西日本新聞のコラムは、いい。
「進むときは、人任せ、退くときは自ら決せよ。」か。
退く、やめるときは、居座っているより、辛いかもしれない。
「きのう触れた司馬遼太郎さんは幕末の長岡藩家老河井継之助を小説にした。最後のサムライともいわれる継之助は現代にもファンを持つ
▼こんな言葉も残した。「進むときは人任せ、退くときは自ら決せよ」。共感する人が現代にもいるのは「自負と使命感が共鳴しているからだ」と、「人物をつくる『けじめ』事典」(斎藤茂太監修、和賀叡良構成、中経出版)は言う
▼こうも言う。「自負と使命感があるために出処進退をきれいにする者がある」。かと思えば「自負と使命感があるために出処進退を誤る者がある」。差はわずかのようでも「埋めようがなく深い」
▼一例を全日本柔道連盟の上村春樹会長に見る。女子選手へのわいせつ行為や助成金の不正受給問題など、組織内で不祥事が絶えない。人心一新して出直すしか道はないように見える。それでも「改革をやりきることが私の使命」と続投を表明した
▼日本野球機構の加藤良三コミッショナーの場合はどうか。本塁打が急に増えた裏にあった「飛ぶボール」への変更を、機構側は隠してきた。選手は怒り、ファンはしらける。なのに加藤氏は「私は知らなかった」「不祥事ではない」などと語った
▼選手とファンを大規模に欺くのは不祥事の最たるものだろう。これまでも指導力には何度か疑問符がついた加藤氏には、そもそも使命感は希薄だ。保身に忙しそうな人には、けじめの問題を持ち出すのもむなしい。
=2013/06/14付 西日本新聞朝刊=」
外務官僚の経験は、居座ることしか、知らなかったのかもしれない。
責任者は、誰もないという公務員の責任の回避が、仕事なのかもしれない。
漫才師の「人生行路」の漫才を見たくなった。「責任者出てこう」いう言葉を思い出す。
出てこないのか、元外務官僚は、先輩から、責任の取り方を教えなかったのかもしれない。
柔道も、運動より、学問、責任感と、不祥事しない、教育が、ないのかもしれない。
不祥事を起こすと、普通は、やめるが、責任は、職を失う。
浮浪者、浪人、犯罪者になるというのは、底辺知らないのかもしれない。
奉仕活動、刑務所の慰問でも、柔道は、必要かもしれない。
地域の清掃、地域の警備、公衆トイレの掃除ぐらい、柔道には、必要かもしれない。
「進むときは、人任せ、退くときは自ら決せよ。」か。
退く、やめるときは、居座っているより、辛いかもしれない。
「きのう触れた司馬遼太郎さんは幕末の長岡藩家老河井継之助を小説にした。最後のサムライともいわれる継之助は現代にもファンを持つ
▼こんな言葉も残した。「進むときは人任せ、退くときは自ら決せよ」。共感する人が現代にもいるのは「自負と使命感が共鳴しているからだ」と、「人物をつくる『けじめ』事典」(斎藤茂太監修、和賀叡良構成、中経出版)は言う
▼こうも言う。「自負と使命感があるために出処進退をきれいにする者がある」。かと思えば「自負と使命感があるために出処進退を誤る者がある」。差はわずかのようでも「埋めようがなく深い」
▼一例を全日本柔道連盟の上村春樹会長に見る。女子選手へのわいせつ行為や助成金の不正受給問題など、組織内で不祥事が絶えない。人心一新して出直すしか道はないように見える。それでも「改革をやりきることが私の使命」と続投を表明した
▼日本野球機構の加藤良三コミッショナーの場合はどうか。本塁打が急に増えた裏にあった「飛ぶボール」への変更を、機構側は隠してきた。選手は怒り、ファンはしらける。なのに加藤氏は「私は知らなかった」「不祥事ではない」などと語った
▼選手とファンを大規模に欺くのは不祥事の最たるものだろう。これまでも指導力には何度か疑問符がついた加藤氏には、そもそも使命感は希薄だ。保身に忙しそうな人には、けじめの問題を持ち出すのもむなしい。
=2013/06/14付 西日本新聞朝刊=」
外務官僚の経験は、居座ることしか、知らなかったのかもしれない。
責任者は、誰もないという公務員の責任の回避が、仕事なのかもしれない。
漫才師の「人生行路」の漫才を見たくなった。「責任者出てこう」いう言葉を思い出す。
出てこないのか、元外務官僚は、先輩から、責任の取り方を教えなかったのかもしれない。
柔道も、運動より、学問、責任感と、不祥事しない、教育が、ないのかもしれない。
不祥事を起こすと、普通は、やめるが、責任は、職を失う。
浮浪者、浪人、犯罪者になるというのは、底辺知らないのかもしれない。
奉仕活動、刑務所の慰問でも、柔道は、必要かもしれない。
地域の清掃、地域の警備、公衆トイレの掃除ぐらい、柔道には、必要かもしれない。