも、大門議員は「桜を見る会」招待をめぐる新たな問題点も指摘していた。ジャパンライフには2016年12月にようやく最初の行政処分(3カ月の一部業務停止命令)が出るが、大門議員によると、この行政処分につながった違法事実の認定で「もっともひどい被害事例が出たのは、2015年1〜3月」だった。一方、山口会長に「桜を見る会」の招待状が送付されたのは、2015年2月のことだ。
この事実が何を示すか。つまり、「本件の特異性」「政治的背景による余波懸念」によって立入検査を見送った上、2015年に「桜を見る会」に会長を招待した結果、ジャパンライフに信用を与え、ほんとうならもっと早く食い止められたかもしれない被害をさらに拡大させてしまったのではないか、ということだ。
大門議員も、このように厳しく追及をおこなった。
「ようするに、ジャパンライフ問題は最初から政官の関与、影響力が延命させてきたわけですけれども、もっともジャパンライフが厳しいときに、最後の荒稼ぎをやろうとしたときに手を貸したのが、この総理の招待状だということになる。これは被害者にとって許せない話だと、私にとっても、これは本当に怒りを感じる話。これは本当に、あとは総理に聞くしかありません」
一体、なぜ安倍首相は山口会長をどんな付き合いがあって「桜を見る会」に招待したのか。しかも気になるのは、被害拡大の危険性が認識されていた悪徳マルチへの立入検査を見送るという“政治的判断”を打ち出した山田課長の存在だ。山田課長は2009年に短期間ながら経産省大臣官房総務課企画官を務めているが、このとき大臣官房総務課長を務めていたのは安倍首相の懐刀である今井尚哉首相秘書官兼補佐官である。果たして消費者庁の人事に、安倍官邸は関与してはいないのか──。
「桜を見る会」を端緒に、またも新たに飛び出した重大疑惑。言っておくが、ジャパンライフ問題は、被害者は約7000人、被害総額は約2000億円で豊田商事事件を上回る巨額の消費者被害といわれる重大事だ。安倍首相をはじめ、広告塔となってきた加藤勝信厚労相や二階俊博・自民党幹事長など、徹底した追及が必要なのは言うまでもない。
(編集部)
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278946】
小林節 慶応大名誉教授
1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著)
ここがおかしい 小林節が斬る!
菅首相が表明した「桜を見る会」中止は悪事の自認に等しい
2020/09/20 06:00
16日の記者会見で、菅首相は、首相主催の「桜を見る会」は2021年以降は「中止」すると表明した。
周知の通り、19年春の同会を安倍首相(当時)が私物化したことが問題になり、その際の招待者名簿は、野党議員による資料請求の直後に廃棄されてしまった。
菅首相は、当時、安倍内閣の官房長官として、「桜を見る会」の私物化を知る立場にあった。それは、公選法違反の買収、刑法違反の背任、横領、財政法違反の予算の目的外使用であるからこそ、その証拠である記録は表に出せるものではないのであろう。しかし、日本国の行政において記録は必ず存在する。
そのような行事を「やめた」ということは次のような意味があるだろう。①まず、21年に先例通りに「桜を見る会」を開催した場合、当然にマスコミ等により監視・記録され、必ず、説明に窮する事実が出てくるはずである。だからといって、それを避けた内容では会を開催するうまみがない②また、会を続行した場合、当然のことながら次回に向けて記録を残さなければならないはずで、そこで、記録を残さなかった19年との矛盾を突かれて返答に窮することになる③さらに、19年の首相の「犯罪」の公訴時効は3年であるから、22年5月までは刑事事件として立件できる。だから、全ての証拠を知り得る立場にいた新首相としては、時効が完成するまで「桜を見る会」が政治問題化して国民の中から19年の会に関する資料請求が湧いて出てくることは避けたいはずである。
つまり、今回の中止決定は、政権として19年の悪事を「自認」したようなものである。同時に、菅政権が続く限り、権力により証拠が隠されている以上、19年の「桜を見る会」を刑事事件として立件することは不可能である。しかし、世論調査で明白なように国民の過半数は政府の説明に納得していない。
そして、制度上、1年以内に総選挙は必ず行われる。その際に政権交代が起きれば、政府の記録は当然に公開されることになる。そうすれば、「桜を見る会」だけでなく、モリ・カケ、給付金中抜き法人等の闇の全てを明らかにできることになる。
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[※ 《望月衣塑子のジャーナリスト精神に迫る》…森達也監督『i -新聞記者ドキュメント-』(https://i-shimbunkisha.jp/)↑]
日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…腐った構造】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265995)。
《腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ、発酵を重ねて、ついには汚物そのものになり果てた。カネのためなら誰も彼もが魂までも売り飛ばす。日本は汚物である》。
『●《オーストラリア各紙は黒塗り紙面で「政府があなたから真実を
遠ざけるとき、何を隠しているのか?」と読者に問い掛けた》』
『●新聞労連・南彰中央執行委員長による声明【オープンな
首相記者会見を求める】…「質問をする機会はすべての取材者に…」』
ジャパンライフの広告塔として、岸井成格さんや後藤謙次氏のお名前まであり、正直言って内心、衝撃的だった。
『●東京電力核発電人災下の福島でも荒稼ぎしたゲス・ヒトデナシな
詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達』
「リテラの記事【警視庁が捜査開始「ジャパンライフ」と安倍政権の
ただならぬ関係! 首相の最側近やメシ友記者が広告塔で7千人の
被害】」
《ただ、このジャパンンライフの広告塔になっていたのは、
安倍首相の“メシ友”だけではない。元読売新聞社東京本社
編集局長の浅海保氏、元朝日新聞政治部長の橘優氏、毎日新聞社の
亡くなった岸井成格・特別編集委員と倉重篤郎・専門編集委員、
『報道ステーション』(テレビ朝日)コメンテーターでもある
後藤謙次・元共同通信社編集局長らまでが名前を連ねていた。
ようするに、政治部トップ経験者が勢ぞろいしていたのだ》
《マスコミでは、テレビ朝日…元朝日政治部…こういう背景も、追及が甘くなる原因なのか》?
《京都府警本部長などを歴任した相川孝を社長に招聘。…元警視総監の下稲葉耕吉が自民党公認で参院選に出馬した際にも、組織を挙げた応援で恩を売った》…決して司法が動かない訳だ。
『●金子勝さん「安倍さん関連は検察も警察も一切動かない」
「まるで犯罪者集団。泥棒だらけ」「来年は泥棒しませ~ん」』
《お中元リストには…公明党の山口那津男代表の名も…》。《福田赳夫、中曽根康弘、石原慎太郎、平沼赳夫、加藤卓二、羽生田進、森喜朗、中尾栄一、亀井静香、山口敏夫……。マルチのアガリを食った政治屋どもの名前だ。社会党の山口鶴男や社民連の阿部昭吾とも近かった》。
斎藤貴男さんの仰る通りだ。【ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…腐った構造】…《腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ、発酵を重ねて、ついには汚物そのものになり果てた。カネのためなら誰も彼もが魂までも売り飛ばす。日本は汚物である》。
デモクラシータイムス、司会は鈴木耕さん【【国会女子会 No9】桜疑惑と安倍さんの弁明の嘘っぱち 田村智子 森ゆう子 福島瑞穂 20191209】(https://www.youtube.com/watch?v=HKwu5qfZw-g)で、《あの「桜を見る会疑惑」の火付け役・田村智子さんがさらにひどい安倍政権のデタラメぶりを暴きます》。
【国会女子会 No9】
(https://www.youtube.com/watch?v=HKwu5qfZw-g)
『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》』
『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏といった
安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》』
『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反』
『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》』
『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏といった
安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》』
『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反』
『●「中止」で幕引き、火消しを図る気、満々…アベ様は
《ひいては集票が期待できる》ので「桜を見る会」と前夜祭を利活用』
『●《ひいては集票が期待できる》の3乗で《公金による買収》
…《幕引きは許されない。疑惑解明の始まりにすぎない》』
『●金子勝さん「安倍さん関連は検察も警察も一切動かない」
「まるで犯罪者集団。泥棒だらけ」「来年は泥棒しませ~ん」』
『●トドメのサクラ…《菅原一秀…河井克行…公職選挙法違反容疑
…萩生田光一…「身の丈…」…河野太郎…「私は雨男」…》』
『●《在職最長2886日》だってさ! メディアコントロール・
超監視社会を含め負のレガシー山積という醜悪な長期独裁政権』
『●名門ホテルの誰か…見積書・明細書・領収書をリークして!
