阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

昨日のランチは「モロヘイヤカレー」

2013年08月30日 | ある日のランチ
一口食べたとたんモロヘイヤのヌルヌルが口のなかに広がって驚きました。
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ホンダ 「手」  外国でのCM

2013年08月30日 | びっくり画像・映像

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映画「少年H」を見ました。       

2013年08月30日 | 音楽・絵画・映画・文芸

昨日大阪のステーションシティ・シネマで見てきたが、秀作だった。
映画は10数年前から映画館で見るようになったが、上映20分前のチケット売り場で、次の上映回は残席が一番前に5席のみというのは初めての経験だった。

ホン、役者、監督、セット,CG、撮影、時代考証、全てが良かった。

長年映画各社からの映画化の申し入れを断り続けていた原作者の妹尾河童さん。しかし降旗康男監督の要望を受け入れて映画になった。
 おそらく最近の社会の空気の微妙な偏向を感じてのことや、戦災場面のCG技術の進化なども踏まえていると推測する。

少年Hの問いに父親が答える、「あんなあ、新聞はお国の都合の悪いことは書かへんのや。お国に睨まれたら新聞出されへんようになるさかいになあ。」

 この子役たちの演技には括目するしかない。水谷豊も伊藤蘭も脇役だ。

岸辺一徳、国村隼、佐々木蔵之介というおなじみ関西出身役者のよどみない関西弁(神戸弁とはいわない)とその演技。
4日前に見た「終戦のエンペラー」とは雲泥の差の戦争場面の撮影とCG。

真珠湾攻撃に歓呼の声を上げた普通の家庭の親子たち。それが米軍の焼夷弾絨毯爆撃で次々焼殺されていく。

本音を口走っては原田泰造演じる田森配属将校にぶちのめされる妹尾少年。彼は東山魁夷や小磯良平が出た神戸2中に進学したのだが軍事訓練に明ける日々を過ごした。

 少年は終戦を知って思わず叫ぶ「なんやったんや、あの戦争は。なんのためやったんや」

映画館の一番前の席で2時間座ったのは初めての体験でした。しかも米軍機から降り注ぐ焼夷弾とすぐ燃え上がり火の手が上がる日本家屋のシーンが
眼前に展開していきました。音と光と影。総合芸術でもある映画がその気で発信したらこんな映画になる。

 そしてさすが神戸が舞台の映画、ボケとツッコミの笑いもあちこちに仕込んであってなかなかのもんです。

ちなみに池上彰などと同じく長野県松本市出身の降旗康男監督は、高倉健さんと長年コンビを組んできた監督です。こちら
少年Hの公式サイトはこちら

少年Hの予告編。▽クリックでスタート。

「少年H」父親妹尾盛夫役 水谷豊


少年H」観客動員100万人突破 地元神戸が好調

 8月29日 神戸新聞朝刊

 太平洋戦争中の神戸を生き抜いた家族を描く映画「少年H」(10日から全国公開中)の観客動員数が、28日までの全国累計で100万人突破が確実となった。中でも物語の舞台となった兵庫県内の映画館が好調。ご当地のファンが映画のヒットを支えている。

 神戸市長田区出身の舞台美術家妹尾河童さんの自伝的小説が原作。水谷豊さん、伊藤蘭さん夫妻が夫婦役を演じ、降旗康男監督が演出を担当した。

 27日の動員数は全国305館で約2万8千人となり、この日までの18日間で累計98万3千人を超えた。レディースデーを実施する劇場が多い水曜の28日は3万人程度の観客が見込まれ、100万人突破は確実とみられる。

 23日まで14日間の劇場別動員数は、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸が約1万6千人で全国1位、西宮市のTOHOシネマズ西宮OSが約8千人で同5位となり、東京や大阪の大劇場と並ぶ観客を集めた。

同じ降旗監督の作品で大ヒットした昨年の「あなたへ」との比較では、ミント神戸で約7千人、西宮OSでは約600人上回った。

 県内で公開中の12館は、いずれも好成績を挙げているといい、配給元の東宝関西支社の持田幸彦宣伝部長は「原作の妹尾さんが生まれた地元でのヒットはうれしい。素晴らしい作品なので、さらに多くの人に見てほしい」と話している。(金川 篤)

コメント (2)
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