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長瀞の整体師~浅見整体院の日常

秩父、長瀞の整体院です。
仕事や趣味など色々な事を書いています♪
健康、運動(ランニング、空手等)、犬

暑さを乗り切る準備「暑熱順化」を始めよう!

2025年04月18日 | 健康関連
4月なのに夏日になったりと、今年の夏も酷暑となりそうな予感がします。

いきなり暑くなると、とても疲れますよね。
まだ暑さに体が慣れていない証拠です。

直射日光による紫外線を避け
水分補給も意識的にしましょうね。

外出時には、帽子やサングラス
目に入る紫外線をカットするだけでも
疲れが違いますよ。

そしてこれから気を付けないといけないのが、熱中症夏バテ。

以前は梅雨明けからというイメージでしたが
ここ数年はゴールデンウイーク明けから
どっと増えているのです。



本格的に暑くなる前の対策がとても大切になります。
その対策が「暑熱順化」です。


特に気を付けてほしいのが

・体温が低い人
・汗をかきづらい冷え性の人
・日頃から水分不足の人
・運動不足の人
・高齢者

上記に当てはまる方は是非対策をしてください。


1,暑熱順化とは

暑熱順化とは「体が暑さに慣れること」です

最初はちょっとした暑さも堪えますよね。
体がだるくなったり、すぐ疲れたりします。

暑い日がしばらく続くと、
体は次第に暑さに慣れて(暑熱順化)、暑さに強くなります。

本格的な暑さが来る前に
ある程度、暑さに慣れる事で
スムーズに夏を迎えられるようになります。


2,暑熱順化のポイントは発汗

熱中症・夏バテの予防となる「暑熱順化」
ポイントは発汗です。

特に気を付けてほしいのが最初に書きました

・体温が低い人
・汗をかきづらい冷え性の人
・日頃から水分不足の人
・運動不足の人
・高齢者

に当てはまる人です。

年齢が上がるにつれて発汗機能も衰えがちです。


そもそも、汗をかくとなぜ暑さに順応しやすいのでしょうか?

人は運動や仕事などで体を動かすと、
体内で熱が作られて体温が上昇します。

体温が上がった時は、
汗をかくこと(発汗)による気化熱や、
心拍数の上昇や皮膚血管拡張によって
体の表面から空気中に熱を逃がす熱放散で、
体温を調節しています。

この体温の調節がうまくできなくなると・・・

体の中に熱がたまって体温が上昇し、熱中症が引き起こされます。


暑熱順化がすすむと、発汗量や皮膚血流量が増加し、
発汗による気化熱や体の表面から熱を逃がす熱放散がしやすくなります。

ですので
発汗や血流量を増やすことが一番の対策になります。


3,暑熱順化をするには?

日常生活でできる暑熱順化に効果的な行動として

・ウォーキングやジョギング、サイクリング など、
  汗をかく程度の運動を週に2~3回

・筋トレやストレッチ、ラジオ体操など、
  体が暖まる程度の運動を週に4~5日  

・サウナや入浴(湯船につかる) できれば毎日



運動はもちろんですが、お風呂で湯船につかるのも暑熱順化に繋がります。
シャワーだけで済ませず、湯船にお湯をはって入りましょう。

お湯の温度が高めの場合には時間は短め、温度が低めの場合は少し長めの入浴することがおすすめです。



4,暑熱順化にはどの位かかる?

暑熱順化には個人差もありますが、
数日から2週間程度かかります。

また、個人差もありますが
1週間以上開けてしまうと効果がリセットされてしまいます。

暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始め、暑さに備えましょう。




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「腸の荒れ」が慢性疾患の原因に?

2025年04月15日 | アレルギー、花粉症

疲労が抜けない
良く寝れない
精神的に不安定になる
など全身の調子が悪くなる可能性があります。

前回の記事------------------------------
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今回は
副腎疲労を引き起こす「腸の荒れ」についてです。


①腸荒れが慢性疾患の原因に

腸荒れ
と聞いたことがありますか?