アベ様に地獄に引きずり込まれ、トドメのサクラを刺される前に』
『●トドメのサクラ…「私人」にオトモダチ招待「枠」?
《政府は「首相夫人は公人ではなく私人」とする答弁書を閣議決定》』
『●アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界において
功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!』
『●ジャパンライフへの《あからさまな調査潰し》《政治圧力で
立入検査》潰し…《政治家案件》と認識した上での判断!?』
『●《名簿の保存期間は「一年未満」だというが、その根拠を
問われると、十月末に改定された規則だという。はあ?》』
『●アベ様に自覚無し…《ジャパンライフ…最後の荒稼ぎをやろう
としたときに手を貸したのが、この総理の招待状》』
『●アベ様とジャパンライフ山口隆祥氏は《1984年に、当時
外相だった父・晋太郎氏…を通じて、接点を持った可能性》』
『●アベ様やウルトラ差別主義者らは政治資金パーティーによる
《荒稼ぎ》…一方、《やはりなかった「前夜祭」の記述》』
『●《桜を見る会は、事実上の有権者買収》…公職選挙法・
政治資金規正法・財政法を無視して国会議員で居続けるデタラメ』
「《公明党の山口那津男代表の名も…》…やっぱりね。
日刊ゲンダイの記事【安倍政権中枢総ぐるみ ジャパンライフ
汚染議員30人の名前】…《お中元リストには、安倍首相や
菅官房長官、麻生財務相のほか、甘利税調会長、世耕参院幹事長、
稲田幹事長代行ら“アベ友”の名前がズラリ。政権中枢は総汚染だ。
公明党の山口那津男代表の名もあり、元会長がいかに幅広く
政界人脈を築き上げていたかがうかがい知れる》」
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265995】
斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。
二極化・格差社会の真相
ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…腐った構造
2019/12/11 06:00
(スポーツ庁は“優良企業”と(ジャパンライフの
山口隆祥元会長=右)/(C)日刊ゲンダイ)
国会が終わった。「桜を見る会」の問題も幕引きだと訳知り顔の講釈が幅を利かせる中で、それなりにまっとうなメディアは、マルチ商法「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長(77)が招待されていた問題に焦点を当てた報道を試みている。
同社はたとえば2016年11月、パラリンピック選手の雇用に積極的な“優良企業”として、スポーツ庁のヒアリングに招かれていたという。マルチに政府が“お墨付き”を与えた格好だった。もちろん実態は悪質だから、翌17年には消費者庁が4度にわたる業務停止命令を出すことにもなるのだが、これとて当局は早くから被害の状況を承知していながら、あえて対応を遅らせていた可能性が高いのだとか。
政治家では安倍氏のほか、加藤勝信厚労相や下村博文元文科相との関係が深い。いかにもアベ政権らしい腐臭で息が詰まりそうだ。
山口の悪徳商法界デビューは、遠く1970年代のこと。米国から上陸してきた「APOジャパン」「ホリディマジック」などとともに、彼の創設した日本発のマルチ「ジェッカーチェーン」が社会問題化。詐欺罪で告訴もされたが、同時期に設立した「ジャパンライフ」に足場を移して“マルチの帝王”なる異名をほしいままにしていく。
私は「プレジデント」の編集者だった1985~86年ごろ、彼らの世界に関心を抱いた。詐欺師が政治と結託するのは世の常にせよ、山口氏と自民党のつながりは当時から他を圧していたことを、今も鮮明に覚えている。
福田赳夫、中曽根康弘、石原慎太郎、平沼赳夫、加藤卓二、羽生田進、森喜朗、中尾栄一、亀井静香、山口敏夫……。マルチのアガリを食った政治屋どもの名前だ。社会党の山口鶴男や社民連の阿部昭吾とも近かった。
一方では、京都府警本部長などを歴任した相川孝を社長に招聘。警察を自家薬籠中のものとして、元警視総監の下稲葉耕吉が自民党公認で参院選に出馬した際にも、組織を挙げた応援で恩を売った。
マスコミでは、テレビ朝日の三浦甲子二専務(故人、元朝日新聞政治部)との関係が有名だった。最近、やはり元朝日政治部の橘優が顧問に就任していた事実も明らかになったが、こういう背景も、追及が甘くなる原因なのか。
腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ、発酵を重ねて、ついには汚物そのものになり果てた。カネのためなら誰も彼もが魂までも売り飛ばす。日本は汚物である。
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
日刊スポーツの記事【大竹まこと「桜誰も見ていない」田村智子氏と対談】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201912090000652.html)。
《「大竹まこと ゴールデンラジオ!」…に、「桜疑惑」の火付け役であり、野党追及本部の急先鋒でもある共産党の田村智子参議院議員(54=比例区)が出演し、タレントの大竹まこと(70)、作家の室井佑月氏(49)と激論を展開。「桜疑惑」について「今やっていることは国家の私物化。国家まるごと安倍総理が私物化しているに等しい」「民主主義の問題として、これで終わらせていいんですかと問いかけていきたい」と語った》。
【大竹まこと ゴールデンラジオ! 2018年12月09日】
(https://www.youtube.com/watch?v=tTFuzD8N3P8)
臨時国会終了。予算委員会の集中審議は開かれず…。33分間のアベ様の記者会見では、アベ様は数分の言い訳にもならぬ言い訳を口にし、記者はなんの突っ込みもせず。《メディアコントロール》がしっかりと機能。「1/4」「2/4」の皆さんは、さぞかしご満足でしょうょ。
『●《オーストラリア各紙は黒塗り紙面で「政府があなたから真実を
遠ざけるとき、何を隠しているのか?」と読者に問い掛けた》』
『●新聞労連・南彰中央執行委員長による声明【オープンな
首相記者会見を求める】…「質問をする機会はすべての取材者に…」』
AERAの記事【「桜を見る会」問題の急先鋒・田村智子議員「首相はもう逃げきれない」】(https://dot.asahi.com/aera/2019120900036.html)によると、《桜を見る会は、事実上の有権者買収です。私たち議員が誰一人として有権者のみなさんに無料で飲み食いをさせないのは、直近に選挙があろうがあるまいが、公職選挙法に触れると思っているからです。それをやってしまった菅原一秀前経済産業大臣は辞任に追い込まれました。それぐらい大変な問題です。じゃあポケットマネーならダメで、税金を使えば許されるのか。私は2日の本会議で『事実上の買収だ』と指摘しましたが、総理は何も言わなかった。議事録削除を要請してくるかと思ったんですけどね》。
醜悪な独裁政権・人治主義国会、与党自公・癒着党お維
東京新聞の社説【臨時国会閉会 行政監視果たさぬまま】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019121002000152.html)によると、《召集日の十月四日、安倍晋三首相は所信表明演説で「新しい令和の時代にふさわしい、希望にあふれ、誇りある日本を創り上げ、次の世代に引き渡す責任を共に果たしていこう」と呼び掛けた。しかし、今となってはむなしく響く。新しい時代の日本を創り上げるどころか、旧時代の悪弊ともいえる問題が次々と明らかになり、政権側が説明責任を果たしたとは言えないからだ。野党側が当初問題視したのは、関西電力役員らの金品受領や「あいちトリエンナーレ」への補助金不交付、NHKのかんぽ不正報道に対する圧力などだ。これらは原子力政策や表現の自由の根幹に関わる。政権追及が役割の野党と同じく、与党にも国政を調査し、行政を監視する責任がある。しかし、与党が自らの役割を十分に理解しているとは言い難い》。
《公明党の山口那津男代表の名も…》…やっぱりね。
日刊ゲンダイの記事【安倍政権中枢総ぐるみ ジャパンライフ汚染議員30人の名前】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265838)によると、《お中元リストには、安倍首相や菅官房長官、麻生財務相のほか、甘利税調会長、世耕参院幹事長、稲田幹事長代行ら“アベ友”の名前がズラリ。政権中枢は総汚染だ。公明党の山口那津男代表の名もあり、元会長がいかに幅広く政界人脈を築き上げていたかがうかがい知れる》。
中根政人記者による、東京新聞の記事【「桜」名簿 復元指示せず 国会閉幕、首相会見 「改憲、必ずや私の手で」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201912/CK2019121002000132.html)によると、《「内閣府が定められた手続きにのっとって適正に廃棄している」と応じない考えを明らかにした。データ復元も「不可能との報告を受けた」と述べた。名簿が復元できなければ、首相の地元支持者が多数招かれたほか、反社会的勢力も出席していた問題は解明できない。首相自ら問題の幕引きを急ぐ姿勢を示した。(中根政人)》。
記者会見では、〝犯罪者〟の言い分垂れ流し。なぜ、誰も突っ込まないのか?
