Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●《愛知県で民主主義の根幹を揺るがす事態が明らかになった。知事のリコールを求めた署名の八割余に無効》…リコールされるべきは?

2021年02月13日 00時00分36秒 | Weblog

[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑]


(2021年02月11日[木])
東京新聞の記事【高須院長「妨害するためわざと書いた人いるかも」…愛知県知事のリコール不正疑い「1人で数十人分の指印」の証言も】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/83609)と、
【社説/リコール不正 誰が、なぜ、を究明せよ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/83718?rct=editorial)。

 《高須克弥院長は一日の取材に「無効な署名には気付かなかった票を増やそうとした人もいるかもしれないが、活動を妨害するため、わざと問題になる署名を書いた人がいるかもしれない」と話した。近く記者会見して見解を示す見通し》。
 《愛知県で民主主義の根幹を揺るがす事態が明らかになった。知事のリコールを求めた署名の八割余に無効の可能性があるという。県選挙管理委員会などは事実関係の徹底究明に全力を挙げるべきだ。同県選管は、「高須クリニック」の高須克弥院長らが大村秀章愛知県知事のリコールに向け提出した署名の約83%に不正が疑われるとの調査結果を公表》。

 このような不正でデタラメなものではなく、真のリコールされるべきは誰だったのでしょうか?
 愛知県の多くの普通の感覚を持った県民は騙されることはありませんでした。《民主主義の根幹を揺るがす事態》で人々を煽り、そこに群がった人々 ――― 当初、そこには政治家の名前もありました。リコールされるべきはそのような人々だったのではないでしょうか? COVID19禍の最中、名古屋市や大阪府・大阪市のその対応は適切だったでしょうか?

   『●リコール対象はコチラなのでは? 大阪市廃止「ト」構想の《関連経費
      として投入された公金は100億円を超える》、さらに公明党と密約
   『●「広域行政一元化」なんて言い始めた《大阪の3バカが活動拠点を
       国政に移せば、日本は目も当てられなくなるだろう》(適菜収さん)
   『●《橋下徹…「万博が実現したのは松井さんの政治力。安倍さんの
     おちょこに酒をついで『(万博は)必要ですよね総理』と口説いた」》

   『●お維大阪「ト」政による医療福祉の削減、大阪市廃止「ト」構想に
      かまけてCOVID19対策を放置…リコール対象はお維だったのでは?
   『●「2,912,628票」「3,661,371票」、ホントに小池「ト」知事でよかった
      の? COVID19禍の年末年始も弱者の支援や相談に応じていたのは誰?
   『●《医療や保健所を削減…ろくに対策もせず都構想住民投票を強行…
     つまり維新による人災》…お維支持者の皆さんは沈黙? お優しいことだ
   『●《吉村洋文…小池百合子…鈴木直道…菅義偉…安倍晋三…「最も評価
     できない政治家」…なら理解できるが、やはり日本は完全に壊れて…》

 「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」での大村秀章愛知県知事の対応はリコールされるべきものではない、とブログ主は思っています。実は、自民党議員時代から大村秀章氏を、ブログ主は全く評価していませんでした。小池百合子「ト」知事と(今回のリコール不正問題でも高須氏に群がった御一人)松井一郎元大阪「ト」知事と並び、三「ト」物語を打ち出した際には、呆れもしました。ただ、県知事としての今回の対応で氏を見直しましたし、この問題で氏を非難するのは完全に間違っていると感じています。

   『●《平和なアジアという井戸…先人の掘った
     井戸の水を濁らせている》人々…企画展「表現の不自由展・その後」を破壊
    《憲法が保障する表現の自由に不寛容な現在の日本の空気を映し出すことに
    《▼名古屋市の河村たかし市長には不快だったようだ。作品の評価は人それぞれ、
     自由である。しかし、芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」会場
     から撤去を要求するのは鑑賞や議論の機会を根こそぎ奪う行為で、
     間違いだった…そして表現の自由は、圧迫にあらがう者がいる限り死なない
     何度でも声を上げよう生きるために。(阿部岳)》

   『●中曽根康弘元首相や「産経のドン」故・鹿内信隆氏らは、
     あの時、何をしていたのか? …《検閲国家》へと一歩一歩
    「21世紀のこの現代に、《検閲国家》とは呆れる。お隣のアジアの
     国々を嗤えない。ヨーロッパの国々から見れば、ニッポンは
     一体どんな国なのか、といったところかな。」

   『●萩生田光一文科相《テロ予告や脅迫で「表現の不自由展」を
     中止させた勢力に加担する行為…表現の自由を圧殺する暴挙》
    「《萩生田氏自身のゆがんだ歴史観や嫌韓感情、憲法が保障する
     表現の自由への無理解…「表現の不自由展」を中止に追い込んだ
     勢力と同じ思想・感情》…《検閲国家》へと着々と。《文化庁の
     補助金7800万円全額》不交付の一方で、アベ様の私的文化的?な
     《安倍総理のサクラになる会》(©小田嶋隆さん、…)には
     《予算3倍…5700万円もの血税》が飲み代へとドブガネ。」

