難解ですね。競馬予想は難解ですが、今年の高松宮記念は特に難解です。
新型ウィルスコロナ禍が騒がれて、自粛、中止となるスポーツや試合、イベントが相次ぐなか競馬が無観客とはいえ通常どおり施行されていることは有り難いことですね。
冒頭に挙げた難解の意味は、ひとつは馬場状態です。中京競馬場の降雨量がどの程度か、重馬場なのか不良馬場なのかで、好走馬がガラッと変わる。
もうひとつは、1600や1400までしか走ったことがない馬が1200mの高松宮記念に大挙トライしてきたことです。前売り1番人気馬に推されているグランアレグリアは1600の桜花賞馬で前走初の1400阪神カップを圧勝した。
距離短縮は他にヴィクトリアマイルを勝ったノームコア、マイルチャンピオンシップ覇者のステルヴィオ、1400阪急杯2位入線から3着に降着したダイアトニック、他にグルーヴィット、クリノガウディー、ダートG1フェブラリーから転戦してきたモズアスコット。
難解な要因は、鞍上の乗り代わりにもある。前記の1番人気馬グランアレグリアはルメールから池添へ。タワーオブロンドンもルメールから福永に、他にはモズアスコットがルメールからデムーロ、ノームコアがルメールから横山典に。
なんとルメールのお手馬の多いこと。ご存知のようにルメール騎手はドバイでアーモンドアイに乗るために渡航して、開催中止になり帰国したが政府やJRAの要請により2週間の自宅謹慎となった。
グランアレグリアは1週前の登録から池添だったが、タワーオブロンドンはヒューイットソンだつたのが福永に。ダノンスマッシュは一旦は三浦に決まっていたのが、ドバイ中止で主戦川田に手戻りとなった。初G1を密かに狙っていた三浦には気の毒なことになった。急な決定だったので中京遠征を決めてしまっていたようだ。
高松宮記念のポイントは、距離短縮や騎手の乗り代わりと馬場状態の他にも、枠順の差が大きいと思う。
少し長くなったので
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