立法府はこれでいいの? 両院議長や各委員会の委員長は恥ずかしくないの?
【国会閉幕 「桜」追及は継続 野党、内閣不信任案提出せず】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201912/CK2019121002000124.html)によると、《四十日間の会期延長を大島理森衆院議長に申し入れたが、衆院議院運営委員会で与党の反対で否決された…野党は臨時国会で安倍晋三首相が出席して一問一答で議論する、予算委員会集中審議の開催を求めてきたが与党は拒否》。
『●「防衛装備移転三原則」と「武器見本市」…《歴代政権が
踏襲していた武器輸出禁止政策に立ち戻るべき》(琉球新報)』
『●《戦争という名前で他国の人々を殺したことがない》
『憲法くん』の《未来はわれわれ主権者に託されている》』
『●《現地の慣習や風土、文化を尊重…平和主義を貫いた医師の理念》
《治安が悪化しても人々を見捨てず、見下すこともなかった》』
〝犯罪者〟に憲法を触らせてはいけない。
リテラの記事【安倍首相の国会閉会会見に唖然!「桜を見る会」に自分から一切触れず、代わりに「私の手で憲法改正を成し遂げる」と宣言】(https://lite-ra.com/2019/12/post-5135.html)によると、《ついに安倍首相が「桜を見る会」問題について満足な説明もしないまま、昨日、臨時国会が閉会した。これで年越しすれば鎮火するという算段なのだろうが、ひどかったのは、臨時国会閉会に合わせた記者会見。なんと、安倍首相は「桜を見る会」問題について自分からは一言も言及しなかったばかりか、嘘っぱちの成果や勇ましい掛け声ばかりを連発したからだ…「桜を見る会」の説明求める声は無視し、「国民の声は、憲法の議論を前に進めよということ」》…呆れる!
『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》』
『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏といった
安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》』
『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反』
『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》』
『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏といった
安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》』
『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反』
『●「中止」で幕引き、火消しを図る気、満々…アベ様は
《ひいては集票が期待できる》ので「桜を見る会」と前夜祭を利活用』
『●《ひいては集票が期待できる》の3乗で《公金による買収》
…《幕引きは許されない。疑惑解明の始まりにすぎない》』
『●金子勝さん「安倍さん関連は検察も警察も一切動かない」
「まるで犯罪者集団。泥棒だらけ」「来年は泥棒しませ~ん」』
『●トドメのサクラ…《菅原一秀…河井克行…公職選挙法違反容疑
…萩生田光一…「身の丈…」…河野太郎…「私は雨男」…》』
『●《在職最長2886日》だってさ! メディアコントロール・
超監視社会を含め負のレガシー山積という醜悪な長期独裁政権』
『●名門ホテルの誰か…見積書・明細書・領収書をリークして!
アベ様に地獄に引きずり込まれ、トドメのサクラを刺される前に』
『●トドメのサクラ…「私人」にオトモダチ招待「枠」?
《政府は「首相夫人は公人ではなく私人」とする答弁書を閣議決定》』
『●アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界において
功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!』
『●ジャパンライフへの《あからさまな調査潰し》《政治圧力で
立入検査》潰し…《政治家案件》と認識した上での判断!?』
『●《名簿の保存期間は「一年未満」だというが、その根拠を
問われると、十月末に改定された規則だという。はあ?》』
『●アベ様に自覚無し…《ジャパンライフ…最後の荒稼ぎをやろう
としたときに手を貸したのが、この総理の招待状》』
『●アベ様とジャパンライフ山口隆祥氏は《1984年に、当時
外相だった父・晋太郎氏…を通じて、接点を持った可能性》』
『●アベ様やウルトラ差別主義者らは政治資金パーティーによる
《荒稼ぎ》…一方、《やはりなかった「前夜祭」の記述》』
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【https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201912090000652.html】
大竹まこと「桜誰も見ていない」田村智子氏と対談
[2019年12月9日19時22分]
(大竹まこと(2019年1月10日撮影))
国民の税金を使って安倍晋三首相が主催した「桜を見る会」で次々と疑惑が噴出している中で9日、臨時国会が閉会となった。この問題で首相の説明責任を果たしていないなどとして野党は、内閣不信任決議案提出を検討したが、見送る方針を決めた。
9日、ラジオ文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時~3時30分)に、「桜疑惑」の火付け役であり、野党追及本部の急先鋒(せんぽう)でもある共産党の田村智子参議院議員(54=比例区)が出演し、タレントの大竹まこと(70)、作家の室井佑月氏(49)と激論を展開。「桜疑惑」について「今やっていることは国家の私物化。国家まるごと安倍総理が私物化しているに等しい」「民主主義の問題として、これで終わらせていいんですかと問いかけていきたい」と語った。
今国会で予算委員会が開かれていないことについても不信感を募らせた。
「本当にごまかして、すり変えて答えないという態度が本会議の代表質問でも明らか。委員会の3分の1以上の議員が求めた場合は、委員長は委員会を開かなくてはいけない。それでずっと折衝していて、予算委員長(参院予算委員会・金子原二郎委員長)は『予算委員会をやりましょう』って提案した。『ただし総理出席は難しそう』だと話しました」と与野党の折衝の内幕を明かし、安倍首相の予算委出席は、自民党側がどうしても拒否にこだわった「逃げまくり」の姿勢を明かした。
田村氏は、長年多くの一般紙政治部記者が、芸能人や安倍首相の地元支持者がこぞって出席してきた「桜問題」のいびつな構造を報道してこなかったことを反省しているというエピソードも明かした。
ある政治部記者は、田村氏に「自分たちは毎回、桜を見る会を取材して、異様な状態だということを見ていたのに問題だと見抜けなかった。『赤旗』に抜かれて、田村さんが(国会で)質問して報道しなくてはと思った」と、多くのメディアも安倍政権のわが物顔の振る舞いに“まひ”していた実情を説明した。
田村氏は「それくらい政権チェックの目が安倍政権の7年間で薄められてきた。ここまで民主主義がガラガラと壊された」と強く批判した。
室井佑月氏は「桜を見る会は前から注目していた。田村智子さんの国会での主張はすごい。ツイッターでも田村さんを応援しすぎて、周りから落ち着けって言われています」と明かした。
メインパーソナリティーの大竹まこと(70)は「この問題をテレビ、新聞がどう報じていくかが大事。公職選挙法違反の問題、データの破棄もそう、これ(桜を見る会)は公金を使ってやったこと。この国は三権分立があるんだし、それを機能させてほしい。桜を見る会なのに、桜なんか誰も見ていないじゃない。60番の枠がどんどん増えてきているじゃない」と辛口の見解を展開。「桜を見る」よりも、多くの芸能人を招いて安倍首相の支持者を喜ばせている仕組みの「会」だったことを皮肉った。
この日で国会は閉会となったが、桜問題を最初に提起した田村氏は「民主主義の問題として、これで終わらせていいのかと問いかけていきたい。国会だけでなくいろいろな人に立ち上がっていただきたい」と話した。
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
