二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


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考えると、知らなかった番組だ。

2016年03月07日 02時31分39秒 | ニ言瓦版
知らなかった。
いろいろ、番組があるが、民放の番組など、見ないで、
NHKの番組みるのが、勉強になる。
朝からNHKで、見て、いろいろ、参考になると、
馬鹿も賢くなるかもしれない。
賢いしとも、馬鹿だったと、思うかもしれない。




「書棚でほこりをかぶってひっそりと置かれているような昔の名著に光を当て、現代によみがえらせているテレビ番組がある。NHKEテレで放送中の「100分de名著」(毎週水曜午後十時)。古今東西の名作の中に生き方のヒントを見いだすような内容が好評で、扱った本が突然のブームになることも。放送五年、紹介した名著は五十冊を超えた。 (中村陽子)
 <自分を嫌う人がいるということは、自分が自由に生きていることの証し>。講師を務める哲学者の岸見一郎さんの言葉に、進行役の伊集院光さんが深くうなずく。「もし周りがありのままを受け入れてくれたら、信頼がより厚くなりますねぇ」
 二月放送分、五十一冊目に選ばれた心理学者アルフレッド・アドラー著「人生の意味の心理学」の解説でのやりとりだ。アドラーの本は、数年前から易しい解説書がベストセラーになっていたが、この放送がブームに拍車を掛けている。番組テキストも異例の売れ行きで、アドラーのものは十九万部を超えた。
 番組は二〇一一年三月三十日にスタート。毎月、第一線の研究者を講師に迎えて一回二十五分、全四回の計百分で名著の読み解き方を教える。題名だけ知っていたような本でも、放送を見るだけで「読んだ気分」になれるのが特徴だ。「アンネの日記」や「般若心経」などの回では新しい読み方が示され、とりわけ反響が大きかった。NHKオンデマンドでの視聴が常にランキング上位で、見逃した回を追い掛ける熱いファンも多いという。
 三月はスペシャル版として、没後二十年となる司馬遼太郎さんの著作四冊を解説する。講師を務める歴史家の磯田道史さんは視聴者としても番組をよく見てきたという。「昔の書物でも常に今をどう生きるかに焦点を当てているところがいい」。教える側になってみると、一冊の本をたった二十五分で伝えることは「恐ろしく難しい作業」と苦笑するが、「中高生の皆さんでも分かるよう心掛けた」と話す。
 こつこつと良書を手掛けてきた出版社にとっても、番組の存在は大きい。取り上げられた作品が多くそろう角川ソフィア文庫の担当者は「放送後は、店頭での売れ行きがそれまでの十倍になることもある。一度読んでみたかったという読者の興味を確実に引いている」と明かす。本の面白い部分を引き出す手法は、編集者としても感心することが多いという。「コンテンツの届け方として非常にうまい。こういう読み方があるんだと気付かされる」
 番組をきっかけに新たな本が生まれたこともある。日経BP社の編集者は一一年、アラン著「幸福論」の放送を見て、新訳を企画した。「番組テキストだけでなく、アランの他の著作も一気に書店でランキング入りしていた。潜在的な読者がこんなにいるなら、易しい翻訳があれば、さらに読まれるだろうと思った」。翻訳者の村井章子さんによる新訳をネットサイトで連載。一四年に単行本として売りだした。放送から少し時間がたったが、連載時から熱心な読者がつき売れ行きは好調という。「震災後はビジネス書でも単純な成功のノウハウを書いたような本は売れず、より深いものが求められているのを感じる」
 人生に迷う現代人の心に、名著の言葉が響いている。
◆「若者に見てほしい」 秋満吉彦プロデューサー
 二〇一四年から番組を担当するプロデューサーの秋満吉彦さんに聞いた。
 -番組の狙いは。
 定年退職した世代の学び直しの機会にという発想で始まったが、単純な教養ではなく、現代にどうつながるかを考えて作ってきた。世の中で起きていることのほとんどは既に名著に書かれている。歴史の荒波を超えてきた普遍性があり、今の人に響くメッセージも必ずある。
 -現代につながるとは。
 たとえば昨年は安保法制をめぐって学生たちのグループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」が発足するなど、若い世代の政治意識の高まりを感じた。そこで社会参加のヒントを得られる本としてサルトル「実存主義とは何か」を紹介した。小泉八雲の「日本の面影」を取り上げたのは排外主義的な風潮に対して。日本礼賛の本と思われがちだが、実は異質な文化に向き合う姿勢を教えてくれる内容。
 -どういう人に見てもらいたい?
 もっと広く、とりわけ若い人たちに見てもらえれば。すぐに就職に役立つのでなくても、名著はものの見方、考え方を教えてくれる。社会がおかしい方向に行った時にチェックできる目を培ってもらいたい。そういう願いを込めて作っている。
 -「読んだ気分になる」だけでもいい?
 番組を見て興味を持った人には、ぜひ原典を読んでみてほしい。本人の文体で味わうと、より奥深い理解が得られるはず。活字文化を応援したい気持ちもある。
◆番組で取り上げた主な名著◆
ニーチェ「ツァラトゥストラ」
孔子「論語」
ドラッカー「マネジメント」
アラン「幸福論」
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
フランクル「夜と霧」
鴨長明「方丈記」
サンテグジュペリ「星の王子さま」
「般若心経」
ドストエフスキー「罪と罰」
フロム「愛するということ」
柳田国男「遠野物語」
アンネ・フランク「アンネの日記」
洪自誠「菜根譚」
小泉八雲「日本の面影」
サルトル「実存主義とは何か」
アドラー「人生の意味の心理学」」



この本、読んだ本、数個しかないのが現実。
いや、読んでない人が、多い。
方丈記、銀河鉄道の夜、星の王子さま、罪と罰は、アンネの日記、知る、読んだことあるが、
知らない人は、この世の意味も、解るか、知らないでいるのかもしれない。

般若心経は、仏教の宗派によるが、意味は、知らないで、唱えているかもしれない。


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