あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

12月定例議会代表質疑

2012-12-10 | 国際・政治

1自民党、我が会派、復興仙台の三会派が質疑しました。

主な項目は、国際センター隣地の旧スポーツセンター跡地にコンベンション施設を整備する件、仙台港高砂公園に水族館を建設するかどうか、市街地再開発事業の今日の状況と宮城県負担分の消滅、防災担当部署と消防局内所管の課題、復興公営住宅の市直接整備分と用地取得手続きの妥当性、復興事業の入札不調対策・受注環境の改善、来年度予算編成の方針と課題、仮設住宅の生活支援状況と充実策、地域防災計画の見直し中間案について、新法施行と仙台市の認定こども園事業、地域と学校の合同防災訓練と防災教育、トンネル事故と本市公共施設等の老朽化対策マネジメント、地方制度調査会の勧告と地方分権改革、消費者教育の充実と環境づくり、通学路の安全対策の早急な確保策、音響装置付信号機の設置の必要性と推進、中小企業の復興と経済施策、敬老乗車証の使い勝手とIC乗車券の早期導入など点が質疑としてありました。

我が会派の渡邉たかのぶ議員は初当選して1年3ヵ月で、会派を代表して質疑に立ちました。会派内で数回の内容調整を行ないました。今後、市議会の若手ホープとなれるよう学習を高めていくことに期待しています。

コンベンション施設は国の理解を得て、土地を無償貸与として施設整備ができることになり急遽、役所内に担当を設けて整備することになりました。民設民営としない理由のやり取りでしたが、現在国際センターを管理している外郭団体のあり方もコンベンション施設整備に合せて再検討が必要です。

水族館については、塩釜、高砂、荒井、長町と情報では4ヵ所が取り沙汰されており、高砂へは一度頓挫経緯があるだけに、何処に選択しその事業採算性と市の関与についてのやり取りでした。地下鉄東西線の整備と復興事業、経済特区申請などの絡みが水族館を回遊しているのです。

また、大震災を教訓とした地域防災計画の見直しは今年度末に決定することになっており時間の制約の中で、議会の議案とはならずに策定作業が進んでいます。本編は400ページを超える大書であり、いかにその計画にある内容の実効性・実行性を確保できるかであり、計画の見直しとともに全市を上げて実践的な訓練環境を充実することが大切です。


平成24年第4回定例議会開会日と総選挙公示日

2012-12-05 | 国際・政治

冷たい雨の中、4日火曜日は議会開会日と衆議院選挙の公示日でした。

定例議会は補正予算案と条例案など43件が市長から提案されました。

補正予算では、集団移転事業費、災害復興住宅の用地取得と建設費、被災宅地復旧工事費、工事遅延による減額補正、また通学路の安全対策工事費などがあります。

条例案等では、六番丁市営住宅の駐車場整備、高齢者の移動の円滑化をおこなう法整備にともなう道路管理などの条例の改正、県道塩釜亘理線のかさ上げ工事の際の環境アセスメントに対する市長の裁量権に関すること、新しくなる泉岳少年自然の家の指定管理者、泉総合運動公園の指定管理者にベガルタ仙台が入る、多賀城市との境界線の確定、田子西など復興住宅の用地取得

加えて、議案ではありませんが、論点となるのは「地域防災計画中間案」について、また高砂公園への水族館の整備予定、高速道トンネル天井壁崩落事故から本市の老朽公共施設の安全点検。

議案審査のため明日から3日間は休会。10日から代表質疑、一般質問があります。

我が会派の代表質疑は今回、渡辺たかのぶ議員、一般質問は小野寺健議員、安孫子、佐藤わか子議員の3名予定です。

Dsc_07091 昼の時間に野田総理が来仙し中央商店街で政策のアピール行動。政党が乱立する今回ですが、3通りに分けられると思います。ひとつは兎に角反対一本槍、ひとつは兎に角主張したい類、そして現実直視の責任負う立場

多数乱立によって選挙に耳目が集まること自体は悪いことではありませんが、ただし現実性に乏しい理想論を振り回して有権者の良心を欺く行為を正さなければなりません。

民主党の公約集は前回は野党の身軽さから耳触りの良いものばかりが並んでいましたが、今回のそれは、私は前回のものより数倍良い内容になっていて期待したいと思います