リテラの記事【安倍首相とジャパンライフの関係は父親の代から! 安倍晋太郎が山口会長に「金儲けの秘訣を教えて」と懇願した夜】(https://lite-ra.com/2019/12/post-5125.html)。
日刊ゲンダイの記事【安倍首相と元会長は35年来の知人 真の関係を裏付ける証言】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265648)。
《「…山口氏と1対1のような形でお会いしたことはなく、個人的な関係は一切ありません」…ようは、安倍首相は多数・多額の被害を出した悪徳マルチのPRに加担していたのだ。それを「個人的な関係は一切ない」と言って責任を頰被りする。これだけでも一国の総理大臣として許されるはずがない…つまり、安倍晋太郎外相はニューヨークでの国連の会合へ向かった際、山口会長と一緒にいたことを認めているのである。常識的に考えて、一国の現職外務大臣で、しかも“総理候補”であった安倍晋太郎の公務出張に、ジャパンライフというマルチ企業の会長が同行するなんてことは、よほどの“関係”でなければありえないだろう》。
《安倍首相は「関係は一切ない」と言い切ったが、山口氏への招待状送付については否定せず。信用を与え、被害拡大の片棒を担いだ罪は重い。日刊ゲンダイの調べで、実は安倍首相と山口氏が35年来の知人だった可能性が浮上した…実は、安倍首相と山口氏は1984年に、当時外相だった父・晋太郎氏(91年死去)を通じて、接点を持った可能性がある》。
『●東京電力核発電人災下の福島でも荒稼ぎしたゲス・ヒトデナシな
詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達』
『●《福島県での相談が最も多かった》…福島を食い物にする
ゲス・ヒトデナシぶり、それに手を貸すアベ様ら』
『●アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界に
おいて功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!』
『●ジャパンライフへの《あからさまな調査潰し》《政治圧力で
立入検査》潰し…《政治家案件》と認識した上での判断!?』
「全てアベ様に収斂していきますが? 大門実紀史議員の指摘、
《もっともジャパンライフが厳しいときに、最後の荒稼ぎを
やろうとしたときに手を貸したのが、この総理の招待状》」
『●《名簿の保存期間は「一年未満」だというが、その根拠を
問われると、十月末に改定された規則だという。はあ?》』
『●アベ様に自覚無し…《ジャパンライフ…最後の荒稼ぎをやろう
としたときに手を貸したのが、この総理の招待状》』
《「桜を見る会」に招待されたとマルチ商法の営業ツールに
使っていたジャパンライフについて、政界の古株はみんな
よく知っている。自民党議員がジャパンライフとの関係を
強めるのは1985年》
《そんなころからジャパンライフはあの手この手でマルチ商法を
続けていた。中曽根への献金も国会で追及されるなど、現在と
変わらぬ政界ルートが商法を手助けする温床になっていたといえる。
結局、同様の手法を35年余り繰り返していたことになる》
消費者担当相も自覚無し…《最後の荒稼ぎをやろうとしたときに手を貸したのが、この総理の招待状》。
日刊ゲンダイの記事【だまされる人間が悪い? 衛藤消費者担当相の暴言が大炎上】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265649)によると、《この男は消費者庁の仕事が「消費者の保護」であることすらわからないのか? 衛藤晟一消費者担当相が、悪質なマルチ商法で多数の被害者を出した「ジャパンライフ」の元会長が安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の招待状を顧客勧誘に悪用していたとされる問題で、「だまされる人間が悪い」と言わんばかりの暴言だ》。
父・晋太郎氏の秘書だった《安倍首相とジャパンライフの関係は父親の代から!》…だそうですよ。へぇ~、知らなかった!
「個人的な関係は一切ありません」と断言…本当か? アベ様とジャパンライフ・山口隆祥氏は《1984年に、当時外相だった父・晋太郎氏…を通じて、接点を持った可能性》。たとえそうではなかったとしても、《もっともジャパンライフが厳しいときに、最後の荒稼ぎをやろうとしたときに手を貸したのが、この総理の招待状》《安倍首相は多数・多額の被害を出した悪徳マルチのPRに加担》《信用を与え、被害拡大の片棒を担いだ罪は重い》のであって、議員辞職は当然だ。
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【https://lite-ra.com/2019/12/post-5125.html】
安倍首相とジャパンライフの関係は父親の代から! 安倍晋太郎が山口会長に「金儲けの秘訣を教えて」と懇願した夜
2019.12.04 06:57
(父の時代からジャパンライフと深い関係だった安倍首相
(自民党HPより))
ウソ、ごまかし、強弁、責任のスリカエ、説明放棄……。今週末の臨時国会閉会を射程にとらえ、なんとか「桜を見る会」疑惑から逃げ切ろうと必死の安倍政権。2日の参院本会議で久々に答弁に立った安倍首相は、マルチ商法のジャパンライフ・山口隆祥会長(当時)を「総理枠」で招待していた問題について、こんな言い逃れをした。
「ご指摘の山口会長については、過去において、私が招待した多人数の会合等の場で同席していた可能性までは否定しませんが、山口氏と1対1のような形でお会いしたことはなく、個人的な関係は一切ありません」
そもそも、ジャパンライフは磁気ネックレスの預託商法などを展開、何十年も前から悪徳マルチ商法として社会問題になってきた企業であり、国会でも度々審議され、2014年9月には消費者庁から文書で行政指導を受けていた。にもかかわらず、安倍政権は2015年4月の「桜を見る会」に山口会長を招待。そして、ジャパンライフはこの招待状と安倍首相の顔写真を宣伝チラシに載せて〈安倍晋三内閣総理大臣から山口会長に「桜を見る会」のご招待状が届きました〉と大々的にアピールすることで、被害者の“信頼”を得していたことが判明している。
ようは、安倍首相は多数・多額の被害を出した悪徳マルチのPRに加担していたのだ。それを「個人的な関係は一切ない」と言って責任を頰被りする。これだけでも一国の総理大臣として許されるはずがない。
だが、この安倍首相の「個人的な関係は一切ない」は真っ赤な嘘だ。なぜならば、山口会長は安倍晋三の父・晋太郎に深く食い込んでいたという、動かぬ証拠があるからだ。
実はこの問題は30年以上前に国会で追及されている。1986年2月10日の衆院予算委員会でのことだ。日本社会党の松浦利尚議員が、ジャパンライフが設立した政治団体「健康産業政治連盟」の事業報告書を示し、安倍晋太郎外務大臣、山口敏夫前労働大臣がジャパンライフ山口会長とともに、1984年9月22日にニューヨークを表敬訪問したと書いてある、と追及したのだ。しかも当の安倍晋太郎は、こう答弁している。
「それは山口代議士がたくさんの人と一緒に、ちょうど私が国連に行っておったときに紹介といいますか表敬に連れてきたことは、確かにその中に今の山口隆祥氏ですか、おられたことは事実です」
つまり、安倍晋太郎外相はニューヨークでの国連の会合へ向かった際、山口会長と一緒にいたことを認めているのである。常識的に考えて、一国の現職外務大臣で、しかも“総理候補”であった安倍晋太郎の公務出張に、ジャパンライフというマルチ企業の会長が同行するなんてことは、よほどの“関係”でなければありえないだろう。
そしてこの当時、安倍晋三は父・晋太郎の秘書を務めていた。秘書時代、晋三が父親の外遊に必ずと言っていいほど同行していたことは有名で、この国連会合にも同行していた可能性が高い。
■安倍首相の父親がフィクサー主催の会合で山口会長に「まだまだ伸びるね、山口さんは」
しかも、安倍晋太郎とジャパンライフ山口会長の付き合いの深さは、外遊に同行したというレベルの話ではなかった。前述した晋太郎の1986年2月国会答弁は「おられた」ことは認めたものの、「たくさんの人と一緒に」「その中に今の山口隆祥氏ですか」などと、まるでアカの他人であるかのような口ぶりだった。つまり、2日の国会で安倍首相が「個人的な関係は一切ない」と強弁したように、晋太郎も「山口氏とは個人的な面識はない」というふうに言い逃れをしていた。