   『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
           公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》
   『●2019年度文化庁映画賞《文化記録映画部門の優秀賞》を受賞
              …三上智恵・大矢英代監督『沖縄スパイ戦史』
    《三上智恵さんは受賞に感謝した上で、
     国際芸術祭あいちトリエンナーレへの文化庁補助金不交付決定に
     抗議の意を表し、撤回するよう再考を求めた

   『●行政改革担当相兼COVID19ワクチン接種担当相の河野太郎氏に、
     大変に名誉なことに、いつの間にかツイッターをブロックされていた…
    《自民党が、SNSの誹謗中傷への対策を検討するプロジェクトチーム
     立ち上げ、座長に三原じゅん子議員が就任した。三原が「インターネット
     上の匿名での誹謗中傷の人権侵害に対して、政治家として動き出します」
     とツイートすると、匿名のアカウントから「あいちトリエンナーレ」の
     「表現の不自由展・その後」の「昭和天皇への侮辱な画像」にも
     対応してくださいとのツイートが寄せられた。三原はそのツイートに
     「本当ですねと返したのだ。そもそも、当該作品は「侮辱な画像」と
     決めつけられるものではないが、三原は、もう早速、あれこれを適当に
     混ぜていた》

 (イカサマ無しの)リコールすべき対象は、お維関係者も含めコチラだったのではないでしょうか?
 日刊ゲンダイのコラム【ラサール石井 東憤西笑/愛知県知事リコール問題 根拠なき反論と迷走を続ける人々】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/284766)によると、《しかしもっと驚いたのは、共に闘っていた河村たかし名古屋市長の記者会見だ。なんと「僕も被害者だ」とのたまったのだからおそれいる。「徹底的に真相を究明する」と言うにいたっては、あまりに気持ちのいいぐらいの小悪党ぶりに言葉が出ない間違えちゃいけないあなたは追及される側だ。前から不思議に思っているのだが、河村氏はコロナ対策も不十分で、なぜ名古屋市民はこの人をこそリコールしないのだろうか。名古屋市民にそれほど愛されているのだろうか。敬愛する西原理恵子さん、そして名古屋市民の皆さま。ご両名を愛しておられるのなら、好き放題させてあげるのも愛かもしれませんが、しっかり目を覚まさせてあげるのも愛だと思うのですが。》
 本当に、そうです。そして、ブログ主も《敬愛する西原理恵子さん》、ご自身が《しっかり目を覚ま》してくれませんかねぇ? 

   『●『遺稿集』読了
   『●『この世でいいちばん大事な「カネ」の話』読了(1/2)
   『●『この世でいいちばん大事な「カネ」の話』読了(2/2)
   『●『おサケについてのまじめな話』読了
   『●「理論社」倒産

=====================================================
https://www.tokyo-np.co.jp/article/83609

高須院長「妨害するためわざと書いた人いるかも」…愛知県知事のリコール不正疑い「1人で数十人分の指印」の証言も
2021年2月2日 15時52分

 愛知県の大村秀章知事のリコール運動で、なぜ無効な署名が八割超もあったのか。運動に携わった人からは、一部でずさんな署名集めがあったとの声が上がる。

  【関連記事】愛知県知事リコール、83%に不正の疑い
  【関連記事】河村たかし市長「僕は被害者、怒りに震える
        愛知県知事リコールで不正の疑い

 リコール推進団体のある関係者は、署名を各地の選管に提出した昨年十一月四日朝、スタッフの一人から「内密に手伝ってほしい」とメールで頼まれ、他の数十人と一緒に名古屋市内のホテルに集められた。そこで「署名に必要な指印がないものはまとめて押す」と言う人や、ホテルを出た後で数十人分の指印を一人で押す人がいた。

 この関係者によると、同一筆跡とみられる署名が多数あり、番地の近い住所が立て続けに書かれていたり、転居した知人の住所が古いままだったりと不自然な署名が目立った

 ボランティアとして運動に参加した尾張地方の自営業の四十代男性は「明確な指示がなく、自分の地元で街頭に立ったのは月に三、四日程度。集まった署名数を聞いて、こんなにあるわけないと思った」と話す。

 運動の発起人となった複数の「請求代表者」は、本紙の取材に「不正な署名集めはしていない」と否定した。ある代表者は「一部の人間が古い名簿などを集め、目の届かないところで書き写したのではないか」と推測する。

 高須克弥院長は一日の取材に「無効な署名には気付かなかった票を増やそうとした人もいるかもしれないが、活動を妨害するため、わざと問題になる署名を書いた人がいるかもしれない」と話した。近く記者会見して見解を示す見通し。
=====================================================

=====================================================
https://www.tokyo-np.co.jp/article/83718?rct=editorial

社説
リコール不正 誰が、なぜ、を究明せよ
2021年2月3日 06時57分

 愛知県で民主主義の根幹を揺るがす事態が明らかになった。知事のリコールを求めた署名の八割余に無効の可能性があるという。県選挙管理委員会などは事実関係の徹底究明に全力を挙げるべきだ。

