長瀞の整体師~浅見整体院の日常

秩父、長瀞の整体院です。
仕事や趣味など色々な事を書いています♪
健康、運動(ランニング、空手等)、犬

ココナッツオイルは正しくとれば脂肪燃焼! 逆効果になることも・・・

2016年01月22日 | 健康関連

「ココナッツオイルを飲んでいるのですが

      痩せるはずが逆で・・・何でですかね?」


お客さんからの質問を受けました。

今流行っていますよね。

TVなどでの影響でしょうか

「ココナッツオイル=痩せる」

という方程式が出来ているようです・・・


確かに脂肪の燃焼を促進します

摂取の仕方によっては痩せるのですが、

逆に太りやすくなることもあります

 

まず最初に私の言う「痩せる」定義は・・・

▲痩せる=体重が落ちる

 これはけっして正解とは言えません。

◎痩せる=体脂肪の低下(適正化)

 です。



そしてここでダイエットに大事なことを一つ

CMなどでもありますね

美味しいものは 「糖質+脂質」の組み合わせ


糖質+脂質=脂肪がつく(太る


という方程式があります 

これを忘れてはいけません。



ココナッツオイルは中鎖脂肪酸です

(他にはMTCオイル、酪酸、亜麻仁油など)


この中鎖ってなに?

油は分子が鎖のように繋がっています。

この鎖が短い

 = 分解されやすい

 = エネルギーとして使いやすい

           のです。


このような特徴があるので、中鎖脂肪酸はエネルギー補給が必要な方

アスリートや病気の方(術後の栄養補給)など摂取をしていました。

 

すぐに使われて体につかない、

脂肪燃焼効率を上げる、だから痩せるんだ~

という訳なのですが、ここがポイント


先に使われる ➡ 他の栄養素より優先的に使う

 

〇通常の食事にプラスアルファで摂った場合

 通常の食事は余剰エネルギーとして

 脂肪として蓄積されてしまう恐れがあります

 

そもそも痩せるために中鎖脂肪酸を摂るのであれば、

脂肪燃焼が目的ですので通常の食事は控えめにする

必要があります。


効果的に脂肪を燃焼させるには・・・

 

さて前述の方程式に戻ります

糖質+脂質=太る という方程式


中鎖脂肪酸を摂り脂肪燃焼を促進する

  ➡ 余分な糖質は控える 

    ➡ 体脂肪が燃焼される


糖質を控えた食事の時に使うと効果的です。

糖質制限やケトン体(ケトジェニック)ダイエット

の理論です。


どうも最初の方程式

 「ココナッツオイル=痩せる」

 が独り歩きしてしまったような印象を受けますね。。。