「ふるさと祭り東京」を視察してきました。1月12日から20日まで東京ドームを会場として開催。全国47都道府県の地元の味がドーム内に集合し、お祭り広場では、仙台すずめ踊り、秋田竿灯祭り、鳥取しゃんしゃん祭、五所川原立佞武多、盛岡さんさ踊り、八戸南部芸能など東北地方の郷土芸能も連日出演。
外は寒風強い中にもかかわらず、会場の通路は満員電車のような多くの人出で賑わっていました。また、会場の一角では、東京五輪招致PRコーナーがあり、アテネ五輪体操金メダリスト水鳥氏の跳馬演技なども行われました。
会場内で特に目を引いたのは、北陸新幹線開業に向けた石川県のブースでした。
土日はさらに大変な人出になるとのこと。全国から人が集まり暮らしている東京では、それぞれ自分の故郷の味と文化を味わえる場を求める層は厚いと思われ、全国博覧会のような企画はヒット続けているとのこと。特に、戦後東京へ移り住んだ集団就職世代が高齢期に入り、東京で故郷に出会える場は求められ、その傾向は昨今ますます強くなっているようです。
東京ドームでのふるさと祭りの盛会は、日本の首都東京の繁栄は、東北をはじめとした全国の地方からの人材によって成っていることを示していました。