 同県選管は、「高須クリニック」の高須克弥院長らが大村秀章愛知県知事のリコールに向け提出した署名の約83%に不正が疑われるとの調査結果を公表。地方自治法違反での刑事告発も検討する。

 リコールは同法で定められた直接請求制度の一つである。原則として有権者の三分の一以上の請求で、知事ら公職者の解職を求めることができる有権者にとって強力かつ重要な権能である。

 それだけに、署名の大半に不正が疑われることは前代未聞であり、断じてあってはならない。大村知事が会見で「民主主義の根幹を揺るがす由々しき事態だ」と厳しく批判したのはもっともだ。

 県選管の調査によると、県内六十四の選管に提出された約四十三万五千人分の署名(住民投票実施に必要な法定数は約八十六万六千人)のうち約三十六万二千人分が無効と判断された。一筆の署名に複数の不正が確認されたケースが多く、複数の人が何筆も書いたと疑われる署名が全体の九割もあるほか、選挙人名簿に登録されていない者の署名五割近くあった。

 民主主義の基本は公平な選挙であるそれを補完するのが、住民投票で公職者を解職することもできるリコールだと言える。

 今回の不正は、こうした民主的な制度を愚弄(ぐろう)するものである。県選管などの調査にリコールを推し進めた側が協力すべきであるのはもちろん、告発がなされた場合に捜査機関は、誰がなぜこのような大掛かりな不正をしたか、全容解明に全力を挙げてほしい

 地方自治法は署名の偽造に三年以下の懲役などを科すと定める。公選法による不正投票の罰則と同じであるのは、民主主義を守るうえでリコールに選挙と同等の価値を置くからであろう。

 リコールは、芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で展示された昭和天皇に関する映像作品などを巡る大村知事の対応を問題視して高須院長が主導した。

 展示をめぐり大村知事と対立してきた名古屋市の河村たかし市長は高須院長と街頭演説をするなど強く支援した。河村市長は自身や事務所の関与について「全くない」と否定したが、市議会二月定例会での追及は必至だ。しっかりと説明責任を果たすべきである。
=====================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●《桜を見る会は、事実上の有権者買収》…公職選挙法・政治資金規正法・財政法を無視して国会議員で居続けるデタラメ

2019年12月13日 00時00分16秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]



日刊スポーツの記事【大竹まこと「桜誰も見ていない」田村智子氏と対談】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201912090000652.html)。

 《「大竹まこと ゴールデンラジオ!」…に、「桜疑惑」の火付け役であり、野党追及本部の急先鋒でもある共産党の田村智子参議院議員(54=比例区)が出演し、タレントの大竹まこと(70)、作家の室井佑月氏(49)と激論を展開。「桜疑惑」について「今やっていることは国家の私物化国家まるごと安倍総理が私物化しているに等しい」「民主主義の問題として、これで終わらせていいんですかと問いかけていきたい」と語った》。



【大竹まこと ゴールデンラジオ! 2018年12月09日】
 (https://www.youtube.com/watch?v=tTFuzD8N3P8

 臨時国会終了。予算委員会の集中審議は開かれず…。33分間のアベ様の記者会見では、アベ様は数分の言い訳にもならぬ言い訳を口にし、記者はなんの突っ込みもせず。《メディアコントロール》がしっかりと機能。「1/4」「2/4」の皆さんは、さぞかしご満足でしょうょ。

   『●《オーストラリア各紙は黒塗り紙面で「政府があなたから真実を
       遠ざけるとき、何を隠しているのか?」と読者に問い掛けた》
   『●新聞労連・南彰中央執行委員長による声明【オープンな
     首相記者会見を求める】…「質問をする機会はすべての取材者に…」

 AERAの記事【「桜を見る会」問題の急先鋒・田村智子議員「首相はもう逃げきれない」】(https://dot.asahi.com/aera/2019120900036.html)によると、《桜を見る会は、事実上の有権者買収です。私たち議員が誰一人として有権者のみなさんに無料で飲み食いをさせないのは、直近に選挙があろうがあるまいが、公職選挙法に触れると思っているからです。それをやってしまった菅原一秀前経済産業大臣は辞任に追い込まれました。それぐらい大変な問題です。じゃあポケットマネーならダメで、税金を使えば許されるのか。私は2日の本会議で『事実上の買収だ』と指摘しましたが、総理は何も言わなかった。議事録削除を要請してくるかと思ったんですけどね》。

 醜悪な独裁政権・人治主義国会、与党自公・癒着党お維
 東京新聞の社説【臨時国会閉会 行政監視果たさぬまま】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019121002000152.html)によると、《召集日の十月四日、安倍晋三首相は所信表明演説で「新しい令和の時代にふさわしい、希望にあふれ、誇りある日本を創り上げ、次の世代に引き渡す責任を共に果たしていこう」と呼び掛けた。しかし、今となってはむなしく響く。新しい時代の日本を創り上げるどころか、旧時代の悪弊ともいえる問題が次々と明らかになり、政権側が説明責任を果たしたとは言えないからだ。野党側が当初問題視したのは、関西電力役員らの金品受領や「あいちトリエンナーレ」への補助金不交付、NHKのかんぽ不正報道に対する圧力などだ。これらは原子力政策や表現の自由の根幹に関わる。政権追及が役割の野党と同じく、与党にも国政を調査し、行政を監視する責任がある。しかし、与党が自らの役割を十分に理解しているとは言い難い》。

