ひさしぶりに鉢伏山でエコツアー体験。
11月になって、急に寒くなりました。山は急ぎ足で冬になっていきます。
※エコツアーはインタープリターの案内で森を散策します※
ブナの森は、たくさんの落ち葉で、ふかふかです。長靴がかくれます。
専門家によれば、ここのブナ林は、むかし人の手により伐採されたようなので、
奇妙な形の木が多い、ということです。切り株から新しい枝が出て四方に広がったり、
木の根っこが他の木にまたがったり、倒れて半分腐った木も、ちゃんと葉をしげらせていたりします。
前回は平坦なところだけで楽しみましたが、
今回は「水源を見る」ので、そこへ向かって山を下りて行きます。
インタープリターの案内でどんどんくだって行きます。
途中、環境の違いでの木の様子など、教えてもらいます。
説明があると、自分だけ歩いていても気づかないことを知ることができます。
ここが、水源です。
案内があるので、すぐにわかりました。きれいな湧水です。
水源の周辺には、ミズゴケやキノコなどが群生しています。
きれいです。みんな撮影に必至です。それぞれの接写機能をフル活用ですが
なかなかうまく撮れません・・・特に私ですけど。
川沿いにもっとくだって行きます。途中根っこが丸見えのブナの木を発見。
おぉ~川らしくなっています。せせらぎが聞こえます。
でも、私たちが川を下ってきたので、水を濁らせてしまいました。
ここまでずっと何回もチャレンジして、ようやくミズゴケ撮れました。
わりと水深あります。と言っても数センチだけど。
この木は「やまびこの木」と命名されています。
およそ150年くらいの樹齢のようです。
“この木に登って「ヤッホー」というと、いいこだまが返ってくる”
インタープリター談
これは「顔の木」らしいです。
うちの龍さんに似ていると私は思ってます。
ここから、徐々にもとの場所に戻っていきます。
出発地点まで、戻り、休憩です。
自分の木を見つけて10分程度休んだり、自由にくつろいでいます。
私は前回登った自分の木にもう一度登りました。
「ヤドリギ」発見。
ヤドリギは他の木に生える植物で、1年に1節しか伸びないので
これは2節。2年だと思われます。
ちなみに、欧米では、クリスマスの日にヤドリギの下でキスをすると、
永遠に結ばれると言う言い伝えがあるようです
花言葉は「私にキスしてください」(英)、「危険な関係」(仏)、
日本は、「困難に打ち勝つ、忍耐強い、征服」
・・・うぅぅ、まるきりイメージ違います・・・
↓下を見てます。木登り中です。
休憩中にインタープリターさんが、コーヒーを入れてくれました。
山の中で飲む、本格コーヒーです。ごちそうさまです。心も体も温まりました。
今日はなんとかお天気が持ち、立山連峰まで望めました。ラッキーです。
鉢伏山で拾ってきました。おみやげ↓です。
ブナの落ち葉、鞘、ブナの種(▲)、どんぐりです。
山の中で過ごす時間は、なんでかすぐ童心にかえれます。
木を見ても葉やコケやキノコを見ても、わくわくして楽しい。
長靴をはいて、モフモフの森にどんどん入ります。
心ゆったり過ごす能登時間。
そんな奥能登「鉢伏山」のエコツアーは基本いつでも体験可能です。
春夏秋冬、季節ごとに楽しめます。
能登エコツーリズム協会
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