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阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

循環器内科の月一回の定期検診結果は良好だった。  ささやかに「真澄」で祝杯を上げた。

2025年04月17日 | 身辺あれこれ

2010年の9月に神戸労災病院で冠動脈に二回にわけて合計三個のステントを入れるカテーテル手術を受けて以来 定期検診を受けてきたが

15年前に冠動脈狭窄のため、神戸労災病院で 2回に分けてカテーテル手術を受けた。

 そのおり三つのステントを心臓に入れて以来、ひと月に一度の定期診察と投薬を受けている。現在は四つ目の病院でみてもらっている。

  当時冬場にゴミ出しに行った帰り、家に戻る坂道を上がる途中で何回も心臓が痛く感じ、しばし立ち止まってから家に戻っていたが、

折も折とてそのころ腸閉塞になり、神戸労災病院に緊急入院したおり、退院間際に心臓の検査もしてもらったら、

 3本の心臓を動かす血管が一本は100%、後の2本は70%詰まっていると言われてあせった。

そンな状態でもなんで心臓が動いているのですかと聞いたら、人間の身体はよく出来たもんで 詰まった血管のまわりに毛細血管がにゅるにゅるっとできてきて

それが今はなんとか補完していて平時は何とか持つが、急に運動したり、心臓に負担がかかるようなときはそれでは持たず、アナタは間違いなく急性心筋梗塞であちら行きですよと)。

東京に引っ越してから受診した歩いて行ける近くの病院の医者と気持ちや会話が通じず そこを止して一駅離れた現在の医院に切り替えてもう2年ほどお世話になっている。

 先月の定期検診時に採血した血液検査の結果のシートをもらい説明を受けたが 中の肝臓部門の数値は、

AST 25、 ATL 11、 ɤ―GT 30 と全て基準値範囲だった。

 日頃は家では毎夜の晩酌に焼酎や泡盛、ウイスキーやウオッカ、ジンなど蒸留酒を主として飲み、好きな日本酒やビールの醸造酒は

週に一回ほどにしているのがいいのかもしれませんねと言ったら、医者もそう考えてもいいでしょうねと答えた。

医者から「今飲んでる量を増やさなければ 毎日飲んでも全く肝臓に問題ないですよ」と太鼓判を押されてうれしくなり

思わず「家のものが あれだけ毎夜飲んでいるのに こんなことを言っていますが先生本当ですか?と後で先生に聞きに来るかもしれません」と軽口をたたいてしまった。

 帰宅の途中、「真澄」を全国各地の店に必ず置いているスーパーの「成城石井」に寄り、真澄を一本と酒のアテにする味噌の代わりの赤飯のおにぎりを買って結果を祝いました。

真澄 蔵元 | 宮坂醸造株式会社(信州諏訪 7号酵母発祥の酒蔵)

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 出典:『現代語訳 徒然草』(吉田兼好作、佐藤春夫訳、河出文庫、2004、原版1976)

平 宣時朝臣(大仏宣時)が、老後の述懐談に、最明寺入道北条時頼からある宵の口に召されたことがあったが、

「すぐさま」と答えておいて直垂(ひたたれ=武士の平服)が見えないのでぐずぐずしていると、また、使者が来て「直垂でもないのですが、

夜分のことではあり、身なりなどかまいませんから早く」とのことであったから、よれよれの直垂のふだん着のままで行ったところ、

入道はお銚子に土器を取りそろえて出て来て「これをひとりで飲むのが物足りないので、来てくださいと申したのです。

肴がありませんが、もう家のものは寝たでしょう。適当なものはありますまいか、存分に探してください」と言われたので、

紙燭(ロウソクがわりの一種のたいまつ)をつけて隅々まで探したところが、台所の棚に、小土器に味噌の少しのせてあったのを見つけて

「こんあものがありましたが」と言うと、「それでけっこう」と、それを肴に愉快に数杯を傾け合って興に入られた。その当時はこんな質素なものであったと申された

 

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