昔の思考だ。
失態だ。
遺産の管理、無視した、行為。
昭和の思考で、50年は、劣化するは、人の50歳で、見られない、劣化、歳になる。
「壁画は現地で保存されることになり」が、失敗。
昭和のバカな、組織の失態。
「高松塚古墳 「飛鳥美人」発見から50年 壁画描かれた石材が劣化
2022年3月21日 5時30分
奈良県明日香村の高松塚古墳で極彩色の壁画が見つかって21日でちょうど50年です。
かびなどで劣化した壁画の修復が進む一方で、壁画が描かれた石材自体の状態が悪化するおそれもあり、維持管理への取り組みはさらに続くことになります。
かびなどで劣化した壁画の修復が進む一方で、壁画が描かれた石材自体の状態が悪化するおそれもあり、維持管理への取り組みはさらに続くことになります。
7世紀末から8世紀初めの飛鳥時代に造られた高松塚古墳は、「飛鳥美人」として知られる極彩色の壁画などがちょうど50年前に発見され、考古学ブームを巻き起こしました。
しかし、大量のかびの発生や修復のために使われた薬剤の影響などで劣化が急速に進み、15年前に古墳の石室は解体され、壁画の描かれた石材は700メートルほど離れた仮の施設に運び込まれました。この施設はかびの生えにくい温度と湿度に設定され、文化庁は、修復作業の結果、黒ずみの目立った壁画は一定程度鮮明さを取り戻せたとしています。
その一方で、新たな課題となっているのが、壁画の描かれた石材の劣化です。
少なくとも天井や北壁などの6つの石材で、合わせて12か所のひびが確認され、このうちの5か所は、仮の施設に移動させたあとに広がっているおそれのあることが文化庁への取材で分かりました。
石材に含まれる水分の変化や、みずからの重みによって次第に広がったとみられ、文化庁は周囲から固定したりセンサーで監視したりして、ひびの状況を慎重に見守ることにしています。
文化庁古墳壁画室の森井順之文化財調査官は「ひびが進む方向によっては壁画への影響も想定される。高松塚古墳は国民の財産なので、長く残せるよう細心の注意を払っていきたい」と話しています。
「世紀の大発見」 未来に残すための取り組み続く
高松塚古墳の極彩色の壁画は、50年前の1972年3月21日に奈良県立橿原考古学研究所や関西大学などが行った発掘調査で発見されました。
石室の内部には「飛鳥美人」と呼ばれることになる鮮やかな色彩の女子群像や、「玄武」、「青龍」といった方角の守り神などが描かれていました。
極彩色の古墳壁画の発見はそれまで国内では例がなく、テレビや新聞で「世紀の大発見」として大々的に報じられて、空前の考古学ブームを巻き起こしました。
壁画は現地で保存されることになり、1976年には石室の内部の温度や湿度が変わらないように調節するコンクリート製の設備が設けられて文化庁が管理に当たりました。
しかし大量のかびが発生したうえ、除去のために使われた薬剤の影響もあって、方角の守り神「白虎」の描線がほとんど見えなくなるなど壁画に大きな影響が出ていたのに公表は行われず、文化庁の姿勢に大きな批判が集まりました。
こうした経緯から、専門家などが参加した検討会が開かれ、文化庁は壁画を劣化から守るために現地保存の考え方を改めて、石室の解体に踏み切ることを決めました。
解体された石材は700メートルほど離れた仮の修復施設に運び込まれ、それ以来、壁画は10年余りにわたってかびや汚れの除去などが慎重に進められてきました。
しかし、この間に石材の一部のひびが広がっているおそれのあることが分かり、強度の低下が懸念される状態となったことから、さらに安定した環境でメンテナンスを行える新たな施設を設置することが今月17日に決まりました。
文化庁はこの施設について8年後の完成を目指すとしています。
かけがえのない高松塚古墳の壁画を未来に残すための取り組みは、さらに続くことになります。
文化庁「壁画の謎に調査の手が及ぶことに」
高松塚古墳の石室は、南北の長さが2メートル60センチ余り、東西の幅が1メートル余り、そして高さは1メートル10センチ余りと狭く、内部はしっくいなどで白く塗られていました。
東の壁には人物群像や方角の守り神の青龍、西の壁にも人物群像や白虎、北の壁には玄武が描かれていました。
このうち、西壁の女子群像は、赤や青、黄色の色鮮やかな衣服を身に着け、「飛鳥美人」と呼ばれて広く親しまれてきました。
こうした壁画は、岩を砕いて作る顔料で描かれています。
血の色にも似た「朱」や青緑色の「緑青」などは、今の日本画などでも用いられる顔料で、蛍光X線分析という技術で、高松塚古墳の壁画にも使われたことが分かっていました。
しかし、黄色や赤などの中には何を使ったのかはっきりしない“謎の絵の具”もあり、研究者を悩ませてきました。
また、人物や東の壁に描かれた「青龍」などの青く見える部分には、アフガニスタンでとれる宝石ラピスラズリを砕いた顔料が使われた可能性を示す研究もありました。
このため、東京文化財研究所など国立文化財機構の研究グループは、新たに開発され、物質の特定につながる小型の「X線回折分析装置」などを用いた調査を来年度実施することになりました。
文化庁は「これまで分からなかった壁画の謎に調査の手が及ぶことになる」としています。 」
何か、無知な、考古学の管理。
仏像、木造の仏像も、銅像も、雨ざらし、の劣化か、
崩壊するものだ。
ましてな、地下で、維持できるのか。
美術館の修復のように、日々、しないと、無理だろう。
見せるのは、偽物もどでも、いいのに。
すべては、管理は、劣化、なくして、維持するか、できたときの、姿、残すもが大切。
偽物、見世物でも、美でないと、残らない。
また、あの絵、見たいものだ。
戦争で、どうなるか、分からない、時代。
絵のように、修復して、残す。
秦始皇帝陵及び兵馬俑坑のように、博物館と、管理。
それか、絵の修復。日々。
落穂拾い。
モナ・リザも、そうだろうな。