二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


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最近、読まないから、見るか。駅。

2016年12月21日 04時25分57秒 | ニ言瓦版
最近、R25、駅で、読まないから。
見るも、過去も、面白い。



「口絵理子氏 “ゼロイチ”段階マネジメントはアツさで
24歳の時に海外で裸一貫から起業した、マザーハウスの山口絵理子氏。創業10周年を迎えた今も世界を回り、各国に新たなビジネスの拠点をつくり続けている。



発展途上国でバッグやアクセサリーをつくるマザーハウスは、現在4カ国で生産を行っている。途上国でのプロジェクト立ち上げにはいくつものハードルがあるはずだが、どのようにクリアしてきたのか。デザイナーと経営者を兼任する山口氏に、“ゼロからイチを作るフェーズ”のためのマネジメントを語ってもらった。


●明確なゴールもないなか、職人を探すために現地で「聞き込み調査」

バングラデシュ、ネパール、インドネシア、スリランカ…。これまで様々な国でビジネスを立ち上げてきた山口氏。著書『輝ける場所を探して 裸でも生きる3』では、インドネシアで手がかりゼロの状態から職人を探しはじめ、ジュエリー生産のプロジェクトを立ち上げた経験をつづっている。

「インドネシアのお土産屋さんで見つけた、フィリグリーという線細工のジュエリーに興味を持ったので、まずは職人さんに会ってみたいと思ったんです。でも、お土産屋さんはビジネスのジャマをされたくないから、紹介してくれなくて。仕方ないので、『銀職人さんを知りませんか?』って聞き込み調査をしながら、いろんな集落を回ったんです。結局、いま一緒に仕事をしている職人の方を見つけるのに半年くらいかかっちゃいました」
その後、職人たちと試行錯誤しながら、なんとか日本人の好みに合う商品を作り上げる。このように、ゴールの見えないチャレンジに人を巻き込んでいくために必要なこととは?

「何か新しいことを始める時、『渦巻きの中にいる、アツい人』が必要だと思っていて。そういう人がいないと、なんとなくみんな冷めてきて、なんとなく終わっていく。そんなプロジェクトが世の中にたくさんあると思うんですよ。私はその“渦の中のアツい人”になる、ということを心がけてます。

インドネシアの職人さんも最初は全然乗り気じゃなかったんですけど、『よくわからないけど、ジュエリーづくりに燃えてる日本人が来た』って刺激が重要なんです。通い詰めて『日本からわざわざ何回も来る変なヤツだな』『言葉も覚えはじめたぞ』って思われることで、だんだん手を動かしてくれるようになるんですね。作業のお願いを断られても、『私はこうしたほうがいいものができると思う』とかいろいろ言ってみてトライしていくと、一緒に頑張ってくれるようになっていくんですね。

立ち上げの時って、誰も明確なゴールを描けていないし、みんな腑に落ちてない。その状況でも、なんとか手を動かしていくんです。このジュエリー作りでは、結局30種類も発売したのに、今も残ってる最初のデザインは5つだけ。失敗もあるけど、とりあえずやってみるしかないんです」

●見捨てられていたモノが輝く瞬間 そのために働く!

また、すぐに意見し合える距離で仕事をすることがプロジェクトの成否に大きく関わるという。

「イメージを作るデザイナーと、技術を持った職人の掛け算で生まれる価値は、無限大です。でも、ほんのちょっとしたすれ違いで残念な結果に終わってしまうものが、世の中にはたくさんあると思うんですね。素晴らしいイメージがデザイナーの片思いで終わってしまったり、逆に職人さんのすごい技術が活かされなかったり…。日本の伝統工芸を見ていて『あと少しだけ削ぎ落としたデザインだったら良いのにな』と思うことも多いです。

そうならないために、ほんのちょっとの思いつきを提案したい。海外から電話やメールで伝えるよりも、職人さんと一緒にいて話したいんです。そのために、作業に必要な現地の言葉もできるだけ覚えますよ」

創業から10年経っても最前線で走り続ける山口氏。そのモチベーションはどこから生まれてくるのだろうか?

「発展途上国で、何か新しいものが生み出されていく光景を見るのが好きなんです。今までは見捨てられていたモノや人を見つけて、みんなでギャーギャー言いながら何かを作り上げて『ほら、できたじゃん』っていう瞬間。そして出来上がったものや職人さんが、スポットライトを浴びる。この会社をやっていて、一番うれしくて、やりがいを感じる瞬間です。そんな場所に自分も居合わせたいと思うんです」

途上国で一緒に働く人たちと、できるだけ多くの時間を過ごすこと。それは、ビジネス成功の可能性を高める条件でもあり、山口氏が仕事をする理由そのものでもあったのだ。」



いろいろ、やっている人いるのか。

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