今とても増えていて問題視されています。

腸が荒れると炎症を起こしてしまうのです。

前回の記事で書きましたが、
炎症には副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が大活躍します。

炎症にオールマイティーに効くホルモンだからです!


腸の炎症も、食い止めるためにコルチゾールが分泌されます。

炎症を止め、万事めでたし
となれば良いのですが

コルチゾールにも分泌量には限りがあります。

腸でコルチゾールが使われるので、
他の炎症が止められなくなるのです。

そうなると

体に起きる様々な炎症が止められなくなります。

慢性の炎症や痛み、
アレルギーや自己免疫疾患など
様々な症状が起きやすくなります。


②腸の荒れる原因

現代人に多いと言われている腸の荒れ。
なぜ腸が荒れるのでしょううか?

その原因の1つがグルテン小麦のタンパク質です。


1,グルテン

小麦粉に含まれているたんぱく質のグルテン。

とても粘着性が強く
パンやパスタ、お菓子、うどん、ラーメン・・・・・
等々キリがありませんよね。

様々な料理に重宝します。

ところがその粘り気を
体内で分解する際に水をたくさん使います。

加水分解をするのですね。

これが腸の粘膜にある水分を吸着してしまうので、
腸の潤いがなくなってしまします。

☆東洋医学では
皮膚を見れば腸の状態がわかる」と言います。

口から肛門までは内側の皮膚と見ます。
ですので、腸が荒れている状態は様々なところに
皮膚の荒れ(吹出物など)として見えてきます。


2,カゼイン

腸が荒れる原因のもう1つが牛乳の「カゼイン」です。
これもタンパク質です。

牛乳を分解する酵素はラクターゼです。

400年以上牛乳を飲んでいる欧米人にはあります。

ところが、
日本人はラクターゼを持っている人が少ないのです。
乳糖不耐性と言いますね。
カゼインが分解できないので、お腹を壊したりします。


③腸の荒れが起こるとどうなる?

グルテンやカゼインの影響で腸の荒れが起こります。
その時の腸の状態はどうなっているのでしょうか?

小腸は様々な栄養素を吸収するために
絨毛をいう突起状のものが無数にあり
表面積を増やしています。

その柔毛は網目のようになっており、
テニスやバトミントンのラケットの網目を「ガット」と言いますが
その様な網目になっています。

この網目をグルテンやカゼインが緩めてしまうのです。

網目(ガット)が緩み
栄養素が漏れてしまう(リーク)
事を「リーキーガット症候群」と言います。

そうなると・・・
腸の緩みから血液中に様々なタンパク質が流れ込んでしまいます。

それを異物とみなし
アレルギー反応を引き起こすのです。

様々な原因不明の症状や自己免疫疾患の原因とも言われております。

「リーキーガット症候群」
こわいですね。。。

《まとめ》
腸の荒れが起こる
→ 腸の炎症、リーキーガット症候群 
→ 副腎皮質ホルモン分泌、アレルギー反応
→ 副腎疲労、自己免疫疾患など

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〇グルテンの多いもの(特に強力粉)

パン、パスタ、ピザそういったものは強力粉を使って作られています。
特にグルテンが強いので気をつけてください。
また、洋菓子やファーストフードなども強力粉をよく使ってます。

逆にうどん、お好み焼きなどは中力粉を使っておりますので、
グルテン自体はそれほど強くありません。

同じ小麦粉でも
そういうものを選別して選んでいきましょう!

〇副腎に関する記事-------------------------------------------

疲労が抜けない、良く寝れない
精神的に不安定になる
など全身の調子が悪くなる可能性が。

グルテンとカゼインが腸を疲労させる

副腎皮質ホルモンと慢性疾患の関係

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副腎疲労がホルモンバランスを崩す

2025年04月03日 | 内臓の働き
《このような症状ありませんか?》
  • 疲労感がぬけない、全身の倦怠感、
  • 体重の減少、食欲がない
  • 吐き気、下痢、腹痛などの消化器症状
  • 精神の不安定、落ち着きがない、興奮、気が散る、我慢が出来ない
  • 起立性低血圧、顔面蒼白、悪寒、冷や汗
  • 不眠症、PMS(月経前症候群)の悪化
  • 花粉症などのアレルギー症状の悪化
  • 皮膚の炎症、脱毛
  • 光に対する過敏症
  • 性的関心の減退
これらはすべて
副腎疲労による症状の可能性があります。