 《公明党の山口那津男代表の名も…》…やっぱりね。
 日刊ゲンダイの記事【安倍政権中枢総ぐるみ ジャパンライフ汚染議員30人の名前】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265838)によると、《お中元リストには、安倍首相や菅官房長官、麻生財務相のほか、甘利税調会長、世耕参院幹事長、稲田幹事長代行“アベ友”の名前がズラリ政権中枢は総汚染だ。公明党の山口那津男代表の名もあり、元会長がいかに幅広く政界人脈を築き上げていたかがうかがい知れる》。

 中根政人記者による、東京新聞の記事【「桜」名簿 復元指示せず 国会閉幕、首相会見 「改憲、必ずや私の手で」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201912/CK2019121002000132.html)によると、《「内閣府が定められた手続きにのっとって適正に廃棄している」と応じない考えを明らかにした。データ復元も「不可能との報告を受けた」と述べた。名簿が復元できなければ、首相の地元支持者が多数招かれたほか、反社会的勢力も出席していた問題は解明できない。首相自ら問題の幕引きを急ぐ姿勢を示した。(中根政人)》。
 記者会見では、〝犯罪者〟の言い分垂れ流し。なぜ、誰も突っ込まないのか? 

 立法府はこれでいいの? 両院議長や各委員会の委員長は恥ずかしくないの?
 【国会閉幕 「桜」追及は継続 野党、内閣不信任案提出せず】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201912/CK2019121002000124.html)によると、《四十日間の会期延長を大島理森衆院議長に申し入れたが、衆院議院運営委員会で与党の反対で否決された…野党は臨時国会で安倍晋三首相が出席して一問一答で議論する、予算委員会集中審議の開催を求めてきたが与党は拒否》。

   『●「防衛装備移転三原則」と「武器見本市」…《歴代政権が
       踏襲していた武器輸出禁止政策に立ち戻るべき》(琉球新報)
   『●《戦争という名前で他国の人々を殺したことがない》
       『憲法くん』の《未来はわれわれ主権者に託されている》
   『●《現地の慣習や風土、文化を尊重…平和主義を貫いた医師の理念》
       《治安が悪化しても人々を見捨てず、見下すこともなかった》

 〝犯罪者〟に憲法を触らせてはいけない。
 リテラの記事【安倍首相の国会閉会会見に唖然!「桜を見る会」に自分から一切触れず、代わりに「私の手で憲法改正を成し遂げる」と宣言】(https://lite-ra.com/2019/12/post-5135.html)によると、《ついに安倍首相が「桜を見る会」問題について満足な説明もしないまま、昨日、臨時国会が閉会した。これで年越しすれば鎮火するという算段なのだろうが、ひどかったのは、臨時国会閉会に合わせた記者会見。なんと、安倍首相は「桜を見る会」問題について自分からは一言も言及しなかったばかりか、嘘っぱちの成果や勇ましい掛け声ばかりを連発したからだ…「桜を見る会」の説明求める声は無視し、「国民の声は、憲法の議論を前に進めよということ」》…呆れる!

   『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
            公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》
   『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏といった
          安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》
   『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
     政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反
   『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
            公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》
   『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏といった
           安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》
   『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
      政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反
   『●「中止」で幕引き、火消しを図る気、満々…アベ様は
     《ひいては集票が期待できる》ので「桜を見る会」と前夜祭を利活用
   『●《ひいては集票が期待できる》の3乗で《公金による買収》
       …《幕引きは許されない。疑惑解明の始まりにすぎない》
   『●金子勝さん「安倍さん関連は検察も警察も一切動かない」
     「まるで犯罪者集団。泥棒だらけ」「来年は泥棒しませ~ん」
   『●トドメのサクラ…《菅原一秀…河井克行…公職選挙法違反容疑
       …萩生田光一…「身の丈…」…河野太郎…「私は雨男」…》

   『●《在職最長2886日》だってさ! メディアコントロール・
     超監視社会を含め負のレガシー山積という醜悪な長期独裁政権
   『●名門ホテルの誰か…見積書・明細書・領収書をリークして!
     アベ様に地獄に引きずり込まれ、トドメのサクラを刺される前に
   『●トドメのサクラ…「私人」にオトモダチ招待「枠」?
     《政府は「首相夫人は公人ではなく私人」とする答弁書を閣議決定》
   『●アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界において
           功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!
   『●ジャパンライフへの《あからさまな調査潰し》《政治圧力で
      立入検査》潰し…《政治家案件》と認識した上での判断!?
   『●《名簿の保存期間は「一年未満」だというが、その根拠を
       問われると、十月末に改定された規則だという。はあ?》
   『●アベ様に自覚無し…《ジャパンライフ…最後の荒稼ぎをやろう
           としたときに手を貸したのが、この総理の招待状》
   『●アベ様とジャパンライフ山口隆祥氏は《1984年に、当時
      外相だった父・晋太郎氏…を通じて、接点を持った可能性》
   『●アベ様やウルトラ差別主義者らは政治資金パーティーによる
       《荒稼ぎ》…一方、《やはりなかった「前夜祭」の記述》