だが、これも真っ赤な嘘だった。晋太郎は、ジャパンライフ山口会長がニューヨークに同行した3カ月後の1984年12月には同氏と会食し、こんなセリフを投げかけていた。
「いったい、商売のコツというものは、なんだろうか。金もうけの秘訣を教えてもらいたいものですね……」
「まったく同感だ。その通りだと思う。まだまだのびるね、山口さんは。そういう心構えが大事なんだな……」
現役の外務大臣だった安倍首相の父親が“悪徳マルチの帝王”と言われた人物に「金儲けの秘訣」を教えてくれと乞う……この唖然とするような会話がなされたのは、政界フィクサーとして有名だった故・恩田貢氏が主催した会合でのことだった。恩田氏は当時、主幹を務めていた雑誌「政界往来」(休刊/政界往来社)1985年6月号から8月号にかけて「山口隆祥会長(ジャパンライフ)は本当に“販売の神さま”なのか」と題したジャパン・ライフPRの短期連載を執筆・掲載しているのだが、その連載第一回に、くだんの会合の記述が出てくる。
それによると、1984年12月中旬、恩田氏は主催した会合に山口氏を出席させ、そこに外務大臣の安倍晋太郎が同席。夕食をとりながら話がはずむなか、晋太郎が前述のように「いったい、商売のコツというものは、なんだろうか。金もうけの秘訣を教えてもらいたいものですね……」と山口会長に聞いたのだという。その後のふたりのやりとりを、恩田氏は臨場感たっぷりに描いている。
〈「〔山口氏、前略〕自分の仕事は世の中の仕事であることを忘れたら、必ず商売は失敗します……」
安倍大臣は、大きくうなずきながら、
「まったく同感だ。その通りだと思う。まだまだのびるね、山口さんは。そういう心構えが大事なんだな……」
といって、こころから感心している様子であった。そんな安倍大臣に向かって、山口氏はさらにこんな発言をした。
「もう一つ、つけ加えて置きたいのは、“朝の時間”ということ。〔中略、長々と語る〕スッキリした毎朝を迎えない商売人は、なにをしてもうまくゆくはずがない。私はそう信じていますが……」
「いや、全くその通りだ。政治家も同じです。朝がスタートだから、その時の情況でかなり一日が左右されますね、朝は大事です……」
こう語りながら、安倍大臣はまた大きくうなずいてみせた。〉
■安倍ファミリー加藤勝信厚労相もジャパンライフの広告塔になり、山口会長と会食
山口会長の話は単なる自己啓発的な内容で特筆すべき点はないのだが、重要なのは、そんな話を当時の現役外相で“総理候補”だった安倍晋太郎が傾聴し、「金もうけの秘訣を教えてもらいたい」「まだまだのびるね、山口さんは」などとヨイショしていたということだ。
現役の外務大臣が政界フィクサー主催の会合に出席して、PR記事に全面協力する──これは、安倍晋太郎が山口会長から相当な見返りを得ていたとしか考えられないだろう。
実際、当時、悪徳マルチ商法で急成長を遂げたジャパンライフは政界の裏タニマチとして注目され、関係の深い政治家として中曽根康弘とともに名前が上がっていたのが、安倍晋太郎外相だった。
そうした関係を考えても、秘書として晋太郎の傍にいた当時の安倍晋三が、山口会長との接点がまったくなかったはずがないのである。
さらに、安倍首相とジャパンライフの関係を物語る“キーマン”はもう一人いる。安倍首相の最側近たる加藤勝信厚労相だ。周知のように、加藤厚労相は、ジャパンライフの内部向けの宣伝チラシに「取り組みを非常に高く評価していただきました」と紹介されるだけでなく、ジャパンライフ が業務停止処分を受けたあとの2017年1月には山口会長と会食していたことも発覚。ジャパンライフの“広告塔”としての役割を果たしてきた。加藤厚労相は3日の閣議後記者会見で「マスコミの方が主催する勉強会に出かけた時に、会長がおられたということに尽きる。それ以上の関係はない」と釈明していたが、とうてい信じられるものではない。むしろ、安倍首相そっくりな弁明は、官邸と口裏を合わせたとしか思えないものだった。
しかも、注目すべきなのは、この加藤厚労相が自民党の大物議員・加藤六月氏(故人)の娘婿であることだ。六月氏は安倍首相の父・晋太郎氏の側近中の側近。安倍首相が幼い頃から安倍家と加藤家は家族ぐるみの付き合いであり、六月氏の妻・睦子氏と安倍首相の母・洋子氏は親友以上の関係といわれていた。安倍首相が加藤勝信氏を重用してきたのもこうした親の代からの家族ぐるみの付き合いの延長線上で、大臣抜擢も洋子氏の強力なプッシュがあったといわれる。
こうした関係をみていると、むしろ、ジャパンライフは安倍首相にとってファミリーぐるみのタニマチだったと考えるべきではないか。安倍晋太郎や加藤六月の代から利権はそのまま晋三、勝信に引き継がれた。その結果として、山口会長が総理枠で「桜を見る会」に招待されていたのではないか。
いずれにしても、ジャパンライフの山口会長について「個人的な関係は一切ありません」と断言した安倍首相の言い分は、例の「前夜祭の代金は参加者が直接、ホテルに代金を支払った」や「名簿はシュレッダーで破棄され、復元はできない」と同様、到底信じられるものではない。
だが、これだけ嘘やインチキが明らかになっても、安倍政権は国会閉会を目前にして、完全に“逃げ切りモード”に入っている。衛藤晟一消費者担当相が「私はそういう方は要注意だと思って接する」などとまるで騙された被害者に非があるような発言をし、ネット上では「だまされた人が悪いと言っているようだ」と批判の声があがったが、裏を返せば「国会を閉じて年を越せば大丈夫」とタカをくくっているのだろう。実際、3日の西日本新聞によれば、自民党幹部は「うまく逃げ切った」「これでもう、首相が国会で追及される場面も時間もないだろう」と記者に嘯いてすらいるという。
だが、本当にこのまま安倍政権の「逃げ切り」を許してしまっていいのか。「桜を見る会」の追及を放棄するということは、日本が権力者ならどんなに税金を私物化してもどんな犯罪に加担しても一切不問に付す“半独裁国”であることを内外に宣言するに等しい。そのことを国民もメディアももっと自覚すべきではないか。
(編集部)
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265648】
安倍首相と元会長は35年来の知人 真の関係を裏付ける証言
2019/12/03 15:00
(ジャパンライフの山口隆祥元会長と安倍首相主催の
「桜を見る会」の招待状(C)共同通信社)
国の税金を使った安倍首相主催の「桜を見る会」の焦点のひとつは、長年に及ぶ悪徳商法「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長を、なぜ“首相枠”で2015年に招待したのかだ。安倍首相は「関係は一切ない」と言い切ったが、山口氏への招待状送付については否定せず。信用を与え、被害拡大の片棒を担いだ罪は重い。日刊ゲンダイの調べで、実は安倍首相と山口氏が35年来の知人だった可能性が浮上した。
■「個人的関係なし」は本当か
2日の参院本会議で、野党に山口氏を招待した理由を問われると、安倍首相は「山口氏とは一対一で会ったことはない」「妻も山口氏とは面識がない」と断言。ところが、「過去に私が招待された多人数の会合などで同席した可能性までは否定しない」と答弁した。要するに、安倍首相は山口氏と「会合で会ったかもしれない」のだ。
実は、安倍首相と山口氏は1984年に、当時外相だった父・晋太郎氏(91年死去)を通じて、接点を持った可能性がある。86年2月10日の衆院予算委員会で、ジャパンライフ問題を追及した松浦利尚議員(旧社会党=17年死去)と、外相だった晋太郎氏の間でこんなやりとりがあった。
松浦氏「ここに(昭和)59(1984)年度の(ジャパンライフ関連財団の)事業報告がたっと書いてあるのです。59年1月1日から12月31日まで。その中に前山口(敏夫)労働大臣、それから安倍外務大臣、それと山口隆祥会長とともにニューヨークを9月の22日に表敬訪問をしておると書いてある。これは事実ですか」
晋太郎氏「それは山口(敏夫)代議士がたくさんの人と一緒に、ちょうど私が国連に行っておったときに紹介といいますか表敬に連れてきたことは、確かにその中に今の山口隆祥氏ですか、おられたことは事実です」
松浦氏「ちょうど外務大臣が国連総会に御出席、滞米中だと思うのです」
つまり晋太郎氏は、訪米中に面会するため、山口敏夫氏が連れてきた「たくさんの人」の中に、マルチの山口氏がいたことを認めたのだ。実は、安倍首相自身もこの「会合」に同席した可能性がある。晋太郎氏の外相就任と同じ82年、安倍首相は大臣秘書官に就任。晋太郎氏の外遊に同行し、山口氏と知り合っていてもおかしくないのだ。
