「線路で動けなくなっていた夫婦の命を救いました。先月、海田町での出来事です。駆けつけたのは、来日したばかりの3人のネパール人留学生でした。
「早く!早く!」 線路内で動けなくなった夫婦 命を救ったネパール人留学生
ネパール人の留学生、サチンさん(23)、スマンさん(23)、ニラズさん(23)です。
日本語を学ぶために来日し、ことし5月9日、海田町の専門学校に入学しました。
「漢字が面白いです生活も面白い」 新型コロナで入国が制限されていたため、2年越しの念願がかなった留学です。学校に通いながら、深夜のアルバイトを学費にあてています。
入学から1週間後。サチンさんとニラズさんは寮の近くにある公園にいました。その時、切羽詰まった女性の声が聞こえてきました。
ニラズさん 「あそこに2人いて、助けて、助けてと」 「彼女は泣いていた夫の背中を押していた」 公園のすぐそばの線路のうえで、70代の夫婦が動けなくなっていたのです。
踏切からは少し離れた場所で、妻は、泣いて「助けて」と言いながら認知症を患っている夫の背中を押し、線路の外へ戻るよう促していました。
日本語学校の教員 「サイレンもなってきて緊急なタイミングだから自分が危険だとか何も考えずにとにかく走らなきゃと」
サチンさん 「ニラズさんと私一緒にランニング」 2人はすぐさま夫婦のもとに走りました。
その途中、偶然通りがかったスマンさんも助けに加わります。
サチンさん ニラズさん 「ここからピンポンピンポン(遮断機の警報が)なった」 「電車が見えたから早く早くと言って引っ張った」
しかし、電車はすぐそこまで迫っていました。
電車が迫ってくるのが見えたスマンさんは、線路の脇に入るよう指示しました。 スマンさん「チト!チト!エタ! 早く、電車来ますから」 その直後に電車が通過。夫婦は無事に歩道に戻ることができました。 妻は留学生に感謝を伝えた後、夫婦で歩いて帰ったといいます。
高齢夫婦の命を救ったとして、3人は海田警察署から感謝状を贈られました。 新畑英樹署長 「あなたたちの行動に敬意を表します。ありがとうございました」 来日して間もなく夫婦を助けた3人。
「感謝状を貰えるとは思っていなかったので、驚いている」と緊張した様子で話しました。
ニラズさん 「日本人を助けることができ誇りに思う」 3人はこれから2年間日本語を勉強する予定です。さらに日本の大学で学んだ後、日本のホテルや自動車関連会社で働くことが夢だと話しています。」
何か、日本人より、留学生のが立派。
いや。日本は、移民、いや、日本人、増やさないのか。
酷い日本人ばかり、増えて、海外から来る、留学生が、日本人になるがいい。
日本で生活すると、日本人と、同じ、問われるな。これから、
日本人が減る。