=====================================================
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201912090000652.html

大竹まこと「桜誰も見ていない」田村智子氏と対談
[2019年12月9日19時22分]

     (大竹まこと(2019年1月10日撮影))

国民の税金を使って安倍晋三首相が主催した「桜を見る会」で次々と疑惑が噴出している中で9日、臨時国会が閉会となった。この問題で首相の説明責任を果たしていないなどとして野党は、内閣不信任決議案提出を検討したが、見送る方針を決めた。

9日、ラジオ文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時~3時30分)に、「桜疑惑」の火付け役であり、野党追及本部の急先鋒(せんぽう)でもある共産党の田村智子参議院議員(54=比例区)が出演し、タレントの大竹まこと(70)、作家の室井佑月氏(49)と激論を展開。「桜疑惑」について「今やっていることは国家の私物化国家まるごと安倍総理が私物化しているに等しい」「民主主義の問題として、これで終わらせていいんですかと問いかけていきたい」と語った。

今国会で予算委員会が開かれていないことについても不信感を募らせた。

「本当にごまかして、すり変えて答えないという態度が本会議の代表質問でも明らか。委員会の3分の1以上の議員が求めた場合は、委員長は委員会を開かなくてはいけない。それでずっと折衝していて、予算委員長(参院予算委員会・金子原二郎委員長)は『予算委員会をやりましょう』って提案した。『ただし総理出席は難しそう』だと話しました」と与野党の折衝の内幕を明かし、安倍首相の予算委出席は、自民党側がどうしても拒否にこだわった「逃げまくり」の姿勢を明かした。

田村氏は、長年多くの一般紙政治部記者が、芸能人や安倍首相の地元支持者がこぞって出席してきた「桜問題」のいびつな構造を報道してこなかったことを反省しているというエピソードも明かした。

ある政治部記者は、田村氏に「自分たちは毎回、桜を見る会を取材して、異様な状態だということを見ていたのに問題だと見抜けなかった。『赤旗』に抜かれて、田村さんが(国会で)質問して報道しなくてはと思った」と、多くのメディアも安倍政権のわが物顔の振る舞いにまひしていた実情を説明した。

田村氏は「それくらい政権チェックの目が安倍政権の7年間で薄められてきた。ここまで民主主義がガラガラと壊された」と強く批判した。

室井佑月氏は「桜を見る会は前から注目していた。田村智子さんの国会での主張はすごい。ツイッターでも田村さんを応援しすぎて、周りから落ち着けって言われています」と明かした。

メインパーソナリティーの大竹まこと(70)は「この問題をテレビ、新聞がどう報じていくかが大事。公職選挙法違反の問題、データの破棄もそう、これ(桜を見る会)は公金を使ってやったこと。この国は三権分立があるんだし、それを機能させてほしい。桜を見る会なのに、桜なんか誰も見ていないじゃない。60番の枠がどんどん増えてきているじゃない」と辛口の見解を展開。「桜を見る」よりも、多くの芸能人を招いて安倍首相の支持者を喜ばせている仕組みの「会」だったことを皮肉った。

この日で国会は閉会となったが、桜問題を最初に提起した田村氏は「民主主義の問題として、これで終わらせていいのかと問いかけていきたい。国会だけでなくいろいろな人に立ち上がっていただきたい」と話した。
=====================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●2019年度文化庁映画賞《文化記録映画部門の優秀賞》を受賞…三上智恵・大矢英代監督『沖縄スパイ戦史』

2019年11月05日 00時00分40秒 | Weblog

[※ 『沖縄スパイ戦史』(三上智恵大矢英代共同監督) (LOFT)↑]



琉球新報の記事【文化庁映画賞贈呈式 「沖縄スパイ戦史」監督2人に賞状 三上氏「お墨付き意外」 大矢氏「歴史伝える」】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1016175.html)。




 《文化庁の2019年度映画賞の贈呈式が28日、東京都のグランドハイアット東京であった。文化記録映画部門の優秀賞に選ばれた「沖縄スパイ戦史」の三上智恵大矢英代の両監督も宮田亮平文化庁長官から賞状を受けた。三上さんは受賞に感謝した上で、国際芸術祭あいちトリエンナーレへの文化庁補助金不交付決定に抗議の意を表し、撤回するよう再考を求めた

   『●大矢英代さん「私たちは、過去の歴史からしか学べません…
               私たちが何を学ぶのかが今、問われている」①
   『●大矢英代さん「私たちは、過去の歴史からしか学べません…
               私たちが何を学ぶのかが今、問われている」②

