天候のせいか、車も電線も、そうかもしれない。
いや、木が、少ない、防風林がないから、あるだろうな。
「突風の被害が出た静岡県牧之原市では2日、静岡地方気象台の調査班が入り、被害の詳しい原因について調査を行いました。
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調査では、被災した住宅の写真を撮ったり、住民から当時の状況について話を聞いたりしていました。
調査は午後3時前に終わり、静岡地方気象台の藤村昌彦防災指導係長は「西から東にかけての直線上に被害が点在していることを確認した。突風があったことは間違いないが、建物の壊れ方や、被害があった範囲の長さや幅、住民への聞き取り調査の結果を踏まえて、どのような現象が起きたのか詳しく調べたい」と話していました。
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「窓ガラス割れ 家の中のものが飛んだ」
10か所の道路 倒木などで車が通行できない状態か
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560戸停電 解消は2日中を目指す
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中部電力パワーグリッドは、当初、今夜7時を復旧のめどに応急的な工事を進めていましたが、作業に時間がかかっているとして停電解消の見込みを遅らせ、2日中を目指すとしています。
一方、静岡地方気象台は突風をもたらした現象を特定するため職員を現地に派遣して調査を進めることにしています。
収穫時期の新茶畑 飛ばされた屋根などの散乱被害
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茶業関連の組合の太田吉香組合長は「いまは新茶のシーズンで、あと3割ほどの収穫が残っていました。茶畑の近くに設置している霜を防ぐためのファンが傾くなどの被害が出ているので、復旧を急ぎたいです」と話していました。
茶畑農家「被害が出て残念」
茶農家の女性は「ことしは生育が順調だっただけに終盤にこのような被害が出て残念です。早く復旧させたいです」と話していました。
「罹災証明書」申請窓口を設置
時間は午前8時15分から午後5時までで、大型連休中も受け付けるということです。
牧之原市社会福祉課の横山和久課長は「突風被害で新型コロナウイルスのワクチンの接種券を紛失してしまうなどのトラブルがあった場合も遠慮なく相談してもらいたい」と話していました。
問い合わせは、牧之原市社会福祉課で電話番号、0548-23-0070です。」