■否定できない父・晋太郎氏との「多人数会合に同席」
「大臣秘書官には、政治家としての大臣に雇われる形の政務秘書官と省庁付の秘書官の2形態があります。外遊には省庁付の秘書官が同行するのが一般的ですが、大臣が必要と考えれば、政務秘書官も同行する場合があります」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏)
安倍首相は秘書官時代の83年8月、晋太郎氏がイラン・イラク戦争の仲介を試みようと両国を訪問した際に同行。03年9月23日付の東京新聞は、晋太郎氏の秘書を務めた経験のある秋田県の金巌・元象潟町長のコメントとして「(安倍首相は)外相秘書を3年10カ月務め、外遊にもほとんどついて行った」と報じている。
マルチの会長を連れてきた山口敏夫氏は、日刊ゲンダイにこう打ち明けた。
「35年も前のことですから、正直『そんなことあったかなぁ』という印象です。ただ、晋三さんは大臣秘書官就任以来、晋太郎大臣と別行動だったことは一日としてなかったと聞いています。するとやはり、晋三さんも外遊先で同席していたんだろうと思いますね」
日刊ゲンダイが発掘した過去の事実を掘り下げていけば、安倍首相とマルチ会長との「真の関係」にたどり着く。野党は追及の手を緩めてはいけない。
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
琉球新報の【<社説>桜を見る会と首相 疑惑晴らせぬなら辞任を】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1035597.html)。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/桜を見る会「マルチ商法」営業に使った】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201912030000072.html)。
《疑惑のオンパレードだ。公的行事の私物化や法律違反、反社会的勢力が出席した疑い、マルチ商法企業が招待を利用し被害者の拡大につながった可能性にまで問題は広がっている。安倍晋三首相が自身主催の「桜を見る会」に、預託商法を展開して破綻した「ジャパンライフ」元会長を首相推薦枠で招待した疑惑が新たに浮上した。同社のチラシには招待状の写真が掲載されていた。政府のお墨付きを得たかのように招待状が宣伝に悪用され消費者の被害が拡大したのなら、大問題だ》。
《「桜を見る会」に招待されたとマルチ商法の営業ツールに使っていたジャパンライフについて、政界の古株はみんなよく知っている。自民党議員がジャパンライフとの関係を強めるのは1985年。…中曽根への献金も国会で追及されるなど、現在と変わらぬ政界ルートが商法を手助けする温床になっていたといえる。結局、同様の手法を35年余り繰り返していたことになる》。
『●東京電力核発電人災下の福島でも荒稼ぎしたゲス・ヒトデナシな
詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達』
『●《福島県での相談が最も多かった》…福島を食い物にする
ゲス・ヒトデナシぶり、それに手を貸すアベ様ら』
『●アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界に
おいて功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!』
『●ジャパンライフへの《あからさまな調査潰し》《政治圧力で
立入検査》潰し…《政治家案件》と認識した上での判断!?』
「全てアベ様に収斂していきますが? 大門実紀史議員の指摘、
《もっともジャパンライフが厳しいときに、最後の荒稼ぎを
やろうとしたときに手を貸したのが、この総理の招待状》」
『●《名簿の保存期間は「一年未満」だというが、その根拠を
問われると、十月末に改定された規則だという。はあ?》』
《自民党議員がジャパンライフとの関係を強めるのは1985年。…中曽根への献金…現在と変わらぬ政界ルートが商法を手助け…。結局、同様の手法を35年余り繰り返していた》…酷い…。そして、大門実紀史議員の指摘、《もっともジャパンライフが厳しいときに、最後の荒稼ぎをやろうとしたときに手を貸したのが、この総理の招待状》。その自覚が、アベ様ご夫妻や最低の官房長官に全く無し。
川田篤志記者による、東京新聞の記事【桜を見る会 首相説明不足、幕引き図る ジャパンライフ元会長と面識否定】(https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019120390070253.html)によると、《悪質なマルチ商法を展開していた「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長について「個人的な関係は一切ない」と話し、面識を否定した。廃棄したとしている招待者名簿の電子データについては「復元は不可能」と語った。九日に閉会する予定の今国会で、首相の答弁はこの日が最後となる見通し。首相は数々の疑惑について説明責任を果たさず幕引きを図る。(川田篤志)》。
予算委員会の委員長はなぜ集中審議を開かないの? 与党自公・癒着党お維はなぜ要求しないの? 何か不都合なことでも? 《首相は数々の疑惑について説明責任を果たさず幕引き》を容認?
どんなヒトであろうともそのような言葉を使うことに逡巡しますが、あえて書きます…「クズ」《山口隆祥元会長について「個人的な関係は一切ない」》としても、ナンバリング「60-」でアベ様が招待したんですよ。首相を辞めるだけでは不十分です。さらなる被害拡大、特に、福島県での被害拡大に《手を貸したのが、この総理の招待状》。招待した方も「クズ」だ。
リテラの記事【安倍首相が「桜を見る会」国会で下劣答弁連発! 名簿を慌てて破棄したことも「障がい者雇用職員の勤務時間」のせいに】(https://lite-ra.com/2019/12/post-5123.html)によると、《恥知らずとはまさにこのことだ。本日、参院本会議で決算報告と質疑がおこなわれ、そこで「桜を見る会」問題の追及を受けた安倍首相だったが、積み上がった疑惑に何ひとつ答えないばかりか、違法行為さえ開き直ってみせたのだ》。
「クズ」であり、リテラ風に言えば《恥知らず…下劣》。
『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》』
『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏といった
安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》』
『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反』
『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》』
『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏といった
安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》』
『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反』
『●「中止」で幕引き、火消しを図る気、満々…アベ様は
《ひいては集票が期待できる》ので「桜を見る会」と前夜祭を利活用』
『●《ひいては集票が期待できる》の3乗で《公金による買収》
…《幕引きは許されない。疑惑解明の始まりにすぎない》』
『●金子勝さん「安倍さん関連は検察も警察も一切動かない」
「まるで犯罪者集団。泥棒だらけ」「来年は泥棒しませ~ん」』
『●トドメのサクラ…《菅原一秀…河井克行…公職選挙法違反容疑
…萩生田光一…「身の丈…」…河野太郎…「私は雨男」…》』
『●《在職最長2886日》だってさ! メディアコントロール・
超監視社会を含め負のレガシー山積という醜悪な長期独裁政権』
『●名門ホテルの誰か…見積書・明細書・領収書をリークして!
アベ様に地獄に引きずり込まれ、トドメのサクラを刺される前に』
『●トドメのサクラ…「私人」にオトモダチ招待「枠」?