え、こんなに?! 
と思うかもしれませんが、副腎が疲れコルチゾールの分泌が低下するとこの様な症状が出てきます。

で、コルチゾールの働きを見ました。

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コルチゾールの働き

①ストレスから体を守る
  精神的な疾患。うつや引きこもりなども影響があります。

②血液中の糖の調整
  血糖のコントロールを行っています。糖尿などに影響ありますね

③血圧を正常にする働きがあります。高血圧ですね。

④あらゆる炎症を抑える働きがあります

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でしたね。

この働きをよく見ると・・・

自律神経の中の交感神経が働いたときに引き起こされるものなのです。

ストレスで緊張をしたり、
危険が迫るとそれを回避しようとします。

よく「闘争か逃走」と言いますが、
人間は長い年月をかけて戦うか逃げるという選択をして、危険を回避しようとしてきました。

危険(ストレス)を感じると
血圧をあげ、血糖値も上げて
いつでも動けるように体は準備をします。

また、万が一傷を負った時にはコルチゾール自体で炎症を抑えようとします。

素晴らしく良く出来ていますね。

副腎はこのように大きな働きをしています。

しかし、働きすぎるとさすがに疲れ
副腎疲労からコルチゾールを分泌出来なくなります。

そうなると上記のような症状がでてしまうのです。


では、副腎が弱くなる原因を見ていきましょう
 
〇副腎疲労の原因

①ストレス

 ストレスがかかるとコルチゾールを分泌します。
現代は、危険はそれほど身近に起こるものではありません(多分)。

昔は自然の中で動物に襲われる、盗賊、戦いもあった事でしょう。
闘争か逃走のホルモンと言われているのはその為です。

その歴史が長く、身についているのです。

昔のストレスと現在のストレスは違います。
現在は様々なストレス多くあり、
その為に交感神経が緊張しコルチゾールを分泌する機会が多くなっています。

必要がないのに血圧をあげ、血糖値をあげてしまっているのです。


②冷え

冷えて体温が1度低下すると、体の中はどうなるでしょう?

ホルモンの活性が50%下がります。
酵素も50% 下がります。

ホルモンバランスの乱れが原因で出る症状
更年期障害、PMS、生理痛、不順、不妊症・・・
影響が出ますよね。

副腎は背中にあり、皮膚に近いため、寒さの影響を受けやすいのですね。
そのため、冷えの予防というのが大事になります。

腰やお腹を温める。
カイロや湯たんぽタイツや腹巻など防御することが大事になります。

また足の冷えがよくないと言いますが、
足が冷えると、冷えた血が内臓に戻って内臓を冷やします。

お腹が痛くなったりするのもそのためですね。
当然他の臓器、特に血液をろ過する腎臓などはひとたまりもありません。
低体温はホルモンの分泌機能も低下させます。


③腸荒れ

腸荒れと聞いたことがありますか?
今とても増えていて問題視されています。

腸が炎症を起こしてしまうのです。
その腸の炎症を食い止めるためにコルチゾールが分泌されます。

症の炎症を止めようとするのですが
そこでコルチゾールが使われるので、
他の炎症が止められなくなるのです。

そうなると
アレルギーや自己免疫疾患などが起きやすくなります。

現代人に多いと言われている腸の荒れ。
なぜ腸が荒れるのでしょううか?

その原因の1つがグルテン小麦のタンパク質です。

次回は
腸が荒れる原因について見ていきます。
〇副腎に関する記事-------------------------------------------

疲労が抜けない、良く寝れない
精神的に不安定になる
など全身の調子が悪くなる可能性が。

グルテンとカゼインが腸を疲労させる

副腎皮質ホルモンと慢性疾患の関係

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