
にしむらコーヒー本店の横のハンター坂を上っていくと

「ギャラリー島田」があります。その地下一階の広いスペースに片山みやびアトモスフィアが広がっています。


今回も一つ一つの作品にそれぞれの物語を感じました。作品の細部のこまやかな表現からも作者の思いが伝わります。



行きはハンター坂、帰りは一筋となりの雨の北野坂を久しぶりに下りました。



◆シネ・ヌーヴォ名画発掘シリーズ
これまでシネ・ヌーヴォでは上映してこなかった名作・珍品・話題作が新たに蘇ります。上映していない作品、特集していない俳優や監督たち、またベストテンや映画史からは見捨てられた不遇な作品、それでいて必見の秀作群を、毎月一つのテーマに絞って、膨大なフィルムの中から掘り起こしていきます。
今年、デビュー65周年を迎える戦後の日本映画を代表する名女優。父は夭折した俳優・岡田時彦。夫は映画監督・吉田喜重。その美しさ、華やかさとともに、活発でモダンで、涙もろくもクールで、そして可愛くも堂々として、女優という形容そのもの。ヌーヴォ未見の5作品!
1955年/東宝/白黒/109分
監督:堀川弘通/原作:井上靖/脚本:黒澤明/撮影:山崎一雄/音楽:早坂文雄/美術:河東安英
共演:久保賢、鹿島伸哉、久保明、根岸明美、久我美子、木村功、三好栄子、小堀誠
♦来年生誕110年を迎える井上靖の自伝的小説の映画化。小学、中学、高校の3つの時代に出会った3人の女性の思い出を綴る。一途な娘に扮した岡田の真っ直ぐなまなざしが忘れがたい。堀川のデビュー作で、師匠の黒澤が脚本を贈った。
1955年/東宝/白黒/89分
監督:青柳信雄/原作:源氏鶏太/脚本:笠原良三/撮影:芦田勇/美術:北辰雄/音楽:服部良一
共演:小泉博、宝田明、小林桂樹、河内桃子、柳家金語楼、小川虎之介、三浦光子、堤康久
♦海岸沿いのある地方都市で「朝がゆ会」なる青年組織が生まれた。走っておかゆのサービスを受けるのだが、彼らの目的は町一番の美しい娘・岡田に会える事。しかし、彼女には意中の人がいて・・・。若者の恋愛騒動を描いた青春明朗篇。
1961年/松竹大船/白黒/90分
監督:番匠義彰/原作:井上靖/脚本:笠原良三、富田義朗/撮影:生方敏夫/美術:浜田辰雄/音楽:牧野由多可
共演:佐田啓二、岩下志麻、石川竜二、佐分利信、仲谷昇、須賀不二男
◆洋画配給会社の社長・佐田と、戦災孤児を世話する妻・岡田。冷淡な夫に不信を抱きながら、少年へ母性的な愛を注ぎ、人妻を凛と演じる。一方、会社に出入りする翻訳家の娘の岩下は、密かに佐田に思いを寄せ・・・。映画会社が舞台!
1959年/松竹大船/白黒/94分
監督・脚本:大庭秀雄/原作:井上靖/脚本:光畑碩郎/撮影:長岡博之/美術:芳野尹孝/音楽:池田正義
共演:森雅行、高橋貞二、朝丘雪路、伊藤雄之助、渡辺文雄、奈良真養
◆病妻を持つ実業家の森とタイピストの岡田は深い不倫関係に・・・。抑えきれぬ愛情と倫理観のなかで揺れる男女を『浮雲』以来の共演で魅せる文芸ドラマの名篇。互いの幸せをみつめあう二人は、それぞれ雪の八ヶ岳山麓へとたどり着くが・・・。
1962年/松竹大船/白黒/83分
監督:川頭義郎/原作:井上靖/脚本:木下恵介/撮影:荒野諒一/美術:岡田要/音楽:木下忠司
共演:吉田輝雄、田村高廣、佐々木すみ江、加藤嘉、市原悦子、清川玉枝、内藤武敏
◆なぜか岡田には井上原作が似合う?これまた井上靖原作7作目となる『春の雑木林』の映画化。伊豆山麓の村に育った霧子の、貧しく苦難にみちた青春を描きながら、微妙に動いていく女心を叙情的なタッチで追求した女性映画の傑作。
↑枝豆豆腐は枝豆の香りがしっかり残っている。何もかけずにそのまま食べるのが好き。丼の絹さやは水耕栽培の産物。柔らかくておいしい。
ゴーヤちゃんぷるの豆腐は固い島豆腐を使用。やはり一味違う。水茄子もシラスとワカメモズクとミョウガの和え物は日本酒が進む。
「野沢菜ワサビ漬」は初めてだがホッピーに合います。
こんなデカイのでも流木だと!↑この大木はメタセコイヤだそうです。
ご存知アマゾンのやり口。ほとんどが空気の箱を積んで運ぶトラックのガソリンの無駄使いは全世界で見れば膨大なものに。
ここまでになると反社会的集団かアマゾンは? いや段ボール製造業界と石油業界にとっては神様です。
注文した品物はこれです。(アメリカの実例)
カナダの山奥に本当にあるらしい。(これから危険度の高い道路が続くため、速度を落とさせる手段に使っているとのこと)
ビルのどてっ腹を貫く高速道路。大阪市内にあります。JR神戸線から見えます。
この壁に或るものが? 見えない人には見えない。答えは明日。
昨年9月に亡くなった原節子さん追悼特集と、「女優王国松竹」「松竹の監督たち」の2つの側面から42本を一挙上映!
上映作品|上映日程|料金|トップへ ( 赤い文字を クリックするとリンク先へ)
松竹120周年祭、煌めく!日本映画史。時代を鼓舞し続けた名作・娯楽傑作42本一挙上映!!
1895年の創業以来、松竹は歌舞伎をはじめとする伝統芸能とともに、映画事業において日本初のトーキー映画『マダムと女房』、日本初のカラー映画『カルメン故郷に帰る』の製作など、常に新しいことに挑戦し続け、数々の名作、話題作を生み出してきた。松竹創業120周年を記念し、伝統と革新の120年を振り返る特集上映を開催。それはまさに昭和を振り返る日本映画史。戦後の苦しい時代、人々を鼓舞し続けた名作・娯楽傑作、先端のデジタル技術で甦った9本のデジタル修復版を含む42作品一挙上映!!