《政府は「首相夫人は公人ではなく私人」とする答弁書を閣議決定》』
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【https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1035597.html】
<社説>桜を見る会と首相 疑惑晴らせぬなら辞任を
2019年12月3日 06:01
疑惑のオンパレードだ。公的行事の私物化や法律違反、反社会的勢力が出席した疑い、マルチ商法企業が招待を利用し被害者の拡大につながった可能性にまで問題は広がっている。
安倍晋三首相が自身主催の「桜を見る会」に、預託商法を展開して破綻した「ジャパンライフ」元会長を首相推薦枠で招待した疑惑が新たに浮上した。同社のチラシには招待状の写真が掲載されていた。政府のお墨付きを得たかのように招待状が宣伝に悪用され消費者の被害が拡大したのなら、大問題だ。
反社会的勢力の出席も、事実なら、税金で接待したことになる。反社勢力の排除に先頭に立って取り組むべき首相が「功労者」と同等にもてなしたとなれば、知らぬ存ぜぬで済まされる話ではない。
吉本興業の芸人が振り込め詐欺集団の会合で「闇営業」をしていたことが発覚した際には、大きな社会問題になった。明るみに出ている数々の新たな疑惑は、首相の進退を左右する問題と言える。
さらに、首相の事務所スタッフがツアーに参加する地元支援者らに同行して上京する旅費を政治資金で支払っていた。事務所や後援会に「収支、支出は一切ない」と説明してきた首相の説明と矛盾する。政治資金規正法に違反する疑いが強まってきた。
推薦名簿の破棄も、首相枠など招待者を隠蔽(いんぺい)するためと考える方が自然だ。共同通信の取材に各省庁は推薦名簿の保存期間を3~10年と答えたが、首相推薦名簿を破棄した内閣官房は1年未満とした。共産党国会議員が名簿を資料要求したその日に破棄したことへの後付けではないか。
過去には選挙区の有権者にうちわを配ったケース、観劇会に招いたケース、秘書が香典を渡すなどしたケースで閣僚が辞任した。
多数の後援者を国費を使って接待したり、一流ホテルの飲食を格安で提供したりする行為が許されるとは思えない。「前夜祭」の収支を含め多くの疑惑に対し、首相は身の証しを立て、疑念を払拭(ふっしょく)する責任がある。それを果たせないのなら辞任すべきだ。
国会は法律を作るところだ。ルールを定める国会議員には高度な規範意識と倫理観、清廉さが求められる。首相であればなおさらだ。
先月23、24日に共同通信が実施した世論調査では、「桜を見る会」に関する首相の発言を「信頼できない」とした回答は69・2%に上り、「信頼できる」は21・4%にとどまった。政権はこの結果を重く受け止めるべきだ。
首相は破棄した名簿データの復元について「不可能であると報告を受けている」と参院本会議で述べた。根拠を示さない釈明に説得力はない。本当に復元できないなら、調査を指示して名簿を作り直すべきだ。国会で予算委の集中審議に応じて、説明責任を果たすことは首相の責務だ。
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201912030000072.html】
コラム
政界地獄耳
2019年12月3日7時49分
桜を見る会「マルチ商法」営業に使った
★「随分と昔の名前が出てくるものだ」とは古参の自民党秘書。野党のベテラン秘書も「懐かしい名前どころか永田町で知らない人はいないよ」という。「桜を見る会」に招待されたとマルチ商法の営業ツールに使っていたジャパンライフについて、政界の古株はみんなよく知っている。自民党議員がジャパンライフとの関係を強めるのは1985年。その追及で社会党や共産党などの野党は商法の手口を詳しく知ることになる。当時は羽毛布団の販売などが主だったが、同年、東京都衛生局から薬事法違反の疑いで改善指示を受けるのをはじめ、通産省がマルチまがいで「要注意」と指摘。当時の会長・山口隆祥が最初の引責辞任をしている。
★85年はどんな時代か。中曽根政権で、田中派から蔵相・竹下登らが創政会を旗揚げした年。同年、プラザ合意で日本はバブル時代に突入していく。ソ連ではゴルバチョフが書記長に就任、米国はレーガン大統領が2期目に。そんなころからジャパンライフはあの手この手でマルチ商法を続けていた。中曽根への献金も国会で追及されるなど、現在と変わらぬ政界ルートが商法を手助けする温床になっていたといえる。結局、同様の手法を35年余り繰り返していたことになる。
★またジャパンライフは新聞にも触手を伸ばし、広告出稿で政治部や社会部の同社への批判を止めようとした節がある。永年マルチ商法に苦しめられた被害者は、時代ごとに政界の権力者やメディアの幹部の“協力”を得て信用し、被害を拡大していった。桜を見る会ジャパンライフルートとでもいうべき事態にメディアはよもや筆が緩むことはあるまい。(K)※敬称略
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
リテラの衝撃的な《爆弾級の事実》な記事【安倍政権がジャパンライフへの立入検査を潰していた! 検査取りやめを「本件の特異性」「政治的背景」と説明する消費者庁の内部文書】(https://lite-ra.com/2019/11/post-5120.html)。
《悪徳マルチ商法のジャパンライフ会長が「桜を見る会」に「総理枠」で招待されていた問題で、爆弾級の事実が明らかになった。「桜を見る会」招待の約半年前、消費者庁が政治圧力で立入検査などを取りやめていたというのだ。しかも、消費者庁には、そのことを裏付ける森友学園問題のときとそっくりな文面の内部文書が存在していた》。
『●斎藤貴男さんからアベ様へ…《何もかもを白状して退陣し、
表舞台から消え去ることだ。それが一番、日本のためになる》』
《爆弾級の事実》…《消費者庁が政治圧力で立入検査などを取りやめていた》。(斎藤貴男さん)アベ様は《何もかもを白状して退陣し、表舞台から消え去ることだ。それが一番、日本のためになる》《日本の社会は安倍さんに破壊されてしまった。…あのような権力者には一刻も早く辞めてもらわないことには恐ろしすぎる》。
『●アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界に
おいて功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!』
ジャパンライフへの調査・立ち入り検査、《あからさまな調査潰し》《政治圧力で立入検査》つぶし…《「本件の特異性」…森友学園に絡む決裁文書に書かれていた「本件の特殊性」という文言》。《ジャパンライフが“政治家案件”であると認識した上での判断》。どんな《特異性》《特殊性》があって、《忖度》して《政治的圧力》が生じることになったのか? ジャパンライフの会長や反社な皆さんら、ナンバリング「60-」のアベ様「総理枠」だったことが関係しているのですか? アベ様御妃「枠」や弟君「枠」間であったようですが…。全てアベ様に収斂していきますが? 大門実紀史議員の指摘、《もっともジャパンライフが厳しいときに、最後の荒稼ぎをやろうとしたときに手を貸したのが、この総理の招待状》。
『●東京電力核発電人災下の福島でも荒稼ぎしたゲス・ヒトデナシな
詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達』
『●《福島県での相談が最も多かった》…福島を食い物にする
ゲス・ヒトデナシぶり、それに手を貸すアベ様ら』
「《「桜を見る会」…ジャパンライフは招待状と安倍首相の顔写真を
宣伝チラシに載せ大々的にアピール…安倍首相もまた“広告塔”
としての役割》を果たしていた訳です。その他、片棒を担いだ
議員達は? アベ様も含めて、
《ゲス・ヒトデナシな詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達》、
彼ら自身もゲス・ヒトデナシ。《福島県での相談が最も多かった》
…福島を食い物に。」
加藤勝信元厚労相やアベ様はジャパンライフの「広告塔」に活用…【報道特集】(2019年11月30日)《マルチ商法 政治家の名前利用》。ゲス・ヒトデナシぶり、それに手を貸すアベ様ら。アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界において功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!
『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》』
『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏といった
安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》』
『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反』
『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》』
『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏といった
安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》』
『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反』
『●「中止」で幕引き、火消しを図る気、満々…アベ様は
《ひいては集票が期待できる》ので「桜を見る会」と前夜祭を利活用』
『●《ひいては集票が期待できる》の3乗で《公金による買収》
…《幕引きは許されない。疑惑解明の始まりにすぎない》』
『●金子勝さん「安倍さん関連は検察も警察も一切動かない」
「まるで犯罪者集団。泥棒だらけ」「来年は泥棒しませ~ん」』
『●トドメのサクラ…《菅原一秀…河井克行…公職選挙法違反容疑
…萩生田光一…「身の丈…」…河野太郎…「私は雨男」…》』
『●《在職最長2886日》だってさ! メディアコントロール・
超監視社会を含め負のレガシー山積という醜悪な長期独裁政権』
『●名門ホテルの誰か…見積書・明細書・領収書をリークして!
アベ様に地獄に引きずり込まれ、トドメのサクラを刺される前に』
『●トドメのサクラ…「私人」にオトモダチ招待「枠」?
