東日本大震災の津波で、カナダやアメリカのアラスカ州に漂流物が流れ着いたのはニュースになったし記憶に新しい事でした。
日本から5000キロ以上離れ、流れ着いた漁業用の「浮き玉」
私が今回お世話になった、南三陸町波伝谷地区の仮設住宅の談話室に置いてありました。
浮き球に「慶」という漢字。
「慶明丸」というお店のものだったそうです。
その談話室に一晩お世話になりました。
三浦さんともう一方、お二人と夕食を共に。
わかめ、牡蠣やホタテなどの養殖が盛んだった漁師町
ようやく3分の1くらいまで網がかけられるようになったそうです。
アワビはミルキーで美味いんだよ
なんて話をしながら、やはり震災の事に。
当日の地震が起きてからの話、
引き潮を見たとき
家から高台にくるまでの時間
本当に体験された方の話は想像を超えていました。
恐怖、怒り、悲しみ様々な思いがあったと思います
とても文章化できません・・・
「命あってこそ・・・」
その一言が心にズシンと来ました
またボランテイアへの感謝や思いなど聞くことが出来ました。
「今まで受けた中で一番良かったよ」
そんな一言に感極まってしまいました
「こんな事があったからだけど、これも縁よね」
笑顔で「また来てね」に
「はい!また来ます」と答え南三陸を後にしました。