阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

諏訪・御柱祭    役目終える「神」 前回建てた4本「御柱休め」    信濃毎日新聞

2016年04月24日 | 諏訪便り

 

諏訪大社上社本宮(奥)の鳥居を出て八立神社に向かう「本宮一」の古御柱

 諏訪市の諏訪大社上社本宮で23日、2010年の前回御柱祭で建てた御柱を倒す「御柱休め」があった。江戸時代から同市中洲の中金子区が行うのが習わしで、地元では「古(ふる)御柱祭」と呼ばれている。約200人の氏子が集まって4本を引き倒し、うち「本宮一」の古御柱を区の氏神「八立(はちりゅう)神社」まで曳行(えいこう)した。
  氏子たちは早朝から慎重に作業。「本宮一」「本宮二」は人力で穴を掘って倒した。大勢の観光客が居合わせ、上社側で最も大きい「本宮一」が、ギシギシと音を立てながら少しずつ倒れる様子を固唾(かたず)をのんで見守った。柱の先端に乗った氏子は「七年間ありがとうございました」という垂れ幕を下げた。
 倒した「本宮一」は前方に車輪を付けた上で、氏子全員が綱を引き、御柱祭さながらの曳行を披露。本宮から1・5キロほど離れた八立神社まで無事に引き付けた。残る3本は、24日に曳行する。
 前宮の古御柱は、16日に倒している。本宮と前宮には、諏訪大社御柱祭の上社里曳(び)き(5月3~5日)で新たに御柱が建てられる。役目を終えた柱については6月19日、八立神社で「普通の材木に戻す」神事が行われる。

(2016年4月24日掲載)


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