 大矢英代さんは、《私たちは、過去の歴史からしか学べません…私たちが何を学ぶのかが今、問われている》と言います。《軍の命令で「強制疎開」…結果、風土病のマラリアで3600人もの人が亡くなった…そもそもなぜ米軍が上陸しなかった島々で「強制疎開」なのか》…『沖縄スパイ戦史』。《この歴史を私たちの世代がしっかり伝えることが、二度と同じ悲劇を繰り返さない一歩になると信じている》とも。

 《三上智恵さんは受賞に感謝した上で、国際芸術祭あいちトリエンナーレへの文化庁補助金不交付決定に抗議の意を表し、撤回するよう再考を求めた》。さすが、三上さん。

   『●加害者性と被害者性…「私たち一人一人が被害者となり、
              加害者となり得る戦争。戦争はどこかで今も…」
    「【記憶の澱/NNNドキュメント’17】…。
     《先の大戦の記憶を、今だからこそ「語り、残したい」という人々がいます。
     …心の奥底にまるで「」のようにこびりついた記憶には「被害」と「加害」、
     その両方が存在しました》」

   『●「戦争のためにカメラを回しません。
      戦争のためにペンを持ちません。戦争のために輪転機を回しません」
   『●『沖縄スパイ戦史』(三上智恵・大矢英代共同監督): 
           「「スパイリスト」…歪んだ論理が生み出す殺人」
   『●三上智恵・大矢英代監督映画『沖縄スパイ戦史』…
       「戦争というシステムに巻き込まれていった人たちの姿」

   『●中山きくさん「戦争は体験してからでは遅い」、
       城山三郎さん「平和の有難さは失ってみないとわからない」

   『●「改めて身に迫るのは、軍隊というものが持つ
      狂気性」(高野孟さん)と、いまも続く沖縄での不条理の連鎖
    《マガジン9連載コラム「沖縄〈辺野古・高江〉撮影日誌」でおなじみの
     三上智恵さんが、大矢英代さんとの共同監督で制作した
     映画『沖縄スパイ戦史』が7月下旬からいよいよ公開…
     「軍隊は住民を守らない」…「戦争や軍隊の本質を伝えたい」》。

   『●「安倍政権が旗をふる「極右プロパガンダ映画」が 
      世界中に発信されるという恥ずかしい事態が現実に」!?
   『●『沖縄スパイ戦史』と《記憶の澱》…
     「護郷隊…中高生の年頃の少年たち…スパイと疑われた仲間の処刑…」

    《▼日本軍第32軍の周辺で起きた本島中南部の激戦を「表の沖縄戦」と
     すれば、映画が描くのは北部の少年ゲリラ兵部隊護郷隊」や八重山
     戦争マラリアなどの「裏の沖縄戦」。綿密な取材による証言と資料映像で、
     6月23日以降も続いた遊撃戦の実相をつづる》

   『●自衛隊配備・ミサイル基地建設…『沖縄スパイ戦史』「自衛隊
              …昔と同じく住民を顧みない軍隊の本質」暴露
    「レイバーネット…のコラム【<木下昌明の映画の部屋 243回> 三上智恵
     大矢英代監督『沖縄スパイ戦史』/住民500人を死に追いやった犯罪】」

   『●沖縄デマによる市民の分断: 『沖縄スパイ戦史』の両監督…
               「反基地運動は中国のスパイ」デマも同根
   『●『沖縄スパイ戦史』: 「それまで『先生』と島の人たちに
           慕われていた山下が抜刀した」…「軍隊の本性」
   『●与那国島や石垣島、《沖縄は名護市辺野古だけでなく、
         宮古島もまた国防のために政府に翻弄されている》
   『●沖縄イジメ…《この74年間、沖縄戦以来、陸兵が軍服を
          着て宮古島を闊歩する姿など誰も見たことはない》
   『●《戦争が廊下の奥に立つてゐた》…《そんな時代にしては
          ならない》はずが、癒党お維や与党議員ときたら


 文化庁のWPの【令和元年度文化庁映画賞について】(http://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/eiga/1409747.html)によると、文化庁映画賞受賞は以下の三作品、そして、その贈賞理由。

------ - ------ - ------ - ------ - ------
○文化記録映画部門贈賞理由

『ぼけますから、よろしくお願いします。』監督:信友直子 2018年/102分
老齢化や看護は,誰しもが避けることができない人生の課題である。これは,その試練に淡々と向かい合おうとする家族の物語である。老夫婦の日々は,時に悲しく,時に過酷で,見る人をも辛くさせる。しかし,その試練に黙々と対処する老夫婦の姿に触れている中に,やがてやるせなさや愛おしさを共有し,静かな感動へと誘われていることに気付く。認知症という難しい課題を扱いながら,普遍的な物語へと昇華させた稀有な作品である。
(塚田芳夫)

