一年過ぎて、繁栄する。
朝ドラの視聴率がいいと、効果がある。
「広島県竹原市の2015年の観光客数は、前年から10・3%増の131万人で過去最高だったと市が発表した。
同市が舞台となったNHK連続テレビ小説「マッサン」やアニメ「たまゆら」の効果に加え、<ウサギの島>としてインターネットなどで人気を呼ぶ大久野島で外国人客が急増したことが要因という。
一番人気は同市本町周辺の「町並み保存地区」。江戸~昭和時代に建てられた屋敷や町家が残り、5ヘクタールが国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。マッサンのモデルとなったニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝の生家が現存し、周辺でロケが行われた。たまゆらでも町並みや店が登場した。
施設利用者などから推計した同地区の観光客数は54万人と、前年から約11万人(25%)増えた。5年前まで20万人弱で推移していたが、10年に初のDVDなどが発売されたたまゆらの効果で翌年に30万人を一気に突破し、増加が続いている。
大久野島は25万人で前年から36%増加。特に外国人は1万7215人と前年(5564人)の3倍、13年(378人)に比べると46倍にもなった。13年頃から外国人の間で、多くのウサギとふれあえるとしてインターネットで取り上げられ、人気が広がったという。
ただ、昨年3月に放映が終わったマッサンに続き、たまゆらも完結編の最終部が4月から全国で順次公開されている。
市産業振興課は「今年は町並み保存地区の観光客の伸びは鈍化するだろう」と予測。大久野島を訪れる外国人客らの同地区への誘致を狙い、ウェブサイトの刷新などを計画している」
酒と、ウイスキーと広島、そうかもしれない。
朝ドラの視聴率がいいと、効果がある。
「広島県竹原市の2015年の観光客数は、前年から10・3%増の131万人で過去最高だったと市が発表した。
同市が舞台となったNHK連続テレビ小説「マッサン」やアニメ「たまゆら」の効果に加え、<ウサギの島>としてインターネットなどで人気を呼ぶ大久野島で外国人客が急増したことが要因という。
一番人気は同市本町周辺の「町並み保存地区」。江戸~昭和時代に建てられた屋敷や町家が残り、5ヘクタールが国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。マッサンのモデルとなったニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝の生家が現存し、周辺でロケが行われた。たまゆらでも町並みや店が登場した。
施設利用者などから推計した同地区の観光客数は54万人と、前年から約11万人(25%)増えた。5年前まで20万人弱で推移していたが、10年に初のDVDなどが発売されたたまゆらの効果で翌年に30万人を一気に突破し、増加が続いている。
大久野島は25万人で前年から36%増加。特に外国人は1万7215人と前年(5564人)の3倍、13年(378人)に比べると46倍にもなった。13年頃から外国人の間で、多くのウサギとふれあえるとしてインターネットで取り上げられ、人気が広がったという。
ただ、昨年3月に放映が終わったマッサンに続き、たまゆらも完結編の最終部が4月から全国で順次公開されている。
市産業振興課は「今年は町並み保存地区の観光客の伸びは鈍化するだろう」と予測。大久野島を訪れる外国人客らの同地区への誘致を狙い、ウェブサイトの刷新などを計画している」
酒と、ウイスキーと広島、そうかもしれない。