《政府は「首相夫人は公人ではなく私人」とする答弁書を閣議決定》』
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【https://lite-ra.com/2019/11/post-5120.html】
安倍政権がジャパンライフへの立入検査を潰していた! 検査取りやめを「本件の特異性」「政治的背景」と説明する消費者庁の内部文書
2019.11.30 08:58
悪徳マルチ商法のジャパンライフ会長が「桜を見る会」に「総理枠」で招待されていた問題で、爆弾級の事実が明らかになった。「桜を見る会」招待の約半年前、消費者庁が政治圧力で立入検査などを取りやめていたというのだ。しかも、消費者庁には、そのことを裏付ける森友学園問題のときとそっくりな文面の内部文書が存在していた。
まず、簡単にジャパンライフと「桜を見る会」の問題点をおさらいしよう。本サイトではたびたび言及してきたが、ジャパンライフは磁気ネックレスの預託商法などを展開、悪徳マルチ商法として社会問題になってきた会社であり、1985年には国会で「ジャパンライフ問題」として集中審議がおこなわれたことまである。そして、2014年9月には消費者庁から文書で行政指導を受けていた。
にもかかわらず、このジャパンライフの創業者で当時会長である山口隆祥氏が、2015年4月の「桜を見る会」に招待される。そして、ジャパンライフはこの招待状と安倍首相の顔写真を宣伝チラシに載せ、〈安倍晋三内閣総理大臣から山口会長に「桜を見る会」のご招待状が届きました〉と大々的にアピール。ジャパンライフはセミナーでこのチラシをスライドに大写しにし、勧誘に使っていたという。
ジャパンライフの被害者の多くは高齢者であり、安倍首相と山口会長の関係を証明するこの招待状の存在はジャパンライフに対する信頼材料になった。実際、定期預金などを解約して家族とともに約2100万円を投じた60代女性は、「すごい政治家と付き合っているんだなと、誰も疑わなかった。まんまと口車に乗せられた」と証言している(朝日新聞デジタル28日付)。
しかもここにきて、この宣伝チラシに掲載されている山口会長の招待状に記された「60」という番号が、「総理・昭恵枠」であることを示す招待区分の数字ではないかということが内閣府作成の2015年の仕様書から発覚。つまり、安倍首相あるいは昭恵氏が山口会長を招待していたとみられているのだ。
悪徳マルチ商法の会長を、安倍首相あるいは昭恵氏が直接招待していた──。これは非常に大きな問題だが、しかし、昨晩放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)では、金曜コメンテーターの野村修也弁護士が「『桜を見る会』に呼ばれたときは2015年の春で、まだ行政処分を受けていなかったんですね」「消費者問題における行政指導というのは、かなり多くの会社に対して頻繁におこなわれてます」「招待を総理枠でおこなったとした場合のその責任について、あの時点でどういう対応をとるべきだったのか」などと発言。本サイトでも既報で紹介したように28日放送の『スッキリ』(日本テレビ)でも、司会の加藤浩次が「4年前にそういう人を入れていたということもアウトなのか、4年前は普通にマルチの商売をしている会長が来たということで、結果そういうことになったという考え方をするのか」などとコメントしていた。
ようするに、「桜を見る会」に招待した時点では行政指導がおこなわれていたにすぎず、「普通にマルチの商売をしている会長」を呼んだだけで、それを問題にするのはどうなのか。そう主張したいらしい。
だが、昨日29日におこなわれた参院・地方創生及び消費者問題に関する特別委員会で、こうした安倍首相擁護の詐術を完全にくつがえす事実が指摘された。いや、そればかりか、逆に安倍政権がジャパンライフの被害を拡大させていたことを裏付ける決定的証拠が明らかになった。
■担当課長が代わった途端、消費者庁がジャパンライフへの検査取りやめ
この事実を明らかにしたのは、共産党の大門実紀史議員。ジャパンライフの被害が国民生活センターなどに届きはじめたのは、「桜を見る会」招待の2年近く前、2013年からだが、大門議員によると、消費者庁はこの当時から悪質性を把握し、「本格調査」を検討していたという。
2013年10月、消費者庁の取引対策課担当職員から山下隆也・取引対策課長(当時)に予備調査報告書が出されているのだが、そこには、被害が甚大になる可能性があり、本調査に移行すべきだという提案が記載されているのだ。
しかも、2014年5月になると、ジャパンライフの経営が悪化したことなどから、山下取引対策課長は“いま見逃すと大変なことになる、つまり被害者にお金を返せなくなる”として、同課の法令班に対して、被害が広がらないよう立入検査をやるべきだと姿勢を示していたという。
だが、消費者庁のこうした検査への積極姿勢は2014年7月に一転する。7月4日の人事異動で山下氏が経産省鉄鋼課長となり、経産省大臣官房付だった山田正人氏が取引対策課長になったのだが、そのとたんに立入検査の方針をとりやめてしまったのだ。
大門議員によると、消費者庁の担当会議で配られた7月31日の「処理方針の確認文書」には、「消費者庁の杉田弁護士」(おそらく弁護士資格をもつ、取引対策課課長補佐だった杉田育子氏のことだと思われる)が立入検査をすべきだと主張したのに対して、山田取引対策課長が“立入検査をおこなうほどの違法事実はない。召喚(呼び出して注意)でいい”と発言したというような、あからさまな調査潰しを物語る記述があるという。
経営が悪化し、このままではさらに被害を生んでしまう可能性が高いことを把握していたのに、なぜ、新任の山田課長はジャパンライフへの立入検査を見送ったのか──。しかも、重要なのはここからだ。
大門議員は7月31日の会議で配られたという「要回収」とされた「もうひとつの文書」に言及したのだが、この文書では、ジャパンライフに立入検査はしなくていいということと同時に、こういった文言まで書かれていたことを指摘した。
「本件の特異性」「政治的背景による余波を懸念する」「この問題は政務三役へ上げる必要がある」
ここで誰もが、あの文言を思い出したことだろう。そう。森友学園に絡む決裁文書に書かれていた「本件の特殊性」という文言だ。改ざんによって消されたこの文言が、政治家の関与、いや首相夫人である昭恵氏の関与を示す文言であることは論を俟たないが、これとジャパンライフの問題の構図はまったく一緒だったのだ。
本サイトでは以前から指摘してきたように、ジャパンライフは安倍政権の政治家たちに食い込んでいた。実際、2014年12月には当時の文科相である下村博文にジャパンライフから10万円の政治献金がなされており、さらに、大門議員が入手したジャパンライフの「お中元発送先リスト」には安倍首相や麻生太郎財務相、菅義偉官房長官らの名前が記載されていたという。
つまり、「本件の特異性」「政治的背景による余波懸念」という文言からも明白なように、被害拡大の懸念がありながら消費者庁がジャパンライフへの立入検査を見送ったのは、ジャパンライフが“政治家案件”であると認識した上での判断だったのである。
こうしたことにより、ジャパンライフへの立入検査はなされず、2014年9月と10月におこなわれたのは文書による行政指導にとどまったのだ。
■ジャパンライフ立入検査を潰した課長は経産省出身で今井首相秘書官の部下だった時期も
しかも、大門議員は「桜を見る会」招待をめぐる新たな問題点も指摘していた。ジャパンライフには2016年12月にようやく最初の行政処分(3カ月の一部業務停止命令)が出るが、大門議員によると、この行政処分につながった違法事実の認定で「もっともひどい被害事例が出たのは、2015年1〜3月」だった。一方、山口会長に「桜を見る会」の招待状が送付されたのは、2015年2月のことだ。
この事実が何を示すか。つまり、「本件の特異性」「政治的背景による余波懸念」によって立入検査を見送った上、2015年に「桜を見る会」に会長を招待した結果、ジャパンライフに信用を与え、ほんとうならもっと早く食い止められたかもしれない被害をさらに拡大させてしまったのではないか、ということだ。
大門議員も、このように厳しく追及をおこなった。
「ようするに、ジャパンライフ問題は最初から政官の関与、影響力が延命させてきたわけですけれども、もっともジャパンライフが厳しいときに、最後の荒稼ぎをやろうとしたときに手を貸したのが、この総理の招待状だということになる。これは被害者にとって許せない話だと、私にとっても、これは本当に怒りを感じる話。これは本当に、あとは総理に聞くしかありません」
一体、なぜ安倍首相は山口会長をどんな付き合いがあって「桜を見る会」に招待したのか。しかも気になるのは、被害拡大の危険性が認識されていた悪徳マルチへの立入検査を見送るという“政治的判断”を打ち出した山田課長の存在だ。山田課長は2009年に短期間ながら経産省大臣官房総務課企画官を務めているが、このとき大臣官房総務課長を務めていたのは安倍首相の懐刀である今井尚哉首相秘書官兼補佐官である。果たして消費者庁の人事に、安倍官邸は関与してはいないのか──。
「桜を見る会」を端緒に、またも新たに飛び出した重大疑惑。言っておくが、ジャパンライフ問題は、被害者は約7000人、被害総額は約2000億円で豊田商事事件を上回る巨額の消費者被害といわれる重大事だ。安倍首相をはじめ、広告塔となってきた加藤勝信厚労相や二階俊博・自民党幹事長など、徹底した追及が必要なのは言うまでもない。
(編集部)
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