『沖縄スパイ戦史』監督:三上智恵,大矢英代 2018年/114分
第二次世界大戦の末期,沖縄本島北部へ大本営が送り込んだ陸軍中野学校の青年将校たち。映画は,彼らが十代半ばの少年を組織しゲリラ戦を遂行したこと,スパイ容疑者のみならず,病人や怪我人が足手まといとして殺害されたことなど,当時の生存者の証言や資料を丁寧に掘り起こして敗戦末期の軍隊の恐ろしさを浮き彫りにする。語られることの少ない本島北部の悲劇について,沖縄戦の新たな視点での貴重な記録となっている。
(山田顕喜)

福島は語る』監督:土井敏邦 2018年/170分
原発事故という大きな現実の中で,生きざるを得ない人びとがいる。その人たちは今,何を思い,どうしようとしているのか。映画は14人の声を,丹念に長い時間をかけ記録していく。お互いの信頼関係の中で,人びとは徐々に語りにくかった思いをしずかに,整理するように語る。制作者はその証言に正面から向き合い,そのことで,福島の現実を直視しようとする。この映画はドキュメンタリーの一つの到達点といってよい作品である。
(原田健一)
------ - ------ - ------ - ------ - ------

 文化庁、ほんのちょっぴり見直した。

   『●《失われた古里》、失われた《本来は恵みをもたらす田畑の土》 
                …原状回復して見せたのか? 誰か責任は?
    「《失われた古里》、《もどれない故郷》、失われた
     《本来は恵みをもたらす田畑の土》…原状回復して見せたのか? 
     誰か一人でも責任をとったのか?
     それでも経済産業省は核発電の《維持推進を掲げる》…
     東京電力核発電人災から8年なのに、この体たらくだ
     核発電「麻薬」中毒患者達は、経済性から核発電輸出からは撤退しよう
     としているが、…国内では、核発電所を再稼働し、新規建設をしたくて
     しょうがない訳だ。3.11の核発電人災の反省など一切なし」
    《「福島は語る」という映画…土井敏邦監督が福島県民ら十四人に
     インタビューした記録映画である。そこに杉下初男さんが出ていた。
     杉下さんは石材業を営み、本の中では、飯舘の白御影石は安くて色が
     ブルーなので東京で人気だった、と書いてある。
     映画で杉下家の本当の悲劇は、事故の何年も後だったと知った。
     杉下さんは原発事故のせいとも、放射能のせいとも語っていないが、
     故郷を離れ、避難生活を送ることの厳しさを感じた》

   『●武藤類子さん《沖縄で闘っている人の言葉…「国を相手に
        ケンカしたって勝てない。でも、おれはやるんだ」》
    「レイバーネットのコラム【●木下昌明の映画の部屋 250回/
     原発事故に翻弄された14人~土井敏邦監督『福島は語る』】
     …。《映画は、生活を根こそぎ奪われ、人生を翻弄された
     14人の被災者に焦点を当てている。…暮しの中から被災後の困難を
     浮かび上がらせているのが特徴だ》」

=====================================================
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1016175.html

文化庁映画賞贈呈式 「沖縄スパイ戦史」監督2人に賞状 三上氏「お墨付き意外」  大矢氏「歴史伝える」
2019年10月29日 06:30
文化庁 沖縄スパイ戦史 あいちトリエンナーレ

     (「沖縄スパイ戦史」の文化庁映画賞の文化記録映画部門
       優秀賞受賞で賞状を受ける監督の三上智恵さん(右から2人目)と
       大矢英代さん(右)=28日、東京都のグランドハイアット東京)

【東京】文化庁の2019年度映画賞の贈呈式が28日、東京都のグランドハイアット東京であった。文化記録映画部門の優秀賞に選ばれた「沖縄スパイ戦史」の三上智恵大矢英代の両監督も宮田亮平文化庁長官から賞状を受けた。三上さんは受賞に感謝した上で、国際芸術祭あいちトリエンナーレへの文化庁補助金不交付決定に抗議の意を表し、撤回するよう再考を求めた

 三上さんは、辺野古新基地建設高江ヘリパッド新設など国を批判する作品を制作してきたことから「国の文化庁からお墨付きをもらう日が来るのは意外。私自身は全く反日のつもりはなく、自分の古里を守るのに立ち上がらざるを得ない人の声に耳を傾けるのが私たちの仕事だ」と話した。

 現在、琉球新報海外通信員も務める大矢さんは「駆け足で撮影したのには今の時代に対する危機感があった。この歴史を私たちの世代がしっかり伝えることが、二度と同じ悲劇を繰り返さない一歩になると信じている」と決意表明した。
=====================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●萩生田光一文科相《テロ予告や脅迫で「表現の不自由展」を中止させた勢力に加担する行為…表現の自由を圧殺する暴挙》

2019年10月04日 00時00分23秒 | Weblog


今日の東京新聞』(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/)から、再びすいません、コピペ・マゴビキさせて頂きました。いつも、ごめんなさい。【本音のコラム 「萩生田氏と表現の自由」 前川喜平】(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2019/09/29/083806)。

