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(まず、ナイアシンフラッシュのおさらい)
花粉などのアレルギー物質は
脂肪細胞に蓄積されるのですが、
ナイアシンは蓄積されたアレルギー反応物質、ヒスタミンを血中に放出します。
(※ナイアシンアミドでは私はおきませんでした)
その時の状態を『ナイアシンフラッシュ』と言い、
顔や皮膚の紅潮、痒み、ほてり等が出ます。
ヒスタミンを反応させてしまうのですね。
これで花粉の症状を緩和させていこうという訳です。
さて今回はその続きでナイアシンの働きについて
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ビタミンB群の一種であるナイアシン
ナイアシンを摂取すると
体内の代謝を向上させて、脂肪燃焼を促すことができます。
私たちは、食べた食べ物の糖質や脂質、たんぱく質を体内で代謝させることでエネルギーを生み出しています。
そして、エネルギーを生み出すために欠かせないのが、代謝を引き起こすさまざまな「酵素」の働きです。
ナイアシンは、この酵素の働きを促すために必要な「補酵素」として重要な役割を担っています。
具体的には、以下の6つの効果が期待できます。
- 代謝をアップして脂肪燃焼を助ける
- 二日酔いや悪酔いを防げる
- 肩こりや偏頭痛などのさまざまな体調不良を防げる
- 肌のくすみやクマを改善できる
- うつ病や不眠症などの精神面の不調も緩和できる
- 肌荒れや口内炎の改善と予防につながる
この様な効果が期待できます。
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- 代謝をアップして脂肪燃焼を助ける
私たちの体内で、糖質・脂質・たんぱく質を代謝してエネルギーを作っています。
その際にナイアシンが欠かせません。
体内のナイアシンが不足してしまうと、
代謝を起こすための酵素を上手に分解できず、
体内に体脂肪や内臓脂肪として蓄積されてしまうのです。
ナイアシンを積極的に摂取することで、
脂肪燃焼を促したうえでの肥満防止が期待できるのです。
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2,二日酔いや悪酔いを防げる
個人的にはこれは嬉しい効果ですね!
ナイアシンは体内でアルコール分解を助けてくれる働きがあります。
私たちが摂取したお酒のアルコール分は、体内で分解され、
肝臓でアセトアルデヒドという物質に変換されます。
これが二日酔いの原因です!
アルコールが分解される過程で、分解に必要なナイアシンが不足してしまうと、アセトアルデヒドが体内に残ってしまいます。
お酒を飲むときは、ナイアシンも一緒に摂取することで、二日酔いや悪酔い防止の効果が期待できます。
私もウコン&ナイアシンで乗り切っています。
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3,肩こりや偏頭痛、さまざまな体調不良を和らげる
これもうれしい効果ですね。
血行が悪くなるとさまざまな不調を引き起こします。
肩こりや偏頭痛、そして冷え性なども血行不良が原因の症状の緩和も期待できます。
ナイアシンには、毛細血管を拡張してくれる効果があるため、からだ全体の血行を良くしてくれます。
血行が良くなることで、体調不良の緩和や改善も期待できるでしょう。
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4,肌のくすみやクマを改善できる
毛細血管を拡張をさせ
体の血行が良くなることは、
肌のくすみや目の下のクマの改善にもつながります。
体の血行不良は、私たちの肌の状態にも影響しているのです。
血行不良が肌に与えるトラブルには、以下のようなものがあります。
上記のような、
血行不良によって引き起こされる肌トラブルを改善・予防するためにも、血行を良くしてくれるナイアシンが活躍してくれます。
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5,うつ病や不眠症などの精神面の不調も緩和できる
これは今の世の中でとても重要なポイントになります。
ナイアシンには、
精神面の不調から引き起こされる
うつ症状や不眠症などを緩和する作用があります。
具体的には、以下のような精神面の不調の緩和・予防が期待できるそうです。
ナイアシンには精神を安定させる働きをする
神経伝達物質「セロトニン」と、深い関係があります。
別名「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニン
これを体内で生成するためには、
ナイアシンの生成にも関わるトリプトファンが欠かせません。
「トリプトファン」
セロトニンとナイアシンの両方を生成をします。
ただし、生成する優先度があり
ナイアシンが足りないとナイアシンの生成を優先します。
△ナイアシンが不足している場合
トリプトファンを摂取 → ナイアシンの生成
〇ナイアシンが足りていると
トリプトファンを摂取 → セロトニンの生成
ナイアシンの状態で、セロトニンが生成されない状況になってしまうのです。
体内のセロトニンが不足してしまうと、神経症状が悪化してしまい、
さまざまな精神面での不調を引き起こしてしまいます。
セロトニンの分泌を促して、神経症状を安定させるためにも、ナイアシンの摂取が欠かせないのですね。
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6,肌荒れや口内炎の改善と予防につながる
肌荒れや口内炎の改善と予防には、ナイアシンの摂取が欠かせません。
補酵素として働くナイアシンは、代謝の過程でNADP(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチドリン酸)へと変化します。
このNADPには、ホルモン生成やDNAの修復や合成をサポートする効果があり、皮膚や粘膜を健康的に維持してくれるのです。
具体的には、以下のような症状に効果を発揮します。
ナイアシンを摂取することで、皮膚や粘膜の損傷をいち早く修復して、健康な状態の肌を維持できるのです。
良い事尽くめのナイアシン。
うまく活用をしてくださいね。
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