 《真の理由は、萩生田氏自身のゆがんだ歴史観や嫌韓感情、憲法が保障する表現の自由への無理解にある。彼は、「表現の不自由展」を中止に追い込んだ勢力と同じ思想・感情を持っているのだ》

 東京新聞の記事【表現の不自由展6~8日に 展示内容を変えず再開へ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201910/CK2019100102000142.html)によると、《愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止となった企画展「表現の不自由展・その後」を巡り、芸術祭の実行委員会と不自由展の実行委が三十日、展示再開で合意した。再開日は十月六~八日の間に設定する方向で、双方が今後協議。従軍慰安婦を象徴する少女像などの展示内容を中止前と変えないことを確認した。芸術祭の最終日は十月十四日》。
 徳俵で踏みとどまった…萩生田光一文科相による《文化庁の補助金7800万円全額》不交付の嫌がらせに負けないでほしい。どうせアベ様忖度な「政治判断」しかしない可能性は大ありだが、司法に訴え、憲法が保障する「表現の自由」を破壊する勢力を許してはいけない。

   『●《平和なアジアという井戸…先人の掘った
     井戸の水を濁らせている》人々…企画展「表現の不自由展・その後」を破壊
    《憲法が保障する表現の自由に不寛容な現在の日本の空気を映し出すことに
    《▼名古屋市の河村たかし市長には不快だったようだ。作品の評価は人それぞれ、
     自由である。しかし、芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」会場
     から撤去を要求するのは鑑賞や議論の機会を根こそぎ奪う行為で、
     間違いだった…そして表現の自由は、圧迫にあらがう者がいる限り死なない
     何度でも声を上げよう生きるために。(阿部岳)》

   『●中曽根康弘元首相や「産経のドン」故・鹿内信隆氏らは、
     あの時、何をしていたのか? …《検閲国家》へと一歩一歩
    「21世紀のこの現代に、《検閲国家》とは呆れる。お隣のアジアの
     国々を嗤えない。ヨーロッパの国々から見れば、ニッポンは
     一体どんな国なのか、といったところかな。」

 《萩生田氏自身のゆがんだ歴史観や嫌韓感情、憲法が保障する表現の自由への無理解…「表現の不自由展」を中止に追い込んだ勢力と同じ思想・感情》…《検閲国家》へと着々と。 

 《文化庁の補助金7800万円全額》不交付の一方で、アベ様の私的文化的?な《安倍総理のサクラになる会》(©小田嶋隆さん、https://twitter.com/tako_ashi/status/1178523901380317184)には《予算3倍…5700万円もの血税》が飲み代へとドブガネ。
 日刊ゲンダイの記事【予算3倍の「桜を見る会」 内閣府は取材に“差し控える”連発】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262423)によると、《首相主催の「桜を見る会」の来年度予算が今年度の3倍になることに批判が集まっている。安倍首相のシンパ囲い込みのための数時間の花見に、5700万円もの血税が使われるのだ。ニンジンの皮まで食べて消費増税に備えている納税者が怒るのも無理もない》。
 成田三樹夫さん、《権力にへたへたする役者じゃ意味がない。…バカがどんどん図にのるんだよ、ハハハ》。《どんどん図にの》っている馬さんや鹿さんは、どうやら《役者》や芸能人だけでなく、《安倍首相のシンパ囲い込みのための数時間の花見》という私的行事に血税がドブガネされても《怒る》ことのない方々も含まれそうだ。

=====================================================
http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2019/09/29/083806

             今日の東京新聞
購読している東京新聞の記事を紹介します。読者の応援ブログです。
2019-09-29

     本音のコラム 「萩生田氏と表現の自由前川喜平


本音のコラム 「萩生田氏と表現の自由前川喜平/25面

 萩生田光一文部科学大臣は、あいちトリエンナーレへの文化庁の補助金7800万円全額を交付しないと決定した。この決定は、テロ予告や脅迫で「表現の不自由展」を中止させた勢力に加担する行為であり、表現の自由を圧殺する暴挙だ。文化庁の審査会は一体どんな審査をしたのだろう。宮田亮平文化庁長官は、ご自身が金属工芸の表現者だが、今回の大臣の決定に何らの抵抗もしなかったのだろうか

 不交付の理由として文化庁は「十分な説明がなかった」という手続きの不備を挙げたが、これは口実にすぎない。萩生田氏は「中身については全く関与していない」と説明したが、それはうそだ。本当は「平和の少女像」など展示の中身が気に入らなかったのだろう。しかし、大臣の私的な好き嫌いでいったん採択した補助金の交付を撤回することは許されない

 真の理由は、萩生田氏自身のゆがんだ歴史観や嫌韓感情、憲法が保障する表現の自由への無理解にある。彼は、「表現の不自由展」を中止に追い込んだ勢力と同じ思想・感情を持っているのだ。

 大村秀章愛知県知事は「表現の不自由展」の再開をめざす方針を表明していた。今回の補助金不交付決定に対しては「表現の自由を高らかに掲げて裁判で争う」と言明している。僕は大村知事を支持する。 (まえかわ・きへい/現代教育行政研究会代表)
=====================================================

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする